2009年10月31日土曜日

お客様動向

お客様とは、廃棄物の処理委託いただく会社様もお客様ですが、同時に当社の主力商品である“廃棄物由来製品”のご購入先も大切なお客様になります。

その中で、大きな割合を占めているのが、「製紙会社様」です。

昨年秋からの世界的な経済破綻以降、国内紙需要も激減しています。

そのような状況の中、今後の製紙業界はどの様な変化をもたらしていくのか?

06年の王子製紙社の北越製紙社のTOBを機に、日本製紙社と北越製紙社の資本提携、日本製紙社とレンゴー社との業務提携、また、今年に入ってからは北越製紙社と紀州製紙社の統合などなど、目まぐるしく状況は変化しています。

今後どの様な形で業界の再編成が行われるのでしょうか?

一方、鳩山イニシアティブの影響で広がりを見せる環境税の導入に関しては、ガソリンの暫定税率に変わる新しい税収となるべく淡々と法改正に向けて進んでいる様子です。

大量にエネルギーを使用する産業にとって厳しい状況は、これからも当分の間は続くと見られ、当社としても大切なお客様の為に、ニーズに応える努力が必要な状況が更に迫られてまいります。

2009年10月30日金曜日

中国ブロック訪問

本日は、全国産業廃棄物連合会青年部協議会 中国ブロックに訪問いたしました。

山口県、島根県、広島県、鳥取県、岡山県で構成されている、青年部会員数120名を数えるブロックです。

尾崎副会長を始め、若い上村ブロック会長を盛り上げまとまりのあるブロックです。

今回も加藤全国会長の所信表明とCO2マイナスプロジェクトの手引き説明をさせていただきました。

全国8ブロックの大トリとなった同ブロックですが、必ず大きな責任と成果を果たしていただけると確信しております。今後ともご協力よろしくお願いいたします。

尾崎さん、上村さん、各県部会長、ブロック幹事の皆様お世話になりました。また、オブザーバー参加いただいた各県会員の皆様も有難うございました。

これで、全ブロック訪問が終了いたしましたが、ホッとしている暇もなく11月19日には全国正副部会長会議が開催され、いよいよ具体的な削減に会員各位が取り組みを始めます。

来年11月の全国大会終了まで、息つく暇もないですが、少しでも多くのエントリーをいただき、様々な方々に業界としての大きなメッセージに出来たらと思います。

とりあえず、加藤会長お疲れ様でした。

2009年10月29日木曜日

全国産業廃棄物連合会青年部協議会 幹事会

本日は、全国青年部協議会の副会長会議および幹事会でした。

また、会議の後段では、全国連合会主催青年部企画実施の「CO2マイナスプロジェクト」の手引きについて“マスター教育”が行われました。

各委員会事業計画の会長上申も終わりいよいよ全速前進の構えです。

現在、小職も会長の各ブロック訪問に随行していますが、8ブロック中7ブロックが終わり、明日は最後の中国ブロック訪問となります。

また、11月19日に横浜市で開催されます、全国正副部会長会議、CO2マイナスプロジェクト推進会議についても各幹事への説明も終えいよいよ本番という雰囲気です。

CO2マイナスプロジェクトへの各会員の方々のエントリーがスタートし、すでに100社を超える会員企業が登録を済ませていただきました。

われわれ業界が地球温暖化防止の為に、具体的に踏み出す一歩となる同プロジェクト。大きな期待を抱き、楽しみながら皆で汗をかいていきたいと思います。

2009年10月28日水曜日

薬物乱用防止教育認定講師養成講座

本日は、横浜市開港記念会館で開催されました、「薬物乱用防止教育認定講師養成講座」に、午後1時から約4時間に及ぶ講座を受講いたしました。


今回の講座、最近の芸能界や大相撲界での“薬物汚染”が起因となって、国民の関心が深まっていることを反映し、会場は超満員の状況で約300名の参加で開催されました。


内容は、薬物乱用防止教育ビデオからはじまり、医学博士から「薬物乱用と身体への影響」、取り締まる側から神奈川県警薬物銃器対策課より「薬物の恐ろしさ」と題した検挙の現状や傾向について、また、神奈川県教育委員会や保健福祉部等々、種々の専門講座がカテゴリーに分かれて講義されました。

不法薬物の乱用については、年々その検挙数は上昇傾向であり、若年化も進んでいます。


今後の日本を世界を担う若者に、この手の犯罪が浸食しない為には、我々大人がしっかりとした指導・教育を行う必要があり、その責任は重いものだということを再認識しました。


自身の心身だけではなく、家族や友人、仕事をも失う「不法薬物乱用」。


とにかく「ダメ。ゼッタイ。」という合言葉どうり、青少年が関わらない断る勇気を持つことが出来る様、しっかりとした認識持てる様、役割を果たす機会があれば協力していきたいと思います。

2009年10月27日火曜日

本当にこんなこと考えてんの?

本日の新聞報道。「産業廃棄物不法投棄 人工衛星で監視強化」

中央環境審議会の専門委員会は26日、産業廃棄物の不法投棄に関し、“不況で”業者が処理費を工面できず、不法投棄が広がる恐れがあるとして、人工衛星を活用した監視体制の整備や行政処分の強化を求める報告書案をまとめた。

という内容の報道。

規制を厳しくするのは大いに結構。検査や捜査の対象が広がり疑わしいものが徹底的に調査されるのも大いに結構。「捨て得」にならないように厳しく責任を追及すべきという指摘も大いに結構。

しかし、どこから不法投棄している廃棄物が実際に出ているか、国も行政も知っているはずです。

どのようなタイプの中間処理施設なのか、保管積み替え施設なのか、収集運搬か分かっているはずですよ!

そこを断たなくて「不適正処理」は無くなりませんよ。

実際に許可書を出している行政のご担当者は「不適正処理の根源」を知っているはずですよ。

2009年10月26日月曜日

PBとNB

PBとNB。「PB」とはプライベートブランド、「NB」とはナショナルブランドの事です。

先日の日経プラスワンに掲載されていた記事、興味があったのでしっかり読んでみました。

メーカー以外の小売りや卸売業者が独自に企画・開発している、NB商品に比べて安価な商品であるPBですが、街角の消費者の声を聞くと、“とても満足”、“満足”、“どちらかと言えば満足”の数を合計すると約80%を超える数字。

同時にPB商品を購入したことがある方が68%で、一度も購入したことがない方が2%しかいないという。

この数字をみてもPB商品の人気度がわかります。

さて、そのPB商品。頻繁に購入される商品はというと「菓子類」(約40%)トップに、牛乳、乳製品、インスタント食品と続きますが、逆にPB商品を買うことに抵抗がある商品として「ビール・アルコール類」(約30%)、石鹸、シャンプー、米、衣料品とある。

結果として、「こだわり」の程度で消費者はPBとNBを使い分けているようです。

更に、今後所得が増した場合は?との問いに、全体の65%がPB商品を継続して購入すると回答しています。

消費者もインターネットや様々な情報入手ツールの普及により、独自の正確な判断に必要な材料が手に入る時代へと移り変わる中、「安いなりの理由」、「そのには別にこだわりはない」の理解や考えが進むほど、PB商品の躍進は当分の間続きそうですね。

2009年10月25日日曜日

名探偵ポアロ

今月から私の大好きな「名探偵ポアロ シーズン10」がcs2で始まりました。

“ポアロさん”との付き合いはもう17年ぐらいになるのと思います。

同番組は、推理小説作家で超有名な「アガサ・クリスティー」の原作でして、元々彼女作品は大好きなのですが、特に一番のお気に入りの作品です。

主役の名探偵エルキュール・ポアロを演じる俳優“デヴィット・スーシェ”が、「灰色の脳細胞」と言われる頭脳や人間心理学をベースに難事件を見事に解決していきます。

脇を固める登場人物もとにかくユニーク。助手のヘイスティングス大尉、ジャップ警部、秘書のミス・レモン...

まだこのシリーズには出てきませんが、演出上出て来ないのか心配しています。

兎に角、最後の最後まで犯人が分からない!(私が鈍いのかも知れませんが)意外な人物が犯人であったり、実は全くの“シロ”だったり、目が離せません。

お時間がある方は是非「灰色の脳細胞」に挑戦してみて下さい。

2009年10月24日土曜日

残念!楽天

パ・リーグのクライマックスシリーズ、最終的には日本ハムの実力が大きく楽天を勝り、見事な勝ちっぷりで、パ・リーグの覇者となりました。

監督の解雇問題や様々な問題を抱えながら、弱小チームという前評判から最終ステージに残り大きくプロ野球を盛り上げた「野村楽天」。最後はなんと両チームが野村監督を胴上げするという“珍事”も起こりました。

高齢とはいえ、まだまだお元気な野村監督、“もうひと花”咲かせていただきたい気持ちは、プロ野球ファンの多数が思っていると思います。

是非チャンスがあればどちらかのチームの采配を!期待していますよ。

どうですか?某横浜のチームでも...

2009年10月23日金曜日

近畿ブロック訪問

本日は、全国産業廃棄物連合会青年部協議会の近畿ブロックにお邪魔しました。

大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山の各府県の幹部皆様大変お世話になりました。

同ブロックは、前会長を輩出しているブロックらしく、まとまりのあるスキルの高いブロックです。

加藤全国会長のご挨拶の後、「CO2マイナスプロジェクト」の手引きについて説明させていただきました。

会員数も多く業界としての西日本の柱でありますので、プロジェクトの広がり、成功のカギはこのブロックに係っていると言えると思います。

藤本副会長、国中ブロック長を中心として、大きな大きな成果を上げていただけると信じております。

今後ともよろしくお願いいたします。

2009年10月22日木曜日

経営者交流会

本日は、当社との関係が深い会社様の代表者が集う「環境配慮企業経営者交流会」でした。

久し振りにお会いする方も多かったので、参加者全員が公私における近況を行い、近くに居ながら初めて知った情報や景気動向の再確認したりで、考えさせられたり、大笑いしたりで楽しく過ごしました。

産業廃棄物処理業、港湾・運輸関係の経営者が多くを占めるこの会ですが、NPO法人の主メンバーでもあります。

11月29日(日)に開催される「キッズダンスコンテスト」も、このメンバーが中心にとなるNPO法人の理事・会員各社が支えていただいております。

それぞれの会社経営も、現況大変厳しいものではありますが、様々な場面で協力し合いながら頑張っています。

今後もおそらく、ずっと末永いお付き合いが続く交流会のメンバー、「大切な、大切な仲間です。」

2009年10月21日水曜日

びっくりした数字

厚生労働省が発表した本日付の報道。

「国民の7人に1人が貧困状態!」。全国民の中で生活に苦しむ人の割合を示す「相対的貧困率」を初めて同省が発表しました。

07年調査で15.7%で、7人に1人が貧困状態であり、18歳未満の子どもが低所得家庭で育てられている割合「子ども貧困率」は14.2%とある。

過去、98、01、04、の各年に調査されていて07年の相対貧困率は98年以降で最悪で、子ども貧困率も01年に次ぐ水準だそうです。

政府は今後、「子ども手当」などの政策で数値改善を目指すそうですが、更に経済が悪化している現在はどれぐらいの数値になっているのでしょうか?

更に驚くのは、08年の経済協力開発機構の報告では、加盟30国の平均10.6%を下回っており、メキシコや米国などに次ぎ4番目に高い数値なのです。

裕福なイメージが高い我が国が初めて知った数字驚きました。

鳩山首相は「良いことも、悪いことも報告出来る政治にしたい。」と初の報告に対してコメントしていましたが、こんな高い数値とは、知らなかったのは私だけですかね?

2009年10月20日火曜日

日本郵政

日本郵政西川社長の辞任報道、記者会見の様子がテレビに映ってましたが怒ってましたね。

カメラのシャッターの音、フラッシュに苛立っている様子でしたが、これまでの経緯も含めて怒り心頭という感じでしょうね。

旧三井銀行の頭取や日本銀行協会の会長を2度も経験され、言わば金融界の重鎮です。

小泉総理時代の郵政解散選挙で大勝利した当時の内閣から「三顧の礼」をもって招かれたのですが。

政権交代に伴い、郵政民営化の基本的な方針が変わったのが辞任の直接の理由だそうで、民営化の為にご本人がやってきたこととの隔たりが大きいとのことですが、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の株式上場を目指していた西川社長、「思い残すことはない」とコメントを残されていましたが...

小泉元総理はどのように感じているのでしょう?衆院を解散までして国民に問いかけたこの問題、西川社長の責任?自民党?はたまた国民?

なんだかよく分からない事態です。

2009年10月19日月曜日

「Iam...」

当社では、事業の進め方や会社のルール、社員の考え方の基本、業務それぞれに対する理念や具体的な手法を盛り込んだ仕組みを11月1日からスタートします。

その仕組みをネーミング化したものが「Iam...」です。言わば会社のルールブックでして、社員を管理することが目的ではなく、社員が頼れる仕組みを目指しています。

女性社員から、一般総合職、中間管理職、経営補佐職、経営層まで、スタート後も様々な内容が盛り込まれていきます。

この「Iam...」の運用にたくさんの期待を込めていますが、すべては、「現在の社員のスキルの向上と会社の中に眠る知恵」を活用し、人として、会社として幸せに繋げるためです。

変化の激しい時代に、内外から当社社員に求められる役割は重いものです。

その要求に応えるためにも、より具体的な「道標」が必要と考えます。

2009年10月18日日曜日

ノルディツクウォーキング

本日は、アウトドアフィットネス「BEACH TOWN横浜」主催のノルディックウォーキングのイベントに参加しました。

天気にも恵まれ最高のコンディショニングでの開催となりました。

この「ノルディックウォーキング」、北欧フィンランドを発祥とし、オフシーズンのスキートレーニングとして始まったようです。

両手にポールを持ち、スキーの板を付けずに丘や坂道や階段を歩くのですが、北欧フィンランドでは、総人口の約16%以上の人達が週一回の「ノルディックウォーキング」をしているといわれています。

日本でもアウトドアフィットネスの広がりとともに、今後大きな話題になると思われます。

何といっても、年齢性別に関係なく楽しめ、普通のウォーキングに比べてエネルギー消費量が約20%以上も高く、膝や腰への負担も軽減されます。

今回のイベントも上は82歳の大先輩から下は20歳前半までという幅広さ。

山下公園~港の見える丘公園周辺を回り気持ち良い時間を過ごせました。

どうですか?皆様も「ノルディックウォーキング」はじめられては!お勧めしますよ。

来月は15日に開催されます。
詳しくはBEACH TOWN横浜ホームページで
www.beachtown.co.jp

2009年10月17日土曜日

楽天第2ステージ進出

クライマックスシリーズの第1ステージ、楽天対ソフトバンク。

第1戦、第2戦ともに楽天の完投勝利!

岩隈選手、田中選手の両エース、見事な投球で勝利に貢献しました。

また、山崎選手を始めとする野手陣も良いタイミングで本塁打が飛び出し、シーズンの勢いをそのままに第2ステージへと進みましたね。

昨年仕事の絡みで楽天のクリネックススタジアムにお邪魔した経緯があり、また、橋上ヘッドコーチ、池山バッティングコーチはヤクルト入団時の同期でもあり、何かと気になるチームです。

さて、日本ハムとの日本シリーズを賭けた戦いの結果は?ひょっとしたら...

しかし、名将野村監督の辞任問題。何とも言えませんが、どちらにしても選手は監督に有終の美を飾って欲しいという「共通の想い」を旗頭に戦うでしょう!他チームから戦力外通知を受けながら楽天で再起した選手、鳴かず飛ばずの選手が野村指揮官のもと開花した選手...

楽天は監督に恩返ししたい選手が山ほどいますからね。この想いは強いですよ。

私自身、気持ち的には、巨人vs楽天観たいですね。

2009年10月16日金曜日

シニアの居場所づくり

先日、出張先で観ていたテレビの内容。

「シニアの居場所づくり」。

高齢化問題は我が国にとっても大変重要な問題。益々深刻化いたしますが、全てがネガティブな話ではありません。

シニアは言わば「先人」、「先人の知恵」に繋がります。我々が経験していない事、判断に困ることをたくさん経験されています。

仕事の経験もしかり、技術、人の掌握術や管理脳力などなど様々な広範囲に亘るノウハウをお持ちです。

しかし、その様な能力をお持ちのシニアが、心身ともに健康でなければその効果は半減すると思います。

「頑固じじい」「変わり者」では、人が寄り付きません。

そんな中その番組では、シニア同志が自分たち自身の居場所をつくるコツとして3つ上げられていました。
1.お互いに依存し合う
2.現役時代の肩書は大いに使う
3.自分は何者ぞ!ともう一度自身を見つめ直す(何をもって社会にもう一度貢献できるか?)

シニアを取り巻く生活環境や医療の発達により、これからも益々「元気なシニア」が増えるはずです。

「先人の知恵」を活かすのも、我々世代の役目ですね。

2009年10月15日木曜日

太陽光発電ブーム

世界的に太陽光発電が着目される中、日本でも11月からFIT(余剰電力の買取制度)がスタートします。

出力10キロワット未満の住宅の場合、太陽光発電の余剰電力を現在の倍になる買取価格48円/KWHで、電力会社に購入してもらえる。

このような普及政策が実施される一方では、普及に伴う課題もあるようです。

来年4月からは、買取価格増に伴う電力会社の支出負担を補う為に、一般家庭で月額30円の値上げが行われ、将来的には100円程度の値上げになるという。

太陽光発電を持たない家庭や事業者には純粋な負担増でり、そこが普及促進の狙いとも言えるでしょう。

その他単純な太陽光発電での余剰電力販売に係る新コストだけではなく、必要となる費用負担があるようです。

・余剰電力買取に必要な送電線との接続費用
・発電から送電まで一括で行うことで、電力の安定供給を可能にしているが、不安定供給の余剰電力を使いこなすために必要なインフラ整備費用
・トランス増設、周波数問題解決、蓄電池設置等々

様々な不具合対策に必要な費用はだれが負担するのか?

政府が目標としている2030年に現状の20倍の普及が現実となると、その安定化対策費用は約7兆円にものぼるという。

税金の投入なのか?電力会社?これは大変な課題となりそうですね。

今後太陽光発電を始めとする「新エネルギー」発電をいかに安定的に利用するか?

「変動の激しい電源を大量に現在の電力と組み合わせるか?世界初の取り組み!」

世界に課せられた大きな課題です。

2009年10月14日水曜日

高速道路無料化問題

公共工事の見直し、金融モラトリアム、地球温暖化防止に関するCO2削減量、年金問題等々

新政権後、様々な問題がその解決に向けて凄まじいスピードで展開していますが、もう1つの大きな話題、「高速道路無料化」。

新政権は、首都高速、阪神高速を除いた高速道路を無料化する方針を掲げていますが、この問題、経済効果だけではなく、環境面からも物議を起こしています。

経済的な側面では、渋滞の緩和や物流コストの合理化などによる活性化で、その効果2兆7000億円と国交省は試算している。

一方環境面では、地球温暖化の原因でもあるCO2の排出量は、約835万トン増加との試算をNPO環境自治体会議環境政策研究所は発表している。

また、鳩山イニシアティブ中の1990年比で2020年の排出量を25%マイナスする国際公約に対しては、環境団体が温暖化対策と矛盾していると批判もしています。

どれが本当で、どれが正しいのか?

経済効果についての正しい判断は?
無料化によって都市と地方との距離が縮まり、農林水産業の復興や通勤圏拡大による過疎化対策、リゾート・観光消費の拡大等など経済側からすると、期待すればするほどいい話になります。

小沢環境大臣は、無料化によるCO2の排出量がどうなるかを“公平”に予測せよ!と環境省に指示をしたみたいですが、その結果の発表が大きな意味を持つことは間違いありません。

“高速道路無料化”に関する問題、すべては試算・予測の範疇なのですが。本当の結末はどうなるのでしょうか?

2009年10月13日火曜日

日本の祝日は多い?

先日、小池百合子議員のメールマガジンを読んでいると、「バカンス大国フランスでも年11日の祝日なのに、日本では15日もある。」とあった。

確かに「ハッピーマンデー」の効果か?本当に休日や連休が多いですね。

決して休みが多くてダメだとかという意見ではなくて、その休みをどの様に効果的に国民は過ごしているのか?その経済効果は?はたまた、環境影響については?

当社は、有給休暇の消化やノー残業について奨励していますし、賞与支給時に奨励に対して貢献している社員には別評価もしています。

もちろん組織から発信するこのようなの思いが、社員のみんなの「働きがい」につながればと考えていますが、しっかりとした説明がないと単なる優しい会社で終わってしまいます。

社員が働く企業を評価することがグローバルスタンダードになろうとしている現在、しっかりとした方針とコミュニケーションがさらに必要になってきていると感じた内容でした。

2009年10月12日月曜日

生物多様性

種の絶滅など、地球規模で急速に進む生物多様性の保全について、2010年以降の新たな政府提案が明らかになったようです。

2050年までの中長期目標と、2020年までの短期目標。

短期目標では、自然保護区の面積や絶滅危惧種などの数値指標定め、指標によって達成状況が分かるようになるのが今回の特徴のようです。

新たな目標は、来年10月に名古屋市で開催される「第10回生物多様性条約締結国会議(COP10)」で決めることになっており、同会議の主要議題となるようです。

素案には、「人類が享受する生態系サービスの恩恵を持続的に拡大させていくこと。」、「生物多様性の保全に向けた活動の拡大を図る。」、「人間活動の生活多様性への悪影響を減少させる手法を構築する。」と中長期では述べ。

短期では、「生物種を保全する活動を拡充し、生態系が保全される面積の拡大を行う。」「農林水産などの活動で、持続可能な方法による生産比率高める。」、「生物多様性への脅威に対する対策を速やかに講じる。」とある。

それぞれに個別目標の進展を評価する13の数値指数を設定するという。

その他、外来種問題や地球温暖化、有害化学物質の製造・使用・排出規制の徹底も盛り込まれている。

「生物多様性条約締結国」各国が掲げた数値目標を基に、目標の達成状況を定期的に条約事務局へ報告することで、「生物多様性保全」への取り組みを促することを想定している。

地球温暖化問題とともに、地球上の生物との共存を考える必要性を唱えるこの問題。気候変動と同様に目が離せません。

2009年10月11日日曜日

広島、長崎立候補?

前日の米国オバマ大統領の「ノーベル平和賞」受賞から一夜明け、日本では、「核廃絶」の流れなのか、2020年五輪に開催地として広島・長崎が共同で挑むというニュースが報じられました。

五輪憲章では、開催地について一開催一都市とあるが、メイン広島、一部長崎として立候補するのか?

東京が候補地から落選したばかりではあるが、国民の反応は両極端のようですね。

行政の財政難や、地理的な問題。被爆地としての世界への平和の発信。

公共工事も見直され、本当に仕事がない状態で、それぞれがそれぞれの思惑で発信したようです。

ここのところ、毎年のように広島・長崎とお邪魔していますが、戦争の悲惨さは現在も終わることなく続いていることが感じられます。被爆者やその家族にとっては、未だ戦後ではないのだと感じます。

まずは、「核廃絶」も「オリンピック誘致」もオバマ大統領が広島・長崎に訪問してくれることが第一歩のような気がしますが...。

2009年10月10日土曜日

ノーベル平和賞

10日、世界の誰もが予想していなかった、米国オバマ大統領の「ノーベル平和賞」の受賞。

「核兵器なき世界」。これは世界がオバマ大統領に対する、核廃絶へ向けての行動・外交の期待の高さを窺えます。

今までも、中東和平に尽力したカーター元大統領、自国の経済競争力を優先し、気候変動対策に消極的だったブッシュ前大統領に警笛を鳴らしたゴア元副大統領が受賞していますが、またしてもその期待感は米国のリーダーへ向かったわけです。

この受賞をきっかけに、さらに「核廃絶」に拍車がかかることを祈ります。

世界で唯一の「被爆国日本」の全国民の共通な願いでもあります。

2009年10月9日金曜日

中部ブロック・四国ブロック訪問

昨日は、全国産業廃棄物連合会青年部協議会 中部ブロックにお邪魔させていただきました。

加山副会長、青田ブロック会長大変お世話になりました。

また、本日は四国ブロックに訪問させていただきました。

佐々木副会長、西原ブロック会長本当にお世話になりました。

09年~10年の加藤全国会長の公式訪問に随行しておりますが、今回の中部ブロックと四国ブロックで゛、全国8ブロック中、6ブロックを訪問させていただきました。

全国青年部協議会も10周年という節目を迎え、本当の意味での変革期を迎えいますが、今後の在り方を見つめ直す絶好の機会であることも事実であります。

各ブロックの方々と、顔を合わせてお話させていただくと各地の状況が更にリアルに感じられます。

中部ブロックでは、青年部の歴史や様々なエピソードを新美先輩、木村先輩からお聞きし、四国徳島では、親会の徳島県協会板東会長にもおこしいただき、青年部に対する期待を込めた熱いメッセージも頂戴しました。

日程を終了し、毎回帰路の際には、加藤全国会長とも「行って良かった!」と飛行機や新幹線の中で反省と同時に大きな手応えを感じています。

中部ブロック・四国ブロックの皆様本当にお世話になりました。

2009年10月8日木曜日

後輩達も頑張っています。

昨日の神奈川青年部定例会の後、一件NPO関係の仕事をすまして後輩達が会している場所に合流しました。

最近は比較的若い青年部会員間で「若手会」が形成されており、それこそ“様々なお勉強”をやっているみたいです。

その次々世代と言われる「若手会」は、20代を「たまご会」、30代を「ひよこ会」と呼んでいるようです。

で、私たち40代を「こっこ」と呼んでいるみたいで、その“お勉強”の内容は別として頼もしく活動しているようです。

普段あまりふれ合う事がない「たまご会」と「ひよこ会」の面々ですが、昨夜は、「こっこ」達に私達の話も聞いてくれ!と言わんばかりに饒舌に思いを話してくれました。

可愛くもあり、こんな事を言うようになったんだとか、将来楽しみだなとか思いながら聞き手にまわる一夜でした。

ただ一言だけアドバイスしたのは、「いい仲間を作りたいのであれば、先ずはお互いにいい仕事をやりなさい。」「いい仕事のあとには信頼が生まれ、必然的にいい仲間が出来る。」これだけでした。

歴史は繰り返されるという大きな話しではありませんが、私達も先輩方に様々な事を学びました、これもまた一つの歴史になって行くのでしょうね。

あっ、それともう1つ!梅沢部会長が「たまご会の勉強会は一軒のお店で〇〇円までにしろ!」と指導していました。

昔、部会長も誰かに指導されていた言葉でした。(想い出し笑い)

2009年10月7日水曜日

神奈川県青年部

神奈川県産業廃棄物協会青年部会の定例会に参加し、「CO2マイナスプロジェクト」についての説明をさせていただきました。

同プロジェクトは再三お伝えしていますが、全国産業廃棄物連合会青年部協議会の第7回全国大会「海よ!空よ!大地よ!」の記念事業であり、連合会正会員の会員企業各社が同連合会の環境自主行動計画に則り、地球温暖化対策に第一歩を踏み出す事業です。

その全国大会の開催地が「神奈川県」であり、担当県として大会設営も含めて大きな責任を担うことになります。

昨日の定例会では、記念事業の説明はもとより、設営等にとっては非常に重要な組織の役割と責任についても入念な説明も行われ、終盤には各担当ごとの初回ミーティングもあり、活発な意見で早くも高い意気込みを感じることが出来ました。

これから約1年、長丁場になりますが目標達成に向けてともに汗を搔いていきたいと思います。

2009年10月6日火曜日

25%削減の国際公約の達成

鳩山内閣の国際公約「2020年の温室効果ガス排出を1990年比で25%削減する。」を達成するために何が必要か?

最近、この話題でもちきりです。

2007年度のCO2排出量の比率は、産業36.1%、運輸19.1%、オフィス等18.1%、家庭13.8%、その他12.9%です。

産業では、キャップ&トレードと多量排出産業の生産抑制、運輸では、新車のほとんどを次世代エコカーへ、オフィスでは、照明、空調やIT機器の省エネで、家庭では、省エネ家電の普及や再生可能エネルギー(太陽光発電等)買取調査と制度。などが今後の予想される対策です。

また、昨日の紙上では、公約達成のために必要な海外排出権購入は10憶トンにも上り、金額で換算すると約1兆7,000億円の費用がかかるとの試算が報道されています。

実際に最近の報道で、バルト三国のラトビアとの温室効果ガス排出量取引交渉で、同国から排出枠150万トンを購入する契約を締結した旨の記事があった。

政府は、2008年~12年を期間とする京都議定書の下で、温室効果ガス排出量の6%削減を目標としているが、その約1.6%(約1憶トン分)を排出枠により削減する方針で、今年の3月以降、チェコ3,000万トン、ウクライナ4,000万トンの排出枠を購入しており、その他の発展途上国からの検討中の排出枠の購入を入れると、総計で9,500万トンに達しているそうです。

今後、国連で登録・認証された発行済みの排出権の取引や、新たな金融商品開発で活発な動きを見せるであろう排出権取引、吉と出るか、凶と出るか...

企業の経営に直接関わる今後の問題として、まったく目が離せない状況に突入していきそうです。

2009年10月5日月曜日

中川元大臣突然の訃報

昨日大きな衝撃を報じるニュースがありました。

中川元大臣の突然の訃報。

NPO法人REライフスタイルの活動にもご協力を戴き、去年今年と開催されました、環境フォーラム「地球と恋するくらし」では、ご夫婦で懸命に環境活動されている姿が思い出されます。

今年の同フォーラムでも、貢献が顕著であった同フォーラム参加団体様に当NPOより表彰もさせていただきました。

昨年のフォーラムの中では、中川先生が世界の「水」に対する豊富な知識と持論を力説され、私もその内容に感銘を受けました。

自民党にとって、日本の“政治”にとっても大きな損失である中川先生の突然の死、心からご冥福をお祈りいたします。

2009年10月4日日曜日

統一奉仕デー

本日は、ライオンズクラブ330B地区における「統一奉仕デー」でした。

昨年に引き続き、横浜市の桜木町駅前広場にて「神奈川県横浜赤十字血液センター」との協働事業で献血の必要性と現状についての啓蒙と参加勧誘活動を行いました。

予定を超える約70人に及ぶ方に献血協力をいただきました。

また、同時に「性感染症」防止について、AIDSの恐怖や感染予防についてパンフレットやコンドームの配布を行いました。

多くのメンバーやボランティア団体にもご協力を賜り、大きな成果を上げることが出来ました。有難うございました。

同場所では、他クラブも奉仕活動を行っており「盲導犬育成活動」や「集団清掃活動」もあり、まさにライオンズ一色でした。

私の友人、K氏ご夫妻、T氏カップルも駆けつけていただき応援いただきました。感謝申し上げます。

2009年10月3日土曜日

東京落選

2016年オリンピックに立候補していた東京ですが、2回目の投票で最下位となり落選。

リオデジャネイロがマドリードに競り勝ち、南米初の開催地として決定しました。

敗因は?日本がダメだったのか?リオが良すぎたのか?

国民の関心が薄い?「東京が笛吹けど、国民・都民踊らず?」、メディアのネガティブ報道?政権交代の影響?

1次選考ではトップに立っていた東京も今年9月の報告書では、辛口評価を受けていたが、そのままの流れで、このような結果となった。

もし、誘致できていたら東京はどう変わるのか?その経済効果はプラスorマイナス?

それよりも、「これでまた、世界に取り残されていく!」感がするのは私だけでしょうか?

就任後、立て続けに外交日程をこなす鳩山首相ですがその効果は?

なにか岡田外相がかすんで見える気がするんですが...

2009年10月2日金曜日

嫌な季節

食欲の秋、スポーツの秋、観光・旅行の秋...。

この季節、食いしん坊にはたまりません。スポーツも夏・冬のスポーツが同時に観れる季節。
紅葉が美しく、心を落ち着かせるてくれるのもこの季節。

プロ野球もシーズン終盤を迎えクライマックスシリーズに向けて激しい3位・4位争いが繰り広げられて、スポーツ紙やテレビを賑やかにしていますが、一方では同じチームの中からチームを去っていく選手が決まる嫌な寂しい季節でもあります。

スポーツ紙の片隅を見ると「〇〇選手、来季戦力外通告!」「どこどこ球団が、〇名の選手に解雇通告」と、この季節になると記事が掲載されます。

「今期ドラフトの目玉!」「1位指名は〇〇選手で決定!」とこれから始りを告げる記事と正反対の終わりを告げる記事です。

その中には、20代前半の選手もいれば、30代後半の選手もいます。一軍に上がった選手もいれば、上がれなかった選手もいます。

私自身も“2回”の戦力外通告を受けました。野球だけしかやってこなかったそれまでの人生の全てが終わりを告げるかの様な気持になります。

日本のプロ野球は、野球の技術は勉強出来ても、その選手自身の人生を学ぶ環境ではありません。
自分の経験上、そこで人生を学ぶ感覚というのは余程の感性を選手自身が持ち合わせてなければ困難です。

もちろん、野球を学ぶことで人生にオーバーラップできることもたくさんあり、その成果は各選手の日頃の心構えでまったく異なります。

世の中の仕組みなんて何にも分かりません。所得税住民税、医療保険、年金、金融の仕組み、政治の仕組み、国、行政のサービス、教育機関、会社組織とは...

野球先進国の米国の例を挙げると、MLBやマイナーリーグ、独立リーグ全体の組織教育が充実しており、「野球が人生」ではなく、「野球は人生の中の一部」であることを入団時に徹底的に教育されます。だから野球を辞めた後の人生の大切さが分かるのです。

米国でマイナーチームの経営に参加し、メジャーチームの国際編成部にも所属する「タック川本氏」からもお聞きしました。「チームは地域のコミュニティーだから、現役中も引退後もその行動には注目と責任が付いて回ります。だから先ずは技術力よりも人間力が必要とされるのです。」

今シーズン限りでユニフォームを脱ぐ方々、あなた達は決して人生の落伍者ではありません。新たな一歩を踏み出す出発点です。これからの人生の方が長いのです。

一時は「何でこうなったんだろう?」と思うことも大切ですが、野球で学べたことで社会に貢献して下さい。

心からエールを送ります。お互いに社会から「野球しかやっないからダメなんだ。」と言われないよう、「やっぱりプロまでいった人は違うな」と言われるよう頑張りましょう!

それが野球に対する“恩返し”だと思います。

2009年10月1日木曜日

大臣コメントと株価影響

新政権発足後の総理や各大臣が、選挙戦で繰り広げた「マニフェスト」についての実効性を実際のコメントでアピールしていますが、「やはり、しっかりとやってくれるんだ!」という感触とともに、一方では「ネガティブ発言」も国民の中では少なくないですね。

代表的なのが、鳩山首相の「温室効果ガス-25% 鳩山イニシアティブ」、藤井財務大臣の「円高容認」、亀井金融大臣の「金融モラトリアム(返済猶予制度)」が挙げられます。

特に今猛烈に話題になっている、亀井大臣の「金融モラトリアム」。発言後の金融関連株の下落がその反応を物語っています。

国民の反応はというと、ネガティブな部分だけを挙げると、「金融株総崩れ!与党の政権合意にモラトリアムは無い!」、「-25%で、産業破滅と大増税だ!」、「円高容認で輸出総崩れ!為替1ドル80円も見えてきた!」...

鳩山首相の温暖化防止についての発言にも、「日本の資本・技術の流出に対する不安を促進する政策だ!」。「国際社会においての環境リーダーは、学校の美化委員とは違う!」...

様々な意見が飛び交いますが、果たして「日本」はどこに向かって舵を取っているのでしょうか?

「100年に一度の経済破綻の第2幕の始まり」なのか?「株価に対してのネガティブ発言」はいつまで続くのか?

とにかく、本当の道しるべを早く見たいのは国民の同じ思いでしょうね。