2010年6月30日水曜日

会社の本質とは?

最近、新聞紙上でよく目にするのが、上場企業役員の年収の話題。

「どこの会社の社長の年収は何億円」のような記事が大変よく書かれています。6月と言えばほとんどの企業が株主総会を行う月ですが、今ままで一般の国民にはなかなか見えなかった部分が表面化し、善くも悪くも透明性を追及する動きが顕在化してきています。

これは、企業を規制する様々な法制度が構造的に変革を迎えている事であり、会社法、会計基準、労働法などの見直しがその要因となっています。

そもそも論として「会社とは?」が問われている訳です。

会社(企業)を取り巻く状況が、構造的な変化を遂げようとする今日、結果としてどの様な影響を、会社にも国民にも与えるのか?

当社も中小企業ながら、財務諸表を始めとする企業情報を開示ており、7月1日より「企業倫理ヘルプライン」も運用開始します。

社員のモチベーションを上げ、会社として社会にどの様な貢献を果たし、顧客からも信頼を得ることを益々求められる時代となりました。

まさに、「売り手よし」「買い手よし」「社会よし」の時代だと言う事です。

2010年6月29日火曜日

戦略の見直し

本日は、当社企画・開発グループのプロジェクトの見直しについての会議を行いました。

当社では、様々なプロジェクトを企画・開発グループで先ずは担当するのですが、PJマーケットでの情報・規模・コスト・将来予測等々整理をして、精度を高めていきます。

そして、当社の企業理念や方針に沿った戦略的な意思決定を行うのですが、ここで必要なのは、「様々な問題の内容や分類によって、その分類ごとに関係あるデータ=事実が何であるかを知る」ことです。

問題点をデータ=事実に沿って抽出し、その問題が解決出来るのであれば先に進めるし、解決策がなければいつまでたっても先には進めません。その結果時間が経過し、プロジェクトの終了となります。

しかし、結果としてそのプロジェクトは日の目を見れなくても悲しむ事はありません。きちんとした工程を踏んだプロジェクトは、その後のプロジェクトにも必ず貢献します。

我々中小企業が行うプロジェクトは「失敗が許されない場合が多い」のですから、戦略の見直しは大変重要であり、切り捨てる事を躊躇してはいけないと考えます。

意思決定において最初の仕事は、問題点を見つけその問題点明確にすることであり、解決策にの検討の前に、問題点の抽出の段階には時間をいくら掛けても良いと考えます。

2010年6月28日月曜日

人が宝!

「企業は人なり!」「人材は企業の宝!」とよく耳や目にします。

本当にそのとおりであり、何ら異論はありません。

しかし、どの様に具体的にその想いを組織が考え、社員に対して発信しているか?このことについては非常に疑問に感じます。

今でも組織は、「組織が社員を必要≦社員が組織を必要」と思っていないか?

または、今でも経営者は、「社員が組織を必要だと思っている」と信じ込んでいないか?

この考えが常識化していないか?と感じているのは私だけでしょうか。

「嫌なら辞めて次を選ぶ時代」「自身の生活スタイルに合わせた仕事がしたい!」と思う時代。

企業は、自社の商品やサービスの売り込みと同じように、“人に対しても”企業を売り込まないといけない時代か到来したと思います。

その為には、「人は宝!」を実践しなければなりません。

人を引き付ける魅力的な企業、頑張って成果を上げた事を認める企業、その成果に報いる企業、働く事・頑張る事を動機付ける企業でなければならない。

『企業は人に仕え、人は企業に仕える。』そして『お互いが満足する。』この様な事だと思います。

2010年6月27日日曜日

自分をコントロールする大切さ

6月からスタートした私のチャリティープログラム「ノルディックウォーキングで世界の子どもにワクチンを!」 http://justgiving.jp/c/428

ほぼ毎日、早朝にやっているのですが、私と同じように毎朝“ジョギング”したり“ウォーキング”する大勢の方とすれ違います。

既にリタイアした後の楽しみと思える方、OL風の方、若手サラリーマン風の方等、様々な方々です。

もちろん、私は最近アウドア・フィットネス派ですので、インドア派の方とは触れ合いがないのですが、それにしても早朝から大勢の老若男女がトレーニングしています。

以前、ニューヨークに行った時も感じましたが、トレーニングはもはや『日常のくらしの一部』になっております。現地の友人に聞いたら「エグゼクティブの朝は早く、朝のミーティング前にはトレーニングも自分のデスクワークも終え、通常の勤務時間は、部下の相談を受けたりロビー活動にほとんどの時間を充てている。」と聞きました。

その時は、何となく漠然と聞いていましたが、最近なるほどと思えるようになりました。

身体を鍛えるということは、自身で決めたことを自身の決めた(または、トレーナーの助言)スケジュールに則り続ける事で、これは正に『肉体だけではなく、精神も鍛える事になります。』

「自らの身体をコントロール出来ない者が、会社をコントロール出来るわけがない!」と言われる意味が分かるようです。

トレーニングをやるということは、毎日辛い壁を乗り越える様なもので、その辛さを乗り越えることにより、様々な『生きる』『やり遂げる』に繋がるような気がします。

「自分をコントロールする」このことの大切さは誰でも理解しているはずですが、“やらない”“やれない”理由を並べる事が多いようです。

先ずは「飛び込んでみる」は如何ですか?

そこからは、身体と相談しながら!

2010年6月26日土曜日

バランスを身につける

よく、「彼は大変バランスの良い奴だよね。」という事があります。

“バランス”?なかなか難しい意味で、バランスのとれた人間になるのは難しいですね。

ここで、また論語です。

子の曰く、「道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ。」(みちにこころざし、とくにより、じんにより、げいにあそぶ。)

子曰、子於道、拠於徳、依於仁、遊於芸。

『人は(人として)、正しい道を身につけようと求め(続け)、(それによって得た)徳という高い品性に基づき、(その徳の中で最高の価値のある)仁(という人間愛)にたよりすがって、(その上で、豊かな)教養の世界を気ままに楽しむ』こと。

『理想を持つ。きまりを守る。思いやりの心を忘れない。音楽やスポーツなど、何でも興味をもってやってみる。このようなことを心がけて、毎日を過ごしたら、きっと自分の目指す理想の人間に近づけるに違いありません。』

バランスを身につける。日頃の瞬間、瞬間を大切にした生き方が必要ですね。

2010年6月25日金曜日

粋なプレゼント

先日、業界のイベントの際に、ある県の産廃協会青年部部会長から『粋なプレゼント』を頂戴しました。

そのプレゼント“鮫皮製”の巾着で、素晴らしく仕立ての良い、和テイストのカッコ良いものです。

口には更にストラップが江戸文字で入っており、私の名前と裏面に『士魂商才』の文字。

いやぁ、凄く手の込んだものでした。

このプレゼントを頂戴する数日前に、別件でこの青年部部会長に連絡した際に、「藤枝さんの好きな四字熟語とか座右の銘とかありますか?」と問われて、その時は突然でしたので考えて連絡しますと電話を切ったのですが、その後メールで「士魂商才」という返信を致しました。

その「士魂商才」の文字が巾着の口にぶら下がっているとは、何とも粋なアイデアと素晴らしいものでした。

ずっと大切に使わせて戴きます。有難うございました。

「人が想っている以上の心遣いで相手と接する。」本当に“粋なプレゼント”でした。

2010年6月24日木曜日

カットイン

カットイン“話を聞く価値観を感じさせる!”

昨日に続き、顧客コミュニケーションについての話です。

「営業担当者の認識と購買担当者300名の心理に対するギャップについて」のアンケート調査の結果は?

“売り込みを受けた時に「決まった取引先がある」といって断った時がある”・・・90%

“既に決まった先があっても売り込みを受けた場合、変更する可能性はあるか?”
・良い提案があれば検討する・・・60%
・価格によっては検討する・・・17%
・変更できない・・・11%
・絶対に変更しない・・・4%
・その他・・・8%

このギャップの差は?
☆売り込まれるのがいや
☆取引先を変更する手間が面倒
☆自分がリスクを負いたくない

現在の廃棄物を取り巻く“成熟市場”の中、既に決まっている相手に「カットイン」する為には、一工夫する必要性があります。

先ずは見込み顧客に「これから話をすること(聞く事)の価値を伝えなくてはなりません。」具体的に言うと、『他社にない整理された情報や知識や経験則』について営業マン自身が待ち合わせている事を伝えなくてはならないと言う事です。

商品・サービスの価値を伝える前に、先ずはこの壁を破らなければならないと言う事です。

2010年6月23日水曜日

情報の提供

営業では、顧客とのコミュニケーション上、特に大事なのは情報の提供です。

よくある間違いは、社内で教え込まれた内容や社内で知り得た情報を、そのまま顧客に伝える営業マンの勘違いです。

自分なりに経験に照らし合わせたり、自分なりにその情報が正しいかどうか更に深く調査していない“単なる情報”は、社や上司からの単なるメッセンジャーであり、顧客の心には響きません。

当社の場合、顧客の形態は同業者の場合と全くそうでは無いケースに分かれます。

と言うことは、廃棄物処理について“よくご存じな方と”“少しご存じな方に”分かれると言う事です。

コミュニケーションは、自分なりの“情報”を持つことから始まり、それを相手に伝える時には“知識・学問”になっていることが必要です。

単なる情報の伝達では、顧客は何も応えてくれません。

顧客にとって利益に結びつく情報を提供する。そしてその情報を糸口として商談を進めなくてはなりません。

そこで必要なのは“説得力”です。やはり説得力があるのは「自身の経験」「自分なりに調べた情報」を交えた会話です。

「会話が弾んだ!」と喜んでいる場合ではなく、「顧客の利益になる情報を提供出来た!」が先ず必要なのです。これは、必ず成果に結びつきます。

2010年6月22日火曜日

競争するのは変化する顧客のニーズ

ニーズには、『気付くニーズ』と『気付かせるニーズ』とがあり、その双方とも大変重要な『ニーズ』です。

そして、そのニーズは大変厄介なもので、絶えず変化し続けます。

サービス業では「お客様第一主義」や「顧客満足度経営」なんていう言葉を良く使います。

しかし、この標語の様な言葉が飾ってあるだけで、本当の意味をどれぐらい理解しているか?というとなかなか難しいと感じます。

顧客第一主義とは?「顧客のために」と訳する方が多いようです。私もその様に感じでいました。

しかし、とり方が違う方は「顧客の立場で」と訳します。同じ「顧客」ですが、“ために”と“立ち場で”では大分違うように感じます。

「顧客のために」はあくまでも売り手の都合であり、「顧客の立場で」は売り手側の都合の悪いことでも実行するものであります。

同じ顧客第一主義でも、この様に立つ位置で大分違う事に気付きます。

当社の社員は是非、顧客の立場で物事を考え「常に変化し続ける顧客ニーズと競争する」ことを忘れないで欲しいと考えます。

先ずは、私から!

2010年6月21日月曜日

変化・変革

現在のあらゆる産業での景気の減退は、一部では回復の兆しが見えてきた様な報道もありますが、それは、最終製品の製造販売や直接的な顧客へのサービスを行う大手企業のの場合であり、我々中小企業の場合は、その影響が窺えるのは時間的にまだ先の様な感じがします。

しかし、この様な経済状況下でも着実に成果を上げている中小企業もあります。

近年の様々な分野でのグローバル化や経済構造の変化や進展により、大手と中小や中小同士の企業間関係も変化が生じ、中小企業の事業活動が直接的に業績に反映するようになってきました。

元請け、下請けの関係が崩れ、中小企業がより主体性を持ち自らが製品の企画・開発を行い、自らが顧客ニーズを捉えたマーケット戦略を行い、また新しい分野に自らが進出しています。

「受動的」から「能動的」へと変化しているのです。

では、どのように変化しているか?

第1に、今述べたように直接的な事業活動・・・「受動」から「能動」
第2に、強い財務体質・経営力へ向けて・・・限りある経営資源、効率的な経営資源の配分
第3に、市場の中で評価されることにを認識する・・・独立した中小企業

「旧態依然」や「変化を拒む」中小企業は特異な例を除いて取り残される様な気がします。

もともと景気にあまり左右されないと言われていた我々業界も、既に取り巻く環境は変化し、その変化にともない企業としての変革を迫られていることに気づく必要があります。

変革を迫られる我々が、この事実を乗り越えられるのが「企業家精神」であるのならば、役員だけでは無く社員全員が“企業家精神”を発揮し生き残らなければなりません。

2010年6月20日日曜日

親孝行

先日の全国産業廃棄物連合会の総会の際に、当社にインターンシップ中の学生のお父様にお会いしました。

たまたま、お父様は我々業界の先輩で、業界の活動の一環と功労者表彰の為に上京されていましたので、大変良いタイミングでお会いできたのです。

勿論、業界の後輩とは言え、御子息が世話になっている会社の社長と言う事で大変ご丁寧にご挨拶を戴き、見るからに誠実な感じの先輩でした、この親あってこの子ありの言葉通り、御子息も大変誠実に事にあたる性格です。

さて、タイトルの親孝行ですが、論語の中にはこうあります。

「父母は唯、其の病を之れ憂う。」

「お父さん・お母さんは、子供の事をいつも一番に考えています。その様な深い愛情を忘れずに、今の自分を大切にすることが、親孝行なのです。」という意味です。

要は、先ずは健康第一に心がけて病気をしない事です。

先に挙げたような体験をしましたので、親孝行という内容を書かせてもらいました。

インターンシップ中の彼も、知識も学習も体験も大切ですが、何よりも健康は気を配らないとね。

彼のこれからの成長を楽しみに感じたと同時に、私の長男も高校2年生、元気に剣道頑張っているようですが、なかなか気を掛けてやれず申し訳ない気がした本日でした。

2010年6月19日土曜日

成長戦略

菅新首相が打ち出した「強い経済」。

戦略7分野と新たな需、雇用について18日閣議決定した。

中でも、大きな成長を見込んでいる『環境』『健康』『アジア』『観光』の4分野では、合計で500万人の雇用と123兆円の需要を創出する目標を掲げました。

そもそも論としての「財源の置き去り」はは別として、ここでも『環境』はいの一番に掲げてあります。

「グリーン・イノベーション」という言葉どおり、世界の中の日本と捉えても、日本国内に目線をおいても、我が国の優れた『革新的な環境技術』には大きく期待出来る分野だと思います。

また、循環型社会、低炭素化社会の構築に目を向けても、今や国内の循環ではなく、アジア圏全体での循環を目指す必要性が問われています。

一方、我々の廃棄物処理に目を向けると、今後、『環境技術』『アジア圏循環社会』がキーワードになることは必至ですが、リサイクルは「集荷・出荷の物流」と「需要・出口」が何よりも大切になります。

ここのポイントをしっかりと押さえないと、需要と供給のバランスが全く取れていない循環になりかねませんからね。

2010年6月18日金曜日

業界一色

本日は、朝一番から夜遅くまで「業界一色」でロビー活動1日で15時間を過ごしました。

朝1で、全国青年部の代表として環境省にお邪魔し、廃棄物処理業を取り巻く今後の環境ビジネスの動向についてディスカッションからスタートし、全国産業廃棄物連合会の通常総会、表彰そして懇親会。

懇親会後は、全国青年部会長・直前会長とともに今後の活動の確認や、アイデアを出し合い珍しく遅くまで激論をとばしました。

今日一日で何度「青年部」と「親会」、「co2マイナスプロジェクト」というキーワードを発したかわかりません。何百回?三人ですから相当数です。

それくらい真剣に考えている訳で、自分なりに頑張っている分喜びも多のも事実です。本日の総会は産業廃棄物連合会で一番大きなイベントですから全国の同業者がたくさんお集まりになっています。

その中で皆様の上着の襟に「co2マイナスプロジェクト」のバッヂを付けて戴いている方がたくさんいらっしゃること、来賓の皆様のご挨拶にも“青年部”という言葉と同プロジェクトの名前が頻繁に出て来ました。やはり嬉しい!

会長と全国の8ブロックを2周同行し、事業の説明や各地のメンバーと会話させて戴きましたし、皆様の反響を目にして、耳にすると本当に嬉しいのです。

また、今回の総会で勇退される全国連合会の國中会長も退任のご挨拶の際には、青年部に対して格別なお言葉やセレモニーも戴きました。

本当に有難く感謝いたしております。今後は、新会長に就任された石井会長の方針に則り、あと一年となった全国青年部の副会長という役割と、神奈川県協会の常任理事という役割を果たしてまいります。
引き受けたら、最後まで全力で努めなくては責任を果たせませんからね。

いやぁ、しかし夜の部の3人の会話は熱かったですね。(内容はここでは書けません。失礼!)

2010年6月17日木曜日

社会貢献とワーキングライフ

本日は、専修大学生田校舎に講師としてお邪魔して参りました。

今回のテーマは「社会貢献とワーキングライフ」と題しまして、学生の皆様が自分の将来の仕事や生き方について考えるときに参考になる情報やヒントを提供する。という講座の狙いに則したお話しとなりました。

捕手論と経営者論の相関性についてを柱とした、事業独立した経緯、社会貢献についての考え方、そして、今後の考えなど、私の経験則や現在の想いを中心に約1時間半の楽しい時間を過ごさせて戴きました。

終盤には、経済学部の学生らしい「起業」や「人生のターニングポイント」「独立した時の心境」などの質問も出して戴きました。

ご担当の池本教授も「最近の学生達は大きく物事を考え、あらゆるチャンスに挑戦して行くことに憶病になっている様な気がする。」とおっしゃられていましたが、若者だから出来る事、出来る時期があることは実際にあります。

今回の講義で「答えは1つではない!」様々な角度からいろんな方の意見も聞いて360度の答えを探してみて欲しい、そして、自分自身の考えをプラスして進むべき道を見つけて欲しいと述べました。

「新しいことにチャレンジするリスク」と「現状のままでいる安全」とを天秤にかけている昨今、是非、学生の皆様には「あなたがやりたい事をやらせないメッセージに負けない人間力を身につけて戴き、ある程度のリスクを覚悟して挑戦してもらいたい!」と締めくくらせて戴きました。

今回の様な機会をいただきました、NPO法人ETICの田中さん、専修大学池本教授、キャリアデザインセンターの皆様に心から感謝申し上げます。

2010年6月16日水曜日

事業計画の転換の必要性の合図

事業計画の失敗の多くは...

①計画そのものがずさんだった
②計画は良かったが、手法が間違っていた
③手法は間違ってなかったが、行う量(規模)が間違っていた
④手法も量も問題無かったが、タイミングがずれていた

が主な理由として上げらます。

また、この背景には、経営環境の変化やマーケットの変化、外部からの防ぐ事や予測が不可能な世界的な経営破たんなども影響を与える事があります。

しかし、事業計画においては定期的な見直しが必要であり、“転換の必要性”を感じた場合は、スピーディーに対応する必要性があります。

その為には、変化に気付き、原因を探る必要があります。原因がわからないや分析しようにもデータがそろわないなんて事はあってはならない事です。

しかし、その道のプロであれば「変化の兆し」を感じることは出来なくてはなりません。

以外と見えないこの感じる力は、目に見える情報や数値で感じる力と同じぐらい重要なビジネススキルです。

もし、データがなかったり、自分でも理解出来なかったりしたら“原点”に戻るべきです。

現場に行って、観て、聴いて、質問するのです。現場には五感に触れる何かが必ずあります。

そして、現場から得た何かで、事業計画の転換の合図に気付く事です。

その結果として「これまでの認識」と「現実とのギャップ」を認識出来て初めて気付く事が出来るのです。

2010年6月15日火曜日

ちょっと古いが“情報の共有”の行きつく先

企業内の情報の伝達は、「見て学べ!」、「指示通り動け!」、「命令を聞け!」から

「企業情報を共有する」⇒「その情報に対してそれぞれが目標を設定・管理」する時代へと移り変わってきました。

当社においてもそれを目標に進めて来ました。しかし、期待しているほど「情報の共有」は進みません。

企業としても理念・目的、進むべき道標、事業収支目標、目標に対しての結果、財務諸表に対しての開示などなど、これでもかと言うほど「企業情報」を提供しています。

が、しかし、その情報を基にした「目標の共有」まで至りません。

なぜ?それは「伝達」が機能していないからです。そして、その主な原因は「消化不良」です。

せっかく、大きな養分含んだ情報という食物を体に入れても、消化しきれず体に養分を取り入れる事が出来なくて体調を崩しているのです。

しかし、この情報を個々が消化しきれなければ、専門分野のエキスパートとは言えないのです。管理、生産、企画、営業、ビジネスサービスそれぞれのグループで誰よりもその仕事に詳しいから専門家であり、詳しくなければ存在意義がないのです。

ですから、それぞれのエキスパートである社員は、「共有した情報」を基に自分自身に指揮・命令しなくてはならないのです。

だから、自らを主語においた活動行う集合体「Iam...」を提唱しているのです。

「企業情報」「経営情報」の共有は、「企業目標の共有」に繋がります。

それは、「すべての社員が、企業の目標の為に自分が出来る最大の貢献は何か?」を問い続ける事です。

2010年6月14日月曜日

自社の強み

昨日は、顧客を中心とし、基幹とした「マーケティング」の考えを話しましたが、顧客から受け入れられる仕組みにづくりに重要な「企業としての強み」について話したいと思います。

企業の強みは、当社で言えば工場での処理技術だけではありません。

顧客が受け入れてくれる、顧客に貢献出来る能力すべてが「企業の強み」に繋がります。

・他社にない機能
・他社より優れた品質
・どこよりも安い価格
・どこよりも魅力的な品揃え
・かゆい所に手が届くアフターサービス
・心地よい接客
・他社より素早い対応のスピード
・顧客オーダーに対する柔軟性

この様な項目すべてが「企業の強み」となる要素です。

この様な要素を理解した上で、生き残る為に経営資源(人・物・金・時間・情熱)を自社の『強み』に集中し、その強みをさらに強くことが大切だと考えます。

しかし、すべての面で競争相手から秀でようとしても費用の面でも精神的な面でも“無理”“無駄”が出る事も事実です。

現在のマーケットが「どの強みを要求しているのか?」をしっかりと見極めて“強み”を選んで強化すべきだと思います。

そうすれば、新しい競争相手が出てきても、顧客がそちらに流れる恐怖感に駆られる事は無いのです。

2010年6月13日日曜日

マーケティングの勘違い

私はの考えるマーケティングとは、「顧客を起点にした、顧客を中心とした企業全体の仕組み」と唱えます。

当社のサービス・商品を「売る」という行為ではなく、「売れる」と言う仕組みを目指すと言う事です。

「売る」ということはまさに当社側からの考えであり、「売れる」というのは顧客側から受け入れられたものであるという事です。

だから「売る」ということは「サービス・商品(つくったもの)を売る」ですから我々企業側からスタートし、反対にマーケティングは「売れるものをつくる」ですから顧客側からスタートとなるのです。

何を言いたいのか?というと、『販売』と『マーケティング』は同じ様な感覚でいますが、全く違うものですと言う事を言いたいのです。

『マーケティング』が顧客スタートの考えで『売れるものをつくる』のですから、企業活動全体において『マーケット』を意識するのであるならば「顧客にとって良いサービス・商品」を提供し続けなくてはならないと言う事です。

当社の事業であれば、「当社を使いたいと思って戴く理由を常に考える!」このことに尽きるのです。

これは、単に『営業部門』だけではなく、「生産部門」も「管理部門」も全く同じで、「当社を使いたいと思って戴く理由を常に考えていれば」業務に対する姿勢に必ず現れるはずです。

2010年6月12日土曜日

私たちは廃棄物処理のプロです。

「私たちは廃棄物処理のプロです。」

廃棄物処理のプロには色々な仕事があります。

その中の重要な仕事の一つが「顧客を守ること」です。

我々が規制されている廃棄物処理法は大変複雑で、解釈の難しい“規制法”です。

規制法ですから、その規制を守らなければ何らかの制裁を受けなければなりません。また、昨今は法の規制に止まらず、『社会』や『マーケット』からの退場へと追いつめられます。

ですから、「顧客を守り抜く」ことが重要なのです。

最近の廃棄物を取り巻く営業は経済不況の流れを受け、大変難しくなっています。

その流れは、「安ければいい!」的な流れになり、法順守が2番手に追いやられている現状です。

勿論、企業努力、自助努力、社内合理化を重ねて、また、合理化を生む戦略的な設備投資を行いマーケットでの競争に勝利しなければなりません。

しかし、我々業界の“安値合戦”の末路はいつも『不適正処理』にたどり着きます。

ですから、我々廃棄物処理の顧客を守る為に、時には苦言も言わなくてはいけません。その事を当社の社員にはしっかりと教え込みたいと思います。

顧客にとって危険なリスクはプロのアドバイスとしてするべきです。

私が言っているのは安いから不適正処理と言っているのではなく、廃棄物処理法から逸脱した処理が不適正処理だと言っているのです。

当社は「企業倫理ヘルプライン」を5月1日より採用し、7月1日より運用開始します。

自身の襟を正し、広く皆様のご意見を頂戴します。しかし、明らかな違法行為や、営業妨害については徹底的に戦う宣言もします。

「昔はプラックゾーンに利益があり、現在は、限りなく透明な企業に利益があるはずです。」

当社の社員は、自信をもってこの事を「廃棄物処理のプロとして」発信してもらいたいと思います。

2010年6月11日金曜日

「伝わる」と「わかる」を一致させる

「伝える」行為と「わかる(理解する)」行為を一致させること簡単だとは言えない。

自身が“伝えたい”ことを相手に“わからせる”場合、相手が自覚しているときはまだしも、自覚していない時に納得させ、行動を起こさせるということは大変な苦労が生じると言う事です。

こんな経験はありませんか?部下にある事を伝えた、しかし、何日たっても反応が無い。「あの件はどうなった?」と再度尋ねると「ああ、そういう意味だったのですか?」という部下からの答え。

日常よくある話しのようです。この場合、「伝える」ことは出来ていても、相手が「わかる」までに至っていない代表的な事例です。

しかし、この様なことが社内の業務の中で日常茶飯事であれば、上司と部下、同僚との関係は疲弊していく一方です。

「あいつは俺の言っている意味が分かっていない!理解できないのか!」となり、相手も「あの人がいっていることはよくわからない!分かるように説明してほしい。」となります。

情けないことに、実際にこうして書いている私もそうなる事が多いから、今こうして書いているのです。

この様なケースで考えると、どちら側に責任があるかと言うと“伝える側”にある様に思います。

人が行動に移すには“自覚”が必要です。相手が行動しないのは“何をすべきか自覚していない”からです。

「伝える」側の頭の中の構造と「わかる」側の相手の頭の中の構造が一致していればこの様な問題はなくなりますが、その様なことは極まれな事です。

ですから相手の腹に落ちる説明が必要なのです。“話し方”“分かりやすい単語を遣う”“分かりやすい例え話し”“情報”“相手の興味を引き出す”のような創意工夫が必要です。

そして、一度や二度うまく行かなかったからととあきらめてはいけないと言う事です。

同じ話ばかりすると相手も疲れます。伝え方のどこがいけなかったのか?相手が納得いかないのはどの部分なのか?

“正しい!”“どうしても伝えたい!”“分かってもらいたい!”ことは根気よく、あきらめずに相手が動くまで伝え続ける。そして相手が分かりやすくなるようなスキルを伝える側が身に着けることなのでしょうね。

2010年6月10日木曜日

辛い立場だ!中間管理職

かつては上司の悪口で一杯やっているサラリーマンの姿をよく見かけましたが、最近は、小遣い云々よりも雇用に対する不安も心配の種である昨今、会社帰りに一杯やる余裕もなく、年齢的にも住宅ローンや子供の教育費の負担が多い中間管理職の立場は辛さが増すばかりです。

会社の組織においても、縦型社会からフラット化が進み自身のグループのマネジメントだけではなく、「プレーヤー」としても活躍を強いられ、まさに「プレーイングマネージャー化」が進んでおります。

その様なストレスレベルが上がり続ける上司がもし自分の上司だったら?本当に恐ろしいものです。

自由に使えるお金が減り、飲みに行って愚痴もこぼせず、会社では部下の教育、管理、ノルマの消化、成長過程の企業においては“自身の勉強”もやらなくてはなりません。

こうした生活では、心の余裕はなくなるのは当然です。

そこで大切なのは“部下の働き”です。上司が部下をマネージメントするのは当たり前ですが、部下が上司をマネージメントするのも今の社会では有だと感じます。

些細なことで爆発寸前の上司を抱えるグループでは、部下の側が時と場所をわきまえた上司への進言や、自主的な行動は大変重要なことであり、戦略的かつ効果的な上司とのコミュニケーションは自身のスキルアップにも繋がります。

ちょっとした、部下の気遣いや上司のメンツを保つことでグループ内は円滑にまわる事もあります。

辛い立場だ!中間管理職と対岸の火の粉の様に防寒するのではなく、是非、その上司に合ったコミュニケーションのとり方で、その重荷を少しでも部下が負担し良い人間関係が出来れば、部下自身に対しても今まで以上に上司が協力的になるものと思います。


*justgiving~藤枝発!チャリティープログラム~
「ノルディックウォーキングで世界の子どもたちにワクチンを」
6/10現在、93.91km
応援有難うございます。

2010年6月9日水曜日

当社の経済成長

新内閣も経済成長に対して大きな改革と復興支援を行うとコメントしています。また、消費税を増税してその増税分を雇用創出につぎ込み、限りなく不幸感を無くして行きたいと述べています。

では、当社における経済成長とは?

経済成長には3つの要素があります。
①労働投入量
②資本投入量
③全要素生産性

この3つの要素が合わさって経済成長となります。

①の労働投入量=廃棄物の搬入量増に伴う勤務時間(休日稼働など)を増やし、搬入量増に対応する。
②の資本投入量=潤沢な搬入量に応えるべく設備の増強や新ラインの投資。
③全要素生産性=新規投資した設備に対する社員の習熟や生産効率アイデアによる稼働率UP。

この様になります。

何れも、高稼働率(高生産性・高採算性)を実現する為に必要な事=潤沢な廃棄物の量である事は明確であります。

勿論、損益の分岐を見る場合は、少量廃棄物で動かせる事が出来る計画の方が良いに決まっています。

当社の経済成長を計る時に必要な要素。社員には、この事をしっかりと理解してもらいたい。

2010年6月8日火曜日

ストーリー性重視

他人に共感してもらいたいなら“ストーリー性”が重要になります。

我々企業人には、このストーリーがないと話になりません。

あらすじに構成や演出が加わり物語が出来て行きます。また、その物語に必要な人物が配役として加わります。

そこには、大道具や小道具、音響や照明も加わり最後には、共感する相手である“お客”が加わり、一つの物語が出来上がる訳です。

浜辺で子供たちにイジメられている亀がいて、浦島太郎がそれを見かねて亀を助け、亀はそのお礼に太郎を竜宮城に連れて行き、その帰りに玉手箱をもらい、約束を守らないで開けると老人になるストーリー。

一つの物語になっているから子供が聞いても理解出来る。この物語“亀”がいなくても、“浦島太郎”がいなくても成り立ちません。

浦島太郎が竜宮城から戻り、鬼が島に鬼退治に向かってもストーリーが変わり、イジメられた亀の存在は意味がなくなります。

全てにおいて、相手を納得させ共感を得るには、分かりやすいストーリー性がないと受け入れられません。

どのようなストーリーで、誰がどの配役で、結果としてどうなるのか?を分かりやすく演出するのが大切なのは事業も同じです。

あらすじ(事業方針)、演出構成(上司の指示)、登場人物(メンバー、社員)、大道具や音響(様々なツール)、観客(ユーザー)、観客の共感(売上・利益)となるのです。

この考えはマネジメントのコツではなく、当然の組み立てなのです。

2010年6月7日月曜日

特定非営利金融法人

金融庁は改正貸金業法に伴い、新たに「特定非営利金融法人」の設立認めた。

この改正法の最大の狙いは多重債務者防止にありますが、改正法の貸金業者資格を得て、市民の出資で地域のNPOや社会活動などに融資するNPOバンクも改正法の規制でコスト増となり、活動が行き詰まる懸念が出ていました。

そこで金融庁は、非営利で公益性があるNPO法人に対して「特定非営利金融法人」として認定し、通常の貸金業者と区分しました。

新内閣府令(NPOバンク府令)では、新法人を「生活困窮者向け貸付」「NPO活動向け貸付」に区分して次の条件で改正法の枠外としました。
①非営利
②低金利(年利7.5%以下)
③貸し出し目的の公益性
④貸し付け内容等の情報開示

この様な動きは、既に米国で進んでおり、地域の環境活動や温暖化防止の省エネ支援活動などへの投融資支援を行う「グリーンNPOバンク」や「コミュニティ開発金融機関(CDFI)」として広く普及しています。

日本でのNPOバンクは10団体、総投融資残高約7億円でしかなく、米国の798団体、総投融資残高約26億ドルにはまだまだ道のりは遠いようです。

“地域の発展”“投資地域、対象となる人々の明確化”“きちんとしたリスクヘッヂ”“金融融資だけではなく技術支援やコンサル支援”“対象市場へのアカウンタビリティ”“非政府機関でどの機関からの束縛を受けない”

この様な「日本版CDFI」の登場を期待したいものです。

日本のNPOバンクも徹底した情報の開示で、法の束縛を受けない、市民から厚い信頼を受ける姿へと改革、成長してもらいたいと思います。

今後の我々業界との連携の可能性も全くないとは言えないと感じる話題でした。

*数値等出典/日経エコロジー

2010年6月6日日曜日

エコ商品

昨今、社会全体が環境への認識が高まり、何かにつけて“エコ”という言葉が使われます。

しかし、その商品がエコでは無くて皆さんが購買しなくなると困るような商品も有るはずです。

専門的にその商品を作っているメーカーにとっては、「エコでは無いので買いません」は死活問題です。

例えばオフィスの身近なものと言えばコピー用紙ですが、いくらペーパーレスが進んでいるとはいえ、正式な文書は必ず紙ベースです。

車もエコ、家電もエコ、生活で使用する商品のほとんどがエコを意識しています。

しかし、便利になって価格も補助金で安くなり、購買者が増えると物が溢れます。野菜や果物もたくさん採れると値段も下がり、歩留まりは廃棄されます。

どこまでこのエコは進むのでしょうか?

以前にお取引があった大手事務機器メーカーの方がこう言われていました。「コピー機が文字を消せる様にするのが究極の技術で目指すところです。」

その物を作ってている企業が、その物事態を使わないで済むようにするのが究極のエコ商品だと言う事です。

電気を作る電力会社が“電気を作らなくていい技術”が出来れば究極の商品だと言う事ですね。

これはまさに文明を変えるぐらいのイノベーションなのです。

我々は日常の暮らしで簡単にエコという言葉を使っていますが、それぞれの物づくりの中での究極の商品を考えてみるのも面白そうですね。

2010年6月5日土曜日

京浜工業地帯の夜景

ここ数年秘かにブームになっているのが「京浜工業地帯の夜景」

首都高速を都内から横浜方面に戻る時にも大師を過ぎて左側に広がってくるのが京浜工業地帯の夜景です。

勿論、湾岸線からの夜景も大変綺麗ですよね。

そんな京浜工業地帯の夜景ですが、昼間の荒々しい工場群というイメージが一変して夜の美しさに変わるギャップも興味が湧く部分でもあります。

「夜景を制する者がデートを制する!」なんて言われますが、この工場夜景は今や横浜のクルージングの名物にもなっています。

“工場夜景ジャングルクルージング”と銘打った企画も好評の様で、6月分は既に予約完売の様です。

日本の四大工場地帯の一つである“京浜工業地帯”地球温暖化や低炭素社会では目の敵にされていますが、観る角度を変えるとこの様な楽しみ方も有りですよね。

工場側も夜景を意識して照明配置を行っているのではなく、安全対策での配置でしょうからね。

やはり、横浜は海がキーワードになりますね。

2010年6月4日金曜日

藤枝慎治発!チャリティープロジェクト

藤枝慎治発!チャリティープロジェクト~JustGiving~

『ノルディックウォーキングで世界の子供にワクチンを!』がいよいよスタートしました。


JustGivingとは、2001年に英国で作られた“ソーシャル寄付サイト”です。現在までに1,000万人が参加し、累計5.4億ポンド(825億円)が寄付されており、世界で最も成功している寄付コミュニティーの1つです。

その最大の特徴は、誰でもチャリティープロジェクト(チャレンジ)立ち上げる事ができ、そして多くの人々が気軽に寄付に参加できる仕組みです。

「寄付したい人」と「その気持ちを伝える大勢の人々」がいつでも、どこでも気軽に参加できるのです。
(JustGivingJapan HP抜粋)

では、私のチャリティープロジェクト(チャレンジ)は...
「2010年6月1日~2011年5月31日の1年間、ノルディックウォーキングで2,232kmを歩き切ること」です。(距離イメージ/北海道庁~鹿児島県庁)

そして、寄付先は皆様に日頃から大変お世話になっています『NPO法人Reライフスタイル』です。
NPO法人に戴いた寄付については、全額『世界の子供たちらワクチンを日本委員会』へご寄附させて戴きます。

詳しくは私のチャレンジページでご確認ください。http://justgiving.jp/c/428

チャレンジの経過や報告については、近々に当社のホームページにバナーアップしたいと思います。

1年間という長いチャレンジですが、「何かをしたい!」と感じてる方ご支援宜しくお願い致します。

2010年6月3日木曜日

全国青年部中部ブロック

本日は、イベント気分も明けて仕事モードです。

全国産業廃棄物連合会青年部協議会の中部ブロックにお邪魔しております。

全国会長の公式訪問でございます。昨今の業界の動向や「CO2マイナスプロジェクト」に関する情報を中心にお話しが進んであります。

全国8か所のある各ブロックですが、今回中部ブロックが最後となります。環境新聞1面にも取り上げられましたが「CO2マイナスプロジェクト」参加企業も集計が終わり、その数“1991社”です。

全国の会員向けに行う事業では異例の参加数と言っても過言ではなく、関係する国や行政からも大きな期待を戴いております。

これからは、実際の活動の報告が9月末まで続く訳ですが、「仏造って魂入れず!」にならないようにしっかりとフォローして行きたいと思います。

2010年6月2日水曜日

エコステーション

今年の開港祭も本日で終了しました。

本日は最終日ですので、横浜市民もたのしみにしています「花火大会」でした。

横浜では、大きな花火大会が3回有りまして、その一番最初に開かれるのが、今回の開港祭です。

他の大会と異なり、開港祭の花火は、音と光と花火を融合させた演出でちょっと凝った花火大会になっています。

次回は第30回目と言う事も有りますので、もう一つランクアップした設えを期待したいですね。

さて、この開港祭に我々神奈川県産業廃棄物協会青年部がお手伝いしているのが「エコステーション」。

今回のイベントで発生する廃棄物を7つのステーションで、来場者の皆様と一緒に分別し、資源化・リサイクルを推進し、同時にCO2の発生も抑制する事業です。

この事業も今年で3回目。年々内容が濃くなり来場者にも認知されて来たのか、今回は前回、前々回とは比べ物にならない内容でした。

勿論、我々青年部だけではなく、主催者側の青年会議所の面々の協力も大きな力となりますが、もう一つ大きな協力が「NPO法人水辺基盤協会」さんです。

釣り船の船頭さんや釣り人、水辺を大切にしていこうというボランティアの皆様で「53ピックアップ」活動を継続して頑張られています。そのチームワークと活動に対するプライドは尊敬に値するものです。

以前にも、私のブログに何度か登場している同団体ですが、今後も海洋緑化協会の活動など様々な場面で協働出来たら幸甚です。

関係各位の皆様、青年部の面々、大変お疲れ様でした。我々の活動は大変意義のある活動です。今後ともご協力宜しくお願い申し上げます。

話しは変わりますが、皆様にお世話になっていますこのブログも500回を迎えました。日頃から気にかけて戴き有難うございます。

思いついた事を勝手気ままに書かせてもらっていますが、今や私の生活の一部となっています。今後も気になったことや勉強させて戴いたこと、日常の生活で経験した事など、今までどおりに気ままに書いて参りますので、今後ともご愛顧と賜りますようお願い申し上げます。

次の1,000回に向けて楽しんで頑張ります。

2010年6月1日火曜日

TD会

当社のインターンシップ生が定期的に発表する「TD会」・・・事業アイデアの“玉だし会”の略

本日も、当社の優秀なインターンシップ生3名が斬新なアイデアを“玉だし”しました。

日常の生活により密着したアイデア、営業に絡むサービス性の高いアイデア、専門的な分野に寄ったアイデア等々ねインターンシップ生ならではの感性とアイデアで、いつもながら楽しみにしております。

当社は今年から新しい事業として受け入れを開始した「インターンシップ制度」ですが、当社へ就職が内定している学生ではなく、社会に出る為のトレーニング、今後の自分の進む道を見つける為、将来の為の専門的な学習の為...それぞれが目的を持って参加しています。

当社側も今後の人材確保戦略の上での貴重なスキルとして吸収させていただいておりますし、忘れていたことを思い出させてくれたりもします。

面倒見のいい管理職を目指してほしいと日頃当社の管理職には話していますが、大切な事は「自分を大事にしてくれている。」「自分を育てようとしてくれている。」と言う事をインターンシップ生に感じてもらえるかどうかです。

もちろん、この制度には期限がありますから、限られた時間を有効に当初の目的を達成できるようにお付き合いしていきたいものです。

インターンシップ生の3名の明日に大きな夢を感じます。