安易で軽はずみな発言で、自らの職を辞する国務大臣もこれまでにたくさん見てきました。
「失言」については、決して政治の世界だけではなく、我々のビジネスシーンや普通の日常でも大きく関係することがあります。
やさしく声をかけたつもりが、相手は逆にとったり、提案しろと言われたから提案したら、現行の批判ととられたり、この人は大丈夫と思って言った噂話が、尾ひれがついて相手に伝わり大変になったり、この様な事は良く耳にすることですし、誰しも経験のあるような話です。
よく失言は気の緩みにより行われると言われます。また、「自分は仕事が出来る」とおもっている自身家や「責任感」や「正義感」が強い人も失言が多いとも言われています。
思った事をすぐに口に出す、相手の感情を度外視した発言には十分に注意をすべきですね。
私は思うに失言の多い方は、基本的に「人の話を聞かない」「人の話を聴けない」方が多いように思います。
失言をしないためにも「アクティブリスニング」は必要なスキルでしょうね。