2008年12月26日金曜日

御礼

いよいよ年も押し迫り、今日で仕事納めの会社様を多いかと思います。

皆様一年間お疲れ様でした。充実した年だった方、いま一つだった方、悲喜こもごもだと思いますが、

私自身は、よく動き、よく出会った年でした。

そして、今年の夏からHPのリニューアルに合わせ、ブログを始めさせていただきました。

馴れないながらも様々な発見や収穫がございました。今まで見逃していた小さな事も「取材意欲」を駆り立てました。

今後も頑張って続けて行きたいと思っておりますのでお付き合いよろしくお願いします。

本年最後のブログの投稿ですが、今年一年大変お世話になりました。

迎える年が、皆様にとって充実した一年でありますようにご祈念申し上げます。

それでは、よいお年をお迎えください。

2008年12月25日木曜日

恩師

ご無沙汰してすみません。年末のご挨拶まわりでバタバタしてまして久しぶりの投稿です。

この季節、普段頻繁にお会えない出来ない方ともお会いできます。

その中で、私がリサイクル事業を始めてから十数年のお付き合いになる方に久しぶりにお会い出来ました。

大手企業がリサイクル事業に参入され始めたころの出会いで、ISOがJIS化されリサイクル花盛り、各企業が競って「環境経営」に向かって進んでいたころです。

使用済みのプラスチツクを自社のインフラを利用してリサイクルするシステムを構築した最初のチーム責任者だった方、社会人名門チームでバレーボール選手として大活躍された経験を持たれ、事業そのものも「誰かがだめならみんなで補え!」の精神で、まさに集団競技の原点である、チームワークで一大リサイクル事業に育て上げられました。

その方の下で経験を積んだメンバーで「組織」や「環境」に馴染まない「異端児」が弊社社員として頑張ってます。

大手の事業の中で、勝ち負けという結果にこだわったその方。

もちろん社内では「名前」も残されましてたが、「人」を残されたことが一番大きな功績だと改めて感じました。

まだまだお若いその方、これからのご活躍祈念いたします。

2008年12月18日木曜日

お陰様で

本日は、年内最後の理事会です。

お陰様で、これまでにペットボトルキャップ「151トン」、寄付金額にして「2,682,527円」、ポリオワクチンに換算して「134,126名分」の善意がいただけました。

本当にありがとうございました。

原油価格の下落や、資源価格の暴落によるプラスチック製品への影響もありますが、関係各位のご尽力により活動維持させていただいております。

今後も皆様の善意をキチンとした形で「世界の子供たちに」お届けしたいと思います。

2008年12月17日水曜日

廃棄物処理政策

来年度に改正が予測れる廃棄物処理法、その論点整理中身ついて。
1.適正処理対策
(1)排出事業者責任の強化・徹底
・自ら処理の適正化
・建設系産業廃棄物における排出事業者の明確化
・電子マニフェストの普及促進
(2)廃棄物処理業許可制度の整備
・厳正な許可適否判断
・欠格要件の見直し、許可手続きの負担軽減
・優良性評価制度の拡充
(3)廃棄物処理施設設置許可制度の整備及び最終処分場対策の整備
・廃棄物処理施設による住民不安解消のための手続きや基準の整備
・取消処分後の施設の管理対策や維持管理体制の強化
(4)不法投棄対策の強化・徹底
・未然防止のための罰則の見直し
・早期対応のための措置命令の拡充

2.廃棄物処理法の活用による3Rの推進
(1)排出抑制
・大量排出事業者による減量
(2)リサイクルの推進
・再生利用認定制度、広域認定制度の拡大

3.その他
(1)地方自治体の運用
・住民同意や流入制限についての方策検討
・申請様式、添付書類等、法の運用が地方自治体で異なる現状の改善
(2)廃棄物の輸出入
・途上国では適正な処理が困難な廃棄物を製造事業者が我が国に受け入れて処理する取り組みの推進と輸入許可の要件見直し
・国内における排出事業者の空洞化を防ぎ、海外での不適正処理を防ぐための輸出確認廃棄物についての考え方の整理
(3)低炭素社会との統合
・廃棄物系バイオマスの利活用の促進、廃棄物発電等による熱回収の徹底や収集運搬の効率化などによる温暖化対策

やはりポイントは「排出事業者責任強化」「許可業者の優良化へ向けての規制強化」「住民配慮」といったところですね。

2008年12月16日火曜日

U氏の人格

先日、U氏が社長を務める某社の忘年会に初めて参加しました。

私は、基本的にコミュニケーションは大事だと思ってますが、社員は社内行事よりも家族を優先にした方がいいという考えでして、忘年会や社内旅行の時間があれば家族と過ごしたらと思う方なのです。

しかし、この某社の忘年会、私が忘れてはいけない何かが詰まっている感じがしました。

U氏とは十数年の付き合い、私の親友と言える数人の友人の一人です。生きていると様々なシーンや節目に出くわします。

そのストーリーに欠かせない登場人物です。

ここでは、詳しくは話せませんが「他人が想う(期待)以上の親切」で一緒にいてくれます。

このU氏の人格があっての某社、某社社員に囲まれるU氏。

素晴らしい人に出会えて感謝です。

忘れてはならない事を教えていただきました。感謝!

2008年12月15日月曜日

どうなる?CO2排出量取引

政府が試行したCO2の国内排出量取引制度、参加企業501社と発表がありました。

その内訳は、削減目標の設定した企業446社、目標設定せず排出枠の仲介など取引への参加企業50社、中小企業の省エネ支援がからむ国内クレジット参加が5社。

CO2排出抑制よりも、「景気対策」なのか、先行きの定まらない制度への不安視なのか。

今後活発な取引には程遠いようです。早い時期での本格導入を期待しています。

環境対策、金融対策、雇用対策...

今後の日本、問題が多すぎてこの先どうなるのか?

2008年12月12日金曜日

第二の人生

プロ野球のシーズンオフ、契約更改、入団発表、FA、WBC等々様々な話題に事欠きません。

華々しく新しく入団する選手の陰には、同じ人数の分その世界から去って行く者もいます。

自由契約、任意引退、引退試合をしてもらえる選手、新聞の片隅で報道される選手、悲喜こもごもです。

野球界に残れるのが良いとか、残れないと残念とかではなく、これからの新しい人生にエールを送りたいですね。

そういえば、私がプロ野球辞めたあとに就職した会社で初めて教えてもらった仕事は、当時二十歳ぐらいの「女性の先輩」から「郵便の出し方」を教えてもらったなぁ。「藤枝さん!郵便ってこうやって出すんですよ!」てな感じでしたね。

とにかく「こんなはずじゃなかった!」的な考えは捨てて頑張ってもらいたいです。

*来春のWBC、各国とも「真剣モード」になってきて期待持てそうですね。監督応援してますよ!

2008年12月11日木曜日

施設見学

今日は、全国産業廃棄物連合会青年部協議会東北・北海道ブロックの幹事の皆様が横浜に施設見学と研修にお見えになり、小職がアテンドさせていただき、JFE環境㈱様のご協力のもと、塩ビリサイクル施設、蛍光灯リサイクル施設の見学をさせていただきました。

私自身、久々の施設見学のアテンドで懐かしいような感じでした。

リサイクルの仕事を覚え始めのころは、丁度当時の日本鋼管(現JFEスチール)が環境事業に参入されたときで、大手企業の営業手法やプラント操業技術に興味があり、毎日のようにお邪魔して勉強させてもらいました。

今思えば、ずうずうしいにも程があるなぁと赤面いたします。

今では、弊社の株主でもあり、大切なビジネスパートナーであり、切っても切れない関係ですからご縁ですよね。

今回のような他地域との交流は、大きく変化する廃棄物ビジネスを動かす中で、大変需要な情報戦略だと考えます。

JFE環境様の三村さん、柏木さん、大澤さんお世話になりました。

*見学の途中で見かけた、JFE環境㈱福武社長の社長安全パトロール。相変わらず気合い入ってたなぁ。

2008年12月10日水曜日

物流規制

弊社は、収集運搬業務を行っていないため保有する運搬車両は一台もありません。

しかし、リサイクル=物流と言っても過言ではない我々の事業、製品輸送に係る物流会社の皆さんとは非常に関係が深いのです。

先日、こんな話がありました。

環境対応(PM,NOX規制)、安全対策(貨物シャーシーの二軸→三軸規制)として規制強化され、物流各社の経営を圧迫したのは、つい最近の事でした。

最近、それらの規制の話題はトーンダウンされ、お座成りになっているという話題でした。

法は法として認め、コンプライアンスの遵守の為に真面目に取り組んだ会社、規制はあるが取締まりやが緩いのであれば「ばれるまでいいか!」的な会社、国や行政の規制はしたが、その後の確認や取締まり、更には見直しと、しっかりとした仕組みや方向性もとに施策を実行しないと「真面目にやるものが馬鹿を見る」結果になるという意見。

それらに掛かる「真面目な投資」は直接コストに反映する訳ですから、切実な意見であり、怒りの言葉でもあります。

我々業界の「法改正」もしかり、前にも言わせていただきましたが「良が悪に屈する」仕組みだけは勘弁していただきたいものです。

2008年12月8日月曜日

人探し

9月後半からの資源の暴落、原油価格の下落後、我々業界も行き先を失った船のように漂っていますが、正確な情報や各社の動向、他業種(排出事業者)の対応等情報収集する為に普段の倍以上の労力と時間を費やして、たくさんの方々にお会いしました。

私は、はじめてお会いする方を必要以上に注意深く見てしまう癖があります。

中小企業では、すべての事業に対応出来るような数の社員を抱えることは不可能であり、余力はありません。

しかし、必要な人材が「隣の企業」にいるケースはあります。

ヘッドハンティング的な生臭い話ではなく、「そういう人材のいる企業と仕事がしたい」ということです。

「企業は人なり」と言います。「内定取り消し」「派遣切り」とかありますが、「人材の空洞化」が招く、将来の問題は何度も経験済の我が国。

今後、直いっそう厳しくなりそうです。

2008年12月5日金曜日

ユニクロ

世界的な不況の中、我が国の衣料品専門店「ユニクロ」の売上高単月過去最高!株価急上昇!世界進出等の報道をここのところよく見かけます。

様々な企業努力の結果により今があるのでしょうが、私、以前から「企業のイメージ」、「社会的な立ち位置」として、非常に興味あり、目指す企業の1社でもあります。

我々業界、イメージの払拭や適正処理=大資本的な流れから、以前よりも増して「ブランド意識」強くなっています。

しかし、もう必要ではない物を処分したり、形を変えて再利用したりするのが私達の仕事。

「ブランド」意識が高まってるとは言え、我々が目指すところは「エルメス」や「シャネル」や「ルイ・ヴィトン」ではないと思います。

ですが、「ノンブラント」ではいけないとも思います。

目指すは「庶民のブランド!ユニクロ」的な企業イメージだと感じてます。


*弊社HP、第7回目の「人物紹介」㈱カネダの金田社長ご協力ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。貴社のご繁栄を祈念申し上げます。
「人物紹介」も徐々に内容が濃くなり、今後ますます期待できると確信しています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2008年12月4日木曜日

講師依頼

NPO活動もあって、小学校から大学まで「社会貢献について」とか「廃棄物ビジネスについて」等々の話をして下さいの講師依頼があります。

先日、「東京大学工学部社会基盤学科」の学生のみなさんにお話できる機会をいだきました。

内容は、「社会問題解決の為の弊社の廃棄物ビジネスについて」と「ある企業との事例について」、そして、「NPO活動について」でした。

カーボンフリーコンサルタントの中西社長からのお誘いで実現したのですが、大変貴重な経験でしたし、的を得た質疑には関心させられました。

まだまだ、我々の業界は、「経験則」に上乗せされた経営であり、可能性を秘めた発展途上の産業であります。

お話の最後に、未来を背負う学生さんに「我々の経験則に皆さんの学問の裏付けをいただければ、更に加速的に産業として発展すると考えます。」とまとめさせていただきました。

様々な問題を抱える我々の産業。やはり「人材の確保」は重要です。

良い人材が関心を持ってくれる、産業・会社にしたいですね。

しかし、東京大学でお話し出来るとはねぇ。中西社長、東京大学の皆様お世話になりました。

2008年12月3日水曜日

Iam...


「Iam...」とは弊社の会社の経営手法のネーミングです。

この度、ロゴマークが出来ましたのでご披露させて下さい。

「Iam...」・・・私達が目指すもの。一人ひとりがそれぞれの志を持ち、主体的に行動するマンパワー集団。地域に根差し、協調しながら共に地元を盛り上げていく集団。

I・・・私は
a・・・地域の為に(area)
m・・・mrsの為に(萬世リサイクルシステムズ)

共有する思い・・・0pen(オープン)、p0sitive(ポジティブ)、heart(ハート)、unique(ユニーク)、harmony(ハーモニー)

会社の寿命より、個人の寿命のほうが長いと言われる現在、会社の看板で仕事を頂戴時代から、その会社の社員の人柄も含むノウハウで仕事を頂戴する時代へ

会社の成長と社員の成長も競争が必要です。

私達は、社員とその家族の幸せ為に、そして地域との共生を目指し、より良い「Iam...」を育てていきたいと思います。

2008年12月2日火曜日

もう12月!?

今年もあとわずか、一年を振り返るとまさに「駆け足」の一年でした。

事業はもとより、業界活動、NPO活動、地域活動等々、たくさんの出会いもありました。

お客様、ボランティアの仲間、学生さん、子供さん・・・

お叱りも受けました。施設の埃の問題、お取引先からのクレーム。

そして、主治医!

主治医からのお叱り以外は、きちんと対応させていただいております。

しかし.....健康であることも「経営者としての大事な資質」ではありますが、すでに「体力の過信」「体力の貯蓄」は、すでに底をついているのは分かっているのです。でもなかなかうまく行きません。

100年に一度の不況といわれる今、とにかく人とあって情報収集し、物事の確認をし、方向を定めるすべは、ありとあらゆる手法をもって挑まないとと考えます。

ほとんどの事は「気合と根性」で乗り越えてきましたが、少しは考えないといけないと感じてます。

あ~!癒されたい! (失礼しました。)

2008年12月1日月曜日

廃棄物等の不正輸出入の強化

先月、「10月の3R強化月間」の活動の一環として、タイトルの監視強化における結果報告が報道されてました。

過日ご承知の「資源価格の暴落」による「有価物」から「廃棄物」への影響→「廃棄物処理法」「バーゼル法」

有害物質等の混入、中古品に対する規制強化等々

今後もありえるケースを水際で防ぎ、アジア各国との連携を深める。との内容でした。

こういったケース報道されるのは大いに結構だが、環境ビジネス、廃棄物ビジネスには様々な業種があります。

一括りにされて「また、産廃業者か?」的な扱いは絶対に止めていただきたいし、しっかりと区分していただきたい。