2009年1月29日木曜日

温暖化対策

業界紙での斉藤鉄夫環境大臣のインタビューコメント
「温暖化対策で注力すべき4つのポイント」
1.経済的手法
低炭素社会に向けてのCO2排出権取引

2.「もったいない」
ライフスタイルの転換

3.技術開発
省エネやエネルギーの発生そのものに対してCO2を出さないもしくは抑制する技術
原子力、太陽光、風力等

4.省エネ製品開発
電気自動車、燃料電池製品

経済的手法、国民活動、ライフスタイル、技術開発、それぞれのテーマ課題に今後の動向が注目されます。

しかし、この4つの課題、いつから「心」中心から「物」中心の社会になったのですかね。

2009年1月28日水曜日

生産者責任

弊社のユーザーであるバッグメーカーの最大手「ACE(エース)株式会社」

バッグづくり70年の同社、00年から不要になったスーツケースやトロリーバッグをリサイクルするキャンペーンを行われています。

愛情こめてつくられたバッグが、捨てられるのは辛い!生産者としての責任を果たしたい!
との思いでスタートされました。

もちろん、グリーンコンシューマーに対応したマーケティング、企業イメージもそれに付加されています。

今回のキャンペーン(2009.2.21~8.20まで)では、10,000個の回収を見込まれています。

「生産者責任」「企業市民活動」、今後は、素材再生なども視野に入れ、更に進んだ「循環型製品つくり」を目指すそうです。

我々も微力ながらその活動を共にし、喜びを分かち合えたらと思います。

エース社の取り組み、まさに「自社商品に対する愛情」と「生産者責任」ですね。

2009年1月27日火曜日

道交法改正

本日付の記事に「酒気帯び」でも一発取り消し!とありました。

飲酒運転を含む悪質運転への行政処分を厳格化した改正案が閣議で決定され、今年の6月から施行される内容でした。

年々強化される道交法、、我々業界も他人事ではありません。飲酒して運転するような者は問題外として、前日の飲酒が残量アルコールとして体内に残るケース、出勤時間の早い収集運搬のドライバー、業界全体での対策が急務と考えます。

既に、一部業界内や緑ナンバーのトラック協会各社は「安全」「企業責任」を果たすために、いち早くアルコールチェッカーの導入を図っています。

収集運搬のドライバーだけに限りません。営業や役員も含め対策を講じなければなりません。

前日の飲酒の量、時間、肝機能の問題...

「人として」「企業として」果たす責任は大きいことを再認識いたしました。

2009年1月26日月曜日

第三者評価制度

東京都は、「処理業者の様々な取り組みが、市場で正当に評価されること」を目的とし、「第三者評価制度」を平成20年度中のスタートを目標に検討準備を重ねてきた。

「優良化評価制度」の限界や矛盾に対しての対応策であるとも聞いています。

骨格としては、(1)公平・中立・公正を担保した「評価委員会」(2)高位水準、中位水準の二つの適合業者区分(3)書面審査と現地審査(4)適合業者の公表や排出事業者との連携による制度の普及

何かと異論、反論が出るかと思いますが、やってみることも大事かと思います。

公平・公正の下での行政事業、公務員としての限界は重々理解しています。「良が悪に屈しない」さらに進化した評価制度を準備していただきたいと願います。

何かはっきりしない優良化評価制度に上乗せした東京都の取り組み大きく期待したいものです。

2009年1月23日金曜日

石川遼プロ

プロゴルファー石川遼、マスターズ日本人最年少出場!

本日付のほとんどのスポーツ紙の一面報道。

昨シーズンも賞金一億円、最年少優勝と記録づくめ。

17歳、ビジュアル的にも爽やかで、イケ面、インタビーの受け答えもプロとして素晴らしい、主張もしっかりと出来る。

個性の強いプロの集まり、父親ほどの年齢の差があるイカツイ先輩達の中で堂々と戦う。

17歳、自分自身17歳の時はと考えると・・・

将来本当に楽しみ、私自身は「プロゴルファー」に対するイメージは決して良いものではありませんでしたが、石川プロの出現で大分変わりました。

私の出身校(東海大二高)はゴルフ部が強く、女子プロ「古閑美保選手」「上田桃子選手」を輩出しています。そんな事で女子の方が興味がありましたが、今年は、男子も期待できますね。

石川プロを始めとする男子プロ、熊本勢が引っ張る女子プロ、大いに盛り上がるムード満タンですね。

しかし、石川プロのご両親はどんな教育をされたのでしょう?素晴らしいご両親だと推察します。

2009年1月22日木曜日

置き去り廃棄物

昨今、廃棄物を受け入れ後、事業破たんにより処理出来なくなったり、許可取り消しに伴う廃棄物の放置、自社所有物(資産)と称した敷地内積み置きなどなど、「置き去り廃棄物」について話題に上がります。

過去、青森・岩手の県境や瀬戸内の豊島の大規模不法投棄をはじめ様々な同様な案件がありました。

世界規模での金融、経済の崩壊、ますます「置き去り廃棄物」については危惧する声が聞かれます。

更に、各種リサイクル法に絡む資源価格の下落に伴う引き取りの辞退等も新たな問題として発生しています。

「置き去り廃棄物」の現状回復については、当事者が責任を果たせない案件がほとんどで、行政代執行や委託した一部の排出事業者がその回復費用を負担するケースがほとんどだと聞きます。

委託する側とされる側、関係する周辺からは、ますますその責任の明確化と強化を要求されるものと考えます。

2009年1月21日水曜日

第8回目人物紹介

昨日、弊社HPでアップしました第8回目人物紹介、藤木陸運株式会社 代表取締役社長 藤木幸二様

取材のご協力ありがとうございました。

全日本トラック協会、神奈川県トラック協会など様々な業界団体の役員を務められ、日々業界発展の為に激務をこなされております。

もちろん、小職の先輩でもありますが、プライベートではお互いを理解し合う親友でもあります。

また、NPOの副理事長も務めていただき、悪友集団「環境配慮企業経営者交流会」のメンバーでもあります。

そして、弊社においての事業の本幹である「物流」を大きく担っていただいております。

今後とも「良い仕事」をやり、「良い仲間」であり続けたいと思います。

「港ヨコハマ」を支えられた創業者から、三代続く藤木企業グループ。

益々のご繁栄を祈念申し上げます。

2009年1月20日火曜日

ニューディール政策

最近、新聞紙上を始めとするマスコミや政治家のコメントでも度々出てくる、「ニューディール」

1930年代のアメリカ合衆国大統領ルーズベルトが掲げた「経済危機下で実施された政府の施策の総称」であります。

先日開催された全国産業廃棄物連合会の賀詞交歓会に来賓でこられてた環境大臣も「総理から環境ニューディールの政策について、今年度中にまとめ上げろ」と指示されたとご挨拶されてました。

すべての産業において模索されるであろう「ニューディール」、どのような効果や影響が出るのか?

全体的な景気の底上げ、雇用の確保、消費拡大・・・政治や国、行政への権力・利権の集中、一定の企業に集中する利益・・・

「ニューディール」=「新規まき直し」になるのか、単なる「誘い水」で終わるのか...

2009年1月19日月曜日

鳥浜工業団地組合

16日は、所属する団地組合の賀詞交歓会でした。

理事を中心として、金沢区長、消防・警察関係の来賓、新しく加盟された企業とたくさんの方々が新年のご挨拶にいらっしゃいました。

鳥浜工業団地は横浜市内でも有数の団地組合であり、ものつくりの発信地であります。

近年、我々のような産業廃棄物の処理施設や車両基地が、組合の仲間入りさせていただいております。

そして、様々な事業にも参加させていただいてます。

主要道路脇の植栽枡への埴花、不法投棄等の地域パトロール等々

ものつくりを影で支える我々静脈産業、これからも一層「地域との共生」に努力したいと思います。

2009年1月16日金曜日

質で勝負

法改正の重要項目として、排出事業者の責任の明確化の話しは以前にもいたしました。

排出事業者の責任が強化されると「委託業者の選定」も自ずと厳しいものになります。

そのような状況の中排出事業者も様々な問題を抱えています。

「地球温暖化防止対策」「廃棄物の減量化や適正処理」「直接企業の存続に係るコンプライアンス遵守」...

そのすべてのは、我々委託業者に直接関わっています。

昨今、その問題解決のため経済産業省策定した「廃棄物・リサイクルガバナンスガイドライン」をものにした、排出事業者のリスクヘッジのための新しいビジネスが続々とスタートしています。

排出事業者に代わり、「委託業者の監査代行」「委託業者の行政処分チェック」「セミナーの開催」「委託業者の選定や継続契約の適否」等々

また、自らそのシステム開発を進める排出事業者も少なくありません。

我々委託を受ける側の企業も、ただ動向を見守るだけではなく積極的にその動きに連動し、目的や内容をしっかりと把握するべきと考えます。

2009年1月15日木曜日

規制緩和と規制強化

先日、ある業界団体の幹部の方と話す機会があり「規制の緩和と強化」について話題になりました。

我々業界も規制強化は進むばかりですが、規制強化された後の取締りや罰則についてはお座成りになっていないか?

きちんとした対応を図る優良企業ばかりが負担になり、「ばれなきゃいい」的な経営を継続する企業がほくそ笑む現況はいかがなものか?

という意見です。「資本主義」である我が国「競争原理」や「格差」は必ず起こります。

だからといって、悪戯に「規制の緩和」を続けると参入企業の乱立によるマーケットの崩壊や予想を超える格差が生まれます。

まさに、今の我が国です。

我々業界の規制は必要です。しかし、規制の施行後の取締りはきちんと強化してもらいたいと更に強く感じます。

2009年1月14日水曜日

野球殿堂

昨日、今年の野球殿堂入りの方々の発表がありました。

「小さな大打者 若松勉氏」が選出されました。

生涯打率、日本人1位3割1分9厘、通算安打2173本。

現役時代、そして監督としても「日本一」を経験。

私がヤクルトスワローズに入団した当時は、もちろんチームの主軸でチームリーダーでした。

当時、今では考えられませんが、秋季、春季キャンプでベテランの先輩の身の回りの世話をしたりする担当が決まっていて、私は「若松さん」の担当を2年間やらせていただきました。

もちろん、一軍の遠征先でも後援者の方々との会食やプライベートにもお伴させていただきました。

今になれば良い思い出です。北海道出身の「若松さん」、自分に厳しく我慢強い方です。

お酒も大好きで、よく夜間練習後、飲みながら自らの経験を話していただきました。

入団当初は、周りのレベルの高さに「いかにして、恥ずかしくない辞め方で故郷に帰るか」ばかり考えていたと、よく話をされてました。

私も、当時の貴重な話しを真剣に受け止めて野球に取り組んでいたら.....

時すでに遅しですが、今ではしっかりと経営の手法に使っております。

とにかく、努力に努力を重ね、その人間性と実績で選出された「野球殿堂入り」、陰ながら心からお慶び申し上げます。

2009年1月13日火曜日

頑張れ!朝青龍!

大相撲初場所も始まり、何かと話題になる「横綱 朝青龍」。

ネット上での掲示板に殺人予告まで受け、これまでに増して騒然としている。

横綱の品格について、度々話題になる同横綱、しかし、最近は「ヒール(悪玉)」なのに大声援。

ファンのコメントは、同情的なもの。かつては、強烈な勝ちっぷりや日本人受けしない態度で「大ヒール」の象徴的な存在でした。

まわりのファンに同情されないような、見事な勝ちっぷりを再度観たいですね。個人的には、大横綱千代の富士のような、「美しい力士的な体型と美しい勝ち方」の力士が好みですが、プロ野球時代に当時の春日野部屋の稽古に参加させていただり、力士とプライベートでお付き合いいただいた経験もあり、国技復活を心から祈ってます。

しかし、「掲示板での犯行予告」、恨みや妬みからの殺人、衝動的な殺人、景気の後退に由来する治安の悪化。

大変な国になってしまいました。

2009年1月10日土曜日

信頼される企業

景気対策ファーストで動き始めた日本。
我々業界にとっても景気対策は重要な項目です。
それに平行して、次年度の法改正に向けての動向も気になります。

法改正の気になる中身として、「排出事業者の明確化と責任の強化」があります。

解体工事における「排出事業者とは?」「自社処分の定義は?」

各地で起こる残置廃棄物の「行政代執行」に伴う、「排出事業者の責任の強化=費用負担責任」

そこで、排出事業者から委託を受ける、我々業界が問われるのは「経営の中身」だと考えます。

排出事業者責任が強化されれば、委託業者の選択も更に厳しくなるのは当然です。

更には、許認可の取得や更新にも必ず影響があるはずです。

今までのような単純な「適正処理」という仕事だけでは、行政も排出事業者も到底満足いくものではなくなるでしょう。

「優良化評価制度」始めとする、「大資本=適正処理」の流れも加速するでしょう。

弊社は、「信頼される企業」として、それを満たす問題を更に追及し、実現することがサービスの根源と考えます。

2009年1月9日金曜日

この様な状況だからこそ

既にほとんどの製造業で始まっている「減産」、我々業界はここで大きく二つの影響を受けるます。

一つ目が、「廃棄物の減少」。
我々は、3Rを推進する使命はもちろんありますが、事業として「廃棄物を確保する」事も大切です。
減産や国民の消費意欲の減退により、発生廃棄物は必ず減少します。

二つ目が、「廃棄物由来製品の使用減少」。
「減産」は、製造業で使用するエネルギーや素材の購買減にもリンクします。

廃棄物の発生量と、それに由来する製品の需給バランスはなかなかマッチしません。

重なり合うものではなく、ある一点の接点がある時期だけあり、「必要な時に無く、いらない時に有る」
のが現実です。

この様な状況の中でこそ、我々プロの実力を見せる時で、「排出事業者」「廃棄物由来製品の利用者」そして、我々がしっかりとコミュニケーション出来る「チャンス」だと考えます。

2009年1月7日水曜日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。



本年も宜しくお願い申し上げます。



年末年始、暗い話題ばかりの話題や報道、我々の業界の歴史の中でも相当厳しい年になるでしょう。



現在まで、産業としての「企業リストラ」に会っていない我々業界、「優良企業」として不可欠な「財務体質」「スキルの高い社員と組織」そして「サービス」。



原点を忘れず、将来にむかって、今やるべき事を着実に進めていきたいものです。



今年一年お互いに充実した一年にいたしましょう。



*紅白歌合戦で初めてキチンと聴いた「羞恥心」の歌の歌詞が、なぜか「良い歌だな」と思ったのは私だけでしょうか?