2010年1月31日日曜日

大好きなヘルシーフード「郷土の味」

ダイエット話しを続けてきましたが、今日は私の大好きな郷土の名産品でとてもヘルシーな食べ物「 馬刺し」のご紹介です。競馬ファンと動物愛護の方々は耳をお塞ぎ下さい。

先ずは歴史ですが、諸々ある説の中、深く研究していませんので私なりに選んだ説は戦国の世に熊本の地を統治していた「加藤清正公」説です。

豊臣秀吉の時代に朝鮮出兵した話は歴史上でも有名な話しですが、その時に出兵した武将の中に加藤清正公はおり、朝鮮で馬刺しを食した際にその美味しさと滋養強壮の効能に感動し、自国に戻った際に食を奨励したと言われる説があります。

馬刺しは、低カロリー・高タンパク質でグリコーゲンは牛肉や豚肉の3倍、カロリーは3分の1、低カロリーでしられる羊(ラム)肉の2分の1。ペプチドも豊富で高血圧や毒消しに効果があると言われています。

我が故郷「熊本県」は生産・消費ともに日本一で、小さい頃から大好きな食べ物です。

一方、世界的にみると生産・消費での第一位はフランスで、高級レストラン、アスリート、スーパーモデルからも人気の高い食べ物だそうです。

また、馬刺しは“桜肉”とも呼ばれています。これにも諸説があり、桜の咲く季節が一番おいしいからという「季節説」、牛肉の代替え(サクラ)として使ったからという「サクラ説」、また時代背景として贅沢を慎む事を大切にされていた事もあり、イノシシの肉を「牡丹肉」と言ったり、鹿の肉を「紅葉肉」と称していましたので、馬の肉も「桜肉」と隠語を使用してたという「隠語説」とあり、中には千葉県佐倉に幕府の牧場があったので「サクラ肉」と呼んだという説もあります。

このヘルシーな郷土の名産「馬刺し」間違いなく私のお薦めNO.1!です。
郷土熊本には次の様な歌があります。

「熊本の桜肉」
熊本名物数々あれど、
一に大阿蘇
二にお城
三が天草
四、美人
五はやっぱり馬刺したい!

2010年1月30日土曜日

美しいダイエット(3)

前回までの「美しいダイエット」はご参考になりましたか?

それでは第3弾の今回は「油」の採り方です。よく太る原因の代表者のように悪者扱いされるのが「油」です。しかし、エリカ・アンギャル氏は「油抜きダイエットは完全アウト」と言いきっています。

体に悪い油だけを控えて「低温圧搾」の油を採る事を薦めています。

第一に、もっと採るべき油とは?
・EPA、DHA、アルファ・リノレン酸など(サーモン、マグロ、イワシ、サバ、ブリ、サンマ、豆腐、胡桃、ケール、ほうれん草、からし菜など)

第2に、良質なものを採り入れること
・善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすこと。美しい肌にはオレイン酸
(オリーブオイル、アボガド、アーモンド、ゴマ油、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアンナッツなど)

第3に、量を減らすべきもの
・現代人の過剰摂取しているもので減らした方がいいもの。リノール酸が代表的なものです。
(精製植物油、サンフラワーオイル、べにはな油、大豆油、コーン油、サラダオイル、市販のサラダドレッシングなど)


第4に、特にお薦めのもの
・亜麻仁油、麻実油、ごま油、かぼちゃ・ひまわりの種、松の実など


第5に、美容の大敵!極力避けて
・トランス脂肪酸は細胞にダメージを与え、老化を促進します。
(マーガリン、ショートニング、揚げもの、スナック菓子、焼き菓子、加工食品(デリ)・ジャンクフード、フライドポテト、ポテトチップスなど)


必要な“油”といらない“油”しっかりとした知識で正しく摂取したいものです。しかし、好きなものには必ずと言っていいほど「エリカ・アンギャル氏」は“大敵”て指摘していますね。


どうですか?今までの3回のお話しで「ダメなもの」の方向性が少しは見えてきましたか?

まだまだ、引き出しは沢山ありますからね。次回をお楽しみに!

2010年1月29日金曜日

ソーシャル・マーケティング

大手企業の景気回復に向ける動きを強める中、マーケティングへの考え方の変化が表れています。

年末の派遣村の創設や雇用対策の為に尽力を捧ぐボランティアの方々は一昨年より昨年は増え、様々な場所で自身で選んで奉仕イベントに参加する方が増え続けており、まさにトレンドと言っても良いほどです。

年明け早々のハイチでの災害では、世界の様々な人々がボランティアとして動き、支援国も次々手を揚げています。

日本では、95年に起きた阪神・淡路大地震を機に、日本のボランティア機運が高まりを見せ「ボランティア」元年とも言われました。

そんな中、大企業の戦略も変化を見せています。

あるコラムではこの様に掲載しています。

米国でのこの時期の国民的行事であるNFL(アメリカンフットボール)の王者を決める“スーパーボール”と言えは、大企業の露出度から考えると大きな広告を打つチャンスでもあります。

しかし、今年のスーパーボールのスポンサーからあの世界の「ペプシ」が撤退し、この経済状況の厳しい折に2000万ドル(約18億円)もの予算を社会貢献キャンペーンに投じるという。

更にこのキャンペーンはコンテスト方式により、ネット投票で支援先が決まるというもので、より多くの消費者を巻き込んだ形でのソーシャル・マーケット戦略と言えます。

世界中の人がユーザーである「ペプシ」のような企業が、より生活消費者に身近な貢献を行うことにより新しいマーケットを創出し、生活消費者との正しい社会貢献・ネットコミュニティーを構築する正しいマーケティングへと転じているのです。

米国民のほとんどが関心を持つ、スポーツイベントの広告を蹴ってでも、この様なソーシャル・マーケティングにシフトしたというのは、大きな時代の変化と言わざるを得ないと感じました。

これも見逃せない新しい動きですね。

さて、数日間ダイエットの話しを休みましたので、次回は「油」の採り方についてお話しします。当社のご婦人方にもお勧めしますよ。

2010年1月28日木曜日

歴女(れきじょ)

「歴女」(れきじょ)?
歴史または歴史上の人物に対するコアな女性ファンの事を歴女と呼ぶそうですが。

現在NHKで放送中の大河ドラマ「坂本竜馬」も主演の福山雅治の人気からか視聴率も上々のようですが、09年の大河ドラマ「天地人」の影響で“歴女”ブームは各メディアでも取り上げられるようになったそうだ。

「ウィキペディアWikipedia」によると、昨年大ヒットを生んだ「三国志」の赤壁の戦いを題材にした「レッドクリフ」公開がきっかけで生まれたとの説もあるがね基本的には“日本史上”が原則のようですね。

昨今は、歴史的史跡の“歴女”達の観光客も増え、拍車をかける形で“ゆるキャラ”ブームも起こりました。

私の大河ドラマの見方は、リアルタイムでは観ずに放送終了後の再放送またはDVDやCSを貯め録りして何話か連続で観ます。連続で観ることでストーリーが分かりやすく、保存してあるものを観るのですから、他の同じ時代のドラマと主人公や登場人の解釈の仕方を楽しむことも出来るのです。

坂本竜馬、真田昌幸・幸村親子、直江兼続、石田三成、沖田総志など戦国武将や歴史を大きく動かした人物のコアなファンは多いですよね。

草食系男子などがもてはやされる現在、おもいっきり“肉食系男子”の私から言わせていただくと、戦国武将に心ひかれる“歴女”の方が...

とにかく、過去においても現代においても戦国武将のような強烈な生き方をしている男はもてるのですかね?

2010年1月27日水曜日

CO2マイナスプロジェクト

全国産業廃棄物連合会で取り組んでおります。本プロジェクト。

いよいよエントリーの締切もあと2か月となり、各都道府県で追い込みの真っ最中です。

本日は、プロジェクト事務局をお願いしていますカーボンフリー社の中西社長と全国青年部側の事務局で活躍いただいている愛知県加山部会長と、削減の取り組みや表彰部門への応募、実際の削減報告についてのWEBページUPの最終打ち合わせでした。

さらに、啓蒙イベントの企画や実施時期の確認も行いました。先日UPいたしましたエントリー企業へのメルマガも間髪を入れずに第2号がそ早々にUPされます。

中西さん、加山さんご多忙のところ有難うございました。

情報基盤整備委員会の宮崎委員長も断然やる気がみなぎっておわれ(?)プロック内の啓蒙活動に燃えていらっしゃるご様子です。頼りにしてますよ宮崎さん!

加藤会長と小職は、2月5日に開催されます各都道府県協会の事務局長会議にお邪魔し再度ご協力のお願いに上がる予定です。

それぞれの役割でその責任を果たすべく活動が深まっているのを実感しております。

全国大会でお迎えする側の神奈川青年部もその設えが日増しに加速しております。みんなで“やっている感”が“みんなの達成感”になり、“同じ時代を生きた証”にしたいですね。

2010年1月26日火曜日

美しいダイエット(2)

本日の話題は「外食」です。

私の場合もそうですが、決められた時間にきちんと日々の食事をしたいとは思うのですが、なかなか難しいものです。お客様や同業者の方々との会食や懇親会などが代表的な例でして、中には食べるものを自身で選べないケースも多いのです。
そこで、今日は比較的に自身で選べる場合の「外食」についてのチェックする要件についてです。

料理のジャンルは?
・和食(鍋もの、焼き鳥、寿司、刺身、そば、京料理、懐石料理など)
・トマトベースのイタリアンやフレンチ
・地中海料理(スペイン料理など)
・中東料理
・アジア料理(タイ、ベトナム料理など)
*中東、アジア料理は、韓国料理を除いて私はNGです。(涙!)

食材は?
・メインは魚、皮を取った鶏肉、赤見の肉、豆腐などの豆製品、卵
・野菜
・ドレッシングは、オリーブオイルにレモンを絞っただけのようなシンプルなもの
・主食は精製されていないもの、全粒粉。(全粒パン、全粒パスタ、玄米)
・パスタはクリームベースよりもトマトベース
・デザートは低カロリーで脂肪分の少ないもの。シャーベット、ジェラード、イチゴやブルーベーリーのような新鮮なベリー類のフルーツ

調理法は?
・グリル(焼き鳥のように焼いて脂分を落としたもの)
・ロースト(じっくりとグリルしたもの)
・蒸し料理
・ゆでたもの

食べ方は?
・食前にレモンやライムを絞った水を飲む。
・白いパンを食べるときはオリーブオイルで。
・精製された炭水化物にはお酢を一緒に。
・最初に野菜から食べる。
・とにかくよく噛む。

なかなか難しいことですが、気に掛けることからスタートしたらどうですか?

ちなみにNGな「外食」は
・ファーストフードは全てNG。特にフライドポテトやポテトチップス。
・白米や精白された麺類。
・クリームソース、バーターソース、マヨネーズソース。
・照り焼きなどの砂糖使用のソース。
・化学調味料、ソフトドリンク。

あ~あ、大好きなものばかりです。でも“美しくダイエット”したい方は是非実行を!

2010年1月25日月曜日

美しいダイエット(1)

先ずは「間食」について、太るには原因があります。

太るものを、「たくさん」、「ちょくちょく」、「好んで食べて」、そして「運動しない」。ここまで来ると完璧ですね。(汗!)以前の私です。

私がダイエットに入る時に先ず用意(ストック)したものは、「間食」用の食べ物でした。

朝食・昼食・夕食をきちんと決まった時間に採っていれば、そんなに不健康になることは無いと思います。やばいのが「間食」です。

どうしても次の食事の時までにお腹が空いて何か食べたい!そんな時に必要な「ヘルシーな間食」です。今までは、スナック菓子やケーキ、お煎餅の類でその欲望を満たしていました。それも一袋単位です。これでは絶対に美しく痩せられませんね。

ここで紹介する「ヘルシーな間食」の為の“ストックリスト”は、どうしても次の食事までにお腹が空いてしまつたとき、おやつとして適量を採るものです。(大量じゃないですよ!お間違えなく)

・ローストアーモンド(無塩、油不使用、無添加)
・ダーク・ビタースウィート・チョコレート(カカオ70%以上)
・ララバー(スティク状栄養補助食品、オーガニックのものでカロリーは190Kcal、日本の小売店よりもアメリカのサイトから注文した方がお得です。)
・枝豆(私の一押し商品、スーパーなどでは冷凍食品50%offとかありますからね。)
・フレッシュ果物(りんご・洋ナシ等)
・ドライフルーツ(アプリコット、いちじく、プルーンなど)
・ミックスナッツ(アーモンド、胡桃、かぼちゃの種、ひまわりの種、ココナッツフレーク、オーガニックレーズン・・・1回に大さじ2杯ほど)
・焼きイモ

*あくまでも適量=少量ですよ。1片とか大さじ1~2杯ですよ。
これをストックします。ストックするといつでも傍にあるという安心感が湧きます。外出時もジプロック等の箱に少量バックに忍ばせると良いですよ。注)アーモンドとドライフルーツを一緒に入れるとアーモンドが湿気て食べれなくなるからご注意を!

では、ちなみにNG(極力抑える間食)は
・キャンディー
・スナック菓子、アイスクリーム
・ポテトチップス
・清涼飲料水(コーラ、スポーツ飲料、コーヒー飲料、果汁100%以外のジュース)
・マーガリンなどの“トランス脂肪”が入ったもの。(細胞にダメージを与える、老化が進む)

*これらは糖類を精製した“炭水化物”のかたまりです。急激に血糖値を上げるので一瞬だけ元気になりますが、すぐに血糖値が下がるので要注意!

どうですか?間食のためのストックリスト。何かおしゃれな食べ物ばかりですね。(横浜そごうの地下食料品売り場の富沢さんはお勧めです。何でも揃いますよ。)

明日は「外食」についてです。

2010年1月24日日曜日

昨日に引き続き

昨日は“禁煙”の話題でしたが、本日は“ダイエット”の話しです。

昨年の5月1日からスタートした私のダイエットももうすぐ9か月を迎えようとしています。お陰様で5月1日に比べて約13kgの体重減で現在も継続中です。

フィジカルトレーニングについては、今回お仲間の中西社長に進められて始めた「ノルディックウォーキング」が的中しまして、今では一番のお気に入りになりました。

次に食事面ですが、今回参考にさせていただいたのが「ミスユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャル氏」の著書です。

06年ミスユニバース世界大会第2位の知花くららさん、07年ミスユニバース世界大会では森理世さんを第1位に導きました。

また、オーストラリア生まれのエリカ・アンギャル氏は栄養指導に止まらず、生活法、メンタル・マネジメントについても指導し、08年の世界大会でも日本のファイナリストを指導しました。

要は彼女なしではミスユニバース日本代表は語れないという事です。

彼女は日本人の勘違いについて、ダイエット=痩せる事ではない!そこが陥りやすい罠である。と言っていますが、何が勘違いなのか?

ダイエットとは?

ダイエットとは、“賢く食べる事”“何を食べて、何を食べないか!”であると説いています。

さて、“賢く食べる事”とは?この事について明日から何回かに渡りお話ししたいと思います。お楽しみに。

2010年1月23日土曜日

禁煙

最近の当社の社員によるブログ「Iamな人たち」では、禁煙にトライ中とか失敗したとかが“キーワード”になっています。

私自身は、10数年前に禁煙を済ませました。人の趣向に関わる事を自身で制御して“禁ずる”のは大変難しく、何度もトライ&エラーをしている方々もいらっしゃることと思います。

私が禁煙したキッカケは、またまた登場します「親友・梅ちゃん」による一言でした。禁煙を成功させていた梅ちゃんは、一日4箱ぐらいの吸う愛煙家の小職に対してこう言いました「ふーチャンは止めれないような?タバコは」。

当時から負けず嫌いの私はお酒も入っていたせいか「手持ちのタバコが吸い終わったら辞めてやるよ!」とムキになって答えました。更に追い打ちを掛ける梅ちゃん「大体、これが無くなったら止めるとかいう奴は止められないんだよ!」。

更にムキになる私は「ああ分かったよ!今すぐ止めてやる!」といって手持ちのタバコを握りしめて投げつけて...あれから10数年吸ってません。

今では梅ちゃんの一言に感謝していますよ。止めれる時はそんなものですよ。

最近は、身体や心にストレスを与えないように止めれるプログラムもニコチンパッチもあるし“気の持ちよう”で何時でも止めれる世の中です。と言いながらなかなか難しいんですよね。

私の禁煙論は、ダイエットもよく似てて「おしゃれ感覚」でやらないとと言う持論です。タバコを吸いながらのお酒もおしゃれですが、微妙な味覚の変化を感じながら楽しむワインや日本酒などは、なんとなくタバコは似合わない気がします。 そこには「吸わないカッコよさ!」があるのです。

ものは考えようです。逆転の発想や楽しみながらやりましょう!「まだ吸ってんの?おしゃれじゃないね。」的な感じで。

苦しい事にトライするときは、ネットや雑誌などで関係するトレンドを調べて情報収集して「おしゃれに」ね。社員の皆様。

2010年1月22日金曜日

今後の廃棄物リサイクル対策

昨日は、国会について期待を話しましたが、今後の廃棄物・リサイクル対策とは?

民主党のマニフェストにもありましたが、大きな長期の問題として“一般廃棄物”“産業廃棄物”の区分撤廃の動向。これは大変大きな問題であり課題です。この件にむついてはおいおい話ししたいと思います。

排出事業者の責任の範囲について、どこまで規制の枠組みが広がるのか?メリットデメリットがそれぞれの立場で幾重にも重なり合うし、他方から見るとビジネスチャンスとなる可能性もあります。
業界としては、「適正料金とは?」「排出事業者の責任と確認への対応手法」「大手・他業種参入」などr既に対応をしとかなくてはいけない事もあります。

一般廃棄物の財政的な問題解決。これはおいおいに。

減少する廃棄物に対する“スマートマーケット”を意識したビジネス転換。これもおいおいに。

あくまでも環境ビジネスは三方よし!排出事業者、廃棄物処理業界、規制する国・行政。

中でも“スマートマーケット”に合う“スマート規制”の必要性の議論が大切になります。そのために我々の守備範囲の中で何を行うべきか?

まだまだ、奥深い今後の廃棄物・リサイクル対策、解決する為には時間とアイデアそして実績。長い道のりですね。

2010年1月21日木曜日

通常国会

年明けの通常国会は、波乱の幕開けとなり鳩山総理、民主小沢幹事長の政治とお金の問題が大きくクローズアップされ、下野した自民党がどこまで追いつめられるか?と連日の報道も過熱してきています。

新年度に向けての大切な予算の編成や法案成立や改定も可決しなくてはいけない大切な会期でもあります。

我々産業廃棄物を取り巻く法改正においても、建設廃棄物における排出事業者の明確化やマニフェスト管理の強化、欠格要件の無限範囲の取消についての緩和措置、収集運搬許可申請の過疎化等々、業界が待ちに待っていた案件も多数あります。

確かに、政治とお金の問題は非常に大切であり、その問題のクリアなしでは議論に入れない事も理解しています。

会期切れでの廃案や先送りだけは勘弁して欲しいものです。

環境ビジネス流行りの今日、我々業界はその中の一翼と言いながら全く復調の兆しは見えません。廃棄物の多くを占める建設系廃棄物においても、開発工事や公共工事の冷え込みの影響はまだまだこれからとの見方が大半で、住宅需要の“底”は一年半後とも言われています。

国会では、政治とお金の問題をしっかりと早急に対応いただき、国民生活に必要な仕組みつくりに心血を注いでもらいたいものです。

2010年1月20日水曜日

心に残る言葉

先日、私の先輩でもあり、大親友である方の奥様が亡くなりました。

突然の訃報に愕然とし、とにかく会いに行かなくてはと思いご自宅に急ぎました。

久しぶりにうかがったお宅にご遺体が戻られ、突然の悲しさに戸惑うご家族のご様子がとても印象的で、明るすぎるぐらいの奥様とご家族の日常とは全くの正反対な雰囲気でした。

ご夫婦とは二度ほど旅行をご一緒させていただきました。最初の旅行は業界の後輩の海外での結婚式です。術後間もなかった奥様でしたが我々仲間と楽しく南国の島で楽しんでおられていた姿が目に浮かびます。

その当時、ご夫婦のご長男を大学卒業後当社で御預かりすることになっており、ご夫婦とはより近い関係となり、その旅行中も何度かこの件について話す機会がありました。

たまたま奥様と二人で話す機会があり、その時の会話は今でも心に残っています。

「あいつはだらしないから」「全然なってないからガンガン鍛えてくれ!」「期待してないから!」というご主人でしたが、奥様は「私の主人の長男ですから必ずやってくれると思っています。」「今はダメなところが多いのですが、将来は必ず。」と私に唱えるように話されていました。

術後間もなかったせいかニコニコされているいつもの表情とは違い厳しい感じをうけました。

そのご長男も当社での勤務を経て今はお父様の会社に入り、今では当社の担当として家業の修行にあたっています。

享年51歳。あまりにも突然で残念な訃報でした。

奥様の言葉は決して忘れられない言葉として、私なりの“奥様との約束”を守り続けて行きたいと思います。

合掌

2010年1月19日火曜日

ルーティーン

最近、積極的に「チーム経営」、「マネジメントの重要性」について、ブログや社内の事業活動、講演の依頼の中でも話す事が多いのですが、間違って伝わると大変なことになる事があり、私自身もいつも気を配っている事があります。

如何なる事業に対する想いやその為の手法においても、そのほとんどが“同じタイミングで同じ事を繰り返す”、“ルーティーン的”、“反復的”な業務がほとんどであることです。要は基本が大切である事です。

流行りの言葉やカッコよさは目につきやすく、その“ウケ”の良さに事の根幹を別物とした解釈は非常に危険なことであることであります。

米国MLBのイチロー選手はシーズン中のプレーにおいては、一日の起床から食事、試合前のトレーニング、試合後の過ごし方まで同じ事を繰り返す「イチロールーティーン」を実行しています。

単なるゲン担ぎ的な行動ではなく、彼は「同じ事を繰り返すことによって自身の変化に気付くことが可能となり、そしてそのリカバリーを可能に出来る」と言っている。

私が思う「チーム経営」、「マネジメント」の重要性はあくまでも「ルーティーン」をベースとした“変化の予見と変化への対応”です。

新しい発見には、何らかのベースが必ずあるものと考えます。

2010年1月18日月曜日

一月も早半月

毎年毎年、お正月らしさが無くなりつつあるのは日本人として寂しい限りですが、新年も明け早くも半月が過ぎました。

毎年これからの作業が来年度の予算編成や中長期計画の見直しです。

現実的な日々の業務を進めながら、来年度のマーケット動向予測を立て具体的に数字に落とし込んで行きます。

が、近年特に来年度の予測に関しては非常に困難であり厳しいものです。

しかし、経営者としては最低でも「どこに向かって進んでいるか」は示さなければなりません。

中長期の構想を踏まえ、一年一年の目標を設定する訳ですが、その目標がいかに中長期の構想に繋がるのか?
あまりに現実性を追いかけすぎて「本来の姿」を見失っていないか?

本年度の予算達成についても、「まだまだ何とかなるのではないか?」や「あと何カ月もあるから」といった安易な“自分納得させ”的な現実逃避では、リカバリー対策は後手後手に回り“時すでに遅し”となる。

一秒、一分、一時間、一日、ひと月、四半期、半期、年度と積み重ねの努力を怠る事は出来ません。

本年度の予算達成も来年度予算達成も、目標未達の“ワナ”にハマらないようにしなければなりません。

2010年1月17日日曜日

人物紹介

当社ホームページでご紹介させていただいております。当社に縁の深い方にご登場いただいております「人物紹介」のコーナー、第24回目の今回は新春特別号として、前半後半と2回に渡り、㈱タケエイ様の三本守社長にご登場いだきました。

年末の大変お忙しいところを取材のご協力を快諾いただき誠に有難うございました。

今回は、㈱タケエイ様の設立の経緯から今日に至るまでの歴史を中心にお話しいただきました。

㈱タケエイ様は当社の法人株主であります。平成13年の当社設立の頃は中小企業、廃棄物処理業界では大変珍しい「資本提携によるジョイントベンチャー企業」の立上げであり、何かと注目を浴びた事業の始まりでありました。

その後も廃棄物の収集やリサイクル等のネットワークはもちろんの事、処理技術や社員教育に至るまで様々な場面で協働で事業を進めさせていただいております。

その間、㈱タケエイ様は株式の上場公開も果たされ業界のリーダーとしてその功績を称えられております。

小職はというと、現在㈱ギプロにおられます当時の金沢専務のご紹介で三本社長と知り合いになり、現在も業界の大先輩として、経営者としての我々後輩達の目標として教えや激励を賜っております。

三本社長の今後の業界未来像や㈱タケエイ様の今後の展開、そして、当社への期待については次回後半のお楽しみとして下さい。

常に“業界として社会的に認知される事”を目指し、その経営理念とリーダーシップで今後も更に大きな貢献をされることと思います。

我々後輩も遅れることなく、また少しでも近づける様に精進したいと思います。

三本社長のご健勝と社業益々のご発展をご祈念致します。

ご協力有難うございました。

2010年1月16日土曜日

CBI首都圏マッチングバスツアー

国立高知大学の学生の皆様が、都内の築地本願寺に宿泊しベンチャー企業の経営者などからセミナーを受講し、東京・横浜でインターン等により将来の目標や自身の目指すことへのスキルアップの為に行うこのバスツアー。

同大学の講義の一環として主催し、NPO法人ETIC様が協力している事業です。

前回、ETIC様の主催「東京ベンチャー留学」に引き続き、小職が講師のご依頼を戴きました。今回は、当社の施設見学も行われリサイクルの最前線も実際に目にしていただきました。

高知大学の学生のほかにも、他大学からのご参加もいただき、当社へのインターンを希望されている方も来社いただきました。

見学後の小職のつたない講義については、当社の事業内容、会社設立までの経緯、経営論からソーシャルビジネスの今後の行方、また、起業を目指される方向けにもメッセージを贈らせていただきました。

今回はご引率の先生もみえられ、私の様な脳みそ筋肉の様なものには緊張の時間であり、貴重な出会いでもありました。

イベント終了後には、先生からも「共感する部分が多く、私が勉強させていただきました。」などのコメントもいただき恐縮の極みでありました。(多分お世辞でしょうが)

これからの自身の大きな大意を抱く学生の皆様に期待を込めると共に、今回のツアーやインターンで何かの道標に出会える事を祈念致します。

つたないご案内でしたが、今後何かのご縁があれば幸甚です。

当社の企画開発G小西MG、福武さんもお疲れ様でした。

2010年1月15日金曜日

全国産業廃棄物連合会

本日は、全国連合会の理事会・賀詞交歓会でした。

今年度から全国連合会理事会にオブザーバーとして全国青年部会長と同席させていただいております。

今回の理事会は、新年初の開催と言う事で新年のご挨拶を各理事の皆様にご挨拶後、青年部で現在進めている「CO2マイナスプロジェクト」の推進PRの為に、イメージロゴを形取ったピンバッチを理事全員と連合会事務局の皆様にも着けていただき会議に挑んでいただきました。

やはり、全国の業界の重鎮であります各理事が一堂にピンバッチを着けていただくとなかなか絵になるもので大きなPRとなりました。

理事会後の国や関係団体をお招きした賀詞交歓会では、環境副大臣を始め、環境省の幹部の方々、国交省、農水省のご来賓も「CO2マイナスプロジェクト」のピンバッチを着けていただき、壇上でご挨拶していただきました。

また、各県協会の会長の皆様も着けていただき、会場中が「CO2マイナスプロジェクト」で大きな話題を振りまきました。

只今、約550の参加を頂戴しており益々盛り上がりを見せております。今後は青年部参加企業のみならず、他の正会員の企業へ広くその参加を募り、我々業界の「地球温暖化対策」への期待と責任を啓蒙して行きたいと思います。

今後もご支援宜しくお願いします。

2010年1月14日木曜日

スキル?

スキル?もともと本人に備わっている資質に教養や訓練によって得られた特別な知識や技能のこと。

資質+教育・訓練=特別な技能(知識)=スキル


となります。ということは、“資質”を持って生まれたものと定義すると、“教育・訓練”無しでは“特別と言われる”技能(スキル)を得ることは有り得ないということになります。


このスキルを向上する為の行為を、より日本的に言うと“学習”“努力”とかという言葉になります。エスカレートすると“鍛練”とか“修行”とかになってきます。


こうやってみると、簡単にスキル!スキル!と言いますが、大変なことですね。


その大変なことを放置しているとどうなるのか?個人に対しても、会社に対しても大きな不利益となります。


スキルを得る為に必要な行為を大切にする企業とそうでない企業、大切にする自分自身と大切にしない自分自身とでは大きな差があります。


ですから、その行為を“停滞”してはいけないし、既に持ち合わせていると“過信”“勘違い”をしてはいけない、そして、大きな問題に気付かないでいる“現状に甘んじる”ことは、本来の意味での「特別な知識・技能(スキル)」を理解していないと言うことです。


改めて見直したことでした。

2010年1月13日水曜日

標準化とスキルの格差

昨日は、「上司と部下」についての話しでした。

やはり、上司と部下の間にはスキルの差があるのは当然です。それは、対人とのコミュニケーションを必要とする業務には大きな差が出ます。

しかし、かつての日本の製造業が欧米の企業と比較しても高い生産効率を誇ってきた「ものづくり」には「業務の標準化」を有効性や高生産性の柱にしていたからです。

また、業務の標準化の代表的な手法である「業務マニュアル」の活用も生産効率向上の重要な鍵であることは間違いありません。

営業にしても生産にしても、現場レベルでの「業務の標準化」や「格差のないスキル」と言いながら、実際の現場の管理者ではどうか?

少し見逃している事を感じます。経営層と経営補佐職とのスキルの差は?日頃当然と思って行動している内容は現場レベルから見てどう映っているのか?

同じ目的の為の事業を担う者同士として、管理者や経営層であるから特別ではありません。現場レベルと同様に管理者、経営層間のスキルの格差も見逃してはいけないことです。

もちろん、競合他社とのスキルの差も大切なことです。

2010年1月12日火曜日

上司と部下

私はよく「面倒見のよい上司であること」とか「自分の時間は部下の時間」とか言います。

幹部社員に向けての言葉ですが、部下である社員へのメッセージは余りしていないような気がします。

現在の“チーム経営”の手法の中には、上司が部下をマメジメントするだけではなく、部下から見た上司のマネジメントもあり得ます。

ほとんどの社員の誰もが、最低でも1人の“上司”がいます。“面倒見が良い”上司に出会えば運がよく、その逆であれば、運が悪いでは、あまりにも人生簡単過ぎます。

やはり、上司をマネジメント出来ることも大切なことです。

「うちの上司の強みは何か?」「社内での影響力を発揮する場面はどこか?」決して、お世辞やヨイショ的な見方をするのではなく、上司の強みを知っていれば、上司を使うポイントが分かるという事です。

例えば、営業に関しても「キッカケづくりのうまさ」「情報の聴きだし方」「世間話しのレパートリー」「コスト提案や付加価値提案の出し方のタイミング」などなど、上司ならではの経験に裏付けられたノウハウもあります。

そこに気付かないと、日常の業務活動で間違った“上司評価”をしてしまいます。ましてや、些細なことで他の社員にその過少に評価したことや、反論や陰口など話したことは、第三者を介してよくその上司の耳に届くものです。

得てして自分の上司の強みが分からない部下は、自分自身の強みも分からない者が多く、その結果としてその上司、部下の所属する“チーム”の成績は言わんと知れたものです。

些細な失敗や言動は、一つの“チームの営み”の中では、大したことではなく、上司は部下の強みをよく理解し、それを生かす為のマネジメントを行い、部下は上司の強みをよく理解し、その強みをタイミング良く使う。

要は、「お互い様」である事を忘れてはならないと言う事だと思います。ちょっと変わった見方かも知れませんが、実際にそんなものではありませんか?

2010年1月11日月曜日

成人式

本日は成人式です。

我々の時は、以前の1948年に制度化された祝日法では1月15日が成人式でしたが、1998年の祝日法の改正(ハッピーマンデー法)以後は、1月の第2月曜日となり、本日が成人式となります。

私の成人式の時1月15日は、各球団の自主トレ開始日でした。実際には、選手は2月1日から11月末日までが、契約期間ですから契約上では自主トレとなりますが、実際には当時は「キャンプイン」の日でした。

私が所属していたヤクルト・スワローズは本拠地を神宮球場にしていることから、この日に明治神宮にて必勝祈願祭を執り行い、成人を迎える選手には、球団や監督・コーチ会、選手会からお祝いを戴き、お祝い気分もそこそこに、午後からいよいよ“キャンプイン”です。

成人を迎える選手は、高卒の場合実質2年目となり、後輩の新人も入り少しは大人になったような気分になりますが、当時は3年で芽が出なかったら将来はない!と言われる時代でしたから、もちろん2軍ではレギュラーを狙い、隙あらば後半戦や消化ゲームぐらいには1軍に上がりたいと狙いを定める歳でもあります。

最近では、式中に非礼極まりない行動で大暴れする成人式の様子を報道で度々目にしますが...

残念ですね。

ある新聞の社説に「成人式を迎えたからと言って、大人になったと直ちに思う事は錯覚であり、大人になるという事は生涯のテーマであると思えます。」という記事がありました。

派手な立派な着物やスーツではなく、ユニホーム姿の成人式でしたが私にとっては誇れる成人式だった事を思い出しました。

2010年1月10日日曜日

責任と権限

よく「権限は与えるもので、責任は感じさせるものである。」と言います。

では、会社より権限を与えられた社員が、責任を感じることが出来るようになる為に経営者が行うことはなにか?

先ずは、
・責任を果たす為に必要な情報を与えること。
次に
・成果が上がっているかどうかのチェックが出来る情報を与えること。
そして
・責任を果たす事が出来る“力”をつけさせる教育を行うこと。
最後に
・経営者自体が責任を感じる為の権限を与える事を望んで実際に与える事が出来るかどうかである。

詳しい話しはまたの機会にするとして、この中で特に大切な“情報”の与え方についてです。
第一に、情報は分かりやすく
第二に、情報は他との比較をやりやすく
第三に、情報はタイムリーに

真の情報とそうではない情報、偏った情報に振り回される程、企業の道標を失うものはありません。
しっかりとした情報は、日頃のしっかりとしたコミュニケーションから生まれる事を忘れてはいけませんね。

しかし、不景気が続くと「人の不幸は蜜の味」的な噂がどの時代でも流れるものですね。

2010年1月9日土曜日

未来の生活

子供のころに、鉄腕アトムの作者で有名な手塚治虫さんは、現在では可能になっている“未来の科学”をマンガを通じて子供たちに夢を与えました。

日経新聞の元日の特集には、次の2021から2100年の予測として様々な見通しを掲載しています。新エネルギーの更なる進化と商用化、不治の病を根治する治療薬の開発、益々進む高齢化と人口の減少、家庭ではお手伝いロボットの普及など便利になる一方で、2050年、日本の国内総生産(GDP)は、新興国に抜かれるどころか、中国の7分の1、インドの4分の1と予測し、2100年、気候変動では、平均温度が最高で4.0度も上昇し、日本の人口は、4771万人まで減少するとしている。

私達がマンガの世界で胸わき踊り観た“未来の科学”では観れなかった部分は、大人になった今より現実味を帯びてきている。今までも大きな問題を解決してきた人間の英知が、この危機を乗り越え、“未来の科学”で観た物でまだ実現していない、ビルの谷間を飛び交う“自動車”や音速で走る“電車”や“瞬間移動”できる時代を早く観たいですね。

2010年1月8日金曜日

生物多様性

8日の各紙は、「生物多様性」に関する話題を大きく取り上げています。

過日開催されたCOP15の結末ら対する不満・不安からか、各研究機関や地球環境保護団体や自然保護がコメントを発しています。

地球温暖化対策として、各国が目標としている数値をクリアしたとしても、上昇温度は産業革命前と比べた今世紀末までの平均気温の上昇は、“3.5度”にも及ぶ恐れがあり、COP15において各国が「留意する」と決議した現行の削減目標では、“2度”が実現出来ないとも警笛をならしており、更なる削減目標の引き上げの必要性を訴えている。

気候変動の政府間パネル(IPCC)の2007年の報告によると、05年までの100年間の平均気温は“0.74度”も平均で上昇しており、これが目標としている“2度程度”を超えると、最大30%の種が絶滅するリスクが上昇し、生態系に大きな影響を与えると報告済みである。

地上や海洋の砂漠化抑制、熱帯雨林の減少抑制、自然の環境の悪化は、海面の上昇だけにとどまらず、我々の生態系にも大きく影響を与えるものです。害虫の害獣の天敵の絶滅は、人間生活の危機を呼び、新しい感染ウィルスの発生にも及ぶでしょう。

もう映画のだけの世界ではないのです。

2010年1月7日木曜日

マネジメントを考える

マネジメントを組織の管理であると考えるならば、組織の為に投入した企業の資源である人・物・金に対する効果が、予想どおりにまたはそれ以上の効果を出せるべきである。

また、マネジメントにおける決定と行動について、今すぐ必要なものか?将来的に必要なものか?のバランスを考える必要があります。

私の様な経営者は、外を見る機会に恵まれている半面、危機感を感じるスピードも早い訳です。その危機を回避するための方策を考える時に、どうしても矢継ぎ早に事を進めようとしてしまいがちです。

資源の投入に対する効果と行動の決定を如何に正しくマネジメントするか?
これは、自身に対する警めにもしている事です。マネジメントが行うべき仕事とは?もう一度思い浮かべる。
第一に、目標の設定と到着点
第二に、組織の構築と仕事の分析、そして、その仕事のマネジメントを行う者を選ぶ
第三に、より良いコミュニケーションを可能にするチームづくり
第四に、評価する仕組みづくりとその結果の伝達
第五に、自分を含めた人材教育
これをベースとしてるのが、私のマネジメントに対する考え方です。

しかし、その考えの前にもっと大切なこと、「マネジメントとは、結局のところ“人と一緒に働く”ということが基本である。」とうことを忘れてはいけない。

私自身が忘れかけてたことです。

2010年1月6日水曜日

仕事始めにあたり

当社は、本日から仕事初めです。

毎年恒例ではありますが、社員との年始のごあいさつから始まり、作業安全祈願、社業繁栄祈願へ神社へ向かいます。

新年を迎えるにあたり、私の社員への挨拶は「昨年は、政治や経済、我々の業界や市場も大きく変化しました。世の中が変化するということは、顧客ユーザーの当社への要求も変化します。その変化にいち早く対応して当社としての社会的な責任を果たそう」という内容でした。

当社はサービス業ですから、顧客ニーズがどれだけ大切かを認識する必要性があります。もちろん拒否する権利も同時に持ち合わせているわけですが、現在の経済状況下では主張の難しいわずかな権利です。

いつも「選ばれる側」にいるわけで、「選らばれるための努力」を惜しんではいけません。

日本経済の今後は、まだまだ予断を許せる状況ではありません。経済が落ち込めば消費者の購買意欲も落ち込みます。その分、使用済み商品(廃棄物)の発生は減るのが常です。

物が売れなければ、作るだけ無駄です。作らなければ歩留り(廃棄物)の発生は減ります。これまた常識です。

この様な状況の中、いかにして「選ばれる企業」であり続けるか?ここが重要なのです。

2010年1月5日火曜日

キクチタケシ

本日は応援のお願いです。

現在、全国産業廃棄物連合会主催で同青年部が企画・実施している「CO2マイナスプロジェクト」を中心にした第7回全国大会のテーマソング「海よ!空よ!大地よ!」を提供いただいた「滝ともはる」氏率いる、パラダイスカフェレコーズの「キクチタケシ」の初アルバム「光」が昨年の11月25日にリリースされています。

滝さんを始めとするパラダイスカフェレコーズの面々には、業界活動やNPO活動でイベントの度に「サポートミュージシャン」として「イベント応援団」としてご協力いただいています。

先日の全国青年部全国大会記念事業推進会議でも、上田正樹さんとともにプロジェクトのキックオフを盛り上げていだきました。

さて、「キクチタケシ」の話題に戻りますが、06年11月にマキシシングル「街」でデビューを飾り、インディー系のレーベルとしては、異例の売上を果たしています。本当に良い歌です。

私達悪友達のもとはと言えば「秘密基地」であったライブレストラン「パラダイスカフェ」ですが、今や横浜の音楽と遊び好きな大人なら誰でも知っている、連日大賑わいお店で(なぜか、男のお客様がほとんど)、「キクチタケシ」の織りなす“キクチワールド”が聴けます。

今回のアルバム中の曲で、私のお気に入りは「あの橋を渡れば」と「花のような人」です。あまりにもデビュー作の「街」の印象が強烈だったので、彼の音楽シーンがどのように移り変わっていくのか?それとも膨らんで成長するのか?楽しみにしていましたが、その答えが満載に入っているのがこのアルバムです。

今こそ、パラダイスカフェのお客様は、音楽を聴きにくるお客様ですが、彼が“修行”していた当時のパラダイスカフェは、決してそうとは言えないお客様も沢山見受けられました、それでも自分の音楽を伝えることに全てを注いでいたように、私の眼には映っていました。

オーナーの滝さんの人間性イコールのお店が“パラカフェ”であり、門下生の音楽に取り組む姿勢です。「キクチタケシ」に続く、“弟弟子”「米重優哉」(08年10月「DIARY」でデビュー)も今後の活躍が大きく期待出来ます。

是非、「キクチタケシ」の初アルバム「光」を宜しくお願いします。

*「CO2マイナスプロジェクト」に関して、パラダイスカフェと共同削減の企画を計画中です。決定後には情報リリースしますのでご期待下さい。

http://www.takeshikikuchi.com/

2010年1月4日月曜日

環境ビジネスアクセスランクキング

昨日に引き続き、環境ビジネス紙アクセスランキングです。

やはり、上位には温暖化対策関連が占めています。

エコカー補助金、太陽光発電補助金、改正省エネ法、自治体補助金、LED補助金などです。

本年も、このあたりが中心となって進むのは、間違いないでしょう。

同紙の販売ランキングも上位から、太陽光発電の価値、省エネ対策、民主党の環境政策、日本版スマートグリッド、生体多様性とあります。

そして、来年度には法制度化されそうな「環境税」「温暖化対策税」、それぞれの企業に課せられる排出量や、削減の取り組みまたはそのペナルティーについて、今後の企業の大きな関心になります。

どの様な目線で、企業、国民がこの関心事に関与して行くのか?今年予測は社内において当分の私の仕事になります。

2010年1月3日日曜日

環境新製品ランキング

環境関連の月刊誌「環境ビジネス」に掲載されている。09年の環境新製品アクセスランキング、環境ビジネスアクセスランキング。現在の環境関連の関心についての傾向が大きく表れています。

環境商品については、LED商品で同紙で紹介された「神農流通」社の割賦販売に読者の興味が集中しています。私の記憶では、同社はもともと物流会社、各JAさんが販売されていた家庭用のプロパンガスの配送業務を手広くやられていたと思います。その際に、プロパンガスの口についているプラスチックキャップをNPOで展開てしいるキャンペーンに活用出来ないか?とご提案があったこともあります。その当時は、神奈川県のトラック協会のメンバーで同協会の青年部会長を務められており、恐らくその会社だと思います。以前は自然食の移動販売等も手掛けていらっしゃったと思います。

環境関連の新しいアイデアや事業化については、様々な産業の方々がもともと本業でお持ちのノウハウにプラスされたアイデアで、積極的に参入されています。

本来は、我々業界の真骨頂の部分であるはずなのですが、一部の会社でしかそのポテンシャルを発揮出来ていないのは残念です。

今や、競争相手は自らの業界だけではなく、外の産業に存在しており、その潜在的な数を考えると恐ろしくなります。

2010年1月2日土曜日

2010年の焦点

2010年も環境分野での焦点はやはり「地球温暖化」でしょう。

“新三種の神器”と言われる「太陽電池」「電気自動車」「省エネ家電」。

事業仕分けを盛んに進めた新政権も、温暖化支援対策については、相次いでの継続支援を伝えている。

太陽光による発電の買取制度、インフラ整備に対する補助制度、エコカー購入減税、エコポイント還元。

人はやさしくされると、そのやさしさに馴れ有難味を忘れるケースが多く、何のために創られた制度なのか?もう一度国民にしっかり説明する必要性を感じます。

半世紀や1世紀での気候変動を捉えると間違いなく気温は上昇しており、その結果の恐ろしさは万人が理解出来ていると思っていますが、継続してその事を訴える仕組みが必要であり、何のためにその様な取組を行っているのかという、そもそも論を忘れると本末転倒となる。

エコファースト企業による協議会の設立もあり、ますます企業が温暖化を意識した経営に向かっています。

環境税の法制化、企業の排出制限等、大企業ら課せられる責任は更に厳しくなると同時に、インフラや技術や労働力の海外流出など、温暖化対策ゆえの問題点も表面化されそうな2010年になりそうです。

2010年1月1日金曜日

2010年

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

2010年、21世紀に入りもう10年を経て、“次の10年”に入ります。

一昨年から続く世界的な経済不安定、この10年間はどの様になるのか?

経済、国際関係、気候変動、そして、我が国日本はどのような見通しになるのか?

エコカーを始め、新エネルギー部門での日本の台頭は見られるのか?

GDPにおいて、日本を抜き世界第二位の経済大国として躍進する中国やインドの新興国の成長は?

ますます進む医療技術や国民の健康志向の成長による、高年齢化の進捗は?それに伴う年金や社会保障について。少子化に対しての歯止めは?

そして、我々の廃棄物処理業界の“10年間”はどういう見通しになるのか?

とにかく、心配ごとばかりの新年の幕開けですが、企業としての目的・目標を実現し、社会的な役割を果たして貢献する事は、どの時代においても変わりないはずです。その為にも、元気に健康で暮らしたいですね。

これからの10年も大切ですが、先ずは皆様にとって、この一年が充実した一年になりますよう心からご祈念致します。