2012年2月21日火曜日

部下に恵まれない?

部下の不出来を愚痴る前に、やるべきことがあります。

「自分は部下にとってどのような上司なのか?」

「コミュニケーションは的確にできているのか?」

「部下が自発的にイキイキ働けるような環境づくりを十分にやっているか?」

先ずは、自分自身に“自問自答”するべきです。

日本コカコーラの魚谷会長は、部下との関係を構築する為には2つのキーワードがあると語っています。

一つ目は、常日頃から部下達にお題を与えておくこと、そして、部下の提案を信じて時には大胆に動いてみることが大切。

二つ目が、漠然と組織人として扱うのではなく、個人として向かい合うこと。(パーソナル化)

そして、上司と部下というついてまわる単語が「管理」です。

同氏は、管理ではなく「インスパイア(鼓舞)」「ファシリティーと(導く)」の方が正しいとも述べています。

まさに、部下との関係も顧客マーケティングも本質的には同じと言えます。

主人公は上司であるあなたと会社ではなく、顧客や部下であることを認識すべきです。

「顧客に恵まれなくて」なんて言っている営業マンは笑われます。

部下に対してもまったく同じことです。

2012年2月20日月曜日

社員のブログ

当社の社員が当番制で書いてくれている「Iam...な人たちのブログ」。

毎日見るのが楽しみです。

当番制ではありますが、積極的に書いてくれている人と、そうでない人がいます。

それはそれで良いのです。

しかし、私もしょっちゅう会社にいるわけではないし、頻繁に社員全員と会話出来ているわけでもありません。

ブログは日記みたいなもので、その人が今何を想い感じ生活をしているのかを読み取ることができます。

また、同時に人に見せるということが原則ですから、文章にも気を使います。

気を使うから、文脈の構成力も身に付きます。

当社のホームページにアップされていますので、当然外部の方々も見ています。

「藤枝さんのブログ見てますよ。」というお声をお掛けいただくこともよくあります。

そして、「社員さんのブログも頻繁に更新されていて楽しくみてますよ。」という声もいただきます。

本当に有難いものです。

ブログのお陰で、あまり普段コミニュケーションがない方とも会話することができます。

さて、社員のブログをみていると、家族のことを書いてくれていることが多いのですが、特に子供のことを書いた内容が多いですね。

社員の皆が子供に対して深い愛情を持って日々生活していることがうかがえます。

本当にうれしいことです。

やはり、何のために生きているのか? 人生についてどのように想っているのか? 家族とは?...

このようなことを考えてくれている社員を誇りに思います。

たかがブログですが、様々な場面で社員にも会社にも役立っているのです。

“恥ずかしい”“書く内容がない”“そもそも書かなきゃいけない理由がわからない”なんていう社員もいるかと思いますが、日常の生活の中でほんのわずかな時間、自分を振り返り何かを学ぼうとする時間を「ブログを書く」という行為で取り入れない手はないと思いますがね。

2012年2月19日日曜日

リーダーに求めるもの

あるビジネス誌の読者アンケート(40歳代、男性)。

「日本のリーダーに欠けているものは何だと思いますか?」

結果は...

1位 実行力・・・63.7%
2位 決断力・・・53.0%
3位 道徳観・・・15.8%
4位 情報発信力・15.0%
5位 調整能力・・14.7%
6位 独創性・・・14.6%
7位 個性・・・・ 3.8%
8位 優れた容姿・ 2.1%

結果からいうと、日本人は「実行力」と「決断力」をリーダーに求めている。ということです。

日本の舵取りも、企業の舵取りも同様で「リーダーたるもの最後は自分で決定を下さなくてはいけない」のです。

そして、特に気になったコメント...

『今のリーダーは、調整に追われてばかりで何も決められない。』

う〜ん、私自身も耳の痛いコメントです。

2012年2月18日土曜日

異国への想い

昨夜は、都内の知人のお誘いでとあるライブハウスにお邪魔しました。

どうも、今回ステージ上がるアーティストは知人の友人らしく、もう長い間日本で活動を続けていて、今回のステージを最後に母国アメリカに帰国するといいます。

ステージの合間でのMCで彼女はこう話しました。

「日本に長く居て、色んなことがあった、こうやって歌える場所があったから、子供2人を大学に入れ卒業させることもでき、おまけに孫の顔まで見ることができた。」

「3.11後は本当に親切にしてくれた日本への恩返しも含めて、ユニセフと恊働して支援もさせていただいた。」

「私はこのステージを最後に母国アメリカに帰国するけど、死ぬまでにはまだまだやりたいことがたくさんある。」

「しかし、やりたいことをすべてやるには余りにも時間が少ない。」

英語がしゃべない私ですので、不確かな解釈ですが多分こんな内容のメッセージだと思います。

異国での約20年ぐらいの生活の中で、様々な人とふれあい、たくさんの日本への想いがあるのだと思います。

「やりたいことはたくさんある、しかし、やりたいことをすべてやるには余りにも時間が少ない。」

この想いは、アメリカ人も日本人も同じなのですね。

彼女は、今故郷に自宅を建築中だといいます。

子供や孫たちと楽しく過ごすことを楽しみにしているのでしょうね。

私も、年間にかなりのライブを聴きに行きますが、心に残る素晴らしいライブでした。

2012年2月17日金曜日

ON-OFFの切り替え

オンオフの切り替えは、今の世の中大変重要なことと言えます。

しかし、現代人は多忙でどこからがONで、どこからがOFFか分かりづらくなっています。

中には、すべてがONの状態で、その中でときには心を緩める方が良いと言う方もいます。

私はどちらかというとそのタイプ。切り替えが苦手というか、出来ないひとです。

ONというと本気モードというか発進モードと言う感覚です。

逆にOFF=楽にする、休むというイメージですが、前述の考えでいつもONでいるならば、OFF=自然体と言う考え方もあります。

では、ONの状態のままで、いかにOFFのプライベートを充実させるか?

・仕事でもプライベートでも、何かひとつ上手くいくことがあったら「よくできた」と自分で自分を褒める。
・家族やパートナー、友人・知人など、自分を客観視してくれる人と関わりを持ち、ときには厳しい意見をもらうことを忘れない。
・時間が経つのも忘れて没頭できる、やっていて本当に楽しいと思えるものをひとつ持つこと。

「なかなかON-OFFの切り替えが出来なくてね。」とお悩みの方、無理して切り替えなくてもいいんじゃないですか?

日常の生活の中に、“自然体”でいられる時間と人との関係を持てれば、それで良しなのかもしれませんね。

2012年2月16日木曜日

マーケティング

マーケティングに関するものの本はたくさんあります。

何を読んでも分かりづらい。

そんな中、私が一番理解しやすく腹に落ちる言葉が...

「マーケティングとは、ニーズに応えて利益を上げること」

“ニーズに応えて利益を上げること”このたった15文字に集約できる。

もうちょっと丁寧に言うとすると、「市場やお客様にどのようなサービスや価値を提供すれば、そのニーズを満たすことができるかを探り、そのサービスや価値を生み出し、市場やお客様に届ける、そこから利益を頂戴するということ」になります。

当社、ブルーエコノミー研究所では、次回セミナーを4月より開催予定です。

テーマはマーケティング最前線です。

詳細については後日お知らせ致しますが、中西所長を始め、様々な業界からスピーカーもお招きして開催いたしますので乞うご期待。

ちなみに、今回は私も登場致します。

ブルーエコノミー研究所HP
http:/www.blueeconomy.jp/

2012年2月15日水曜日

ある若手経営者の言葉

会社の存在価値を伝えることとは?

企業ブランディングのキモとは?

ある若手経営者の言葉が、頭から離れません。

「キチンと整理して、正しく伝える。」

社内にも、社外にも「正しく伝える」ことは大変重要です。

そのための努力は惜しんではいけない。