2010年12月7日火曜日

エンゲージメント

欧米企業を中心に、“従業員エンゲージメント”や“顧客エンゲージメント”の向上を、企業課題の優先順位の上位においています。

「エンゲージメント」とは、会社に対する愛着心のようなイメージで、従業員エンゲージメントであれば、会社と従業員が双方向で「エンゲージ」(約束、忠誠し合う)しているということです。

分かりやすく言えば、従来よく言われた「満足度」という考えとは違い、「愛着度」に着目しているところなわけです。

会社と従業員とのエンゲージメントが向上していると、

・組織との信頼関係
・向上心や改善の要求が高まる
・企業理念や方針・戦略の理解度が上がる
・社内の同僚への尊敬や協働が高まる
・組織を第一として、業務に取り組む
・全体的に働き甲斐を感じる

などが挙げられます。

この様な従業員エンゲージメントレベルの向上効果により、必然的に顧客エンゲージメントレベルも向上すると言う事です。

「満足感」から「愛着心」。

2010年12月6日月曜日

ブルーオーシャン戦略

最近よく見聞きする「ブルーオーシャン戦略」

今はまだ目を着けられていない市場やライバルが少ない、またはライバルがいない状況の市場のことを「ブルーオーシャン」といい、その市場での戦略理論が「ブルーオーシャン戦略」です。

以前よりも減退する市場を、もう一度再興したいという考え方もあれば、減退したものを新たな市場を創出していく、新たな市場に目を向けて行く考え方もあります。

日本は島国ですから、同業者間での戦いが比較的多い国でもあります。

私も以前ある外国の方に「日本人はなぜ、同じ地域で同じ日本人同士でいつも戦うのか?」と質問されたことがあります。

ヨーロッパ諸国をはじめ、国境か隣接している国は、いつも他国での市場を意識します。

鎖国という経験もある島国日本の文化なのでしょうか?

しかし、「ブルーオーシャン」を見つける事はそう簡単に出来るものではありません。では?

グーグルの創設者で、シリコンバレーのベンチャー会社を世界有数の企業に育て上げた「ラリー・ペイジ」の言葉である、「そんな馬鹿な事はできない」と誰もが思う事ならば、競争相手はほとんどいない。

を想い出します。

「ブルーオーシャン」の発見の仕方の一つでしょうね。

2010年12月5日日曜日

第2回NPO法人Reライフスタイル主催「キッズダンス」コンテスト

第2回NPO法人Reライフスタイル主催「キッズダンスコンテスト」

参加チーム20チーム、大きなトラブルもなく無事終了することが出来ました。

参加者の子供たち、指導者やご父母の皆様、ご参加有難うございました。

また、設営にあたりましたボランティアの方々、理事・事務局皆様大変お疲れ様でした。

ダンスについてはど素人の私ですが、立場上“審査委員長”という肩書が頂戴していますので、真剣に評価させて戴きました。

今年も、元ZOOのNAOYAさんを中心に、様々なステージで活躍されているプロのダンサーの方々も審査とパフォーマンスに駆けつけて戴きました。

そして、今回もFM横浜のDJ栗原さんにまたまたまお世話になりました。

皆さん本当に感謝申し上げます。

昨年よりも、更にレベルが上がった様に見受けられる今大会、成績についてはNPO法人のHPで詳しく報告致しますが、主催する側の我々も今後更に設営レベルを向上させなければなりません。

今後、日本人がグローバル化が進む世界で、戦い抜くには“感性”が重要な役割を占めると個人的には考えます。

まさに、本日参加いただいた子供たちは、ダンスを通じて感性を磨いている訳です。

「ダンスを学んだか?」と
「ダンスで何を学んだか?」

似た言葉ですが、内容が大分異なります。

出場してくれた子供たちが、ダンスを通じて益々個性や感性を磨いて、世界で通用する若者に育って戴きたいと心から思います。

2010年12月4日土曜日

子どもの純粋な気持ち

子どもに純粋な気持ちを持ち続けさせる方法はただ一つ!

それは、「子どもの周りにいるすべての人が、純粋なものを尊重し、愛することだ。」

18世紀の哲学者のジャン・ジャック・ルソーが言った格言です。

明日はいよいよ、NPO法人Reライフスタイル主催「第2回キッズダンスコンテスト」が開催されます。

小・中学生約20チームが日頃培った努力と成果を発表します。

東南アジアを中心とした、感染性予防のワクチン接種率が低い国々の支援を活動の中心としています当NPO法人ですが、年に一度は「元気な子どもも応援しよう」ということから、昨年から始まった大会です。

折角の子どもたちの晴れの舞台、我々スタッフも今から緊張しています。

昨年同様、大変レベルの高い戦いが予想されます。

子どもたちの純粋にダンスに取り組む姿、心から尊重して見守りたいと思います。

2010年12月3日金曜日

褒めるための場

指摘したり、批判したり、指導したりすることは、部下を持っていれば当たり前のように行う事です。

しかし、褒める為に“場”を設けることはなかなか出来ていません。

正しいことを行って成果を上げれば即褒めなければいけません。

また、その正しい行動が数回続けばそれは習慣になった訳ですから更に評価し褒めなくてはなりません。

では、どの様な“場”を設けて褒めるべきか?

朝礼や定期会議で褒めるといことも一つです。しかし、なかなか特別に褒めるタイミングが難しいと言う方は、前もって「褒める場所」を設定するというのも良い手法です。

実際に社員を褒めるための会議や飲み会を行っている企業もあるようです。

この効果は、正しく評価されていると本人が確認出来ることはもちろんのこと。他のメンバーにも正しい行動が連鎖的に伝わる効果もあります。

「自身が必死に頑張った結果の達成感と、そのことをキチンと評価してくれる。」

組織運営の中で大変重要な事だと思います。

2010年12月2日木曜日

健康十訓

現代の人間の関心事は、「ヘルス(健康)」「ビューティー(美容)」「ヒーリング(癒し)」という話題は以前にしました。

健康については、何百年、何千年も前から人の関心事であり、それは現在も変わらないのです。

そこで、江戸時代に健康を維持する為の「生活習慣」として、尾張藩の横井也有が著した「健康十訓」を紹介します。

「少肉多菜」
「少塩多酢」
「少糖多果」
「少車多歩」
「少煩多眠」
「少念多笑」
「少言多行」
「少欲多施」
「小食多齟」
「少衣多浴」

この「健康十訓」に“節酒・禁煙”をすれば完璧!

皆さんどうですか?

2010年12月1日水曜日

サイエンスとアート

先日、ある取材を受けた時に、経営と“アート(芸術)”は関係深いという話題をしたことがありました。

経営にはサイエンスの部分とアートの部分の両方が必要であると、私は常日頃から思っています。

私は、社員に「ストーリー(物語)のない仕事は絶対にうけない」と言い切っています。

「○○株式会社様 物語」「営業マン○○君 物語」。それぞれに物語があるからこそ、深くて長いお付き合いが出来るものです。

そのストーリーを生み出せるのが「アート」だと思います。また、アートを“感性”ともいえると思います。

ですから、ビジネスパーソンとしてのスキルを上げる事ももちろん大切ですが、ストーリー作りはアートの部分に属しますから、センスを磨く必要の方が非常に大切だと言う事です。

社員が作り上げた、顧客ストーリーや自分ストーリー、私が作り出す当社の戦略ストーリーは、作り上げた自分自身が楽しいものであればあるほど、相手(ステークホルダー)にもうけるはずです。

先ずは、ビジネス本や歴史書など過去の出来事(サイエンス)などを参考に学び、自分で心底おもしろいと思えるストーリーをつくること、ここが出発点なのでしょうね。