2012年5月31日木曜日

CO2「25%削減」見直し

岡田副総理は、昨日の衆議院特別委員会で、原発依存が望めないのであれば「25%削減」を見なおさなければならないと発言しました。

「25%削減」とは、民主党が政権交代した直後の平成21年秋に、国連総会で当時の鳩山首相が演説した、国際公約のことです。

温室効果ガスの排出量を、1990年度に比べて2020年度までに「25%削減」するといった内容です。

昨今の原子力発電の再稼働に関する議論を考えると、この25%削減見直しに対するコメントも原発再稼働への国民理解誘導の材料ではないかという厳しい意見も聞かれます。

世界各国から、「日本は、何も決められない国」とうレッテルを貼られている今、この地球温暖化の問題も、遠い昔の話として陳腐化しないようにしてもらいたいものです。

復興が先か?

社会保障と税の一体化が先か?

国ののスリム化が先か?

安全・安心が先か?

経済再興が先が?

地球環境が先か?

アジアか?   欧州か? 米国か?

右を見ても、左を見ても本当にバランスを取るのは大変なことです。

2012年5月30日水曜日

「天」を相手に

「人を相手にせず、天を相手にせよ!」

これは、幕末のヒーロー西郷隆盛の言葉です。

天を相手にして自分の最善を尽くし、何事にもうまくいかなくても人の非や過ちをとがめるのではなく、自分の誠の足りないことを反省すべきである。

「天」を相手にするということは、当然、すべては自分に原因があって、「他人のせいではない」という考えに結びつきます。

かの“孟子”も語っています。

「自分が行うことがうまくいかないときは、自分にその原因があるのではないかと考えてみるようにするのだ。そうすれば自分自身がますます正しくなってくるし、天下のすべてのことも必ず自分の方に従ってくるのである。」

西郷隆盛の語る「我が誠の足らざるを尋ねべし」。

逆に、「至誠をもって動かすことのできないものは、この世にない」と断言した吉田松陰の教えも、また正しいということです。

時代を変革させた我が国の先人、偉人の言葉には、本来の日本人の姿が表現されているのがよく分かります。

2012年5月29日火曜日

禅語「本来空寂」

「本来空寂」(ほんらいくうじゃく)

人は誰しも一人で生まれ、そして一人で死んでいく。
病を患うことも、老いていくことも、誰も変わってあげることはできません。
たとえ家族と言えども、それぞれが自分だけの人生を生きていかなくてはなりません。
それが「本来空寂」の意味するところです。(出所:枡野俊明著「禅の言葉」)

人間は、本来孤独なもの。

だからといって、すなわち寂しいというわけではありません。

「孤独」と「寂しさ」は、また別の次元であるのです。

「孤独」というのは、人間の「知」と言われています。

孤独だから、考え、他人に優しくなるものです。

一方、「寂しさ」自分の置かれた状況です。

優しさを求めても、周りに優しくしてくれる人がいなかったり、自分の気持ちを理解してくれる人や話せる人がいない。

この様な状況が「寂しさ」です。

孤独は人間の宿命かもしれません。

しかし、寂しさは自分の心持ち次第で解決することができます。

自分が優しさを求める前に、相手に優しくし、自分の気持ちを分かってもいたいのならば、先ずは相手の気持ちを理解する努力が必要です。

相手との心の通じ合いで「寂しさ」は解消できるものです。

人と人との繋がりを説く言葉が「禅語」にはいくつかあるようです。

時をみて少しづつ紹介したいと思います。

2012年5月28日月曜日

賃金制度に対して

社員のニーズの中で、大きなものの一つが「賃金」です。

その賃金についての制度がきちんとなされてなければ、社員の不安や不満は高まるばかりです。

①会社における自分の将来像がはっきりしない
②会社からどんな成果を求められているかわからない
③なにを基準に賃金が決められているかわからない

どの項目を取っても、社員にとっては大変重要でシビアなものです。

①は、自分の人生デザインに関わる問題
②は、人事評価
③は、賃金の基本テーブルにつながること

この三つは、賃金制度を構成する大変重要な項目です。

社員の能力、仕事の内容に応じた役職の決定、役職に求められる会社への貢献に対する評価、評価結果に基づく基本給やその他の手当の決定。

これこそが、社員が会社に求めている賃金に関する要求だと思います。

何事にも、実際に動いている現場と机上での考えの差異は生じるものです。

重要なのは「しっかりと運用できる制度をつくり、しっかりと運用する。」といことなのだと考えます。

急激に変化する市場に対応すべく、社内の組織体制も変革します。

「賃金制度」への対応もその一つと考え、社員のモチベーションを高めていきたいと思います。

2012年5月27日日曜日

「フレームワーク」と「仮設」

「フレームワーク」とは、情報を整理するための枠組み。
「仮設」とは、新しい戦略ほ作り出していくための方法。

戦略づくりで一番難しいのは、頭の中の作業と現場との差異の調整です。

一般的に、戦略を考えるのは「企画部門(コンサル部門)」の仕事で、現場は「言われた通りに実行する手足」となってしまいがちです。

どんなに企画部門(コンサル部門)が誠実に議論しても、現場の事情すべてを踏まえることは出来ません。

そうすると、結論だけを指示される現場は「理論的にはそうだけど、何か納得いかない」と感じてしまいます。

戦略を考えるということは、頭の作業です。

しかし、その実行は、とても泥臭いもので「茨の道」を進む厳しい道です。

ですから、関わる全員が「それでも(差異があっても)何とか実現する」という思い入れを持っていかなければ、到底やりきれるものではありません。

当社のような中小企業では、戦略作りは基本「全員野球」でやるべきだと考えます。

「これだけ説明しても現場は分からない!」
「上から使えない戦略を押し付けやがって!」

では社内の悪循環は始まり、すべてが他の部門の能力の無さを「出来ない理由」にしてしまいます。

[現状] 〈 [戦略] 〈 [相互理解] 〈 [情熱]

でなくてはならないと考えます。

「現状」よりも大きな「戦略」、「戦略」よりも大きな「相互理解」、「相互理解」よりも大きな「やりきるための情熱」が必要だということです。

来月から当社の「中期戦略」づくりのための「フレームワーク」と「仮設」に関する「ワークショップ」が執行役員との私の間でスタートします。

自分たちの手で“魂の入った”戦略をつくりたいものです。

2012年5月26日土曜日

「環境展」ご来場の御礼

5月22日から昨日まで開催されました「2012 NEW環境展」。

当社の出展ブースにもたくさんの方々にお寄り戴いて有り難うございました。

今回の環境展、当社ブースでは「首都圏戦略事業部」「ブルーエコノミー研究所」の活動について発信させていただきました。

「首都圏戦略事業部」では、廃棄物一元管理のご提案により、適正で経済的、合理的な廃棄物処理を達成し、活動された成果をステークホルダーに広くお伝えすることを事業の柱の一つに掲げております。

また「ブルーエコノミー研究所」では、首都圏戦略事業部との連携を図り、企業のCSR戦略、ブランディングに関するコンサルティング、若者支援を中心としたエデュゲーション事業、環境関連の調査業務といった事業を展開しております。

変化するスピードを加速する廃棄物処理をとりまく環境。

「一歩先を行く切り口」で、斬新なご提案を発信してまいりたいと思います。

今回、ご来場いただいた方々からは、大変参考となるコメントをいただきました。

当社の今後の事業活動に役立たせていただきたいと思っております。

4日間、天候不安定な中、お立寄り戴きました皆様に心から御礼申し上げます。

藤枝慎治 拝

2012年5月25日金曜日

「禅」

枡野俊明氏著「禅の言葉」〜シンプルに生きるコツ〜

先日、このブログで紹介いたしました。

日本だけにとどまらず、世界各国でブームとなっている「禅」。

そもそも仏教というのは、お釈迦様が説かれた教えが元になっています。

この苦難に満ちた世の中、理不尽な悲しみや苦しみの中で、人はどう生きればいいのか。

人生にとって、何が一番大切なことなのか。

いわば、生きていく為の心の拠り所を説いたのがお釈迦様なのだそうです。

現在の「○○宗」とたくさんの宗派があるのは、このお釈迦様の教えを弟子達が基本的な価値観を受け継ぎながらも、その弟子によっては受け止め方が少しづつ違ってきた結果であるといわれています。

お釈迦様のような悟り開くための修行の仕方も自ずと違ってきたようです。

大きく分けると二つ「他力本願」と「自力本願」。

「他力本願」は生きていく流れの中で、自然と悟りに近づけるように修行を積むこと。

一方の「自力本願」は、自分の力で悟りを開こうとするもので、厳しい修行を積んで、自ら悟りの境地にたどり着こうとすることです。

そういう一派の中で、とりわれ「座禅」を組むことを修行の第一に考える僧侶のことを「禅宗」と呼ぶようになっていったということだそうです。

ただひたすらに座禅を組む、座禅を組むことで精神を整え、自らの姿を省み、その結果として悟りへとたどり着こうとするものです。

その中で生まれたのが「禅語」だそうです。

禅語には、生きるヒントが託されています。

禅では、ムダなこと、余計なことをそぎ落とすことが大切で、つまり「シンプル」に考え、生きることが大切だと説いています。

「禅語」に託されているシンプルな生き方、少し学んでみたいと思っています。