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2008年9月4日木曜日

MBL メジャーリーグ流「人間力」に学べ

今日は、神奈川県中小企業団体中央会の青年中央会という、神奈川県内の様々な業種の協同組合、協会の青年部会で構成されている組織の「経営者セミナー」に社員数名で参加させていただきました。

本日の講師は「タック川本氏」

現在、MBLロサンゼルス エンゼルスのチームスタッフであり、国際スポーツビジネスアナリストでもあります。

昨年、私が部会長を仰せつかっております「神奈川県産業廃棄物協会青年部」で開催した教育セミナーで同講師をお呼びした経緯もあり、また、本セミナーの担当委員を当職がつとめているため登壇していただきました。

今回の講演は「メジャーリーグに学ぶ経営戦略」~勝つための組織と人の活かし方~と題して、約2時間もの熱のこもった講演でした。タックさん有難うございました。今後のご活躍祈念いたします。

内容を少しご紹介しますと・・・

MBLビジネスとは・・・
1.エンターテイメントビジネス(ショービジネス)
2.リピートビジネス
3.グッズ販売も含むあらゆる消耗品販売ビジネス
4.教育ビジネス

MBLビジネス成功の秘訣・・・4つのP
1.プロダクト(品質)
2.PR活動(宣伝)
3.プライス(価格)
4.プレイス(場所、スペース)

MBLが求める人間力とは・・・
1.積極性
2.努力
3.誠実
4.礼儀
5.決断力
6.表情
7.笑顔
8.声のトーン
9.寛容性
10.如才、柔軟性

MBLでプレーヤーとして成功するには・・・
1.ひるまない
2.理想・理念を持つ
3.他人が思っている以上の思いやりをもてる
4.決して自分に満足しない
5.社会に貢献できる

私自身、初めてアメリカ(サンディエイゴ パドレス)でのスプリングキャンプに参加したとき、ルーキーリーグからメジャーリーガーまでの選手を目の当たりにして、様々な思いをしたことを思い浮かべました。

粗末な道具で、決して手を抜かないで「いつかはメジャーへ」の思いで、ハングリーに練習するマイナーの選手。

数100万ドルの年俸のスター選手・・・・・

選手の乗り物も、スクールバスみたいなオンボロバスからベンツ、フェラーリに、キャンプを追うごとに変わっていく・・・

家族同伴キャンプでは、終盤はすごくセレブリティーで華やかな感じも・・・

昨日までいたのに、今日は解雇になって、ロッカーを片づけている選手・・・初日で辞任した監督もいたなぁ…日本では信じられない!

当時20才の私には厳しい現実を見たときの衝撃と、スター選手への憧れ・・・

その後、結構「アメリカかぶれ」したなぁ~。ヘアースタイル、ユニフォームの着方、プレースタイル・・・

MBLといえば「弱肉強食」的なイメージが強いですが、プレーの質だけでなく「人間的な魅力=人間力」を持ち合わせ「メジャーリーガー」なんですね。

マイナーの選手を「オーガニゼーション(組織)プレーヤー」と言います。要は「組織の中の一人」
メジャーリーグに昇格して初めて「一人の独立したプレーヤー」と認めてもらえるのです。

私も経営の中で「野球で学んだ」様々な経験を活用してます。

今後も変わらないと思います。

このブログを読んでいただいた方々も、新しい視点で更にMBLを、日本のプロ野球を応援していただければなと思います。

2008年9月2日火曜日

優良企業とは?

私達、廃棄物処理業界における優良企業とは?

「優良性の判断に係る評価制度」
一定の基準を満たしている廃棄物処理業者に対する審査登録制度、また、その登録業者は、許可の申請時に一部のインセンティブを認める。

簡単にいうとこんな制度

審査においての基準の柱
1.法の遵守(過去5年間に処分の対象になっていない。)
2.リサイクルの仕組みを維持管理している。(ISO14001,エコアクション21の認証登録)
3.情報の開示(会社概要、施設の内容、処理料金、財務諸表等の開示)

国や行政が進めるこの制度に対して、担当行政部署からの指導、自社内のスキルアップ、顧客からの要望、自社の付加価値の向上等のため、たくさんの同業企業が参加活動しています。

しかしながら、制度の施行後の広がりはというと・・・

なぜなのか?
・業界反応のスピード感
・インセンティブ、メリットは?
・制度を維持管理するコスト負担
・顧客ニーズなのか?
・平等・公平の立場での、行政の「優良企業」支援の限界は?

そして、業界側のリスクは?
・格付け反対論
・情報開示による競争の激化⇒収益悪化⇒不適正処理
・反社会的勢力から標的にされる危険性
等々

制度自体の見直しは必要であるが、そこまで要求されるマーケットになってきた、社会からの目が更に厳しくなってきた、ということである。→許可書があるから優良な企業とは言えない!

これを「企業努力」と位置付けるのであれば、前向きの考えになるのかとも考えます。

弊社は、審査基準の3つの柱

地域への貢献、地域からの支援

プラスして制度の維持管理を行っています。

せっかくの制度を広く様々な方々にご理解いただくためには、「情報の発信」も重要です。

その具体的に活動については、別の回に報告したいと思います。

まだまだ、すべてにおいてパーフェクトに事業運営をしているわけではありませんが、一つ一つを実際の形にしていきたいと思います。