2010年2月28日日曜日

スビリット

先日の巨人軍キャンプにお邪魔した際に、元広島カープのエースでのちに巨人軍に移籍された川口和久さんと久しぶりに再会しました。現在、臨時コーチとしてこのキャンプて指導されているとのこと。

現役時代は公私ともに大変お世話になり、投手の考え方、当時猛練習で有名だったカープの野球観など大変為になる話を聞かせてもらいました。

そんな久しぶり再会での世間話しのなか、「しかし、最近の選手は素晴らしく良い子が多いよな。」

良い子?我々が野球やっていた頃にはこんな表現を選手に対して言う事はなかったと思います。

性格が良い。優しい。真摯に取り組む。不平不満を言わない。どうも川口さん曰く、どうもこの様な意味での良い子の様だ。

「でもさぁ、スピリットが無いんだよなぁ」

“スピリット”?単純に言うと「魂」とか「気持ち」というか。

何かに対しての反応。意見に対しての感想や意見。そもそも良かったのか悪かったのか?。

今期パイレーツに移籍した岩村選手の座右の銘は「なにくそ!」だそうですが、このような事だと思います。

私も最近大学生と触れ合う時間がありますが、みんな「心がいい」と感じます。同じような感じ方なのでしょう。

心がいい若者達にこれから技術とシステムを与えないといけないのですが、心がいいにプラス強さが必要になるのでしょうね。

「心が強くて良い子」となるのですかね。しかし、川口さんらしい「スビリット」という言葉。久しぶりに熱くなりました。本当の意味で「良い選手」を育てて下さい。

2010年2月27日土曜日

詐称問題

最近、ちまたではトヨタバッシングの話題で世界中の注目を浴びています。

なぜこの様な事態になったのかは、様々なな報道でそれぞれの角度からみなさんが見ていらっしゃると思います。

そんな中、バンクーバー五輪の最中のニュース。2000年シドニー五輪の際の体操銅メダル選手の年齢詐称問題。

最悪の場合は、メダルのはく奪という。

スポーツの世界だけではなく、発展途上国から新興国となり、今や日本のGDPも抜き去る勢いの中国ではあるが、何か違う。

世界に出回る複製品や、安全を度外視した食品管理、景気の好調により日本への観光客も年々ウナギ登り、先日出張の際に千歳に向かう機内は中国人の方が多くを占めていました。

高級ブランド、化粧品、電化製品の売り場も中国のクレジットカードが利用でき、デパートの地下にはエクスチェンジまで存在する。

しかし、このまま中国が成長し続けて行くには、世界のルールや共存意識を大きく見直す必要性がどこかのタイミングでやってくるのでしょう。

法に制約されない国際競争ほど楽な戦いはないはずです。1980年以降に生まれた「バーリンフォー」と言われる若者達の物事の考えや行動がどの様に中国を国際社会において位置づけるか大いに気になるところです。

2010年2月26日金曜日

上司の資質

社内において、いつも高い目標を持ちそれを実現する為に「誰がどう思うか」など気にせず、「何が正しいか」を考えている上司が多い企業は、成功している企業が多いと感じます。

もちろん、誰がどう思うかを気にせずというのは、やみくもに自分勝手に仕事を進めるということではなく「信念」をもっているという事です。

そして上司には必ず部下がいるわけですから、部下に対して如何に真剣に、真摯に接しているかです。

リーダーになる人には、自身の努力により上っていく人もいれば、人に担がれるリーダーもあります。どちらのリーダーも共通して言えるのは「相手に対して真剣で真摯的」である点だと思います。

私もこれまで野球の世界でも企業の世界でもたくさんの上司や指導者といわれる方々を見てきましたが、「そんな叱り方して、自分の子供だと思ったらそんなこと出来る?」と感じたことがあります。

上司の資質を心・技・体で例えるなら、技・体は自身の習得で何とかなりますが、心は習得だけではなかなか身につかないものです。「真剣で真摯的」な心が、いわば上司としての唯一の“資質”なのですかね。

2010年2月25日木曜日

10年度事業方針の骨子

当社の10年度事業方針の骨子に組み入れたい項目の一つに「マネジメント力」の追及があります。

組織を動かすことが「マネジメント」であるならば、組織は何をなすべきか?あげるべき成果は何か?
を明確にする必要があります。

企業とその他の組織の決定的な違いは、企業は売り上げや利益を上げなければ存続できないと言う点です。

成果を上げるために必要な機能や活動全てがこの「マネジメント」の対象になります。

私が敬愛するある経営戦略の大家は、マネジメントには3つの種類があると説いています。
①事業のマネジメント(戦略・計画)
②管理者のマネジメント(仕組み作り)
③人と仕事のマネジメント(仕事の設計と人の配置)

そして、時間(成果の確認)と準備(投資や育成・システム構築)がどのマネジメントにも重要な要素として関連付いてます。

この3つのマネジメントは、PDCAのサイクルを回す場合に個別に扱うことは出来ない訳で相互に関連します。要は一つたりともおろそかに出来ないもので優先順位もありません。

10年度の事業についてはますますハードルの高いものに仕上げていくつもりです。中小企業では「育ったら次」的な悠長なことは言ってられません。“育てながら進む”“やりながら改善していく”という独自のPDCAのサイクルと的を得たOJTが必要なのです。

2010年2月24日水曜日

嵐の予感

自動車業界における企業毎の状況がこんなにも違うことがあったのでしょうか?

トヨタの公聴会の様子が報道され、あのトヨタが?と思ってみている方は多いはずです。

08年のサブブライムローンの破綻を機に大きく経済状況は変化しました。

自動車業界においても、地球温暖化対策に便乗したエコカーの販売は好調でしたが、現在の状況を誰が予測し得れたでしょうか?

そのような中、何故ホンダだけは嵐の予感を敏感に感じたのだろう?

あるコラムにはこう報じていた。08年は自動車業界は散々たる結果だったのにも関わらず、ホンダだけは大手3社のメーカーの中で唯一黒字を確保出来た。それはなぜ?

米国自動車市場では、車は売れ続けていたが、汎用エンジンとしてOEM販売していた建機の売れ行きが鈍ってきたという。同社は同年4月に3カ年計画を作成する際に行動要件として「柔軟に」「機敏に」を勘案して計画を立てました。

ちょとした市場の変化に柔軟に機敏に対応した事が功を発し、リーマン破綻後に緊急不況対策グループを立上、いち早くF1からの撤退、設備投資の凍結を決断したという。

また09年2月にはハイブリッド車新型インサイトを発売し攻勢に出ました。そこでなんと当時の社長が辞任し、新社長と新幹部の体制をとっている。

「大変な時に現社長が立ちなおす」が普通の企業の考えであるが、ホンダはこの状況は1、2年の短期的な不況だから、その不況時に新執行部体制で乗り切ればよりチームワークは強くなり堅固な企業体制が2、3年後の経済回復時には爆発的な力になると確信したという。

更に不況突入時に機敏に対応が出来たのは湾岸戦争時の不況を経験したからだという。車の販売額が落ち込み、工場の稼働率が低下する時の環境がどれほど大変な事を理解している。

だから投資に対しては慎重なのである。車が売れ続けている時にホンダは思い切って投資を抑え徐々に投資をしました。

その為に「儲け損ない」はあるかも知れませんが「需要の逆転」による市場の激化状況ほど怖いものはないのである。

さて、当社もいよいよ来年度予算と中期事業計画の作成に入っています。「柔軟性」と「機敏性」そして失敗や世界経済の大きな変化に対する経験ほ重視した計画作成の重要性により「嵐の予感」を感じる事の大切さを痛感したコラムでした。

2010年2月23日火曜日

温暖化基本法案要綱案骨子

政府が今国会に提出する「地球温暖化対策基本法案(仮称)」について、要綱案骨子によると次の通りです。

・温暖化効果ガスの中長期削減目標は、2020年までに1990年比で25%超、50年までに80%超を削減
・地球温暖化対策税は11年度の実施に向けて成案を得るよう検討
・排出量取引制度を創設、必要な法制上の措置は基本法施行後1年以内をめどに講ずる
・エネルギーの年間消費量に占める再生可能エネルギーなどの割合は20年までに20%程度
・再生可能エネルギーで得られた電気の全量を一定の期間、同一価格で電気事業者に買い取らせる制度を創設

この中で非常に興味があるのは「再生エネルギー割合、20年までに20%」と「再生エネルギー電力の同一価格買取制度」である。

この基本法案の中身如何により、潤う企業と割を食う企業とに分かれます。既に経済、金融、国際競争など様々な影響を与える事となった「地球温暖化対策」。

そもそも論は別として、しっかりとした“シナリオ”を政府が示さないと、いたずらに経済を悪化させただけで、内にも外にも何の得にもならなかったという最悪のシナリオにして欲しいものです。

2010年2月22日月曜日

先輩の教え

仕事も兼ねて宮崎の巨人軍キャンプにお邪魔しました。

東海大の学園の先輩ということで、プロに在籍していた時から「原監督」には随分とお世話になっております。

引退した後も、会社の事やプライベートな部分まで気に掛けていただいております。

今回も食事をご一緒させて戴く時間を取ってくれました。その際の会話の一部です。

「昔は、何やるにしても全員が納得してくれないとやらなかったけど、7割の人が納得していてくれればいいなと思うようになって、やっぱり100人いたら51人分かってもらえばいいなと思うようになり、世界一になっと時は、半分の人が分かってもらえばいい」と思うようになったよ。と言われていました。

人には様々な意見があってしかるべしだし、また、意見がなければおかしいんだよ。

自分の想いや進めたい事を短期間にスピード感をもってやり遂げるには、半分の人がよしと思ってくれればいいんだよ。というメッセージでした。

WBAやリーグ優勝、そして日本一と大きな仕事を終えられた「将」の言葉は重く、経営者としても価値あるメッセージでありました。

人が感じる以上の気を遣い、人の悪口や愚痴など聞いた事が無い名将。「..選手どうですか?」と聞くと必ず「あいつは本当に良い奴なんだよ。もう少しこうしてくれると一軍にも呼べるけどな。」と必ずその選手の“強み”を説明して、自身が望む部分を話されます。

今年も間違いなく強い巨人軍と確信した今回のキャンプ訪問でした。

2010年2月21日日曜日

景気のゆくえ

新聞をはじめとする様々な報道を見るとお寒い話題ばかり。

「デフレは長期化」「大手銀行の株売却加速」「設備投資低水準」「投資や雇用回復遅れる」「個人消費を下方修正」などなど。

成長著しいコンビニやスーパーなどの小売業においても、スマートマーケットを見据えた従来の地方大型出店は控え、都市型小店舗展開が顕在化しています。

このような企業の動向には、別の側面もあり大型店舗の出店計画の届け出制度や、環境影響評価・都市計画審議会等の規制強化での大規模計画を頓挫や中断に向かわせているとの見方もある。

一向に改善されない「外需型経済」の我が国、「内需拡大」の上向き予想には程遠く我が国の基幹産業のほとんどが海外への進出を加速させています。

セメント、鉄鋼、製紙、電力、建設などほとんどの産業で減産処置をとり、主力の自動車も世界的な信用の失墜の中、大きな回復は見込めそうにありません。

世の中の文化や文明によるスマーマーケットではなく経済の破綻によるマーケットのスマート化にいかに対応していくのか?

国の施策、世界の動向、消費者ニーズ、企業ニーズ一時とも目が離せない状況です。

2010年2月20日土曜日

チャレンジ25

日本は、鳩山首相就任以来「主要排出国の公平で実効性のある参加を前提に、1990年比25%削減」を目標とし、世界へ宣言しています。

先の「COP15」(国連気候変動枠組み条約第15回締結国会議)での“コペンハーゲン合意”にもとずいて、これまでに約70国の国・地域が2020年までの温室効果ガス削減中期目標や行動計画を同条約事務局に提出している。

他国の目標は別にして、昨日の日経に小沢環境大臣のインタビュー記事が掲載されていました。
記事中では、日本の中期削減目標を実現するための国内むの取り組み「チャレンジ25」の概要に触れています。

「身近な生活や地域全体での取り組くみ部分が圧倒的に弱いと思う。ここを見直すことが“チャレンジ25キャンペーン”の主眼です。」と大臣は述べている。

先ず大きな6つのチャレンジ
1.エコな生活スタイル
2.省エネ製品
3.自然エネルギー
4.ビル・住宅のエコ化を選んでいくこと
5.CO2削減につながる取り組みを応援すること
6.地域で取り組む温暖化防止活動ら参加すること

6つのそれぞれの項目を具体的に示し、政府としてそのチャレンジを支援する。グリーン家電のエコポイント、エコカー補助金・税制優遇、エコ住宅への補助金・税制優遇、住宅エコポイント(新築だけではなくエコリフォームもエコポイントの対象)、「1人1人が生活を見直し、暮らしの環境をダイナミックに変える事で大きな効果が生まれる。」2/19付け日経

併せて、いよいよ改正「省エネ法」も4月から施行されます。

ますます広まりを見せる地球温暖化対策に向けての取り組み、単なる地球環境保全ではなく、政治・経済・国際外交を巻き込んだこの問題、そこに何が生まれ、どの様な効果を及ぼすのか?

言えることは、1年や2年、10年や20年の問題ではなく、50年や100年でのこの問題は今までとまったく違う世界的な問題であるということです。

2010年2月19日金曜日

久しぶりの再会

本日は、出張で北海道に来ています。久しぶりに再会した友人の同業者「K社長」と「T社長」。

いつもは他愛のない会話で時間が過ぎて行くのですが、本日はおもいっきり“仕事モード”でした。

会社を立ち上げ、現在に至るまで社長としてリーダーシップを発揮していたが、ここにきて組織を強く意識した経営に挑んでいるとの内容でした。

このお二方は、もともと違う業界から参入されてきた企業です。特に今回の「T社長」は熱く語っていました。他業種からの参入ということで経営に対する考えがもともと違うのもありますが、今後の組織経営と社員のスキルアップでは相当苦労しているご様子でした。

大変厳しい経済状況は、ここ北海道でも同様で今の季節はさらに追い打ちを掛ける状態の様です。あの手この手でお客様の興味を引きたて、ニーズを探り新境地を切り開く。エリアは違えども同じ悩みの仲間です。

そんな中、大企業である排出事業者や物流でいう荷主から仕事を通じて得る事が出来るノウハウもあります。
お客様の事を知る事が営業としての大切なことだとすると、今回再会した仲間は共通して言えるのは「お客様に恵まれている」ことでしょうか?

あくまでもサービスを受けるお金をもらうの関係ではなく、お互いに成長を可能とするノウハウの共有は様々な難問を解くカギとなり得るのだと思います。

久しぶりの再会の中で、同じ悩みを持つものの会話に共通の解決策を感じあえた様な気がしました。

2010年2月18日木曜日

薄型テレビ

景気が大きく冷え込んだ09年において孤軍奮闘したのが「薄型テレビ」です。

国策としての「エコポイント制度」の対象製品となったことも後押しされ、北京オリンピックで盛り上がった08年より最大で6割近く出荷が伸びたそうです。

さてこの薄型テレビ、今後の目玉となりそうなのが「3次元(3D)映像テレビ」だ。

これまでは、アミューズメント施設や一部の映画館で専用のメガネを掛ける事によって得られる“特別な体験”でした。

今後は身近なお茶の間でも体験出来るという事です。先ずはソニー社「3D対応プラビア」、「プレステーション」では既に他社よりも先に3Dコンテンツを提供している実績を引っ提げての登場です。

次にパナソニック「50型プラズマ3D」と「3D対応ブルーレイ」。再生機を組み合わせた家庭版3D事業に力が入ります。

もう一つ気になるのが「LED」です。既にその消費電力の低さから“地球温暖化対策”の代名詞とも言える普及トップの商品です。

そのLEDをテレビに搭載し、液晶画面背後から照らすバックライトを蛍光管ではなくLEDで照らす訳です。

シャープは「LEDアクオス」を新発売し、省エネと高画質、40型~60型までのライアップと抑えた価格戦略で挑む。ソニーも一部だけの使用だったLEDをパネル全体で使用し壁掛け型テレビとして売り込むようです。

今後の家電エコポイント市場、「3D」と「LED」がキーとしてマーケットを刺激しそうですね。

う~ん。60型3DLEDテレビ。仕事頑張ろう。

2010年2月17日水曜日

研ぎ澄まされた感性

今日の様々な分野での世の中の“変化”は目まぐるしいほどで、最新の情報と思っていたことが既に他方では過去のものになっていたりします。

そんな経験はありませんか?自分ではよりアンテナを高く張り巡らせてるつもりが...

事業の展開には、社会の変化に素早く対応していく手法と自身でマーケットを構築し先駆者的にトレンドを操作していく手法があります。

前者には素早い情報の入手が必要とされ、既に始めているライバル企業がいれば、その企業との差別化で対応しなくてはなりません。一方、後者は時代のニーズをいつも敏感に察知し、そのニーズを商品化してかなくてはならない訳です。

どちらにしてもそのルーティーンを回し続けていかない事業は行き詰まるのです。

いかに、その時代のその瞬間の変化に気付く事を可能にするか?

「きょろきょろする好奇心」「いつもと違うぞ」「わからない事を調べる、情報を入手する」「比較できるデーターは?」「良いものだけど、必要か?」などなど。

すべての行為は「ピンとくる“感性”」が必要だと思います。しかし、この“感性”今すぐ持ち得るものではありませんね。日々の気遣いが大切だと言ういうこでしょうね。

研ぎ澄まされた“感性”、感じることが出来るか否か?何の仕事にでも必要不可欠なのは間違いないですね。

2010年2月16日火曜日

次年度予算

当社の事業年度末は4月末ですので、ほとんどの企業様の1月遅れとなります。

2月の執行幹部会で次年度予算方針の骨子を各部署のマネージャーに伝え3月の執行幹部会で中間報告、4月に最終決定となります。

と言うわけで、そろそろ私の方もその骨子を練り上げて行かなくてはなりません。

相変わらずマーケット動向はなかなか先が読み辛く、事業・予算計画の立案は苦戦しそうです。

しかしながら最低でも皆が進む方向だけは最低でも示さなければならないのが私の役目です。
・とりあえず前年を少しでも上回る予算にする。
・先行きが不透明だから前年実施事業をそのまま継続する。
・時流に任せるしかない。

この様な計画では、社員のモチベーションは上がりませんし、目指すものなど何にも見えません。

・まずは単年目標の達成!の考えは必要ですが、3年、5年後どのような状態を目指すのか?それが本来の姿なのか?
・自身が任されている部署・組織は3年後、5年後どうなっていなければならないのか?その目標を達成する為にさかのぼった計画の立案が可能になっているのか?

もちろんその為には、厳しい状況ではありますが、しっかりと時流を見極めた上での計画立案でなければなりません。

主力事業への「人・もの・金」の投入について、新たな事業への投資などの戦略的な計画。もしもの時のリカバリー的手段の準備。

毎年のこの作業、大変ですが経営トップとしての最大の楽しみでもあります。

2010年2月15日月曜日

国母選手の件

バンクーバー五輪の話題が続きます。
どの競技よりも今大会でまず話題をさらったのが「スノーボード日本代表の国母選手」。

開催国のカナダに出発する際の、日本選手団公式ユニフォームの着こなし方に大きな問題がありました。一応決まったユニフォームは来ているものの、ネクタイは緩め、シャツの裾はズボンから出し、ズボンは腰パンという出で立ちで、各方面からお叱りを受けました。

更に記者会見でも「うるせ~な」「反省してま~す」と答え、輪を掛けてこの問題を悪化させました。

巷の意見は様々で、「国民の税金で参加してるのに!」、「自己主張で個性だ!」「大体指導者の教育がなってない!」とかの声。

由々しき大きな問題ととらえている批判派とスノーボード自体が若者のファッションや音楽に密接した関係なのだから仕方ないという擁護派に分かれます。

私個人の意見は大変けしからん!です。世間から厳しい目見られるのは有名選手の宿命です。その事に耐えられないのであれば、一流のパフォーマーと言えません。

記者会見での対応も悪すぎる。五輪選手ましては彼はプロ選手でスポンサーまでいます。これから競技を目指す子供達のモデルにならなければなりません。

社会のロールモデルであってこそ、またそのような選手が沢山いればいるほど競技人口も増え、社会に認知されるものです。

「スノーボードをやる事が目的なのか?」「スノーボードをやる事で何を学んだか?」の差は大きいのです。

指導者にも問題ありです。有名選手に苦言を言えるコーチとそれを素直に受け入れる選手との関係を構築するのは難しいものです。また、スポンサーについても何が良い事、何が悪い事はスポンサーとして教育する義務もあると考えます。

とにかく今回の国母選手の起こした問題は、今後のスノーボード競技の五輪参加まで影響を及ぼす可能性がありますよ。余程しっかりとした対応と成績を見せないと!

個性は大いに結構、しかし、個性を出す場所を間違えるとその競技自体も軽んじられるし、社会的な認知を得られませんよ。

可愛い顔してんだから素直に対応しなさい。東海大だからなお腹立つよ!応援してますよ国母選手。

我が国は学校教育もスポーツ教育もいつからこんなにひ弱になったのでしょう?ところで、うちの子は大丈夫かな?

2010年2月14日日曜日

バンクーバー五輪開幕

いよいよ冬季五輪がバンクーバーで開幕しました。

ジャンプ、モーグル、フィギアスケートなどなど日本選手の活躍を期待して、テレビにかぶり付きでの応援になりますね。

さて、この冬季オリンピック。夏季と違いより大きく自然と関わりあわなければならないのが冬季五輪なのです。

雪不足や雪質の問題は大きな話題になっています。バンクーバーの代名詞でもある“パウダースノー”は近年湿りがちになり、人工的に競技施設を設営しずらいスキー競技では存続の危機であると嘆く関係者も多いという。

開催国カナダの環境省は、1938年以降の観測でこの1月は史上もっとも暖かかったと発表しており、ここでも“地球温暖化”の影響も懸念している研究者も少ないない。

我が国でも近年雪不足に悩むスキー場をはじめとする観光地も大きな自然の変化で収益を悪化させています。

国際スキー連盟でも「環境は徐々に確実に変化しており、今後大会を開催出来る場所は限定されていくことは避けられない。」とコメントしている。

剥き出しの山肌が地球温暖化対策の必要性を問い掛けている訳です。

また、気候変動だけがオリンピックに影響を与えている訳ではない。昨今の世界的な経営悪化は各競技にも大きな打撃を与えている。主な原因として強化費を負担する各企業のスポンサー離れが大きく影響していると各社は報じている。

金融大国は各金融機関がスポンサーを辞退し、自国通貨が崩壊した国は、通貨価値が暴落した為、海外遠征費用が何倍も膨らんだそうだ。

一方、経済成長そのままに躍進目覚ましいのが「中国」である。先の夏季五輪ではメダル数が第一になったことで勢いに拍車をかけ今大会も大きな成果をあげるでしょう。海外からの著名なコーチを招へいし「挙国体制」は更に進んでいます。

また、14年の冬季五輪の開催地であるロシア・ソチのメドベージェフ大統領は「五輪で何か問題が生じたら支援は惜しまない!スポーツはスポーツだけではなく、政治でもあるのだから」と述べている。

とにかく、「自然との共生」を掲げたバンクーバー五輪ですが、気候変動による自然との戦いや経済悪化による影響。今後の五輪の行く末を考えさせる大会になるような気配ですね。

2010年2月13日土曜日

変革・刷新

変革・刷新は決して政治の世界だけではない。

我々の業界も今新たな転換期を迎えていると感じます。

実際に廃棄物に触れ、処理・処分や再生利用物の抽出を行うという今までの業界の在り方から、もう一つ進んだ“サービス”を求められる、創造するという仕事に変革・刷新していかなければならないと考えます。

循環型社会の構築に代表される「3R」の中で、リサイクルの部分では我々も大きく社会に貢献していますが、リデュースやリユースの部分ではというと???

その為には、ハードを重視したビジネスから知的サービスを意識したビジネスへと“変革・刷新”していかなくてはなりません。

企業として、収益であれ、人的パワーであれ、名声であれ、価値を創造して社会に貢献しようとする我々が目指すものは大きく、既に存在するものの修正や改善だけではその目標は達成出来ません。

マーケットを意識した、マーケットに発信する、マーケットで花開き、実を結ぶ「変革・刷新」が必要だと考えます。

2010年2月12日金曜日

新年最後の賀詞交歓会

本日は、業界団体では最後の賀詞交歓会で群馬県の高崎市にお邪魔しています。

全国産業廃棄物連合会青年部協議会 関東ブロック協議会賀詞交歓会です。関東ブロック8都県の青年部の主たるメンバー約200名が集いました。

各都県の青年部の活動報告、CO2マイナスプロジェクトの動向、その他情報交換を行います。
その後、会場内の県社「高崎神社」にて新年祈願祭を執り行い、また、全国連合会専務理事の講演もあり内容充実のイベントと研修事業でございます。

開催県の群馬青年部の皆様には大変お世話になりました。御礼申し上げます。

現在、第7回全国大会の記念事業も進めているところでもあり共通の旗頭を目指していますので確かな反応を感じたイベントでもありました。

とにかく、協会各会員が知らなかったとならないように頑張って引き続いて汗をかいて行きたいと思います。

2010年2月11日木曜日

会社の主人公とは?

以前、幹部社員の重要な仕事として、部下のモチベーションを高める事と、マネジメントの重要性について話した事がありましたが、最近この事について様々な方向から考えることが多くなってます。

この時期どうしても取り扱う廃棄物の量がマーケット全体で冷え込みますので、日頃に増して企業としての戦略がマーケットの変化に対応できているか?とか方針からの逸脱により社員に戸惑いや不安を与えていないか?とか社内の意思疎通はうまくいっているか?と考える事が多くなります。

そんな中、会社、企業の主人公は?と考えると...

日本の企業体質として、常に上司が主役で部下は上司の成功を支援する的な感じがありますね。
一方、外資系の企業では社員一人一人が主人公という文化が根付いているように見えますね。

その違いは?企業の生産性を計る収益においても、常に社員一人一人が自身の役割や存在価値を意識し精神的なブレもなく職務を遂行しているか?というと、それは不可能に近いですよね。

そんな時にいかに軌道修正し、正しいコミュニケーションで当初の進むべき道へ誘導できるか上司の手腕に掛かっています。

確かに剛腕で組織を引っ張るやり方もあるのでしょうが、チーム経営を進める当社としては「いいから、俺の言うとおり、やるとおりにやれ!」では、決して成功に繋がりませんね。

また、この様なやり方で成功した例はほとんどありません。昔からうまくいったら“相手”のお陰、失敗したら“自身”のせいと思えと先人達は言い残してますが、誠にそのとおりだと思います。

会社の主人公はあくまでも“社員一人一人”であり、上司の為の部下ではなく、部下の為の上司なのです。
その主人公である社員一人一人が「愛社精神」を持ち、私がやります!とモチベーションを高くもってくれる事が大切だと考えます。ね、我社の幹部社員殿!

2010年2月10日水曜日

社内の制度

3日続けて教育・研修の話しです。

大企業を中心として社内に様々な制度を採用し、体系化している企業はたくさんありますがどのような体系が自社に合っているのか?

中小企業の経営者としては、教育・研修に対しては投資が必要です。
(教える人材)・もの(教育ツール・機会・場所の提供)・(コスト)。ここでも「人・もの・金」です。

私もこの部分には高いアンテナを張り巡らせておりますが、今やれることとやれないことがありますね。

そんな中、企業制度の中で相変わらずの注目を集めているのが「ブラザー・シスター制度」。

この制度を早くから採用している企業では、数十年前から採用している企業もあり歴史の長い制度です。

新入社員が入社間もなく悩んだり苦労したりすることは必ずありますが、入社して半年間ぐらいの間の雇い入れ期間に新入社員1人に対して必ず1人の入社3~4年の先輩社員が「ブラザー」「シスター」として、目上の方との人間関係や社会人として生活全般に至る相談に応じ、自身の経験や自分の「ブラザー」「シスター」に教わった事を伝えたりフォローしたりする制度です。

入社して間もない心細い時に「ブラザー」「シスター」が面倒をみてくれるこの制度により、制度終了後も何かにつけて相談に乗ってくれて長い良好な社内での関係が持てる場合が多いようです。

最近の人材の教育・研修は多岐にわたり様々なツールもありますが、そもそもである“教える側”と“教わる側”との関係、どうしたら効率的に出来るか?やはりこの制度の様な成功の事例を繰り返し繰り返しやるしかないですね。

ほったらかしでもダメ!しつこくしてもダメ!やはり自身の経験を生かした「ほどよいかまい方」が良いのでしょうが難しいことですね。教育とは奥が深い!もっと自分が教育受けなきゃ(^^;)

2010年2月9日火曜日

グループ座談会

本日から社内の小グループ編成による座談会をスタートしました。

昨日も話したとおり、今回の試みは自社の取り組みについて「何となく」とか「理解していないけど、やれと言われているから」とか「とりあえずやろう」の様な事を無くし、目的、目標をしっかりと理解した職務の取り組みを目指す「謎解き」の会であります。

十分理解したところで、社内において自身の“強み”を生かした“仕事の仕方”“価値観”を意識し、その時々の機会、職場、仕事で「私がやります!」「私のやり方はこうです!」「こういうものにすべきです!」「その為に組織や人をこの様に関係づけます。」「この期間内にこれだけの事を仕上げます。」と繋げてくれると最高のシナリオになります。

このシナリオが可能になれば、必ず“キャリア”が持てる事になります。キャリアとは日々積み上げていくもので、あらかじめ計画して思うように簡単に手に入れれるものではないと思います。

自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、成功の機会をつかむ用意を常に心がけているものが“キャリア”となれると思います。

2010年2月8日月曜日

社内研修

年間を通じての今年度の社内研修もいよいよ最終編となり、本日と今週の土曜日の2回に渡り、常務と私で講師を担当いたします。

先ず常務が担当する「中小企業にとってのコンプライアンス~違反のリスクと実践のためのQ&A~」、「当社就業規則の解説」、「当社の経営状況とコスト解析」について、常務自身の教育経験も交えての話しでした。

その後は私の担当で「当社を取り巻く課題と対応」として、業界の現状や変化、将来の展望など、また今後の環境ビジネスの在り方や社会貢献についての話しをいたしました。

今年度の研修事業は、4月のグループ別の結果報告会で終了になりますが、社員には今年度の反応をアンケートに回答してもらい、来年度の研修スケジュールや内容に反映したいと思います。

また、今月からは小グループによる社員と私との座談会も始まります。

事業の進め方について理解できてない点、不安に思う点、問題解決への提案など様々な「謎解き」をする事を目的として開催いたします。

私も少し力を注ぎたい部分でありますから、しっかりとやって行きたいと思います。楽しみです。

社員の皆様、肩の力を抜いてリラックスしてやりましょう。もちろん、今回の座談会の中での会話などは評価査定の対象になりませんからね。安心して下さい。

2010年2月7日日曜日

ヒールの存在

朝青龍関の突然の引退。

初場所中の暴力事件の影響で形式的には「引退」ですが、「引退勧告」「解雇か引退か」と今まで何度となく相撲協会や世間で物議を醸してきた相撲最高峰地位の横綱が最後に追い詰められた解雇に近い引退でした。

「悪童横綱」といわれ、横綱としての「品位」よりも「強さ」にこだわり続けた“異端児”でした。

強さと素行で目立てば目立つほど“自身の居場所”を失った横綱だったのでしょう。いつからこうなったのか?どこでこうなったのか?...

三つ子の魂百までもといいますが、やはり相撲界入門から今日までいつも嗜める人が周りにいなかったのかな?と思います。
高砂親方自身も大学相撲の出身で、下住み修行時代が短く確か幕下付け出しデビューでしたから親方として弟子教育が満足にできていなかった“つけ”だと私自身感じます。

有名人の性として、世間に注目されることはついて回ります。自身の本心はどうあれ“社会のロールモデル”であることは、子供たちのあこがれや社会の尊敬を得ることが必要な立場であることの観点から考えると横綱の最低限の必須項目の欠如でした。

しかし、面白さの観点からみると、戦いごとには“善玉”“悪玉”の存在をベースとしたストーリーがうける訳でして、戦後の大衆の娯楽の代表的なプロレスにおいても「力道山対シャープ兄弟」は空前のテレビブームの先駆けとなりました。野球においても「巨人対阪神」も善玉、悪玉とは違いますが、関西、関東という対局の戦いでした。

一方、朝青龍関も対局である白鵬関という“善玉”との戦い、または対日本人力士というストーリーの上では大相撲界の人気を支えたたことは事実であり、単なる強いだけではない“ヒール”としての付加価値もあったこともこれまた事実です。

“ロールモデル”とした強さと品位の大横綱か?強さとヒール感の横綱か?

本人にお会いしたことがないので、性格云々は何とも言えませんがどこかで何かを置き忘れてきた“少年”だったのでしょうね。

さて、方やボクシング界の“ヒール”である亀田大毅選手が世界チャンピオンになりました。日本初の兄弟チャンプです。ここでも今後のヒールっぷりが期待できますが、どのように変化していくのか?興味がありますね。

ちなみに、一人横綱となつた白鵬関は、毎年横綱の横浜後援会の皆様で開催されます「チャリティーゴルフコンペ」で参加者から集められた多額の寄付金を、NPO法人Reライフスタイルへご寄付いただいております。ご紹介させていただきます。

とにかく歴史に残る“ヒール”横綱朝青龍関、大変残念な幕切れですがいろんな意味でお疲れ様でした。

2010年2月6日土曜日

気遣いの大切さ

昨今のコミュニケーションの幅の広がりは目まぐるしいものがありますが、一方では、人と人と顔を合わせて目と目を合わせて行うコミュニケーションは乏しくなっているような気がします。

社内においても、それぞれが忙しく日常の業務を進めていると、コミュニケーションをお座成りにしている時がありますね。

例えば仕事をお願いしたケース、お願いした社員にキチンと目を観て「有難う!」と言っているか?
例えばチョッとしたメールやccにキチンとコメントを返しているか?
例えば「急ぎの仕事だからよろしく!」とお願いしたケース「助かったよ!」の一言が言えているか?

今こうしてブログを書いてても「ドキッと」と自身がしています。

パソコンを触りながら相手の目も見ずに...「有難う」「助かったよ」「また頼むね」は?...

更に「ドキッ!」ですね。

こういったケースは必ず相手が存在している訳で、その相手の気持ちは...と考えると「ドキッ」ですね。

部下や同僚のモチベーションに繋がるこの様なコミュニケーションは、ちょっとしたささいな気遣いのなさで、次の様なモチベーションの低下に繋がります。

・「必要とされているのかな?」
・「自分の存在価値は?居場所は?」
・「こちらを見てもくれないし、気にも掛けてないんじゃないの?」
・「どうせこんな仕事、評価されてないんだ」

ちょっとした“気遣い”の大切さ
「感謝する」「ねぎらう」「見守る」で人と人とのコミュニケーションが成り立っている事を忘れてはいけませんね。

う~ん。反省。

しかし、その気遣いを分からない人も困ったものですよね。

2010年2月5日金曜日

全国連合会正会員事務局責任者会議

本日は、タイトルにあるように各都道府県協会の事務局責任者が参加される会議にオブザーバーとして、「CO2マイナスプロジェクト」への協力支援のお願いにあがりました。

昨年の11月19にキックオフした今回の事業ですが、現在までのエントリー640社です。年明けから120社のエントリーを戴き、3月末のエントリー締切に向けて益々盛り上がりを見せております。

全国連合会では、07年の11月に環境自主行動計画を策定し、目標に向けて連合会正会員の会員各社が取り組んでおりますが、全国約16,000社という大きな組織であり、ほとんどの会員企業が中小零細であることもあり、なかなかその行動計画に対しての毎年のフォローアップに繋がりにくい状況でもあります。

今回、同プロジェクトが連合会組織のなかでコアな取組を進める組織が生まれたことは大きな進歩であり、公益法人移行の観点からも外向けへの業界アピールに繋がるはずです。

青年部という活動する年数に限りがある組織である為に、なかなか中長期の計画が立てにくい性質ではありますが、廃棄物処理業界の課題として先の見える数年、十数年スパンで解決する物では無い、100年単位での課題である「地球温暖化」への取り組みは大変意義のあるものと考えます。

入口のハードルを低くし、皆様が参加しやすい仕組みを作り、各企業が継続的な取組を可能に出来るものになれれば幸いです。

先ずはエントリーすることで、地球温暖化について触れ、実際の取り組みで自社の発生量や無駄を確認出来れば、自ずと事業や取組の「見える化」が出来ることだと思います。

2010年2月4日木曜日

ビデオ電話会議

本日は、全国青年部の打合せでした。午前中が当社と福井の統括幹事そして東京の会長の会社を結んで、Skypeを使用した初の“ビデオ電話会議”です。

世の中は進んでますね。ほとんどの段取りを中部ブロックの加山さんにお願いして私はずっと関心しているばかりでした。

やはり電話だけよりも顔が見える分話しも分かりやすいし、「この書類なんですが」なんてカメラに写して確認出来たりなかなかの優れものです。

石川の宮崎さんからも何時になったら使えるの?なんて言われていましたが、やっと出来そうです。

便利だけではなく、今までだとちょっとした打合せに飛行機や新幹線を利用して時間もかけて移動していましたが、時間もお金も節約でき、移動の際に発生するCO2も削減出来るときている。

まだまだ皆さんのように使いこなせませんが、頑張ってトライしてみます。

さて、明日は「CO2マイナスプロジェクト」の啓蒙のため、全国連合会事務局長会議に会長とお邪魔します。難敵ですが頑張って来ますよ。

2010年2月3日水曜日

ものが売れない時代

先日、ソーシャル・マーケティングの変化について話ししましたが、昨今買い物に外出した際に感じるのは、その「チャリティー商品」の多い事。

様々な社会問題を解決する事に繋がるものやサービスは、このものが売れない、デフレの時代においても、これらの商品は売上を伸ばしています。

社会貢献志向の強い消費者の事を「ソーシャル消費者」と呼ぶのですが、まさにその人口が増え続けている傾向にある訳です。

昨年私の友人のI氏も、チャリティー商品の「ブルガリ創業125周年キャンペーン チャリティーリング」を購入し「このシルバーリングを買うとな、売上の一部の7,600円が寄付されるんやて!」と「すぐ完売すると思って東京に出張の際に買ったんやけど、大阪では全然売れてへんらしいわ。県民性の違いやな!」と話していたことを思い出しました。

このチャリティー商品の例、売上の一部である7,600円という金額を世界の子供達を支援するNGO「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付することにより、紛争地帯に住む800万人の子供達に教育の機会を提供する活動に役立てられます。この時期に1千万ユーロ(約13憶円)を目指して展開されました事例です。

この様な事例をみても分かるように、様々な企業がNPO、NGOとのコラボの中に新たなマーケティングを開拓しているわけです。

このソーシャル消費者といわれ方々の動向がどの様に反応していくのか?興味のある変化です。

この件については、更に掘り下げて行きたいと思います。

2010年2月2日火曜日

NPO理事会報告

本日は年明け最初のNPO理事会でした。

本年度の実績については(12月末まで)
収集実績:178,628.4㎏
募金実績:2,678,825円
本年度ポリオワクチン数:133,941本

お陰様で募金総額も7,182,328円となり、ポリオワクチンに換算すると359,116本です。

心から皆様のご協力に感謝申し上げます。

さて本日のご案内は、皆様からのご要望も反映し「環境道徳絵本 そらくんとみらいちゃん」の発行についてでございます。

「キャップものがたり」と題した、環境問題について子供達に考えてもらうと同時に、弱者への優しさや物の大切さを伝える絵本です。

この絵本は、当NPOの副理事長である鎌田氏が原作を、吉村末ヒロ氏がイラストをご担当していただきました。

一冊380円で販売されますが、その内20円がNPOに寄付されることになっており、キャップ運動同様に世界の子供達にワクチンが贈られます。

ご要望や購買の申込は、当NPO事務局にご連絡下さい。
http://www.re-lifestyle.com/

今後とも引き続きのご支援を宜しくお願いいたします。

2010年2月1日月曜日

いよいよキャンプイン

プロ野球も今日からキャンプイン!2010年のスタートです。

今年から新入団した選手、一軍定着を狙う選手、昨年好成績をあげた選手、逆に不調に終わった選手、それぞれに思いを秘めて今日からのキャンプインに臨んでいることでしょう。

巨人軍の日本シリーズ二連覇なるか?それともパリーグ覇者のリベンジなるか?

個人の選手成績も気になりますね。移籍組の動向、新戦力、新外国人選手は?オフの各球団の補強の成果は?それと故障組の復活やベテランの奮起も気になるところですね。

私も引退して15年ですから当時とは日々のメニューも大分様変わりしているかと思いますが、スタンダードなメニューを紹介すると
AM
07:00 起床
07:30 散歩
08:00 朝食(バイキング)
09:00 ホテル出発
10:00 ウォーミングアップ
10:45 着替え
11:00 キャッチボール・投内連係&サインプレー、全体連係プレー、シートノック等
PM
12:00 打撃練習(各グループに分かれて、打撃、走塁、バント、軽い昼食とローテーションで回ります。その間、投手陣はブルペンでの投球練習、ノック、ランニングへと移動します。)
*全体での休憩はなし
14:00 個別練習(特打、特守、ウェートトレーニング、ランニングや水泳トレーニングなど個別の練習)
16:00 球場練習終了
17:30 夕食(バイキング)
19:00 ミーティング(全体・野手・投手・新人研修・バッテリィー)
20:00 若手主体の夜間練習(打撃、フィジカルトレーニングなど)
*空いている時間をぬって、夕方、食事あとに分かれてマッサージや体のケアを行う。
*就寝時間まではフリータイム、基本的に自室で飲酒は禁止。

このようなスケジュールで3勤または4勤1休で前半をこなし、後半は紅白戦やオープン戦が入ってきますので休みが減ってきます。

こんな感じですからほとんどが休みなしで、新人と若手選手は休日も指名練習や自主練習をやりますから“野球漬け”の毎日です。

しかし、この時期の貯えがシーズンを通しての自身の成績の如何に関わる訳ですから必死ですよ。

さて、今年の日本プロ野球どのような展開になるのか?新しいスターは生まれるのか?楽しい季節になりましたね。

皆様も今シーズンの順位予想の準備に突入です。

*ちなみに米国のMLBのスプリングキャンプは、大分システムが違い、休みは基本なしで時間が短く、個別の練習に時間を費やします。コーチは選手のリクエストに合わせてスケジュールを組み、日本の様にコーチが選手を引っ張り出す様なことはありません。お国柄ですね。