2010年3月31日水曜日

ラグ・ボール

今朝、スポーツ紙を見ていると久しぶりに「ラグ・ボール」という活字に目が行きました。

記事の内容は、シアトル・マリナーズが試合前に行ったリラックスムードたっぷりの“あるゲーム”の事です。

この「ラグ・ボール」というゲーム、私が初めて目にしたのは約20年前で、当時ヤクルトスワローズのスプリングキャンプを行っていた、米国アリゾナ州ユマという場所で、当時はMLB「サンディエゴ パドレス」のトレーニング・タウンでした。

キャンプの後半になるとメジャーリーグの選手達もキャンプインし同じトレーニング・タウンの中で、4面ある球場をお互いにシェアして使ってました。

その際に見かけたパドレスがやっていた練習方法にこの「ラグ・ボール」がありました。簡単に説明すると実際の野球のルールの全て逆をやるのです。

打ったバッターはサードに走り、内野ゴロなら普通はファーストに投げるのですが、このルールだとサードに投げる訳です。得点になるケースもファーストから生還する訳です。

このルール簡単の様でとっても難しいのです。普段やっていることの逆をやるわけですから、守っている方も瞬時に頭を切り替えてプレーしなければいけないし、ランナーもいつもと逆に走るのですから勝手が違います。

今回紹介されていた記事は遊びの範疇での話題でしたが、私が初めて見たときは通常の練習の中での「ラグ・ボール」でしたからハッキリ言ってびっくりしました。

しかし、凄いアイデアだなと感じました。咄嗟の判断と身のこなし、普段とは真逆のプレーをすることによって応用力を磨くトレーニングで、更に事前の準備がいつもの何倍も必要とされます。

次こう来たら、こう捕って、あっちに投げてと言う感じです。6-4-3のダブルプレー!とかよく言いますが、これだと6-4-5のダブルプレーですからね。

人はあたり前だと思っていることを自然と日常の暮らしで行ってますが、あたり前があたり前で無くなったときどのように対応するのか?車が右車線を走る、赤は進め青は止まれ?

常識を覆すようなこのトレーニング法、あまりにも懐かしかったので話題にしてしまいました。理解しにくい方もいらっしゃったかと思いますがご容赦ください。

2010年3月30日火曜日

資源価格の動向

鉄鉱石の2010年度価格交渉が大詰めを迎えており、資源のほとんどを輸入にたよる日本では、今後の景気動向に大きく影響を与える話題です。

資源大手からの日本の鉄鋼大手に対する要求は、4月からの大幅値上げ、その額2009年の約倍額、更にこれまで年1度だった価格改定を四半期毎にすることです。

このままで行くと、国内需要に力強さが無い日本では、素材型の製造業に大きな影響を与え、仕入れ価格の高騰は最終的には消費者へと負担転換されます。

世界金融危機後の世界経済を牽引する、新興国各国が鉄鉱石や石炭の確保供給についても大きな力を見せており、ますます日本企業の価格交渉力は弱っている現状であります。

当面この新興国を中心とした、需要・供給の力関係はすぐには日本に良い風を吹かせるとは思えません。このまま資源価格が高騰すると折角一服感がある景気回復も、企業の設備投資や雇用控えにまで影響を及ぼすことになりかねません。

2010年3月29日月曜日

平成22年度・新入社員のタイプは?

毎年この時期に(財)日本生産性本部より発表される「新入社員タイプ」が先日プレス発表されました。

「平成22年度・新入社員のタイプ」は『ETC型』だそうです。

『ETC型新入社員とは?』

「性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」を開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。“ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの。」とある。

厳しい就職戦線をくぐり抜けてきた今年の新入社員は、IT活用に長け、情報交換も積極的。時間の使い方も効率的で物事をスムーズに進めるスマートさもある。また、CO2削減など環境問題への関心も深い。

また、ETCの様にドライバーと料金徴収員との会話が無くなったように、効率性を重視するあまり、直接的な人とのコミュニケーションが不足する場面もある。

故に、打ち解けて心を開くまで時間がかかる為に、性急に関係を築こうとすると直前まで「バー」を開かないので、上司や先輩はスピードの出し過ぎに注意。

理解すると仕事のスマートさやIT活用の器用さなどのメリットも見えてくるので、会社はゆとりを持って接し、永く活躍できるようにうまく育ててほしい。とネーミングの詳細を解説しています。

毎年面白い見方でネーミングしますが、ちなみに昨年は「エコバック型」でした。環境問題に関心が深く、節約志向で折り目正しい。うまく使うには大きく広げる必要がある。酷使すると長持ちしない。と言う様な解析でした。

このネーミング、多くの企業の就職・採用関係者の協力を得て特徴を検討しているそうですが、“うまいこと”付けますね。当たっているかどうかは分かりませんがね。

2010年3月28日日曜日

閣議決定を踏まえて

鳩山政権は、温暖化対策の基本方針となる「地球温暖化対策基本法」を今月12日に閣議決定し、今国会に提出した件については既にお伝えしました。

これから国会を通過して政省令へと落とされ、各自治体の条例等が上乗せされ具体化されるのですが、東京都では既に2002年から「地球温暖化防止、東京作戦」と称し政府より先に対策を講じでおり、今年4月から東京都独自の「総量削減義務」と「排出権取引制度」が導入されます。

対象は都内の大規模施設で、原油換算で年1,500キロリットル以上のエネルギー使用事業所です。
計画期間として2010年から14年までの5年間で、オフィスビルなら*基準排出量の8%、工場なら6%削減させなければなりません。*基準排出量:02年度から07年度の連続する3年間の平均で、事業所が特定の3年を選ぶ事ができる。

削減義務の履行手段と手法については、
『自らでの削減』・・・省エネ施設への更新・転換
『排出権取引』・・・・超過削減の買取、中小規模事業所省エネ対策削減量買取、都外クリジット、再生エネルギークレジット

そして、最大50万円の罰金を科し、未達排出量を都が買取その代金を請求するとある。

今後の排出権に関する価格の上昇においては、義務履行出来ない企業への負担はかなりのものになりそうです。

また、この動きは既に首都圏の政令都市でも検討または実施を決定しており、首都圏全体に拡大は間違いないものと推察します。

止められないこの世の中の流れに対して、「社会における企業として」の対応と「環境保全を生業としている企業として」の責任の両方を踏まえた事業の活動を進めなくてはなりません。

2010年3月27日土曜日

時間とは厄介なもの

「有効な時間の使い方」とよく言います。

自身が企業を経営していると「社員は時間を無駄にしてないか?」「有効な管理手法は?」「時間管理の重要性」とか考えがちなのですが、自身はどうかと考える時が良くあります。

実際に、今自身がやらなければならない仕事があるとしても、急に打合せが入ったり、急な要件の電話が入ったりします。更には、自身が理解出来ない事があれば担当の社員を呼んで話を聞いたりします。また、たまたま話題になった立ち話しでも“熱が入り”ちょっとのつもりがちょっとじゃなくなったりは日常茶飯事ですよね。

中には、今の時間に目の前の相手を納得させ、先に進まないと行けないという打合せでも、ちょっとした話の内容に感情をもっていかれたり、大人げなかったりして本来の思考の時間を無駄にしたりもしますね。

「時間」というものは本当に厄介なものだなと感じます。どうでしょう?日常の勤務で何%無駄に時を捨てているでしょう?

しかし、これはやむを得ない事もあります。なぜなら企業とは人と人との交わりを基本としますから、必ずしも自分が時間の中心でいられる事はあり得ないからです。

更に達が悪いのは、この「厄介な時間というものは」はお金で買えるものではなく、また溜めておく事も出来ないものなんですね。

経営者や管理職と言われる人が一日の中で、自身に使える時間は一体どれくらいなのでしょう?恐らく半分も使えれば良い方でしょう。

だから、一日の仕事を終える時に何のためにどれぐらいの時間を過ごしたかを確認する事は、「自身の時間」に対する真剣な取り組みに繋げるために重要なのでしょうね。

こうやってブログを書きながらこんなことを考えている事が多いような気がします。

2010年3月26日金曜日

バンクーバーパラリンピツク

過日開催されたバンクーバー冬季五輪では、フィギアスケートの浅田選手、高橋選手のメダル活躍で大変盛り上がりましたね。

さて、この五輪が閉会するとともに開催されるのがオリンピックに対して「パラリンピック」です。今回の五輪開催と同地バンクーバーで行われたパラリンピックでも日本人選手が大いに活躍しメダルも獲得しました。

様々な活躍競技の中で、特に私が注目したのは「アイススレッジホッケー」です。見事に決勝にのぼり残念ながら地元カナダに惜敗し惜しくも銀メダルでしたが、この競技で日本に初のメダルを勝ちとりました。

この「アイススレッジホッケー」、健常者が行う「アイスホッケー」と同様“氷上の格闘技”と言わる、非常に激しいスポーツです。下半身に障害を持つ方がアイスホッケーを行えるように工夫改良されたスポーツで、「スレッジ」と呼ばれる専用の橇(そり)に乗り、両手に「ストック」を持って行うスポーツです。

通常のアイスホッケーでは自身の足でスケートを蹴り進んだり下がったりするのですが、下半身に障害を持つ選手達は二本のストックに付いている“ピック”を氷上にひっかけて橇を動かす訳です。

以前、私のアイスホッケー好きの話しはしましたが、「アイススレッジホッケー」も同様に大変エキサイトする競技です。パラリンピックでは、1994年のリレハンベルより正式競技となり、日本チームは長野での大会から正式参加しています。

今回、この競技で銀メダルを獲得した同チームですが、主将の近藤隆行選手が大会表彰選手として、閉会式で表彰されました。

大会での通産4得点という活躍はもちろんの事、競技以外でも上半身だけで富士山登頂に挑み見事に成功したり、様々な講演会活動も評価されたこの度の受賞だそうです。

受賞の際の近藤選手のコメントを披露すると「この賞を本当に光栄に思う。障害は隠していてはいつもでたっても理解してもらえない。常にいろいろな場所に出て行こういう意思が認められた。」と語っています。

本当に勇気ある行動力に敬意を表したいと思います。

また、同代表チームの監督である中北浩仁監督の指導方法やリーダーシップにも共感を感じました。自身は学生の時からアイスホッケーの世界の頂点であるNHLを目指し、中学卒業後すぐにカナダに留学し、全米学生リーグにも参加しています。残念ながら選手としては、怪我の影響でプレーを断念しているが、帰国後、自身の勤務する日立製作所のサポートもあり、代表チームの監督を務めています。

彼は「アイススレッジを教えに来たのではなく、アイスホッケーを教えに来た」と言い、自身が本場カナダで学んだ戦術とトリーニングを叩き込んだといます。

また、代表選手である誇りを忘れるなという意味で、会場入りは必ずスーツにネクタイを義務付け、ホッケー大国である、アメリカ、カナダと戦うのだから練習、試合においてなるべく英語を使う事で、対戦相手の選手間の会話やベンチからの指示が理解できる様に訓練したという。

「何に向かって、何の為に、今何をするのか!」。アイススレッジホッケーの銀メダル獲得は大きな誇りとなった一つの歴史を生みましたね。

しかし、その陰で冬季のパラリンピックに出場する選手の様々な競技に関する費用は莫大で、ほとんどが個人の負担で、健常者の五輪とは比較にならないようです。

管轄する国の機関も五輪は文部科学省、パラリンピックは厚生労働省と異なっており、大変大きな問題も抱えているようです。

今後、今回のハラリンピックの日本選手団の活躍を機に、サポート体制が見直されて更に目標を高められる様になればと願いたいものです。選手の皆様に心から敬意と称賛を贈りたいと思います。おめでとうこざいました。

2010年3月25日木曜日

インターン登場!

今月より2名のインターンが当社に登場しました。新しい仲間としてこれからどのような展開となり、どのような成果が出るのでしょうか?

大きな期待を寄せる!というよりも、新しいものが出来る、見れる楽しみに近い感覚でいます。

本人達が将来的なビジョンとして持っているもの、ハッキリ、ぼんやり、それともここで見つける?どちらでも今は構わないと思います。その想いがどの様に変わっていくのか?それとも初志貫徹なのか?

小職を含めて社内や様々なステークホルダーとの関わりの中で、たくさんの経験とその時に感じた事を経験力にしてくれたらなと思います。

大切に育てられているお子さんを預かるのですから、真心を持って真摯に接していきたいです。

もちろん、「当社の激務と強烈なブレッシャー」に耐えることも経験ですからね。当社が振りかける“スパイス”が“新鮮な素材”に対して“深いお味”になる為のスパイスになるか?新鮮な素材の邪魔なスパイスになるか?

求めるベクトルを合わせて進めて行きたいですね。

2010年3月24日水曜日

システム

昨晩はある面々と、業界の現状や未来像といった話からプライベートや野球の話まで盛りだくさんで内容の濃い情報収集の場に参加する機会がありました。

その中で、印象に残っている話題が「システム」の話しでした。一つ一つのノウハウやテクニックを持ち合わせていても、それがシステム化されていないと何にもならないという内容です。

“まとまり”“仕組み”大変重要なことです。仕事においても個々の人生においてもシステムがあった方が何かと便利です。もちろん、人間味や型破り的な見方をすればシステムがないのも魅力と言えば魅力なのでしょうが、その場合は品位や社会常識となるのだと思います。

例えば「私がこんな事を言い出したら、こういう風にたしなめて下さいね。」と極々近しい人に頼んでおく“システム”があると良いなと感じました。

こんな風にです。「うちの社員の愚痴や悪口ばかり私が言うようになったら、私に一言言ってくれる?」

「社長辞めれば!」って。

この“システム”を誰に頼もうかな?

2010年3月23日火曜日

全国産業廃棄物協議会 全国青年部協議会幹事会

本日は、全国青年部の幹事会。

私のブログで何度もPRさせていただいております、全国大会記念事業「CO2マイナスプロジェクト」も、本日付けで1,157社の参加を戴きました。

また、同プロジェクトの啓蒙イベント「電動バイクキャラバン」も九州に入り、愛媛県から大分県に入り本日宮崎県に入りました。今年度最後のキャラバン先は沖縄県です。

全国青年部で運用しております、コミュニケーションサイトで日々現地の映像や写真を提供いただいており、サイトにアップされております。

今後は、エントリー締め切り後には専用のホームページの様々情報が提供されます。

全国産業廃棄物連合会の正会員協会の各会員が挑戦するこのプロジェクト、大きな盛り上がりを見せている訳ですが、いよいよ実際の削減量の報告が始まります。

今後もこのプロジェクト進捗ありましたら報告致します。ご期待下さい。

2010年3月22日月曜日

手順説明・訓練・教育・指示

現在当社では、「Iam...」(当社における企業活動のルール)の構築の為の諸規定の見直しや新しく必要なルールについては、制定の準備を進めています。

企業全体で必要なルールはもちろんのこと、各グループにおいてもそのグループの業務を詳細に分け、その業務にルールや手順が必要なものを抽出する作業を進めています。

勿論、既に手順化されている業務もある訳ですが、現状の業務・作業の工程に整合しているかどうかも整理して行きます。

ルール化や手順化が必要な業務・作業にその“決まりごと”が無いとどうなるのか?社員個々がその業務・作業に直面した時に、判断の基準が無いとその都度個々に判断したり、上司に伺いをしたりしなくてはなりません。

スピード感はなくなり、もちろん企業としての生産力(管理力、営業力も含めた企業として生みだす力)も低下し、結果は自ずと知れた事になります。

生産力だけではなく、安全衛生の面でも手順化が無いと定常時、非定常時の作業の対応や危険個所の限定さえも出来ません。

この手順やルール化の次に待っているのが、その手順・ルールを基本にした“訓練”になります。この訓練に教育という理屈付けをし、日々の業務に対する指示へと進みます。

この作業地味ではありますが、この作業に関わる事で必ず“仕事のスキル”は上がるし、会社全体が見える形に必ずなります。

この様な、比較的に企業として初期に出来る仕事に全社員が積極的に参加してもらいたいものです。今しか出来ない、今やっとかないといけない事の大切さを十分に理解してもらいたい。

2010年3月21日日曜日

いよいよ開幕!

プロ野球ではなく、高校野球です。

本日から選抜高校野球が始まりました。いよいよ球春と言う事ですね。

今年は、関東代表の東海大相模が出場し、優勝候補の一校に上げられています。検討を期待しています。

さて、私の母校東海大二高はと言うと悲しいことに、私が高校三年の夏に甲子園初出場して以来、甲子園の土を踏んでいません。毎年毎年地方大会の結果を気にして新聞を見たり、地元にいる同級生や後輩に様子を聞きますが芳しくありません。

最近は、野球よりもゴルフの方が有名で、古賀美保プロや上田桃子プロも同校の卒業生です。漫画家で「ONE PIECE」で有名な尾田栄一郎先生も同校の卒業生です。

現在、東海大二高同総会では、関東同総会の設立に向けて参加を呼び掛けています。

とにかく、野球では寂しい年が続いておりますが、今年の夏は何とかもう一度甲子園の土を後輩達に踏んでもらいたいものです。

2010年3月20日土曜日

エコスポーツ

昨今の日本のボランティア事情は人道支援、環境保全活動、就労支援活動、子供支援活動など様々な社会問題に対する支援活動が盛んにおこなわれるようになりました。地域に関しても日本国内は基より世界各国で展開されています。

先日当事者意識が持てなくても思い切って気になる活動に関わって行くと物事がスタートし、自身の視野も広がっていくと述べましたが、多種多様の選択が出来る現在だからこそ少し気にしてみてはどうでしょうか?

それが“不純な動機であっても”構わないと思います。

そんな中、今年の1月11日に「全日本スキー連盟」と「日本ゴミ拾い連盟」が共同でエコイベントを開催し、32チーム約300名が参加し、代々木公園のゴミ拾いを競い合いました。

エコをスポーツにでも、ゲームに勝つでも、誰かに褒められたいでも、参加者それぞれの動機は人が評価するものではありません。

昨年は「MOTTINAI企業対抗ゴミ拾い大会」なども行われました。エコ活動が競技となりスポーツとなっています。さらには箱根駅伝のゴミ拾い版のイベントもあります。

本当に様々な活動が、それぞれのコンセプトで開催されます。参加される方々が「自身の決断」で「自身との約束」で参加されます。

そして、その様々なイベントに企業がサポートとして後援しています。今後もますます変化を続ける社会貢献活動。先ずはどんな動機であれ関わることからスタートし、それから先はその人個々の想いがそこからスタートするのでしょう。

2010年3月19日金曜日

元気振興の急務

日本資本主義の父と言われ、江戸幕府の末期の幕臣であり、維新後は官僚を務めその後約500社ともいわれる株式会社の設立に関わった「渋沢栄一氏」の言葉です。

幕末、維新の時代、困窮を極める時代において、我々の先人達は明日に向けて、未来に向けて戦い抜いたのか?その源泉になるものは何だったのか?

明治維新後、武士は地位や職を失いましたが、それまでに脈々と受け継がれてきた教育と武士の魂によって新たな世界を切り開いた例の話しは先日話ししましたが、全てが事業として成功した事例ばかりではなく、どちらかと言うと失敗した例の方も少なくないのです。

しかし「士魂商才」という言葉が生まれたように、武士の道徳と商人の利益は合い交わること出来ると論じた方もいたのです。それは、日本国民全体が未曾有の政権交代という大きな変革の中にいたからこそ、全ての日本人に目標があったからこそだと言われています。

現在の日本も考えようによっては同じ様な時代のはずです。

タイトルにある「元気振興の急務」。まさに物が潤沢にあり、生存とか安全とかの意識が薄れた日本において、どこに向かうのかを示す時なのでしょう。

本来、国民の向かう方向を示す事を本分とする政治や教育はあいも変わらずで、事なかれ主義や当事者意識の無さが蔓延していると感じざるを得ません。

しかし、私一人が大義を守れるべきもなく、役割としては最低でも自身が守る企業の範囲の中だけでも
「元気振興の急務」に努めなければと思っております。

「元気振興の急務」、まさに進むべき方向を示し、当事者意識をもって「永続的可能性」を追いかけ実現に向けて頑張るだけなのです。

2010年3月18日木曜日

心理学的なモチベーションの上げ方と考えの誘導

今日はちょっと難しそうなタイトルです。

企業におけるリーダーと言われる人の重要な仕事は、部下のモチベーションを上げる事です。

なぜ部下のモチベーションを上げる事が重要なのか?それはモチベーションの位置によって仕事の生産性を大きく左右するからです。

人間だれしも感情があります。常に平常心で顔色一つ変えずに、どんな時も自身のスキルをフルに使った仕事ぶりが出来るはずもないのです。

先日も話した様に、来年度は当社における、私も含めたマネージャー(管理職)研修に力を注ぐ事を次年度事業方針に盛り込みます。その為のテキストや資料を現在集め、まとめている最中なのですが、その触りの一部分を先日のマネージャー研修で話したところです。

さて、話は元に戻りますが、モチベーションを上げる為にはいくつかの部下の『欲求』を満たしてあげる必要があります。給与や賞与に代表される「外発的欲求」、“生きがい”“働きがい”“自らのやりがい”に代表される「内発的欲求」。当社の社員はどちらの欲求を満たす事でモチベーションがあがるのか?

その他に、是非当社のリーダー達に知っといてもらいたい心理学に、アメリカの有名な心理学者である、アブラハム・マズローが唱えた「欲求の5段階説」があります。

「生存欲求」「安全欲求」「承認欲求」「自我欲求」「自己実現欲求」の5段階であり、それぞれの欲求を満たす為には、その下の欲求を満たせなければ、その上の欲求段階に到達しないという学説です。

その中で、「自我欲求」の段階に至った人がモチベーションが高いと言われのです。「自我欲求」とは「自身が自ら前向きな考えで自発的に物事を進めたい」という欲求だからです。この欲求を満たす事が可能になるには、その下の欲求である「承認欲求」が重要なポイントであると言う事です。

「承認欲求」とは、「他人から認められたい、必要とされたい」という欲求です。ですから、リーダーは部下のモチベーション上げる為には「部下の承認欲求」をいかに満たすかという事です。

「承認欲求」を満たす最も効果的な方法は「褒める(強みや結果やプロセス)」であり、最も簡単な方法が「挨拶する」と言われます。

逆に最も満たせない方法は「無視・無関心」です。「褒める」の逆は「叱る」と思いがちですが、部下の指導・教育においては思いのこもった叱り方は避けては通れません。

しかし、ここからは私の私信ですが「無視・無関心」には相手に考えさせる方法ともなると考えます。「何で声を掛けてくれないのだろう?」そこにはリーダーの「部下に対する将来への想いがキチンとあれば」何か原因があるはずなのです。それは考えの誘導なのです。

私はキャッチャーでしたから、師匠の根来さんに良く言われました。「他人の性格までは変えられないが、考え方を誘導する事はアイデア一つでいくらでも出来る。」と...

2010年3月17日水曜日

武士の商法

先日、WOWWOWで放送された「武士の商法」。明治維新により武士達は職を失うが、どの様にして新しい時代を生き残り、新たな産業を生み出したのか?

特に戊辰戦争に際に幕府側に加勢し、朝敵とされた“庄内藩”の武士達は最大の“政権交代”の激動の中どの様に生き抜いたのか?

そこには、藩としての教育の歴史と武士のプライドがあったのです。刀や弓矢、槍をくわや鋤に変え荒れ果てた大地を桑畑へと開墾し、日本有数の蚕糸産業を作りあげました。(松ヶ岡開墾場)

庄内藩は、1805年に行き詰った藩財政の立て直しの必要性や乱れた武士の生活に悩む9代当主酒井忠徳は「学校を作って立派な人間を育て、武士達の心の乱れを正し藩政を立て直す」ことを目的とした「致道館」という藩校を設立しています。

この「致道館」という校名の由来は、論語にある「君子ハ学ビテ以テソノ道ヲ致ス」から来ているものです。藩主酒井忠徳は開校にあたり次の様に指針を示したと言います。

「人は生まれつき得て・不得手があるものだから、一人一人の優れている面を伸ばすようにしなさい!」

朝敵と言われ武士として人間として行き場を無くした庄内藩の武士達、その数3,000名と言われます。朝敵を言われた為に、日本の産業の礎を創り、国に貢献し再度認めてもらうその一心で作りあげた産業です。

その産業を行う中でも、「利ニテ放リテ行ヘバ、怨多シ」・・・「利益利益と利益ばかり求めすぎると、人のうらみを買うことが多い。」と教えている。

この「松ヶ岡開墾場」、20世紀末まで共同所有のまま管理続けられていたというから本当に驚きです。

激動の今日と言われますが、本当の激動が来たときに、現代の我々にかの時代の先人の様な覚悟が持てるのだろうか?

2010年3月16日火曜日

気になる人物

最近気になる人物の名は「マック・テイラー」。

この名前を聞いて誰が気付く方は、米国ドラマ「CSI:NY」のファンですね。

彼は、ニューヨーク警察科学捜査班CSIグレード1の主任捜査官です。様々な殺人事件を科学的な捜査でその事件の謎を解き、犯人を追いつめて行きます。

なぜ「マック・テイラー」が気になるかというと、彼のチームリーダーとしての資質です。チームのモチベーションを上げる。チームの中の規律と捜査官としてのなんたるかをメンバーに示します。

そして、9.11の同時テロで無くした愛妻のことや自身も米国海兵隊に所属していた時に経験したベイルートでの心の傷という深い痛みを持ちながら、決して部下達にその弱みを見せないというリーダーシップの強さ。

チームワークを第一に考え、その輪を乱す者は親しい部下でもキチンと叱りつけれる。しかし、部下を誰よりも理解し、部下の強みを心得ている。リーダーシップとはこういう事だ!という人物です。

ドラマの世界ではありますが、実際にその様なリーダーはいるのだと身近に感じる演じ方です。

自身にも厳しく、決して悪を許さないが為に組織の中では苦難の連続ですが、一度仕事を離れると無くなった夫人のもので、唯一彼女が“息を吹き込んだビーチボール”だけは処分出来ない人間「マック・テイラー」。

真のリーダーシップとはそういうものなのだと思わせる気になる人物の話しでした。

2010年3月15日月曜日

聞く(聴く)事の大切さ

ある方との久しぶりの再会での会話の中に、「聞く事の大切さってあるよな!」という話題になりました。その方は「聴く」方の事でしたが。

社内においても、社外においても自然と情報が入ってくる人と、そうでない人、情報と気付いてない人といます。

最後の人は論外として、自然と情報が入ってくる人はほとんどの人が聞き上手な人が多いと感じます。

なぜかこの人には話してしまう。なぜかこの人に話をすると悩みが解決したような気がする。なぜか?

様々な理由がそこにはあります。「話しやすい環境」「相槌がうまい」「分からない部分を再度確かめる」「目を観て話を聞く」などです。

「親身になって聞く」というところが基本なのですかね?

相談事を繰り返してなぞってあげることにより、親密度があがりより心が開ける事もあるのでしょうね。

話し上手は多くても、聞き上手は少ないと言われます。今日はそんな会話をしながらなんでも話せる信頼関係は良いものだねという話に終始しました。

聞く事の大切さを再認識させられた再会でした。

2010年3月14日日曜日

閣議決定!

政府は12日、中長期の温室効果ガスの排出削減目標や、排出権取引制度創設など、温暖化対策の具体的な政策を盛り込んだ「地球温暖化基本法案」を閣議決定し、今国会での成立を目指します。

法案は、
・1990年度比、2020年に25%減、50年に80%減の排出量削減目標(但し、主要国が意欲的削減目標を持った場合に実現)
・排出権取引は、事業者の排出総量に上限を設ける方式の導入を基本とするが、生産量あたりの排出量設定の方式も「検討する」と併記。基本法施行後一年以内に取引に関する法案を作る。
・再生可能エネルギーについては、20年までの導入目標を1次エネルギーの10%とし、発電した電気を電力会社が全量調達する固定価格買取制度の創設も明記。
・地球温暖化税は11年度導入に向け検討を進める。

今後、排出権取引にまつわる「排出総量キャップ」か「生産量当たり排出量」かはかなりの議論となりそうです。

また、再生可能エネルギーによる発電ま固定価格買取についても「原子力利用」の議論が加速を増すと想定されます。

いずれにせよ、今後の温暖化対策の方向を政権は示した訳ですから、むりくり進めてくるのでしょう。

地球温暖化税についてもどの様なアイデアで徴収するのか?場合によっては、経済復興推進派のみならず、国民を敵に回す危険性もありますよ。

2010年3月13日土曜日

ナチュラルな街「江戸」

「循環型社会の形成」を叫ばれて久しい我が国ですが、徳川家康がひらいた“江戸”は、まさに理想的な「ナチュラル社会」だったようです。

江戸の社会には基本的に無駄なものや不要なものは無かったと言われています。衣食住のあらゆるものは、何度でも繰り返し修理をしながら徹底的に使い尽くし、使えなくなったら別のものに再利用したのです。そこにはその為の仕事さえ生まれたと言われます。

ごみ取り・・・町と契約し、ごみ溜めのごみを分別し、燃料・肥料・埋め立て用に分別回収をおこなう仕     事。ちなみに、江戸の人口増加に伴い、1655年に永代浦に埋め立てを開始するまでは埋め立てはなった。

蠟燭の流れ買い・・・蠟燭を燃やした時に溶けて流れた蝋を買い集め再生させる仕事。当時は武家や大店、料亭などの富裕層が蠟燭を使用しており、庶民は使っても魚油か早く寝るしか無かったようです。

灰買い・・・灰は農業用の肥料、アク抜き、洗剤や染物、酒造りの際の保存料、陶磁器の釉薬、傷薬など幅広く使われ、回収業者は灰を買い集め「灰市」で販売していた。庶民は自家用で使う物だけを残して、残りは売って生活の足しにしていたそうだ。

他にもたくさんの「再生利用業」が存在し、地域や街に根付いた生活に欠かせない商売だったのです。云わば我々の先輩方ですね。

しかし、なぜ江戸はこの様な「ナチュラル都市」だったのでしょうか?それは、生活で利用するほとんどの物が「植物由来」であり、現在のようなプラスチツクをはじめとする「ケミカル製品」でなかったからです。

人間や動物に使われたものが自然へと還り、それが再生されてまた命ののエネルギーとなる「ナチュラル・ライフ」だったのですね。

そして、もうひとつの「ナチュラル都市」になった要因は「水上交通」です。江戸はたくさんの支流が流れ、今の東京湾に注がれます。上流で収穫された農作物を下流の江戸に運び、その帰り船で飼料・肥料の材料を持ち帰る訳です。ここにも大きな条件が揃っていたのです。

やはり、昔も今も「リサイクル=物流」は言えることなのですね。この話題私自身も興味ありですので、おいおい調べて、また報告いたしますね。

2010年3月12日金曜日

ニュースの見方

最近感じるのが、国内外で発生する事件や出来事を報じるニュースの件です。

事件・事故など世の中の様々な動きを知らせてくれる便利さは大変有難いものです。しかし、偏った見識や意見を持った報道については、最近考えさせられる事が多いです。

私見ではありますが、ニュースはあくまでも事実を正確に伝える事であり、「受ける側の私達はそのニュースによって考えるきっかけを与えてくれるものだと思います。」

そして、そのきっかけこそが“思考のスタート”であり、更に言えばその事実を如何に自身に取り込み、どう生かしていくかだと思います。そこには“生き方や生きるヒント”が隠されていることもあるのです。

つい最近のニュースとして「ハイチ大地震」のニュースかありましたが、その災害事態は大変お気の毒で、悲しい事件ではありますが、その後各国が行う支援や民間レベルでの活動は、その災害を起点とした、まさに“生き方のきっかけ”を意識づけたニュースであります。

ニュースの見方や報道の解釈はひとそれぞれですが、ほとんどのケースが「当事者意識」が持てません。「何々なんだって!」や「大変だよね!」という事です。

ニュースの見方や報道について、少し当事者意識を持って思い切って関わるというのも大事かも知れませんね。

社会貢献活動や環境イベントは、これから暖かくなってくるとたくさんイベントとして開催されます。思い切って参加することで、物事との関係がスタートするかもしれません。そして、スタートしてはじめて知ることもあるのでしょうね。

2010年3月11日木曜日

DQN?

DQN(ドキュン)と呼ぶそうです。恥ずかしながら私存じませんでした。

このDQN10年ほど前から使われている「インターネットスラング」と言われる蔑語で、人を軽蔑視した表現だそうで、知識が低い、非常識な人という意味のようです。

あるコラムに「負け組社員」の事を「DQN社員」と表現していました。この場合「落ちこぼれ」と言う意味の使い方のようです。

DQN(ドキュン)の話しはこれ位にして、ではなぜDQN社員の成績が上がらないかのか?

・職場のからくり(組織)を知らないし、理解しようともしない。
上司や同僚の評価は?
「報告しない」「1人で仕事を進める」「何をしているのかさっぱりわからない」「愚痴をよくこぼす」

・自分を有利にするインフラ(職場)を一向に作ろうとしない。
職場(組織)で生きていく限り、上司や同僚との良好な関係は不可欠である。
仕事の成果が上がらない割に人の評価をしたがり、プライドだけは高い。

この様なケースを代表的な「DQN社員」として挙げている。もちろん、このDQN社員だけに問題がある訳ではなく、マネジメントする側の上司にも問題はあると考えますが、ここでの話しは「人としてのそもそものとろこ」ですよね。

人と人との交わりが事業の根本だと考えるのであれは、このそもそも論がなっていない訳で、でも意外と多いいんじゃないですかDQN社員。皆様の企業ではどうでしょう?

2010年3月10日水曜日

冷たい女性に美女はいない

「冷たい女性に美女はいない」とは?なにも性格的に冷たいとかという意味ではなく、身体が冷たいという事です。

日本の女性は“冷え性”の人が欧米人に比べて非常に多いと言われます。日本人は欧米人より筋肉量が少ない事もその理由の一つですが、冷えは美容の大敵なのです。

なぜ?せっかく良い食事をし、栄養分をとっても、血行不良になれば、お肌までしっかりとその栄養分が届かず、折角の努力も無駄になります。要は「冷えた身体では脂肪は燃えない」という事です。

では、“冷え”の改善とは?先ずはタンパク質をしっかり取り適度な筋トレで筋肉をつけること。タンパク質を消化する際には熱を生む効果もあります。

また、冷えに効果抜群なのが「生姜!」。紅茶やスープといった飲み物に入れてもOKです。

温冷シャワーやリンパマッサージもとても効果的です。

因みに私は、タオル地五本指ロングソックスとレッグウォーマー、そして腹巻きです。

とにかく、性格も身体も「冷たい」のは禁物ですよ。

2010年3月9日火曜日

今回の法改正について

先日の閣議において、廃棄物処理法法改正案について、閣議を通過いたしました。

その内容とは
①排出事業者自らの処理についての規制の強化(場外保管場所の届け出)
②廃棄物処理業にかかる欠格要件の合理化
③優良な業者育成の為の許可更新期間の特例
を柱とした、13項目について閣議を通過いたしました。

内容には諸々ご意見あるかと思いますが、業界としての意見も取り入れられ、規制一辺倒の法改正ではなく、少しはビジネスに寄った法改正とも言えると感じる。

欠格要件についても、無限連鎖による許可取り消しも大変問題視しされており、実際に廃棄物処理業に全く関連しない案件についても取消要件ともなっています。

また、建設系廃棄物の排出事業者しての解釈の一元化に向けても、今回の法改正には盛り込まれております。

しかし、収集運搬の広域輸送合理化に関する許認可申請の問題等も問題は残っており、今後の政令・省令への落とし込みについての動向を見守りたいと思います。

2010年3月8日月曜日

秋田県協会青年部訪問

本日は、秋田県青年部の運営委員会にお邪魔し、全国青年部の活動やブロックの活動をPRに参りました。

全国47都道府県のとりを取って全国組織に参加していただけるよう,現在の青年部の活動と具体的な仕組み等を説明させていただきました。もちろん現在全国の仲間達で参加している「CO2マイナスプロジェクト」についても参加のお願いと啓蒙
させて戴きました。

秋田県青年部の皆様有難うございました。また、同行戴いた北海道・東北ブロックの久保副会長、小野ブロック長、また北陸信越ブロックからお越しいただいた宮崎副会長もお疲れ様でした。

私は会議で失礼し、加藤会長とバトンタッチしこれから秋田を後にします。

CO2マイナスプロジェクトのエントリー期間も残す事僅かとなりましたが、本日現在1,010社も登録を戴きました。御礼申し上げます。

さあ、これからが大切な削減実行です。キチンとした報告とタイミングの良い情報をお届けしていきたいと思います。

2010年3月7日日曜日

プロアマの壁

日本学生野球協会が日本学生野球憲章の改正案について、全会一致で承認し4月1日から施行予定であると発表しました。

今回の新憲章は、プロとアマの交流制限が大幅に緩和されることが明記されているという。

そもそもこの“壁”が出来たのは、教育の一環である“野球”である学校部活の野球に対して、有力な選手を高額な契約金での勧誘や、一部のブローカー的な関係者との金の絡む癒着問題等で出来たものであり。

子供達が何か悪さをして出来た壁では無いのです。記憶に近い問題でも栄養費という名目で有力選手の当時のドラフト制度での“逆指名”してもらう為の大人が犯した罪が思い浮かびます。

他のスポーツではプロ・アマの壁などなく技術や精神面のアドバイスは積極的に行われており、野球に関してだけがまれな制約になっています。

国民的スポーツであるが上での性かもしれませんが、私的な考えですがこの話題は大歓迎であります。

しかし、技術面での指導はプロ関係者が余程気を遣わないと、子供達に対して良くない事が起こる可能性があります。

同じ事個所を指導しているつもりでも、言い方によっては真逆の理解をすることもあります。日頃監督・コーチが言っている事と同じでも言い方によっては違った解釈をしてしまうという事です。

プロと名が付くだけで子供達には影響力が多からずある訳で、指導する際には日頃私生活も見ている監督・コーチとのコミュニケーションは外せないでしょうね。

先ずは、実際の指導を期待するよりも、自身の学生時代の経験やプロに入った後のギャップやチームメイトの話題などを含めた話を子供達の悩みに沿って聞いてあげ、答えてあげることが大切だと思います。

プロにまで行った人は違うな!と言われるのは、実際のプレーではなくものの考え方や自身を律した行動にあるはずです。

一部の大人の抱え込む利権や人脈をお金に換えるやりとりなどは愚の骨頂であり、肝心なのは子供の将来ありきの考え方で、プロもアマも考えて欲しいものです。子供成長に対するお礼は子供とその親が考える事であり第三者の口利きはいらないと思いますが、如何ですかね?

2010年3月6日土曜日

日本の次の社会

ある外国人記者のコラムに「日本人は誰もが経済の話しはするが“社会”の話しはしない。」という話題があった。

確かに、経済の立ち戻りの遅れは、国民全体の気になるところでどうしても話題になるのです。それは、自身の会社、自身の生活に直結しているからです。

しかし、日本にとって最大の問題は社会の方である。社会とは?産業、雇用、教育、医療、年金、少子高齢化などであり、戦後日本の約50年以上に渡って経済成長をもたらしたものは何だったのか?

それは社会的な制度、政策、慣例・慣行だったという学識者も少なくない。その典型的な例が“終身雇用”“輸出戦略”“官民協調”だったのです。

戦後の荒廃した日本から今日の日本へと導いたリーダーたちは、日本の社会に根差した制度、政策、慣例・慣行を作りあげ、見事に機能させて見せた訳です。

歴史を遡れば、大化の改新で中国の制度を日本化し、明治維新では日本の西洋化と思われがちですが、西洋の日本化とも言えると唱える方もおり、私もその意見に感じ入るところがあります。

しかし、その日本の社会に根差した制度ももう“賞味期限”が切れているのでしょう。今や過去と言える制度や政策、慣例・慣行が満足に機能していなからこそ、国民の不満はつのるのでしょう。

今こそ、日本の伝統の上にのった社会に根差した制度、政策、慣例・慣行を見出す時なのでしょう。急激な変化に気をとらわれすぎず、大きな流れを知り、基本に従順にならなければらいのだと思います。もう「次の社会」と言われる時代なのでしょうね。

2010年3月5日金曜日

予算編成

現在、各企業でも我が国の国会でも次年度の予算編成に汗を流しています。何年もこの業務な携わっているベテランでさえも、次年度の予算編成は難しいと口ぐちに話します。

確かに先行きの見えない経済状況、個々の生活を充実させると言いながら遅々として進まない経済対策。しかし、泣き言ばか言っていても現況は打開出来ず、社員の生活を守り「働きがい」や「生きがい」を生みだす事は出来ません。

そもそも、予算型経営には、これだけの売上があるからこの様な支出をして、これだけ儲けよう。その儲けの中から次への投資を考え、借金を返済し、税金を払うそれでも余った分は内部留保して危機に備えたり、会社の付加価値を上げようという考えと、必ず必要な支出がいくらでそれを賄うためには、これぐらいの売上が必要と考える予算の組み方があります。

また、それには市場の現状や今後の展開や法的な新しい制限などを十分に配慮したものとなる訳です。

予算とはあくまで計画であり、計画を実行出来なければ組む必要はないのです。社としての目標はどこにあるのか?何を目指して進んでいるのか?ここが根幹であり、社員や社会、関係する全ての利害関係者に貢献する事を目的とした予算であるべきで「目論見ありき」の予算編成であってはならないはずです。

どこに行く為に次年度どの様にしていくのか?足元を見ながら固めながらの難しいものではありますが、考え方の根幹は絶対に外せない事だと考えます。

2010年3月4日木曜日

温暖化基本法案

小沢環境大臣は、今国会に提出予定の地球温暖化対策基本法案について、2日の記者会見で、5日の閣議決定は先送りになる可能性が高いと述べている。

その理由として、
・温室効果ガスの排出権取引制度の政府内調整が決着していない。
・原発の温暖化対策上の位置づけが出来ていない。
・新たに産業界の意見を聞く為。
とある。

要は政府内の意見調整が出来てないということである。

このままでは、排出量のキャップ制度や再生可能エネルギー電力の高価格買取「固定価格買取制度」もなんやらぼやけた内容になる雲行きであります。

環境省、経産省、産業側や環境保護団体などの意見。それぞれの調整には時間が掛かるはずです。

時間ばかり気にして内容が伴わない制度にならないように慎重に進めて欲しいものです。

世界的にみても先にやることのメリットは確かにあるかも知れませんが、国際社会における国際競争や国際政治取引の一つともなっているこの問題。

後だしジャンケン的な事も表現は悪いですが、考慮のひとつかも知れません。

2010年3月3日水曜日

横浜型地域貢献企業

すでに当社ホームページにてお知らせ致しましたが、この度「横浜型地域貢献企業」に認定をいただきました。

この認定制度は、地域と企業が「信頼」と「ネットワーク」で結ばれる豊かな市民生活を実現することを目的とされています。

「横浜型地域貢献企業」の定義は
①地域や社会を意識し、
②地域貢献の視点を持って社会的事業に取り組み
③地域と共に成長・発展を目指す

また、本制度の特徴としては
1.「横浜」というkeywordでアプローチするCSR
2.公的機関が認定
3.企業規模に関わらず認定
4.経営システムの要素を包括
5.外部評価員による評価の客観性を担保

また、認定については
①CSRシステムの構築
②一定の項目数を超える地域への取組み
上記①、②が両方確認できた場合に認定されます。

認定には基準と格付けが設けられており、当社はお陰様で7項目以上をクリアした【最上位認定】をいただくことが出来ました。

地元に根付き、地元と協働で、地元の発展に寄与する企業として、大変有難い今回の認定です。

今や廃棄物処理施設は、単なる社会に必要なインフラではなく地域のコミュニティーにならなければならないと常日頃話していますが、まだまだ様々な方々にご迷惑をお掛けしております。

一日でも早く、一つでも多くの課題をクリアして、地域のコミュニティーになれる様に社員共々努力してまいります。

2010年3月2日火曜日

白いものはやめています。

昨日に続いてもう一日。

「世界の美女はもう、白いものを食べるのをやめています。」この話題です。

私も昨年の5月1日にお酒を止め、その後、「白いものを」やめてきました。

「白いものとは?」白米、白パンなどの精製された穀類や、白砂糖のことです。

世界の美女は、ご飯なら“玄米”“雑穀米”、パンなら全粒粉やライ麦を使った「茶色いもの」、砂糖は黒砂糖か蜂蜜を選んでいます。

なぜ?もちろん美容のためです。精製されたものは食物繊維や栄養素が抜けていて、血糖値が上昇しやすいのです。急に血糖値が上がると反動で急に下がりやすくなります。その反動が、太りやすさ、シワ、シミといった老化の体内時計を速めると言います。

茶色いものは美しくなる食べ物の代表選手です。

しかし、外食やお付き合いでそうも言ってられない場合もあります。そういう時は付け合わせを工夫して、食物繊維たっぷりの野菜やお酢を一緒に採るのも急激な血糖値の上昇を抑えるのに効果的だそうですよ。

美しくなりたい方は「白いもの」をやめるのも一つですね。

2010年3月1日月曜日

シワやシミの数の差

久しぶりに「美女になるダイエット」のお話しです。

30代、40代と年々気になるのが「シワ」「シミ」ですね。

シミの一番の原因は“紫外線”だということは皆様も既にご存じでしょうが、日々の生活においてまったく日に当たらない生活は考えにくいものですね。

もともとお肌は、もっている機能が働いていれば“メラニン”の沈着を起こさないように出来ているのだそうです。

“メラニン”の沈着を防ぐために、化粧品よりも効果的と言われているのが「抗酸化成分」の入った食物です。

トマトの“リコピン”、ニンジンの“ベータカロチン”などの「抗酸化物質」は、強い紫外線から作物自身が自らの身を守る為にあるものだと言います。

同じ環境で暮らしていても食べるもので、「シミ」の多い人、少ない人に分かれるのです。

「シワ」も同様で、良質の“油”や“タンパク質”を採るかがカギです。

“白い砂糖”“精製された穀物”そして、マーガリンやショートニング、スナック菓子のトランス脂肪酸の採り過ぎが、お肌の老化を促進させ「シワ」「シミ」を作ります。

長い目で見ると、お下地よりも「何を食べないか」の方が肌の美しさに大きな差を作りそうですね。