2011年8月31日水曜日

忙しいなりに「細かい時間」の遣い方を考えればよかった

組織の中枢を担う40代、これまで限られた時間を有効に活用しなくてはないことを述べてきました。

「細かい時間」の使い方。

ここで紹介するのは“10分でできる仕事”です。

会議と業務、職務の間の10分間を何に使うか?
・目先を変えるのに絶妙な時間・・・新規事業、企画のアイデア
・Eメール等のレスポンスや組織内へのフィードバック
限られた10分間にもちょうどいい仕事ができるものです。

多くのビジネスパーソンは、仕事について「やりたい」「やりたくない」という基準ではなく、給料をもらっているのだから、生きて行くために「するべきこと」をまっとうするという発想で仕事に取り組んでいるのかもしれません。

40代ともなると「するべきこと」でがんじがらめになりますから、「何がやりたくてこの会社に入ったんだっけ?」と「やりたかったこと」をすっかりと忘れている場合がほとんどです。

それは、「やりたいこと」が無くなった訳では無く、「やりたいこと」の上に塵が積もった状態といえるでしょう。つまり、塵を取り除けば、また「やりたかった」ことが現れるのです。

定年退職者の多くが、在職中に「すべき」ことに没頭し「やりたいこと」の思考を持たなかったこと、「やりたいこと」にチャレンジしなかったこと、「やりたいこと」の準備をしてこなかったことを後悔しています。

「私の会社人生は何だったのか?」後悔しないためにも、「組織がそれを認められるか否かではないところで、「やりたいこと」を考える習慣を持ちましょう。

お勧めは「時間が出来たらやることリスト」の作成です。

何でも結構です。

なぜなら「時間が出来たらやることリスト」とは「やりたいこと」の小分けリストなのです。

「やりたいこと」が見えてくるのです。


☆入社1年目の教科書
28.ペースメーカーとして、資格試験を申し込む
仲間からの影響は大きいものです。
自分より優秀な人と組むことは大切です。意識の低い人と傷のなめ合いになっても、かえってマイナスになります。自分よりもストイックな人、自分より本を読んでいる人、そういった人たちと組まないと、単なる自己満足で終わります。
そういった意味では、資格試験に挑むことは効果的だと思います。同じものを目指している人たちから、有形無形の刺激を受けるからです。
もちろんこの場合、資格を取得することだけが目的ではありません。資格をもっているからといって肩書きとして役立つものはそうありません。
本当の目的は、刺激を受けること、ペースメーカーとしての役割なのです。

2011年8月30日火曜日

「優先順位」を間違えてしまった

新人が最初につまづく壁が「優先順位」がつけられないと言うことです。

新人の「優先順位」と40代の「優先順位」とでは、若干意味する内容が違ってきます。

通常、組織内における仕事は“業務”と“職務”に分かれます。

“業務”というのは、日々のルーティンのことで、“職務”とは、ルーティン以外の仕事で、全社や部門といった組織を効率的に動かす、貢献する仕事のことです。

新人であれば、仕事の100%が業務であってもいいのですが、役職が上がるつれて職務にウエイトが増えるわけです。

したがって、若手のいう「優先順位」は“業務”の優先順位であるのに対して、40代の「優先順位」は、「業務」と「職務」のウエイトのなかでバランスを取って行くことがもとめられるのです。

ここらへんのニュアンスが間違うと、本人は自覚がないのにラインから外されたり、冷や飯を食わされる40代になるわけで、50代、60代で、同じ様にこの優先順位の読み違いを後悔している方いらっしゃる訳です。

よくビジネス本では、優先順位の付け方、方法を紹介しているものがありますが、40代で緊急度の低い仕事を優先する人などいないと思います。肝心なのは手法、方法の先が大切なのです。

誰にとって重要なのか、緊急なのかで優先順位は全く異なります。

「業務」「職務」が混在する日常において「優先順位」を一瞬で見極めるには、「関係者軸」と「時間軸」という二つの“軸”で順位付ける方法が合理的です。

つまり、「顧客」や「関係部署」など自分のその仕事の後に、「どの程度の人やコストが関わってくるのか?」ということと、その仕事をする、しないで「三日後、五日後がどうなっているか?」を想像するだけで「優先順位」が決まると言うことです。

しかし、「何が重要か、緊急か」の判断だけでは、職務の多い40代では満足いく仕事はできません。

「関係者軸」と「時間軸」という二つの軸を意識して判断するようにしましょう。

顧客や社内の仕事を依頼する人々は常に「なるべく早く」「大至急」を繰り返しますからね。


☆入社1年目の教科書
27.自分にとって都合の良い先生を探せ
セミナーやビジネス書を通じたスキルアップに対して幻想を抱いている方は意外と多いものです。
そもそも、セミナーに行っただけで仕事が出来る様にはならないでしょう。
中途半端な気持ちとお金をかけてセミナーに通っても、人間そう簡単には変われるものではありません。
単に聞いているだけ、読んでいるだけのインプットでは、せっかくの勉強も意味のあるものにはなりません。
何度も言いますが、自分の仕事との関連付けを行い、アウトプットに繋がる様にセミナーを利用しなくてはなりません。
ただ単に時間を共有しただけでは。それこそ時間の無駄です。
ですから、どのようなモチベーションでも構いません。美人講師だから、イケメン講師だから頑張るでも構いません。
やる気にさせてくれる存在であることに意味があるのです。
勉強は続けないと人は変われません。続けるためには、「自分にとって都合の良い先生、自分にとって心地よいペースメーカーを見つけることですべてが決まるという気がします。

2011年8月29日月曜日

「付き合いのいい人」である必要などなかった

「あの人は付き合いがいい」は、20代、30代では褒め言葉でも、40代からは褒め言葉ではなくなります。

飲み会、ゴルフ、釣りなど、何でもお誘いがあれば参加する方もいます。

まったく誘われないのも、「嫌われているのかな?」と寂しい気持ちになりますが、普通の人は誘われることをほぼ100%肯定的に解釈しがちです。

いつも誘われている生活は、一見充実したように思われますが、実は諸先輩方のほとんどが「能動的に自分の時間をコントロールしていなかった」と後悔しているのです。

「月・水・木」は飲みに行かない、週末を「六分割」して二コマは働くという具体策もその一環です。

しかし、今まで誘われ人生だった人が、急に同僚や上司からの誘いを断ること難しいことです。

「期限付きで付き合いが悪くなる宣言」も必要です。

「こうこうこう言う理由で、何ヶ月ぐらいお付き合いできません。」

このように、正当な理由での「断り」が大切です。

「思うところがあって」とか「ちょっと考えがあって」と言う言葉も効果的です。

能動的に自分の時間をコントロールしようと思ったら、一度は、スタート地点を作る必要かあります。

どちらにしても「期限付き」の一時的な付き合いの悪さですから、角がたつこともありません。

ダラダラと誘いにのって、偽りの充実感を得るより、自分の時間をコントロールするようにしたいものです。


☆入社1年目の教科書
26.脳に負荷をかけよ
「脳に負荷をかける」ことは、脳の筋トレと一緒です。
脳に対する負荷は、強ければ強いほど効果的と言われています。
例えば、本を読むにしても、前項で述べたとおり読むだけでは脳に負荷がかかりません。
読んで理解して、それを自分のビジネスにどのように生かせるかを徹底的に考えて下さい。
厄介なのは、ビジネス書を読んだだけで理解したと勘違いすることです。
脳に負荷をかけて強い脳を作って下さい。
困難な問題に直面したときに自ら考え抜くことができれば、より早く成長することができるのです。

2011年8月28日日曜日

「相手に合わせて」飲みに行かなければよかった

今回の内容も胸が痛い。

職場の人間関係、仕事上のお付き合いに「飲ミュニケーション」はかかすことのできないものですし、仕事帰りの一杯というのはストレス発散にもなると楽しいひとときです。

しかし、20代や30代ならまだしも、40代ともなると「飲酒」についてはさまざまな問題を抱えてきます。

・健康面・・・・・内臓への負担、中年太り、週の頭に飲み過ぎると1週間がダメになる
・時間がない・・・「時間がもったいなくて、飲んでる場合ではない」
・立場・・・・・・40代での酒での失態は、取り返しがつかない

健康については、自分で気をつけるしかありません。また、飲んでる時間がないという方もいらっしゃるでしょう。

ここで、重要なのは「立場」です。会社の人間と飲む際など、名目上は無礼講であっても、実は無礼は許されません。

私も、お酒で失敗した方をたくさん見てきました。酒癖が悪い人、激務のストレスからアル中になった人、結果として命まで落とした人は「後悔していない」とは思えません。

酒を飲むなという乱暴なことは言いません。家飲みも良いでしょう!でも、外で飲むのを水曜日と金曜日と決めるだけで、優先順位の低い“義理”の付き合いが激減します。

更に、お小遣いのデフレ対策にも、メリハリの利いた「アフター5」が過ごせる様になますよ。一度試してみて下さい。

私の場合、今年の7月で全国産業廃棄物連合会青年部協議会の副会長の任期2年を終えることとなりました。その間、全国大会神奈川大会、全国大会記念事業「CO2マイナスプロジェクト」を成功へと導く為に、会長と全国8ブロックを何度も廻らせて戴きました。

勿論、本業の会社の事業運営もありますから、度重なる「飲ミュニケーション」で二日酔いや、寝不足で午前中は集中力が無い、更には、随行者としての任務が緩慢になったりしたりします。

おまけに内臓まで壊したのでは、本末転倒になってしまいますので、全国の皆様には大変失礼しましたが、「私はお酒が全く飲めない」ということにし、2年間の任期中「断酒」をやっていました。

最初から、「飲めません。ごめんなさい。」といっていると「藤枝さんは、ウーロン茶ですよね。」と言われる様になります。

お陰様で、最後まで“大任”をしっかりと全うすることが出来ました。

「全国の青年部の皆さん、騙してすみませんでした。」この場を借りてお詫び申し上げます。(騙したせいで、その分のお酒が加藤前会長に回りましてご迷惑をお掛けしました。)


☆入社1年目の教科書
25.社会人の勉強は、アウトプットがゴール
例えば、マーケティングの本を読んだとして「ああ、勉強になったなあ」とそこで終わってしまったのでは、本当の意味での勉強になりません。
「ビジネスパーソンの勉強は、必ずアウトプットに結びつけるべきです。」
「自分ならどう行動するか」
「自分が取り組んでる事業に例えたら、どう判断するか」
教養として漠然で読むだけではなく、常に「So what?」に落とし込むべきです。
社会人の勉強とは、「自分から乗り込んで宝を探しに行く様なものです。毎日違った発見があり、それをアウトプットに生かすことができるのです。

2011年8月27日土曜日

もっと「家族との時間」に気を遣えばよかった

家族を省みず仕事に邁進した諸先輩の中には、そのことで後々離婚などの結末に至ってしまった方の弁は、「家族との時間もさることながら、どうやらその中身も重要」なようです。

私自身、今回の内容は本当に胸が痛い。

こうすれば良かったと思いますが、残念ながら「どんな大金持ちでも1秒前には戻れません。」ですから、反省も含めて今回のブログを書かせてもらいます。

まわりに振り回されて、ただでさえ物理的に時間のない40代には、なんとか時間を作り出すことも大切ですが、「その限られた時間の効用を最大限に引き上げる工夫」もまた必要です。

「夕食は自宅で」と思い、なるべく夕食時間に間に合うように帰宅し、家族と食卓をともにしても「家族とともに過ごしている絶対時間」というのは、そんなに多くないのです。

「実は、時間より密度優先」が大切です。

「少ない時間を10倍演出」することです。「一石二鳥、三鳥を狙い、密度を高くし、様々な演出をしてみてください。」

要は、長時間家族といることが無理な方は、「ちょっとしたひと手間」で「10倍演出」するということです。

私は、本当に家族との時間を取りませんでした。

・子供の授業参観に出席したことはありません。
・子供の剣道の試合も数試合応援に行っただけ。
・家族旅行もほんの数回で、故郷への里帰り程度
・家族でディズニーランド?子供が小さい時に1回、読売ランドが1回、富士サファリパークが1回...
・夫婦だけでの食事、両親を交えての食事会などほとんど記憶にないぐらい

本当に「家族との時間」にまったく気を遣いませんでした。

本当に申し訳ないと思っています。

私がプロ野球を引退した年齢が29歳、普通高卒の人は社会に出てから10年が経過しており、早い人なら係長、課長代理になっている方もいる年齢です。

普通の人が毎日8時間働いて10年、私は社会に出た時に「人の倍16時間働くから5年で追いつきたい」「更に頑張るから3年で追いつきたい」と思い必死でした。

また、そのような働き方をすれば、「認めてもらえる環境にありました。」

ですから、プロ野球を辞めたことを“後悔”したり“後ろ髪を引かれたり”“未練”を感じたりする暇はなかったのです。

とにかく、子供が生まれたばっかりで生きるのに必死でした。

それは、今思えば「逆に幸せな環境」だったのだと思います。

最近亡くなった元ヤンキースの伊良部投手。私は実績のある選手ではありませんでしたが、彼の気持ちは分かる気がします。

常に「こんなはずじゃなかった」「なぜ、こうなったの?」との戦いを彼はしていたのだと思います。

悲しい選択をした、悲しい結末になった元プロ野球選手は彼だけではありません。

環境によっては、私も同じだったかもしれません。

私は本当に感謝しなくてはいけません。

「家族との時間」に気を遣えなかった言い訳ブログになってしまいましたが、24時間働くと覚悟を決めた私を見守って、認めてくれた恩人に感謝し、そして「家族」に心からお詫びと感謝したいです。


☆入社1年目の教科書
24.世界史ではなく、塩の歴史を勉強せよ
ビジネスの分野での勉強とは、一般的な教養を獲得するとか、学生時代の勉強とは一線を画すと考えて下さい。
実際にビジネスの現場で役立つ学びを得ることが重要です。
さまざまな、例えば、エクセル、パワーポイント入門書で勉強することは「世界史を学ぶ」のと同じです。膨大かつ多方面に渡るテーマがあり、何から手をつけていいかさえ検討がつきません。
学ぶべきポイントも散漫となるために、自分の身につくものもも限られてきます。
「世界史」とい広範囲のテーマではなく、例えば「塩の歴史」の勉強をするという絞り方もあります。
人間の生命維持に必要不可欠な「塩」。時には、塩が貨幣の役割をはたした時代があったり、生産国と非生産国との格差があったり、そこには、貿易、金融史、経済史まで学べることになります。
要は、世界史を勉強するのではなく、焦点を絞った塩の歴史を狭く深く学ぶ中で、情報をたぐり寄せ、役に立つインプットを得るのです。
いま、まさに取り組もうとしている仕事の完成度を高める為に必要なことを勉強するのが、「社会人にとっての勉強」の仕方なのです。
*もちろん、人間性を磨き、幅広い教養を身につける勉強は、長い人生を豊かに生きる為に欠かせません。ここでは「教科書」というコンセプトですので、割愛させていただきます。



2011年8月26日金曜日

「週末時間」を有効に使えなかった

昨日の「週末時間」を稼働させる有効な手段の続きです。

週末の土日をそれぞれに「午前」「午後」「夜」と三分割して、土日合計6コマで何をするかを計画するという方法

もちろん6コマの内で身体を休める、または身体を動かす計画も立てれます。

例えば、土日の午前、午後は“家族”と、残りの2コマの夜は“翌週の仕事準備”とか、土曜の午前午後は“ゴルフ”、土曜の夜、日曜の午前午後は“家族”、夜は“仕事”のようにです。

時間の総数は24時間×2日間=48時間で変わりませんが、この様な手段だと多くのことを計画的に“稼働”することが出来ます。

また、良く聞く話ですが、月曜日にモチベーションが上がらない「ブルーマンデー」についても、日曜の夜から仕事を始めるとなくなるという効果もあるようです。

週末の6コマをどのようにして過ごすか?という計画をすることで、意外な発見があるかもしれません。


☆入社1年目の教科書
23.目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ
銀行借り入れや投資家の出資によって資金を確保し、集めた資金を投入してモノやサービスを生み出す。生み出したモノやサービスを販売・提供することによって利益を生み出す。確保した利益を再び投入する。
企業活動とはこのような循環によって資金を最大化する仕組みです。企業活動の最大の源は資金であり、これが原点といってもいいでしょう。
また、企業にとって良い社員とは、「目の前にある商品を売るだけではなく、企業価値を高めてくれる人材」です。
企業価値を高め、会社に貢献できる社員は“会社の全体像”を把握していなくてはなりません。
お金がどのように調達され、どのように使われ、どのようにして新たなお金が生み出されているのか?
企業のお金の流れを知っておく必要があるのです。
当社のように、社内・外に財務諸表を公開している企業であれば、「自分の会社の財務諸表を読み込むべきです。」
貸借対照表、損益計算書とキャッシュフローを丹念に見るべきです。そして、過去の財務諸表と比較して、自分の働く企業がどのように変化して来たのか?を見るべきです。
「公開しているのは、見栄えや格好を整える為ではないのです。」
全社的な目的に・目標に自分の仕事が貢献できているのか?を考えながら仕事ができるのです。
新人の間は、「そんなことを考えなくていい」という考えは違うと思います。
ミクロの目線も必要ですが、変化の早い我々の業界では「マクロ目線」も大切なのです。
そして、ミクロとマクロのバランスをとる習慣のある「全体像」を見れる人、社内・外の経営者と触れ合う事です。
そうすることよって、お取引先へのアプローチも必然的に変わるはずです。

2011年8月25日木曜日

もっと「時間の使い方」を工夫すればよかった

忙しいだけで終わらない為に工夫すること。

老若男女を問わず、時間の使い方が大事である事は当たり前のの話ですが、20代、30代、そしてシニアとすべて異なる時間の使い方となり、特に重要な意味が40代にはあるのです。

30代あたりから家庭や仕事でも自分の時間をコントロールするための制約が増えていき、40代ともなると「自分で自由になる時間は最小となります。」

時間を有効につかったり、効率的な仕事をする為の工夫はいくつの世代にも大切なことです。しかし、いくら時間の使い方を工夫しても、やはり「忙しい」は解消しません。

効率よく仕事をし、時間短縮しても短縮して出来た時間にまた仕事を入れる。これが「忙しい」の呪縛です。

仕事は無限に作り出せるものですから、効率よく仕事をこなし、定時で帰ると言うのは、現実的には難しいものです。

では、どうすればいいのか? 最も簡単なのは「週末時間」を上手に活用することです。

土日は休むためにあるという固定観念があると、この時間は完全に空白の時間となります。

一週間は7日間ありますが、職場に向かう5日間がメインで2日間がサブという意識が強いと、結局土日も無駄になります。

40代の自分の時間の作り方は、週末もあらかじめカウントして、仕事や家庭の時間に振り分けておく意識が必要です。

毎日はあっと言う間です。最初から土日の計画を立てる習慣を身につけましょう。

そうすると、週末を「稼働している」という意識が沸きます。「休む」だけの週末ではなく「休む」以外に使える習慣ができれば、自分の好きなことに時間を投入出来るものです。


☆入社1年目の教科書
22.まずは英語を「読める」ようになれ
これからのビジネスパーソンには英語は必須になってくるでしょう。
日本語だけよりも英語の方が圧倒的に多くの情報が入手できます。
当面は話せなくても書けなくても、速く読める様になることだけは急ピッチで仕上げた方が良いようです。
英語をマスターする秘訣は...
・とにもかくにも時間を掛ける事
・英語を使う場面を作る事
・英語を勉強する動機づけをする事
しかし、英語に対するアレルギーがある方は...
・日常の生活や仕事で必要な内容のほとんどは、中学2年生レベルの英語力で十分伝わります。
・ビジネス英語は、90%以上の文脈が共通している。
少しは、気が楽になりましたか?
こう言う私も英語は全くダメ、ある会議で私の他は皆さん英語、私の為に途中日本語でという経験をしました。
英語が話せないのは、コンプレックスにもなっています。「時間の使い方」を工夫して是非、挑戦してみたい事です。

2011年8月24日水曜日

「対人音痴」が直らなかった

「天は二物を与えず」と言うことわざがありますが、企業の中でもその超高学歴とは裏腹に、40代で冷や飯を食らう人材も多いものです。

お取引先の方に、何かの拍子に学歴を耳にしてびっくりすることがあります。

失礼な言い方ですが、もっと他の生き方もあったのではないか?と思う方もいらっしゃいます。

しかも、そのような元エリートに限って、上司が叩き上げで出世した役員や部長だったりしますが、往々にして、本人は組織内で冷遇されるに至った理由には気付いていません。

そのような方は、「対人感度」が少し普通とずれており、40代になっても相手の立場に立てず、一方的に仕事を進めてしまう様な方です。

この「対人感度」は通常業務でも同様で、企画書や提案書についても相手のニーズをとらえられず、一方的になってしまいます。

相手によって対応を変化させることは、相手にとっての配慮と同様で、ニーズに応えると言う事になります。

「対人音痴」の克服は、先ずは相手の立場を考えた「ひと手間」から始めるべきです。


☆入社1年目の教科書
21.ファイリングしない。ブクマもしない。
仕事が出来る人に限って、机の上も資料棚にも何にも無いものです。取捨選択して必要なものだけを残した結果、何も置かない事になったと言います。
入手可能な情報を集めるだけ集め、あとで整理しようと考えると、余分な情報まで手元にのこるだけです。
どこにあるかが分かっている情報は、収集する必要はありません。
しかし情報は、ファイリングすることが目的ではありません。使わなければ意味がありません。

2011年8月23日火曜日

「スピード」をもっと重視すべきだった

上からも下からも頼りにされている管理職に共通していえるのは「とにかく仕事が速い」ということです。

「シンプル・スピード・スッキリ」

シンプルに物事を考え、スピーディーに仕事や問題を片付けていれば、いつもスッキリとしていられる。と言う事です。

40代管理職、部下は少しでも仕事の反応の遅い上司には、仕事の速い上司と比較するものです。

やはり、「スピード対応」が必要です。マイペースではいけないのです。

「スピード対応」は、今のビジネスにとっては生命線と言える最重要課題です。組織の中枢を担う40代がまさにその手本を示さなくてはなりません。

問題解決の陣頭指揮をとるのが40代、「スピード対応」ができないと、上からも下からも仕事ができないという烙印を押されてしまう事になります。

また、マネジメントにおいてもスピードはとにかく大事です。その場その場でしっかりと判断していかないと後でフォローが出来ません。

部下をもちチームを動かす立場の40代、自分の都合で考えていると命取りになります。

常にスピード感を意識することです。


☆入社1年目の教科書
20.本を速読するな
「読書は、著者との対話である」
対話しているときに。自分の話を聞き流されたり、無視されたりするのは。誰だって嫌なはずです。
現代は多くの人が速読を推奨していますが、「本は読む事」が目的ではないはずです。
お金に余裕があるのなら、ある分野に関する本をまとめ買いして、しっくり来るものが見つかるまで探して下さい。
そして、少しでもいいので感想文を書く事です。
これは仕事の復習と同じです。
1冊をじっくりと慌てず読み、その中から大きな学びを一つ得られればいいのです。

2011年8月22日月曜日

「意思決定」が苦手だった

後悔に関するベスト3に必ず入ってくるのが「決断」に関する事です。

「あのときに決断しておけばよかった」

そして、公私ともに「大きな決断の機会」が多くのなるのが40代です。

前に書きました「スピード決断」も決断のコツではありますが、決断する際のコツとして、「感に頼る」と「定量的なものに頼る」とがあります。

例えば、“直感的に決めた”といのもありでしよう。意外といろいろ考えるよりも直感の方が正しいと言う方も多いのです。

一方、「定量的に意思決定をしたい」という方もいます。

ものを買うか、買わないかの基準をあらかじめ決めて評価して決断する。

「好きか」「嫌いか」
「気に入ったか」「気に入らないか」
「好きな色」
「好きなデザイン」
「高いか」「安いか」

対局にある結果をチェックし、総合的に評価されたものを買う。
また、判断に迷った時は、質問を必ず行う。

このように、あらかじめ“良い”“悪い”“質問する”のように意思決定の基準を決めておくと、速やかに決断する事ができます。

こうしてみると、直感や頭の中であれこれかん考えるよりも、判断基準と判断材料による要素をで決断することが「スピート決断」のキモのようですね。

「決断せずにいるだけで、“タイミングを逃す”という最大のリスク」があるのです。


☆入社1年目の教科書
19.コミュニケーションはメール「and」電話
メール世代、携帯世代と言う言葉があますが、若い人のコミュニケーション手段として、メールが主流になっているのが、現代社会です。
ビジネスの現場においても、メールによるコミュニケーションが主流だと言っていいでしょう。しかし、そんな時代だからこそ、電話や対面でのコミュニケーションを重視することが大切になってくるのてす。
直接話すこと、相手に会う事は、最も有効なコミュニケーション手段です。
相手の声を聞くと気持ちが和んだり、怒りがやわらいだりするものです。あえて電話する事で相手が喜んでくれることもあります。
メールだけだと、相手の取りようによっては誤解が生じたり、そもそも読んでなかったりということもあります。
ここで大切なのは、メール「or」電話ではなくメール「and」電話です。
「この前メールした件ですが」
「先程のメールの件でご相談があります」
時代の逆行だと言われても、重要な案件の相談には、送ったメールや添付資料をプリントアウトし重要なポイントにマーカーを引いて、口頭で説明する、これぐらいやってもやり過ぎではありません。
なぜ、「あなたにとって重要なことが、相手にとって重要なこと」とは限らないからです。
「先程の○○の件でメールを送りましたが、届いてますでしょうか?」
「本日の○時に送信いたしましたメール、○日までにご返事いただけますでしょうか?」
この一言が、ビジネスを動かすのです。
メールは完璧なコミュニケーションではありません。多くの部分を簡略化している不完全さを認識して下さい。
電話や対面によるコミュニケーションで補ってこそ、メールの効果は発揮できるものだと思います。
目的は、「メールを送ること」ではなく「重要なことを確実に伝えること」なのです。

2011年8月21日日曜日

「伝える力」が足りなかった

営業における大切な事項の一つに「目の前の相手の“心を動かす”」があります。

もちろん、営業だけではなく、様々なビジネスシーンで“相手の心を動かす”ことは必要です。

ところが、日本の教育には「相手の心を動かす伝達力」「伝える力」を育成するプログラムが一つもないと言われています。

ここのところが、アメリカをはじめ欧米各国との違いと言えるでしょう。

また、40代にとっては「伝える力」が特に重要性を増すようになります。

「伝える力のない」マネージャーほど、頼りないものは無いのです。

逆に、その他のスキルに多少問題があっても、伝える力がある40代は他の人を上手に動かす事が出来る為に、頼りにされるようになります。

そこで、「心を動かす伝達力、3つの奥義のご紹介。
1.最初の「つかみ」と「落としどころ」を大切に・・・冒頭の話しで心をつかむ、そして落としどころをイメージす
2.ワンフレーズで言い切って、言葉をつなぐ・・・説得力も伝達力に通じる
3.事例で伝える・・・イメージが湧く


☆入社1年目の教科書
18.仕事は総力戦
実際のビジネスで求められているのは、「スピード」「質の高さ」「正確さ」などのような要素です。
新人の間は、何をつかっても、誰の助けを借りてもいいのです。
ですから、「ビジネスはたった一人で成し遂げるものではない」ということです。
新人だから、認められたい、自分の力を試したいという気持ちは分かりますが、そう簡単にはビジネスで求められるものを100%出し切るのは難しいものです。
だとしたら、自分で出来た50%を早く提出し、上司や先輩を含む他のリソースを総動員して、一刻も早く100%に仕上げるべきです。
ビジネスは、総力戦です。企画書の作成に上司の手を借りたからといって、お客様から「ずるいよ」と言われません。
取引先てしては、質の高い企画を早くて提示してくれれば、それで満足するのです。
今まで話したことのすべてを総動員して、早く、質の良い、正確な仕事をしましょう。

2011年8月20日土曜日

負けない「交渉力」が欲しかった

どのような組織に属しても、我々企業人の日常は交渉事の連続です。

それは、社内に対しても社外に対しても同様で、40代ともなると「交渉」自体が仕事の様に感じられる事さえあります。

社内の為、社外に向けての交渉がですから、その結果が大変重要になります。

交渉の際に、妥協ばかりが優先すると「やれ、押しが弱い」「○○は○○の言いなりだ」と上からも下からも、外からも内からも陰口を叩かれます。

では、交渉力を高める必要条件とはなんでしょうか?

答えは「相手側と自分と自分側の状況を素早く的確に把握する力」と考えた方が良さそうです。

そこに「理」と「情」のバランス、つまり「合理性」と「想い」が加わると言う事です。

勿論、双方の状況から勘案した“落としどころ”を描いておく事はも大変重要になります。

「交渉力」のなさを後悔しているタイプで例えると
・大局的に物事が見れない
・対立を恐れる
・主張することが苦手
・責任を回避したい
・そもそも主張すべき自分の考えがない
・人の気持ちか読めない
・粘ったり、推進しようとする動機がない

こうした「交渉力」のない人の共通点は
「大局観」
「共感のポイント」
「落としどころ」
が、意識出来ていないと言うことのようです。


☆入社1年目の教科書
17.情報は原典に当たれ
「グラフに騙されるな!」
資料によく出るグラフ、急激な右肩上がりでも、その目盛り一つで緩やかか、急激かが変わります。
そうです。見せ方によって情報は姿を変えるのです。
そして、「情報は疑ってかかれ」「物事には必ず表裏がある」ということを忘れは行けません。
最も効率的な情報収集は、過去に情報収集した人のリストを使う事です。
何でも最初から始めるのは大変な事です。
さらに、過去の情報収集をさらに広げる事も大切です。過去のの情報とは「原典を意識する」ことです。
肝心なのは「先入観を取り除く」「フットワークを軽くする」そして、「常に原典を意識する」ことです。

2011年8月19日金曜日

「他人を動かすスキル」が身につかなかった

20代、30代が脇役的な働きに終始するのに対し、40代になるとようやく主役を演じるチャンスが訪れます。

確かにそれまでよりも自由に、自分の意思が発揮できるのは間違いないのですが、同時に上下左右に挟まれた立ち位置で仕事をしなければならないので、逆にそれを「重荷」に感じてしまった諸先輩も少なくありません。

会社からは「自由に思いどおりにやれ」と指示されても、当然そこには「責任」が伴います。

自分一人が自由にやるのではなく、ほとんどの仕事が組織としてチームのメンバーと取り組むことになります。

そこには「他人を動かすスキル」が必要となってくる訳です。

よく「名選手、名監督にならず」という表現がありますが、多くの諸先輩方が後悔しているのはまさにこの部分です。

プレーヤーとしては優秀だったのに、マネージャーとしての業績は今一つで、部下から不満が出たり、会社からは業績不振の詰め腹を切らされたりして、ラインから外されるケースもあります。

仕事ができ、順風満帆に昇進した人は、何らかの壁にあたっている人の気持ちが分からず、適切なアドバイスや行動が取れないために、メンバーを育成出来ないケースが多いと言えます。

「お前、なんで出来ないんだ、俺だって出来たのに」の台詞は、このケースの代名詞です。

「人を動かすスキル」が身につかない最大の理由は、そもそも管理職に求めらている“マネジメントスキル”を「業務のマネジメント」と解釈しているからです。

部下の仕事の進捗や指示出しすることだけがマネジメントではありません。

40代に求められるのは、業務のマネジメント以上に「部下のモチベーション」をマネジメントすることです。

マネジメントに対して苦手意識を持ち人もいますが、40代は本人が望まずとも周りから必ず求められる「スキル」なのです。

しかし、「人を動かすスキル」とは、管理職に求められるマネジメントスキルの「合わせ技」です。他人を動かすただ一つの“魔法”のようなスキルはありません。いくつかのスキルが必要なのです。

命令だけで部下が動いてくれるのは、余程の優秀な集団である場合に限られます。ほとんどの組織の場合においては、「業務」のマネジメントに、メンバーの「スキル」や「モチベーション」のマネジメントに加わって、そこには「ビジョン」という“方向性”を示すことによって、「他人を動かすスキル」が成立するのです。


☆入社1年目の教科書
16.仕事は盗んで、真似るもの
仕事は教えてもらうもの?勘違いしないで下さい。
仕事について教室や研修で教えられることは、限られているのです。
新入社員のころは、先輩社員の横にいて、お客様への質問の仕方、メモの取り方などすべて真似しようとします。
上司や先輩に普段見られない場所に連れて行ってもらうことは貴重な体験になるという話を前にしましたが、強調したいのは「見聞きしたことを真似て、自分の中に取り込むことです。」
「仕事は真似ること、盗むことでしか身につかないと言っても、決して言い過ぎではありません。」
しっかりと「真似しよう」「盗もう」と日頃から心掛けていると「洞察力が身につきます」この洞察力こそが「変化を見逃さない」という感性の源となるのです。
私の場合は、見聞きしたことを「書く」と「伝える」で自分の中に取り入れるようにしています。このブログもそうですし、社内研修用に作成する資料もそうです。
また、経営者間での日頃のコミュニケーションで出す話題も自分の中に取り入れるための手法の一つです。

2011年8月18日木曜日

自分が「何を成し遂げたか」がわからなくなった

40代ともなると、さすがに20年前後のキャリアが蓄積されていることから、会社の仕事は小手先で何とかなってしまうことも多くなります。

あるいは逆に、責任感でガチガチになって、失敗を恐れるあまりにチャレンジ出来ず、手堅くまとめて陳腐な業績で終わってしまう、ということも少なくありません。

それが、50代になると、すでに出世レースの結論も出ている為に肩の力を抜いて仕事に取り組めることに加え、定年が見えてくるというか、残りの時間で会社に何を残すかというテーマが明確なので、40代よりも仕事が楽しいということさえあります。

やはり、20代で種をまき、30代で育て、40代で収穫期を迎え、50代で次世代に種を残すというサイクルになるのてしょう。

結局のところ、小手先で仕事をこなしているとそれが癖になり、成長はその時点で止まってしまうのですが、それに気付くのは残念なことに5、60代になってからなのです。

また、40代は中だるみの時期でもあります。その罠にはまらない為にも、自分の能力より高い次元で仕事に取り組む意識を常に持ちたいものです。

それには、「四半期毎」に会社に貢献できたことを書き出す方法を進めます。いわば自分の定期検査、定点調査と言っても良いでしょう。

この検査、調査により「自己貢献力」を味わうことができ、モチベーションの維持にも繋がり、「自分自身の存在意義、価値」をチェック出来ます。

そして、苦境に立った時や失敗した時の自信を取り戻させてくれるツールにもなります。会社の貢献といっても、会社や上司に評価されるものではなく、すべて自分のために行う作業ですから、書き出すだけで今後の目標も明確になるので、是非おすすめします。

内容は、簡単な箇条書きで十分です。あるいは、貢献出来たこと以外にも、給料に見合う働きをしているかを加える方法もありです。

実は、40代は「ビジネスパーソンしての存在価値」を考える最後のチャンスなのです。

脂が乗り切って仕事に打ち込める40代というのは、勢いもあり、自分の存在価値を最大限に高められるピークの時だけに、忙しさにかまかけて流されることの無いように「四半期毎の定点観測」をしましょう!


☆入社1年目の教科書
15.仕事は根回し
「根回し」のもつイメージをサラリーマン社会の悪しき習慣的なマイナスイメージでとっていませんか?
言葉としてのイメージは良くないかもしれませんが、行為としては必要不可欠と考えます。
論点をより深く掘り下げるために欠かせない、かつ全体の意思決定を短縮する作業なのです。
根回しという言葉が嫌なら、「事前準備」「予習」という言葉に書き換えて下さい。
論点をクリアにし、議論を深め、限られた時間を効率よく使う為には、必須の作業なのです。

2011年8月17日水曜日

「どこまで目指すか」考えるべきだった

収穫期が始まる40代というのは、「出世レースの最終コーナー」と言っていいほど重要な時期です。

20代、30代が成長期なのに対して、40代からは成熟期が始まります。

この時期に組織人として「どこまで目指すか」を是非考えるべきです。

役員なのか、部長、課長なのか、それとも専門職か...もちろん転職、起業するのもそうです。

一番大切なのは自分自身の将来設計なのです。周りに流されることなく、自分の意思で未来を切り開くことでしょうか。

転職を考えている人も、転職先で求められる専門性が30代半ばまでの人とは全く異なることを理解しとかなくてはなりません。

独立して起業するにしても、様々なリスクを考えると40代が最後のチャンスかもしれません。

「どこまで目指すか」を考えると同時に「○○は目指さない」という判断もするのですから、おのずと人生の方向性というものが定まってきます。

逆に、40代になると自分を過小評価する方もいるかもしれません。そうした場合、自分の可能性を限定したり、あきらめムードに繋がってしまいます。

40代にはラストチャンスが残されていますので、これからの10年を後退の10年にしないように、未来設計をキチンとして「ありたい姿」を想像しながら、これからの人生設計をする方が良いのでしょうね。


☆入社1年目の教科書
14.「早く帰ります」宣言する
「お先に失礼します。」朝の挨拶と同様に帰る挨拶も大切です。
新人の間は、早く帰りたいと言い出しにくいものです。
急に早く帰るといって、仕事が止まってしまうのはルール違反です。
早く帰る時は出来るだけ早めにチームに伝えるべきです。
「はっきりと、正直」に伝えることが大切です。
「恋人との記念日」「家族との約束」等々、プライベートの充実は、仕事にも良い影響を与えます。
しかし、埋め合わせも必要です。何かでカバーしないと問題が起こるケースは、早めの出勤や休日出勤も必要かもしれません。
また、専門的な学習の為に定時で退社することもあるでしょう。
肝心なのは、事前にきちんと伝えておくことと、何かで埋め合わせを考えとくことです。

2011年8月16日火曜日

仕事に追われて「すべきこと」ばかりやっていた。

「仕事に追われな、仕事を追いかける人間になれ」と言う言葉があります。

確かに共感する言葉ですが、では、どのようにして仕事を追いかけるのでしょうか?

周りに振り回されることが多い40代、「仕事に追われているという感覚」を持っているのではないでしょうか?

日々の仕事に忙殺されたり、逆に惰性で仕事をしたりしないためには、やはり、自分が主導権を持って能動的に日々を送りたいものです。

そこで提案したいのが「毎週ドキドキする“ゴール”を設定する」ことです。

週次の能動的な目標設定の最大の効果は、「自分の方から仕事を追いかけるようになれる」と言うことです。

組織の中で、「するべきこと」にどっぷりと浸かって仕事をしていると、40代になるまでに確実に「何がやりたくてこの会社に入ったんだっけ?」という「やりたいこと」を忘れることになります。

「するべきこと」から「やるべきこと」へ進化することを実現できる方法として、ワクワク、ドキドキする「ゴール」を短いピッチ(週次)で追いかける方が、確実にモチベーションが沸くものです。


☆入社1年目の教科書
13.朝の挨拶はハキハキと
あいさつが大切だということは、誰もが指摘することです。
大きな声で「おはようございます。」と言って下さい。「小学生か?」と思われますが、意外と出来ていないのが朝の挨拶です。
挨拶は、気持ちが明るくなります。人間性も浮き彫りになります。
ということは、「挨拶は最大の自己紹介」になるのです。
偉い人や、目上の人にはしっかり挨拶するが、利害関係の全くない人にどれだけ誠実に挨拶ができるか?
誰に対しても公平に接する。ハキハキした挨拶から、あなたの姿勢も伝わるものです。

2011年8月15日月曜日

会社が自分に「何を求めているのか」をもっと意識すればよかった

経営戦略とは「何を武器にどこで戦うか決めること」です。

これは、個人個人のキャリア戦略でももったく同様です。

「自分の何を武器にして、どういった領域で発揮していくかを決めること」がキャリア戦略を描くと言うことです。

ですから、思考プロセスの中で、“自分の強み”とそれを発揮する“領域”の二つを絞り込まなくてはならないので、ここで、昨日のブログにあった「マネジメント脳」と「マーケティング脳」が登場するのですが、先ず大切なのは「自分の会社があなたにどちらを求めているか?」を知ることが大切です。

まさに、強みを「発揮する領域」のことで、マネジメント分野なのか現場の実務なのか、そこを押さえることがキャリア戦略上の第一歩なのです。

しかし、諸先輩方の後悔の中で非常に多いのは、「会社が求めていることと、自分がやろうとしていることのミスマッチ」です。

ボタンの掛け違いと言えばそれまでですが、会社が求めていることによってミッションが決まる訳ですから、やはり会社が求めていることと自分がやろうとしていることはマッチしなくてはなりません。

「自分がやりたい、やりたくないの前に、会社があなたに何を期待しているかを明確に把握して、すり合わせておく必要があります。


☆入社1年目の教科書
12.アポ取りから始めよ
仕事は、時間の掛かるものら先に仕込むことを意識した方が良い。
仕事の中でコントロール出来ない部分があれば、作業に取りかかる前に先ずそこを埋めることです。
コントロールできないことの代表が「アポイント」です。必ず相手があることで、すべてが自分の都合の良い様にはことは運びません。
先ず、アポイントを取って、期日を設定してから準備に取りかかることが大切です。
先に締め切りを作り、その日までに完成させることを義務づけられれば、仕事のスピードの底上げにもつながります。
若手のうちは、少し前のめりでもこのような癖を付けるべきです。勿論、期日を守ることで相手の信用も勝ち取れるのです。
アポイントの数をこなし、現場感覚を磨くことで、新人でも付加価値がつけれます。
若いうちは、とにかくアポイントをドンドン入れる様に心掛けるべきです。

2011年8月14日日曜日

「自分の特性」をもっと意識しておけばよかった

「マーケティング脳VSマネジメント脳」という本に、マネジメントとマーケティングの実務の話を論理性と娯楽性を両立させた本があります。

「マネジメントはよりよい商品を求める、マーケティングは他と違う商品を求める」
「マネジメントは抽象的な言葉を使う、マーケティングは視覚的な表現を使う」
「マネジメントはライバルの真似をする、マーケティングはライバルの反対を狙う」
などなど

一言で言うと、なぜ現場と経営層では話が噛み合ないか?を前述のような切り口でまとめた本です。

この本の著者は、経営者を“左脳型”、マーケターを“右脳型”と分類し、左脳と右脳を使い分けることができると論じている。

40代ともなると、プレイイングマネージャー的な仕事が多くなります。その時に、プレーヤーとしての思考をマネージャーとしての思考を使い分けないといけない場面が訪れます。

そんな時に、「マネージャー脳」と「プレーヤー脳」の違いを知っていると、自分をコントロールしやすい訳です。

ただ、その中で「どちらが自分の強みであるか」を認識しとくべきです。

まずは、「自分の強み、特性」を意識して、どちらの方向を志向するかを決めて行くべきでしょう。

「自分の強みが“マーケティング脳”か“マネジメント脳”かを知ることです。」


☆入社1年目の教科書
11.会議では新人でも必ず発言せよ
職場やチームに馴染んでいないときに、会議で発言することは勇気がいります。また、「発言しなくては」と思うばかりに、会議の内容が耳に入らない場合もあります。
しかし、会議に参加するということは、自分にメリットがなくてはならないし、なんらかの形で貢献しなくてはなりません。
問題解決能力や提案力で、先輩達にかなわない時期に「何で貢献するか?」答えは2つです。
・新鮮な目線
・現場の感覚を伝える
先輩達が、過去の経験や理論ほ背景に分析を施すのに対して、新人の間のこの2つの感覚は非常に大切です。
過去は過去、現在進行している現実情報の方が重要なのであり、上司の貴重な判断材料となり得ます。
それでも、発言出来ないのであれば、率先してコピーをとり、資料を用意し、議事録を書きましょう。
これもチームの仕事です。新人、若手ていうポジションにいるからこそできる形で、チームに貢献することを心掛けて下さい。

2011年8月13日土曜日

社内外で「本当に頼りになる人脈」を築いておけばよかった

経済産業省のデータによると、1日あたりに一人が接触する情報量は10年前に較べ、1500倍になったといいます。

目の前の端末から、世界中の情報が瞬時に集まる時代になったが、人と人との距離は一向に縮まっていないような気がします。

このような現象は社内においても同様で、「人・もの・金」が企業の三大リソースでありながら、「どこに何ができる人がいるという情報」を的確に共有されていない企業が多いのです。

組織が大きくなればなるほど、その組織の中に知らない人が増えるのは当たり前です。そこで威力を発揮するのが「人間検索」です。企業によっては本当に人間検索システムをつくっているそうですが、ここでは「だれがそのことについて詳しいかを知っている」キーパーソンを人脈として持ちましょうということです。

組織や企業の中で、どこの誰がどのようなことに対して詳しいか?といった「人間検索」こそ、40代が担うべき役割であり、効果を発するのも40代なのです。

実をいうと、自分で何でもできてしまうことより、チームや部下を動かして成果を出す能力だったり、ネットワークを上手に行かせるスキルが40代に必要なのです。

「人間検索」ができるキーパーソンを持つことの重要性はここにあるのです。


☆入社1年目の教科書
10.頼まれなくても議事録を書け
会議の議事録の作成は自分の仕事だと思って、頼まれなくても積極的に取り組むべきです。
議事録をまとめて文句を言う上司はいないはずですが、遅くとも24時間以内には関係者に届けるべきです。早ければ早いほどチームにとってもあなた自身にとってもプラスになります。
また、「先に結論を書け」「テーマ別に要点をまとめろ」「こんなに詳しく書かなくてもいい」などなど、褒められると思いきや、上司や先輩からは様々な指摘が飛んできます。
しかし、「これこそが財産なのです。」
周りの発言を聞き、自分も議論に参加し、押さえるべきポイントを把握する。
そして、「議事録は時系列」に書くのではなく、要点を即座に把握し、課題やメッセージを的確に提示することができれば、「仕事力」は格段にアップすること間違いなしです。

2011年8月12日金曜日

「スピード決断」ができなかった

公私ともに40代には、意思決定のスピードと正確さを求められます。

20代、30代のそれとは違い、40代となると中間管理職、上級管理職となりますので、組織内においての責任はまったく異なってきます。

そして、この時期よくなるのが「板挟み状態」。守るべきもの、調整すべきことが多すぎたり、意思決定に十分な情報が足りなかったりで、意思決定できない場合も出てきます。

逆に情報はたくさんあるが、意思決定の基準がぶれていて決めきれない場面もあります。

さらに、組織内において「言うことがコロコロ変わる」とメンバーに思われたくないために、リスクを重んじて否定的な情報の解釈により、ジャッジを先送りすると、メンバーはどのように動いていいか分からずに、決断できない上司に不満を持つ様なことも生じてきます。

心理学をビジネスに応用する研究者は「問題を小分けして考える技術」が必要だと述べています。判断できるところまで細かく分けて行くと言うことです。

大きいままだと、問題が大きすぎて決めきれないのです。小分けして、自分の決断ができるサイズにして臨むことが肝要だと言うことです。

「あのときに決断しとけばよかった」と自分の決断力のなさ、優柔不断さを後悔する前に、問題を小分けして自分の判断出来るサイズに転換し、さらには意思決定の基準を明確にしてことに当たれば、覚悟がし易くなる。」


☆入社1年目の教科書
9.仕事は復習がすべて
「一日を振り返る」ことは大変重要なことです。
一日の仕事で記入したメモ帳やノートを広げ、取ったメモを読み返し、新たに気付いたことがあれば書き足す。そうすることで気付きや、学びを自身に定着させることが出来ます。
「自分の仕事のヒントとなるようなことを、どれだけ気付くことができるか?」
「気付き力」の感性を磨くことは大切です。・・・「覚えたこと、学んだことを自分のスキルとして定着させること」
人間は忘れる動物です。常に“復習”を意識して『知識と経験のストックを増やす』ことで、仕事のスピート、正確性も向上し、チャンスも与えられるのです。

2011年8月11日木曜日

誰にも負けない「強み」がつくれなかった

20代というのは、様々な成功ゆ失敗の中から、「強み」となるものの種を見つける時期だと思います。30代はその「強み」を育てる時期だと思うのです。

そして、40代はその収穫を始める訳ですから、40代になって勝負する「強み」がなかったでは、それこそ50代、60代になって、40代を後悔することになります。

勝負する領域は、自分で自分の都合のいいように勝手につくってしまうのが肝心です。

勝負する強みがなかったと後悔している人に限って、勝負する土俵が絞られておらず茫然としているように思えます。

あるいは、勝負する土俵が明らかに違うということもあります。

勝負する分野に関する意識と、その分野でどう戦うかという「自分のキャリア戦略」の意識が乏しくては仕方がありません。

40代は勝負する10年です。今まで培った自信と強みを最大限に活用できる分野で勝負しましょう。

競争相手が少ない分野であることはもちろんですが、勝負の土俵を自分の都合のいいように勝手につくる意識も忘れないでください。

「勝てる土俵」を自分でつくって勝負する。


☆入社1年目の教科書
8.質問はメモを見せながら
わからないことが出て来た時点で、すぐ人に頼る癖をつけると、いくら丁寧に教えてもらっても自分のスキルとして身に付かないことがあります。
まずは「自分で調べる」ことが大切です。理解出来た部分と分からない部分を区別し、分からない部分に仮説をたてます。
つまり、自分にりに予習してから質問すると言うことです。
また、思考を人に伝えるには、紙に書くことが望ましいと思います。
言葉が紙に残されていることで、思考も残るからです。
予習し、仮説までたてて上司に質問する際には、自身の思考を紙に落として、その紙を見せながら質問することです。
相手も新人が紙に落として「3つの質問があります。」と質問したら本気度が違いますよ。

2011年8月10日水曜日

負けない「絶対的な自信」が欲しかった

「もっと自信を持て!」こう言われることはありませんか?

そんなことを言われても、実際はそれ相応の成功体験をしなければそう簡単に自信などもてません。

しかし実際には、40代は会社や職場でもっと自信を求められるのが現状です。

上司や同僚、部下に対して、自信のない言動は命取りになってしまうケースも少なくありません。自分に自信の無い人は“損”をするといってもいいぐらいです。

ただ、何の裏付けもない自信は、“過信”とまわりに軽んじられる場合もあり、少しもプラスに作用されないこともあります。

このように考えると、「自信」は40代に必須の用件になるようです。その理由は『組織を率いる立場になっているから』なのです。

メンバーに対して、顧客に対して、「人を動かす」には「自信」が必要なのです。「自信」のないリーダーについていく人などいません。

では、自信をどのようにしてもったらよいのか?

自分の中に「どの程度であれば、自信を持っていいレベルなのか?」という基準が必要のようです。

なんらかの基準がないと、そもそも謙虚であったり、理想が高かったりする性格であれば、当然自己評価も厳しいでしょうから、自信を持ちにくいとなります。

漠然と「自信の有無」を持つのではなく、何に対して、どれぐらい優位であればといった「相対感」を意識することが重要のようです。


☆入社1年目の教科書
7.予習・本番・復習は3対3対3
例えば会議を開く場合
「今日の会議は何だっけ?」・・・事前にテーマを聞かされていない
このような会議では、会議が始まってからテーマを聞かされ、事前に何の準備も出来ていないので、曖昧な議論に終始し、時間切れで結局は何の為に招集されたかも忘れてしまいそうです。
会議のルールは...
予習(準備)3:本番(会議)3:復習・フィードバック3・・・簡単言えば同じ比率で重要だということ
そして、特に重要なのは、会議終了時に「決定事項の確認」をします。「何を学び」「何を合意したか」を議事録にまとめ、全員で共有することです。
会議だけではなく、どの仕事に関しても、予習、本番、復習の時間配分は、若いうちから身につけておくべきです。

2011年8月9日火曜日

未来の成功より「今日一日」を大切にすればよかった

20代、30代に先輩から聞いた言葉「幸せは“なるもの”ではなく、“感じるもの”である」

当時はなかなかピンとこなかった言葉ですが、40代になるとストンと腹に落ちるものです。

若い頃は、幸せはなるものだと考えていましたが、幸せと不幸せは交互に訪れるものであることに気付きます。

幸せな状態が永続しないことに気付くのです。

人生の目標設定は大切です。若い時から、何十年後の自分に対する目標設定をし、その目標に向かって努力して幸せや成功を手に入れる、とても重要なことです。

しかし、反面このようなことも言えます。

「常に10年後とか20年後の目標設定をして、“なりたい自分”の世界に生きているので、“今を生きていない”」
「今を生きていないということは、今の幸せを実感出来るはずがない」

この相反することをバランスとるにはどのようにしたらよいのでしょうか?

答えは、「なりたい自分」と同様に、「ありたい自分」つまり「今をどうありたいか?」という目標設定も必要だと言うことです。

一日が無ければ、一年は無い訳で、将来の目標設定に対する努力と同様に一日を意識した自己管理、自己目標を大切にすることも必要なのですね。


☆入社1年めの教科書
仕事の効率は、「最後の5分」で決まる
日々の仕事を進めて行くと「ちょっといいかい?」と上司から呼び出される機会が多くなります。
上司からの呼び出しや会議、ミーティングに馴れている上司や先輩と違い、新人は手ぶらで臨むことを避けるべきです。
記憶だけに頼っていると誤りや勘違いを必ず起こします。メモやノートを持参し、必要なことをしっかりと書き出します。
また、打ち合わせが終わった後は、再度重要事項をチェックし、理解出来ていない部分や曖昧な部分は、上司と再確認すべきです。
記憶が曖昧なのは、あなただけではなく、依頼した上司も同様です。
肝心なのは、合意して仕事を進めるということです。
最後の5分にやることとは?
「合意したことをまとめ、書き出し。確認する。」です。

(194.36)

2011年8月8日月曜日

「仕事」と「家庭」のバランスが取れなかった

高度成長期の中軸だった我々の親達の世代は、どちらかというと「家庭」を顧みず、「仕事」に没頭した世代でした。

ただ、その世代でも私の様な40代でも、団塊ジュニアでも働き盛りは40代であるこには変わりません。

高度成長期であれば、「仕事」に没頭しても年収は右肩上がり、カラーテレビ、クーラー、マイカー、マイホームという夢が膨らんで、「家庭」を顧みなくても許されました。

しかし、成熟経済の現在、その状況は一変したものへとなってしまいました。

女性の社会進出、共働きの増加により、夫が家事を分担しないことには、女性の負担が大きくなりすぎて家庭生活は回って行かなくなりました。

そのような状況の中、「仕事」と「家庭」の両立が難しくなり、結果として離婚率も高くなりました。

離婚の理由も様々ですが、一番多いのが「すれ違い」です。

時間外勤務や週末ゴルフ、休日出勤といった主に夫が仕事に没頭する為に起こる「すれ違い」です。共働きであっても、日本人男性の家事参加時間の少なさは大きな原因といえるでしょう。

「仕事」と「家庭」のバランスをとるためにはどの様にしたら良いのでしょうか? 成功した人のアドバイスを参考にすると、「一週間ごとに“仕事”“家庭”のウエイトを振り分ける」だそうです。

平日5日間は「仕事」土日は「家庭」。この5:2のバランスがスタンダードのようです。

もう一つは「仕事」の合間を見て「家庭」を柔軟に挿入することが上げられます。ちょっとした時間をぬって、子供と散歩したり、キャッチボールしたり、スーパーに買い物に行ったり、これもバランスをとる為には重要なことです。

どちらにしても、私にはまったく出来なかったことです。まだまだ小さい子供を抱えている社員諸君には「社長、自分はどうだっのですか?」なんていう愚問はしないで、失敗した人の反省として受け止めてくださいね。

「仕事」と「家庭」のバランスを大切にして下さい。


☆入社1年目の教科書
5.カバン持ちはチャンスの宝庫
「ご迷惑でなければ一緒に連れて行って下さい。」
上司が取引先の偉い方と合う時に、こうお願いしてみるのも大切ですよ。
私は、ブロ野球を辞めた後、2つの会社に勤めましたが、2つとも「カバン持ち」の仕事で仕事を早く覚え、取引先の方々に顔と名前を覚えていただき、会社訪問の際や接待の席でのマナーや段取りを覚えました。
結果として、現在の役割があるわけです。
カバン持ちをすることで、一流の経営者が持つ視点やビジネスマナー、立ち居振る舞いを学べるのです。
一流の経営者ほど様々な質問をしてきます。
「何年目?」「今、どんな仕事をしているの?」「この件についてはどう思う?」などなど、でも、これもチャンスです。
しっかりと応えることで、会社や上司の質や品格が評価されます。もちろん、あなた本人の評価もです。


(180.122)

2011年8月7日日曜日

「二元論」で考えなければよかった

私たちは、「二元論」的発送が大好きです。

「白か黒か」「勝ちか負けるか」「好きか嫌いか」...

40代になるまでは、この呪縛に囚われるもので、そうでないと20代、30代は突破力かせありません。

しかし、40代になると「何をもって成功とするか? 何をもって勝ちとするか? といった定義自体が非常に曖昧なことに気付き始めます。

今までの様に、「白か黒か」では面白くなくなり、しっくりこないというか、二元論だととにかく居心地が悪くなるのです。

私自身もそうでした。「この形はこうあるべきだ!」「このスタイルが自分を律して、正しい道へと導くのだ!」なんて思っていました。

更にタチが悪いのは、それを他人にも強要する。

しかし、40を迎えてからは「こんな考えもあるのかな?」「反対の意見も聞いてみないと」なんて思う様になってきました。

そうです「白と黒の間にはグレーがあるのです。」

“決めつけることは世間を狭くする”にたどり着くのです。

生きる上で、他の選択肢をすべて消し忘れてしまうことは、決して豊かな人生とは言えない様な気がします。


☆入社1年目の教科書
4.単純作業こそ「仕組み化」「ゲーム化」
新入社員には、単純な仕事が繰り返し依頼されることがあります。
単に、単純な仕事を命じられて、そのままその単純作業を繰り返しているだけだと、「辛い」「面倒」なだけです。
自分の後の仕事はどのようになっているのか? 何のためにやるのか? このことを考え始めると、効果的に仕事をするための「パターン化」「仕組み化」が進みます。
また、何度も繰り返す仕事を「ゲーム化」してみてはどうでしょう。「いつもより10分早くできた!」まさにゲーム気分です。
「どうしたらもっと見やすくなるか」「どうしたらもっと効率的にできるか」
そうすれば、次に依頼される仕事は、単調なものでなくなるはずです。

(173.484)

2011年8月6日土曜日

わかっていても結局「守り」に入ってしまった。

40代は、よほど強い意識をもたないと、いつの間にか「守りに入ってしまう時期」と言えます。

“守るべきもの”が多い40代ですから、守りに入るのも仕方ありません。

守るべき筆頭はなんと言っても家族です。家のローンや学費、医療費などが重くのしかかってきます。

「40代にこれをしとけばよかったと後悔していることは?」
・好きなことを躊躇せず、何でもやっおけばよかった。
・難解なことに、何でもチャレンジすればよかった。
・今までの勝ちパターンにとらわれず、もっと自分の感じるままにやればよかった。

「チャレンジしなかったことに関する後悔」=「守りに入ってしまったという現実」

しかし、闇雲にチャレンジすれば良いものではありません。

オフェンスとディフェンスのバランスが必要なのです。ここでは80:20、今回は70:30ようにです。

どうしてもディフェンスの比率は高くなるはずです。しかし、20%、30%の攻めの気持ちを持っていないといけないのでしょうね。

また、20%〜30%ぐらいに考えていた方が、気が楽かもしれません。


☆入社1年目の教科書
3.「何のために」で世界が変わる
「いつまでに必要ですか?」
仕事の優先順位を付ける上で、もっとも重視すべきは“締め切り日”です。
そして、もう一つ押さえる必要があるのが「何のためですか?」です。
入社まもない部下に上司から与えられるミッションは、ブロジェクト全体の一部分であることが多いものです。
しかし、どんな単純な仕事にも必ず背景があるものです。大きな目的に沿って動いているのです。
ただし、ここで注意すべきは、「いつまでに必要ですか?」と「何のためですか?」の聞き方です。タイミングと言い方を間違えると、上司からお目玉くらいますからね。

(160.747)

2011年8月5日金曜日

「自分にとって大切なこと」

40代の特徴として、周りに振り回されることが多くなる!が上げられます。

自分の考えや気持ちとの小さなズレが蓄積され、「こんなはずじゃなかった...」という結末になることがあります。

中間管理職的立場にいると、社や上司、部下に振り回されることがあります。自分の意思ではなく「流されていた」と後悔することが起こるのが、40代とも言えます。

また、家庭内においても、子供の教育、受験、親の介護まで重要なライフイベントが集中する世代でもあります。

ややもすると、ここでも周りに左右され、日々に忙殺されるうちに10年はあっという間に過ぎて行き、「自分の人生を生きてこなかったんじゃないか?」という先人達も後を絶たないのも事実です。

「自分の人生」

「たった一度の人生で何を手に入れたか?」

お金?自由?社会的な地位?家族?仲間?...

最終的に順位の高い項目の優先順位を絞ることで、これから起こることの「あらゆる優先順位」の基準となります。

このことにより、優先順位が明確となり、現状の自分と自分の意思とのギャップをリアルタイムで認識することができます。

もちろん、何かを手に入れるということは、何かを捨てる勇気も必要とされます。

「人生で手に入れたいことを絞り、優先順位を明確にする」


☆入社1年目の教科書
2.「メールは24時間以内に返信せよ!」
対応が早いだけで2割増の評価を得られる。
・内容は簡潔に
・結論、要点から先に
・上司への相談も、ダラダラと項目を羅列するのではなく、用件を冒頭に置き、その後に具体的な内容を書く
*読みやすいメールとは、結果的に相手に対する心遣いに繋がるのです。


(143.201)

2011年8月4日木曜日

40代に必要なスキル

40代は、20代、30代のように、個の力を発揮するだけではなく、周りの力を発揮させて、その力を発揮する方向性まで見いだせなくてはなりません。

もっと周りを巻き込んで、周りを動かすマネジメントスキルが必要です。

そして、総仕上げの時期がスタートする40代「収穫期」を逃してはいけません。

人生のピークについて考えたり、今まで何かと上手くことが運ばなかった人も敗者復活のチャンスが訪れます。

また、家庭においても「パパ」から「お父さんへ」、「ママ」から「お母さん」へ変わるのが40代です。仕事と同じぐらい家庭も顧みなくてはなりません。

ちょっと胸が痛いですが「時間が短くても母親に任せず、積極的に子供に関わることを意識して、対話を心掛けるべきです。

決して30代の惰性では、「後悔しない生き方」をできる40代ではありません。

「後悔しない50のリスト」重要なことばりです。

☆入社一年目の教科書
「仕事における3つの原則」
①頼まれたことは、必ずやりきる!
②50点で構わないから早く出せ!
③つまらない仕事はない!

1.何があっても遅刻はするな!
社会人として当たり前のことを、ちゃんとやれる人物か?新人時代の印象でその後のキャリアが決まる。
たった一度の遅刻によってチャンスを逃し、あなたの能力を発揮する機会さえ奪われてしまうことがある。


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2011年8月3日水曜日

一生の中で重要な年代「40代」

最近、読んだ本で大変面白かった本、「40代を後悔しない50のリスト」(大塚寿氏著)。

表紙のの見開きタイトル“定年退職した人の後悔は、40代の過ごし方に集中している”

40代は30代の延長線ではない、走る方向が180度変わってしまう、人生のターニングポイントだと言うことです。

なぜターニングポイントと言えるのでしょうか?

仕事においては、やっと自分で自由に仕事ができるようになる年代。自分の個性やセンスを自由に発揮出来るチャンスを手にするのがこの時期なのです。

家庭、生活面でも大きな変化を迎えます。ある程度育児も終え、妻の職場復帰。子供は多感な時期を迎え、子供との向き合い方、教育に対する考え方も問われるようになります。

また、最近の社会的な問題として親の介護についてもリアル感が沸いてきます。

この様に、その後の人生を大きく左右する決断を迫られるのが40代と言うことです。

また、この40代の10年間で多くの人が「つまらない人」になっているとと述べている。大きな分かれ道を迎えた時にほとんどの人が「守り」に入る。このことが「つまらない人」を生んでいるという。

つまり、人間の魅力も40代の過ごし方で決まると言うことです。

敗者復活を可能にするのも40代、20代、30代と積み重ねて来た結果をどのように生かすか?今までのそれとはまったく違う決断を迫られる。

先が見えて意気消沈するのか?生き生きとし、プレーイングマネージャーとして活躍するか?も40代の過ごし方で大きく変わるのです。

本日から、当分の間、この一生の中で需要な40代について、書いてみようかと思います。

また、当時にもう一冊の面白かった本「入社1年目の教科書」についても、触れてみたいと思います。

2011年8月2日火曜日

社員に伝染する病気

社員に伝染する一番のウィルスは「慢心」です。

トップの驕りが他の役員や社員に伝染し、危機の予兆の気づきや対応に遅れを生じさせます。

どの企業も成功が続いている時が危ない。「すべてがうまくいっている」と勘違いするからです。

好調期こそ、衰退に向かう危険性があるのです。

2011年8月1日月曜日

報連相のマナー①

『質問は最後まで聞いてから、聞かれる前に自分から』

指示や命令を受けている時は、途中で口を挟まず、ひととおり最後まで聞くように。最後まで聞いた上で、疑問や不明点があればその場で確かめ、最後に復唱する。

また、ミスやトラブルが起こったとき、なかなか報告出来ない人がいますが、問題をそれ以上大きくしないためにも、トラブルが生じたときこそ早く報告をすること。

その上で、どのように対処すればいいか、上司や先輩の指示を仰ぐこと。

順調に進んでいる時も、ときどき報告を入れる。上司から「例の件はどうなったかな?」と聞かれる前に自分がら報告した方がいい。