2011年12月7日水曜日

「バカは風邪ひかない」って本当?

巷では「長引く風邪」が大流行しています。

そういう私も既に風邪をひいてから10日も経つのに咳が止まりません。

そこで、今日の話題は「バカは風邪ひかない」という都市伝説!は本当か?です。

仕事にプライベートに忙しい現代人ですが、目一杯に入ったスケジュールに風邪をひいて穴をあけるなんて避けたいものです。

ある医療雑誌によると、風邪や病気の原因といわれるのが、「疲れ」「ストレス」...

「ストレスは確実に免疫機能を低下させる」といいます。

仕事が多忙なとき限って風邪をひきがちなのは、心身にストレスが蓄積しているためでもあります。

「バカ」=ストレスを感じない人。と解釈するのはいささか乱暴ではありますが、少なくてももの事に無頓着な人方が、ストレスは蓄積しにくいのは事実だと思います。

つまり、風邪をひきにくい傾向は、医学的にもあり得るということです。

ビジネスはある面ストレスとの戦いともいえます。

オーバーワーク時のストレスを上手に癒し、効果的に免疫力を維持するためには、単なる気分転換だけでは、効果がないようです。

音楽を聴いたり、映画を観たり、身体を動かすのはいいが、そのために更に睡眠時間を削られたりしては本末転倒です。

不眠もまた、免疫低下させる大きな原因でもあります。

しっかりと栄養をとって、たっぷりと寝ることが何よりも免疫維持には効果的のようです。

激務続きの時ほど、パーっと飲みに行きたいものですが、体調管理を優先するなら、早めの就寝を心掛けた方がよさそうです。

「バカは風邪ひかない」には、どうもこのストレスとの関係が深いようですね。

私が度々風邪をひく原因がわかる気がします。(なんちゃって...)

2011年12月6日火曜日

出世についての話し(後)

昨日に引き続き、「出世に関する話し」です。

出世してはいいけど、先輩が部下になり「なんか気まずい」という話はよく聞きます。

案外、出世に関する悩みはこの手の話しが多いようです。

企業も年功序列から成果主義へと変革していく中、素晴らしいことではあるが、当事者にとって見ると実力的に大きな差がなければ、「たまたま上司の覚えがめでたいだけだった」と気まずさだけが残るようです。

しかし、気まずさはあるものの、どうしてこの出世した上司と後輩の部下になった人との差が生れるのでしょうか?

企業が求める“出世できる人材”とは、人を率いることのできるリーダーシップを持った人材です。どうも大企業の役員を見ても、スペシャリストタイプは少ないようです。

リーダーシップとは、チームが働きやすい“環境整備の能力”なのです。後輩や部下が働きやすい環境をそつなく作ってあげれる力のある人というのは、やはり職場での人望も厚いものです。

社内の連携や調整事項、人は誰しも社内の雑務に時間を取られることを嫌います。しかし、これを処理できる人こそが“人の掌握”ができるのです。

逆に、自分のテリトリーの中でひとつの仕事にまい進してしまう、“職人型”のスペシャリストは、評価が必ずしも出世につながらない傾向があるようです。

このような、どこかでついてしまう“差”ですが、「あわよくば」と出世を狙っている方はご参考に...

2011年12月5日月曜日

出世についての話し(前)

社会人はどうしても「できる人」と「できない人」に判断されがちです。

では、その「できない人」「出世できそうにない人」とは、世間はどのようにみているのでしょうか?

あるアンケート、「職場の同僚、先輩がうだつが上がらないように見えるところとは?」に対する回答です。

「話し方や会話の内容に知性を感じられない。」
「明らかに他の人よりミスが多い。」
「不潔で、社会人として基本的になっていない。」

このようなコメントですが、この内容は「そもそもビジネスマンとしてどうか」のような気がします。

出世以前の問題のようですね。

昨今の企業経営では、組織を簡略化し、対外的に序列の分かりにくいポストを整理する企業が増えています。出世するということはポストを得るということでもありますから、益々組織の中での「好まれている」「好まれていない」という差が、チャンスがある、ないにつながるようですね。

一昔と異なり、年功序列も終身雇用も良き時代の話であり、ただいるだけで役職が上がっていく時代ではありません。

出世するためには、“上から引き揚げてもらう”か“下から押し上げてもらう”か、大まかに2パターンです。

ここにはやはり『人望』が必要不可欠なのです。

人を率いる力を持っている人を上は評価しますし、下も慕うのです。

よく耳にする「仕事はできるが、出世しない人」とは、仕事ののやり方が独りよがりで自己中心的で、チームをまとめることができないと周囲から判断されているからです。

仕事をガンガンこなすのも大切ですが、周囲のイメージはやはり重要です。

自分は意識していなくても、ちょっとした発言や、身だしなみや素行で印象を損なうものです。

今一度、自分の発言、行動を再確認する必要があるようですね。

2011年12月4日日曜日

消費の変化

「リーマン・ショック」「欧州危機」「東日本大震災」...

このような、社会を大きく変えるような出来事を境に、消費者は変化しているといわれています。

「より安く、より多く」を追求することをやめ、「よりやさしく、よりよく」を商品にも企業にも求めるようになってきたというのです。

単に、“節約”“倹約”をするということではなく、消費者一人一人が持っている力を認識し、「お金の使い方」ひとつで、社会を変えることができるとということに気づき始めているということです。

“消費”は、選挙の投票のようなものといえます。

自身の価値観にあう企業を商品やサービスを買うことで支持しているのです。

しかし、残念ながらこのような「普通の人の考え方」を政府や大企業は理解できていないという不満が社会に蔓延していることも事実です。

このような消費の変化が継続され、消費者が自覚的に消費を通じて影響力を行使すると「より安く、より多く」の追求から「よりやさしく、よりよく」の流れがより強くなるのだと感じます。

消費者の価値観やニーズの変化を分析し、企業の支援を行う「ジョン・ガーズマ氏」の著書には、『希望とソリューションをもたらす消費』=『スペンド・シフト』を次の様に示しています。

☆自分を飾るより→自分を賢くするためにお金を使う
☆ただ安く買うより→地域が潤うようにお金を使う
☆モノを手に入れるより→絆を強める為にお金を使う
☆有名企業でなくても→信頼できる企業から買う
☆消費するだけではなく→自ら創造する人となる

これからの消費者は、「価格と価値」の双方を求める。安いだけでは買わないけれど、ブランドや商品に価値があれば、もっとお金を払っても良いと思う。

人々は消費により「戦略的」になったと同氏は述べている。

自分たちが「尊敬する企業」のものを買うことを通じて、世の中を変えて行くことができることに気づいているということです。

2011年12月3日土曜日

差し入れの極意とは

忙しい時期、オフィスのあちこちから聞こえる、溜息混じりの「疲れたぁ~」の声。

こんなときに、皆に元気を出していただくためにやりたいのが「差し入れ」です。

では、渡す方も、もらう方も、うれしい気分になれる「差し入れ」とは?

「まずは、仕事時間中であることを考慮すること。」

仕事に支障が出ないものを選びましょう。

・取り分けが必要なもの
・かさばるもの
・手が汚れるもの

は避けるべきです。

・仕事の手を止めずに楽しめるもの
・好き嫌いの出にくいテイスト
・疲れを癒す甘いもの

などがおススメです。

そして、渡すタイミングですが...

ここでも仕事時間中であることを配慮しましょう。

共用スペースなどに「置いとくからね」でわかるような配慮が必要です。

相手が仕事を止めない気遣いができるとこは大変重要なポイントですね。

「これは、有名な○○でおいしいのよ。今食べてみて。」なんてなことになると、有難いけど迷惑ですよね。

さらに肝心なのは、「習慣化」しないことです。

曜日や時間など、差し入れするタイミングがパターン化すると、相手にとって「当たり前」になってしまいます。

こうなると、本来の趣旨から大きく外れてしまい。

「今日は差し入れないの?」なんてことにもなります。

「差し入れ」は基本的に相手に喜ばせたいというポジティブな姿勢が大事です。

「金額よりも気持ちを伝えるよう」心掛けたいものです。

2011年12月2日金曜日

アイデアを生み出す

最近、コピーライターとかクリエーターという仕事の方々に非常に興味があります。

ビジネスには、「アイデア」が必要です。

ビッグビジネスには、ビッグアイデアがつきものです。

コピーライターやクリエーターと言われる方々の頭の中はどのようになっているのでしょうか?

「アイデアが生れる瞬間」とはどんな瞬間なのでしょうか?

ある雑誌に掲載されていた、コピーライターのインタビュー記事にはこうありました。

TVCMや雑誌、新聞広告のコピーを生み出す世界も、我々の仕事もプロセスは一緒のようです。

企業とお客様とのコミュニケーションの指針を示すことからはじまり、クライアントとの話し合いから、先方が言いたいことを汲み取ったり、逆に自分のアイデアを説明したりということです。

要は、よく考え、よく話す。

これが基本のようです。

しかし、100のアイデアのうち、世に出るのは一つだけ。

ただアイデアを出すだけではなく、どうすれば一番伝わるか?それはなぜなのか?

吟味して、説明し、決定するところまでが仕事だということです。

では、日頃どのようなトレーニングをしているかというと、人から聞いて「へぇ~」と思ったことや、街中で「気になったフレーズ」は、アイデアの種としてノートや携帯のメモ機能に残すようです。

そして、プロスポーツ選手と同様に“試合”で勝つために日々のコンディションを整える。

「思いつかない」ということは、コンディション不足の言い訳であり、依頼いただいたクライアントに満足を得ていただくためには、できる努力はすべて行うといいます。

今後も、広がりを見せるであろう「感性の時代」。

しかし、最前線で働く方々の努力はどのビジネスにも共通するのだと思います。

アイデアを生み出すためのコンディショニング、周辺環境も含めて、やはり日々の鍛錬、修練に加え人間としての感性が大事なようです。

2011年12月1日木曜日

「たいへんですね」に代わる言葉

相手との会話の中では、必ず相づちを打ちます。

意外と多く使っているのが、「たいへんですね」です。

「いやぁ、昨夜も遅くまで仕事をしてましてね」
「たいへんですね」

「うちは、子供が4人いましてね」
「たいへんですね」

「明日までに、この資料を作り込まないといけないんですよ」
「たいへんですね」

このような会話だと、ここから先には話しが続きません。

そこで、この「たいへんですね」に代わる言葉を入れてみましょう。

「いゃあ、昨夜も遅くまで仕事してましてね」
『さすがですね』

「うちは、子供が4人いましてね」
『楽しみですね』

「明日までに、この新規プロジェクト資料を作り込まないと行けないんですよ」
『楽しみですね』『さすがですね』

「さすがですね」と「楽しみですね」という、「たいへんですね」に代わる言葉。

この相づちですと、相手から次のフレーズが必ず出てくるものです。

そこには、相手を主語にした話題を意識的に採り上げるというテクニックがあるのです。

話す内容は同じでも、この相づちによって、相手の反応はまったく違うものになるのです。

そうです。

「会話の上手い下手は、“相づち”でわかる」なのです。