2012年10月19日金曜日

ブロクがお引越ししました。

当社、新HP開設に伴い下記に引越ししましたので、こちらをご覧下さい。



引き続きご愛読宜しくお願い致します。

藤枝慎治 拝

2012年10月18日木曜日

戦略を作り、語り、動かす人材を育てる

戦略をつくるスキルは会社として持つべき重要なスキルの1つです。

理想で言えば、部門単位で質のよい戦略が作られ、実行されれば会社はどんどん
強くなります。

戦略を語る「フレームワーク」が社内の「共通言語」「合い言葉」となれば、部門間の専門性は強化され、他部門とのコミュニケーションもずっとスムーズなるものです。

そのためには、「仮説」をつくることです。

みんなで仮説をつくる文化が育てば、どんどんアイデアが生まれるはずです。

そして何といっても「人」です。

「動かせる人材」を集め、育てなくてはなりません。

また、時にはそのワークショップを導くコーチ(コンサル)を用意しなくてはなりません。

自分たちが、魂を込めて作った戦略なら工夫してなんとか動かそうとするものです。

工夫して成果がでれば、さらに嬉しくなり更にアイデアが出てきます。

こうして部門毎の「責任と自立」がどんどん強くなると考えます。

このような「循環(スパイラル)」が回りはじめると「元気」な仕事ができるのです。

2012年10月17日水曜日

部下がついてくる上司とは...

とりあえず目先の目標だけを遂行するだけの考えの上司は、そもそも部下を育てるという発想がありません。

単に「部下にして欲しいことを命令する」。

これでは、部下は動いてくれません。

また、命令や指示の内容を論理的に説明すれば、それだけで部下が自ら進んで付いてきてくれると勘違いしている上司も意外と多いのです。

自らはテキパキと仕事をこなし、言っていることも整合性がとれている。

だから、「部下は自分に付いてきてくれるはずだ」と思う。

そういう人に限って、ちょっと部下が思うように動かないと「こいつらやる気あんのか?」となるのです。

しかし、人間の関係とはそんな簡単なものではありません。

どんなに理屈が立派でも、それだけでは足りません。

では、部下はどのような上司に憧れるのでしょうか?

そこには2つの条件が必要のようです。

1つ目は、その上司が人間的にすぐれていること。

2つ目は、部下の心の満足を満たしてあげれるよう努力していることです。

人間的にすぐれている上司とは、前向きに仕事に打ち込み、人生を心から楽しんでいる上司です。

部下に納得のいくような指示を与え、納得できないのなら、なぜ納得いかないのかを聴いて、腹に落とす努力をしている。

間違っても、部下を力で押し付けたり、理屈だけでいうことをきかせようなど思ってはいけません。

一方、部下の心の満足を満たす努力を怠らない上司とは、「部下の自己実現」を支援してあげている上司のことです。

部下の将来と組織の将来とをしっかりとリンクさせ、目標を見えやすくしてあげることです。

組織の大小はあっても、その時々の苦難を乗り越えて新しい時代を作ってきたリーダーは、総じて魅力的な人です。

魅力的な人は「コミュニケーション力」があり、「部下の自立をいつも支援すること」を考えています。

「あの人のようになりたい」という憧れの上司は、こんな人なのだと思います。

2012年10月16日火曜日

忍耐

今や「忍耐」ということば死語なのでしょうか?

精神的な病が蔓延する現代社会では、「我慢しなくてもいいんだよ」という考え方もあることは、私も理解しています。

「人は生きている間は修行の身だから、生きている間はツライの当たり前」

と、少し宗教っぽいですが、私は「なるほど」と思います。

勉強も仕事も、いろんな人との付き合い、社会の荒波を乗り切るためには「忍耐」が必要だと思います。

人生における「忍耐の重要性」については、先人が我々に様々な格言やことわざとして残しています。

「石の上にも三年」

「できぬ堪忍、するが堪忍」

「忍耐はすべての扉を開く」

「辛抱する身に金がわく」

「辛抱は無事長久のもと」

「可愛い子には旅をさせろ」

「若い頃の苦労は買ってでもせよ」

「跡継ぎには他人の飯を食わせろ」

このような格言やことわざは、我々の祖先や先人が苦労の末につかんだ「人生の確信」であります。

何年もの月日を越えて語り継がれる「忍耐」に関する言葉は、これからも語り継がれるものだとすれば、やはり、生きて行くからには「忍耐」強い人間にならなければいけないということになります。

まあ、私はツライとか痛いとか、大変だとかには鈍い体質ですので...

2012年10月15日月曜日

偶然の発見

今月から、週一回の「社長パトロール」を開始しました。

現場を回ると、様々なものが見えてきます。

私は常に「ストーリー性」をもって物事にあたることをモットーとしています。

なぜ、こんなところにこれがあるのか?

なぜ、前回も指摘した事項が今回も改善されいないのか?

明確に指示を出しているのに、答えが合わない。

言い方が悪いのか、そもそも指示を受けている側が納得していないのか?

しかし、確実に良い方向に向かっているのは分かる。

成長しているのです。

また、現場を回ると「偶然の発見」があります。

会話をしている間に「あっ、そうか」と気付くことがあります。

この「偶然の発見」は、「社長パトロール」という実際の行動が発見の前に行動としてあるのです。

机上で、シュミレーションしているだけでは発見できません。

「今回はこの部分に重点をおいて見てみよう」と思って現場を回るはずが、この本題の他に新たな「発見」が得られるかもしれません。

そういうところから「改善策」が得られるのだと言うことです。

自ら「偶然の発見」に会いに行くということです。

「現場100回」です。

2012年10月14日日曜日

禅語「面壁九年」

『面壁九年』(めんへきくねん)〜枡野俊明氏著「禅の言葉」より〜

「とにかく続けることが成功への近道」

わき目も振らずに、今与えられた仕事に集中すること。

投げ出さずに継続すること。

それが成功への近道です。

禅宗の初祖である「菩提達磨大和尚」は、中国の少林寺で九年間、ひたすら壁に向かって座禅をしていたという伝説があります。

これほど継続があればこそ、悟りを開くことができたのです。

仕事に対してやる気があるけれども、実力がまだ伴っていない。

焦る気持ちばかりが募って、失敗してしまう。

このようなことで悩む人というのは、真面目な人だと思います。

ただし、必要以上に焦ったり落ち込んだりしてはいけません。

どんな仕事でも一人前になるまでには何年もかかるものです。

数ヶ月やほんの数年で完璧に出来るような仕事はありません。

まずは、目の前にある与えられた仕事とじっくりと向き合い、そこに精神を集中させることか大切です。

2012年10月13日土曜日

松・竹・梅の提案

たった一つの提案を持って上司に相談するよりも、副案をもって相談するほうがいいに決まっています。

できれば、「松・竹・梅」と3つの案を持って行く方が、更に「気の利いた社員」となります。

松・・・最も大きな投資が必要だが、大きな効果も期待できるハイリスク・ハイターン型プラン

竹・・・中程度の投資が必要で、効果もある程度期待できるミドルリスク・ミドルターン型プラン

梅・・・投資は少ないが、期待効果も限定的なローリスク・ローターン型プラン

このように、提案する時は投資と期待効果のバランスで案を作ることが大切です。

投資とは「お金」だけではありません。

経営資源である、「人、もの、金、時間、情報....」のことです。

ですから、提案は経営的な視点を盛り込み、「松・竹・梅」といった最低でも3つの、それも選択可能なものでなくてはなりません。

経営者の仕事のほとんどは「意思決定」です。

ですから、提案する側も正しい意思決定を促すことが大切なのです。