2008年9月30日火曜日

事業計画

事業計画の重要性

我々中小企業、零細企業においては、事業の企画・計画を専門的に行う部署を設け、その為に必要な人員を確保することはなかなか難しいのが現状です。

数少ないメンバーで、現状のマイナス面を埋めるべく事業の見直しや、新規事業の機会を模索したり、資金計画、収支計画を立てたりする訳です。

そして、その計画を実行していくわけですが、その計画がすべてうまくいけば問題ないのですが(勿論、なぜうまくいったかも大切ですが)、事業開始後の計画から逸脱した部分を、どう早期に見直し改善していくか? これも事前の計画として必要項目とする必要性があります。(不測の事態への対応)

失敗を糧に出来るほど、お金も時間も余裕はないのは、ほとんどの企業が同じだと考えます。

これからの事業計画において、計画段階での現状のマーケットを意識した、戦略的な計画、情報収集、専門家の意見等々、更に充実した取り組みがこれからの我社にとって大変重要なテーマだと考えています。

2008年9月29日月曜日

青年部活動

全国産業廃棄物連合会青年部協議会
関東ブロック協議会 神奈川県青年部

全国46都道県(秋田県を除く)、約1,800社のネットワーク

各地域での活動
・幹事会
・各ブロック交流会
・賀詞交歓会
・家族交流会
・スポーツ交流会
・地域貢献事業

全国での活動
・全国大会
・情報基盤整備事業(コミュニケーションサイトの運営)
・教育研修事業(講演会設営・ガイドブック作成)
などなど

各都道府県の活動をベースに、ブロック、全国と活動は広がりをみせてます。

しかし、最近何かしっくりこないんです。

青年部としての役割は?親会の中での位置づけは?

青年部として一番重要なことは?

青年部に参加することによるメリットは?

昨今の業界で、盛んに議論されている「公益法人改革」?

広く公に利益を及ぼすことが可能な団体とは?

部会長、ブロック長、全国幹事を仰せつかっている私がこんな事じゃ失格なんですが・・・

先輩方から受け継いだものをどういう形で、次の世代に繋ぐのかを最近事あるごとに考えます。

青年部は、そのメンバーが、次の親会のメンバーになったときのための、言わば「予行演習」です。

今後どのように、その「予行演習」を進めて行くのか?

私の任期も残りわずか、もう一度すべてを見直し、次の世代に繋ぐ何らかの答えを明確にしたいと考えております。

業界団体の行く末が混沌としている中、「次の世代」に課せられた課題も重い物であることは間違いないですから。

2008年9月26日金曜日

エンターテイメントビジネス


子供の時からの憧れの「ヤンキースタジアム」
「ベーブ・ルースの家」と言われ、往年の名選手から近年のスーパースターまで、数多くの観客を魅了したプレーヤーが、幾度となくドラマを演じた特別な場所。
色々なファンが色々な想いをもって来場する。
親子二代、三代のファン、息子、父親、お祖父さん
仕事帰りのビジネスマン、恋人達、何十年も応援し続ける地域の労働者層・・・
その誰もが、プレーヤーの一投一打に「一喜一憂」する。そこには、日本の様な「強制する応援」はなく、声援と拍手と足踏み、そしてブーイング!
グランドとスタンドが一体となってドラマが進んで行く。イニングの合間の様々にファン参加型イベント、スクリーンに映し出される観客達、とにかく目立つことが大好きなお国柄(汗!)
そしてビジネス!先日、ロサンゼルス・エンゼルスのスタッフである「タック川本氏」の講演を聞いたばかりでしたので、リアルに感じることが出来ました。
ショービジネス(音、視覚、演出)
リピートビジネス(エグゼクティブ向け高額シートからリピーター向け低額シート)
教育ビジネス(次世代ファン・プレーヤー獲得の為の球場イベント)
社会・地域ビジネス(個々のプレーヤーの社会貢献、チームとしての地域貢献)
消耗品販売ビジネス(ビール、ホットドッグからテレビ放映権まで)
目にするものの中身がよく理解できたし、よく出来た仕組みに関心するぱかり。
MBLのマーケットは60億ドルを超えると言われているが、これまでの歴史の中で他のスポーツビジネスとの激しい競争も経験しているのだそうだ。
アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケー等など
選手の年俸高騰によるモラル低下からのファン離れ。
長期ストライキによるファン離れ。(この危機を救ったのは「トルネード投法の野茂」と言われているんですよ。)
とにかく「サービス業として」の徹底した手法ばかりが気になって、プレーはというと・・・(残念 涙!)
私達のサービスも同様ですね。計画・情報収集・戦略・実行・見直し・・・

2008年9月25日木曜日

長期休暇のお詫び


15日~24日まで約10日間のお休みを戴きました。

野球を辞めて一般社会に入り、初めての長期休暇を会社に無理言って頂戴しました。

この間、仕事の事は頭から離れることはありませんでしたが、様々な体験と出会いが出来ました。

また、初めて気づいたこともありました。

皆様も報道等でご存じと思いますが、今週の日曜日に85年間の歴史に幕を閉じた、もMLB「ニューヨークヤンキース」の本拠地「ヤンキースタジアム」に行ってきました。

歴史と伝統、地域の「ファン」とのコミュニケーションたくさんのことを見て学びました。

このことについては、追々お話しして行きたいと思います。

なかなか「ON,OFF」のスイッチの使い方の下手な私ですが、現在のおかれている厳しい業界の中で生き抜く為の、「一つの手法」を発見したような休暇でした。

*第二回の人物紹介にご登場いただきました、㈱クリーンサポートシステムの川崎取締役、ご協力ありがとうございました。
今後とも、貴社、貴殿のご活躍をご祈念申し上げます。

2008年9月12日金曜日

役員って?

本日は、9月度「役員会」の開催日。

8月度の収支報告、9月度の推定実績報告

各役員からの報告事項等々、約2時間の「定例役員会」。

そこで、役員って?

役員の「共通の資質」を考えると(お仲間他社も含め)
  • 「明るい」
  • 「一緒にいて嫌じゃない」
  • 「特段用事がなくても、また会いたい」
  • 「威張っていない」
  • 「危機感を持っている」
  • 「謙虚」
  • 「現場に足を運ぶ」
  • 「コミュニケーションを大切にしている」

などなど

こんなイメージがあります。トップに立つ人間、企業を組織を支える人間ってこんな感じの方達が多い!(私見ですけど)

もちろん、実務としての役員の資質は、別にもっともっとたくさん必要なのでしょうけど。

ある方が「社員の勤務時間は、通勤を除くと8時間」「役員の勤務時間は24時間」と言っていましたが「そのとおり!」いつも「会社を」「役員としての立場を」意識した、責任ある行動を求められている。

では私自身の「資質」は?

う~ん。もっと頑張ります。(従業員の皆様へ)

2008年9月11日木曜日

安全とサービス

私の先輩であり、大親友でもある、バス会社を経営するF木社長。

普段は冗談好きで、ビジネスについて熱く語ることが余りない方ですが、たまたまこんなお話しを聞けました。

「俺はね、二つだけ社員にお願いしている事があるのよ。」

ひとつは、「この会社のバスに乗って良かった。」と言っていただけるサーピスを心掛けること。

もう一つは「体調万全で乗務すること。」

をお願いしているそうです。

顧客最優先の臨機応変なサービス精神。

お客様の命を預かる乗務員としての必ず必要な準備。体調とは、精神面(悩み事、家族の病気、出産、子供の合格発表などの重要に日など)を含む「体調」だそうです。

社内で報告しておけば、クリアできることはたくさんありますよね。

たった二つの言葉ですが、社業に対する厳しい姿勢と社員に対する温かい心づかいが感じられます。

またまた、先輩経営者からの貴重な言葉を授かりました。

2008年9月10日水曜日

カーボンオフセット

以前お知らせいたしました、㈱グローバルテクノスが進めます、「カーボンオフセット事業」「グローバルテクノスの森」の植林がいよいよスタートいたしました。

各企業が排出するCO2を、カラマツの植林によって「中国 内モンゴル地区」で「カーボンオフセット」しようという試みです。

また、毎年、30Mのスビードで「砂漠化」が進む同地域の「緑の回復事業」でもあります。

弊社HPでも、ご契約の皆様にCO2の計算サービスを行っておりますが、削減の課程での排出量を、この事業で「オフセット」できるような協力体制を構築いたします。

昨今の企業では、廃棄物の削減に合わせ、CO2の削減も環境保全への取り組みとして重要課題とされています。

これからの企業の在り方を問われる「環境保全活動」は、ますます中身の濃い、意味深い活動になることと思います。

今後も弊社では、この「グローバルテクノスの森」の活動を支援いたします。

2008年9月9日火曜日

頑張る世代

NPOイベント打合せ二日目の延岡市です。

本イベントの協力依頼の為に様々な団体にお邪魔させていただきました。

延岡市資源クリーンセンター様

イベント準備委員会様

宮崎県産業廃棄物協会青年部様

延岡市青年会議所様

等々

お忙しい中、時間いただいて有難うございました。

ふと気付くと、お打合せさせていただいている方々、ほとんどの方が同年代であります。

30代、40代、仕事・家庭・子育て・・・頑張っている世代だなぁ!今、頑張らなきゃいつ頑張る?

地域による温度差はありますが、地元愛というか、郷土愛というか、何かの「ご縁」で出会う仲間にまたひとつ勉強させていただきました。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

10/18,19は延岡市 第9回のぼりざるフェスタへ

2008年9月8日月曜日

NPOイベント

来る、10月18日・19日に宮崎県は延岡市で開催されます、第9回「のぼりざるフェスタ」でのNPO啓蒙イベントの打合せのため、延岡市にお邪魔してます。

本イベントでは、「ペットボトルキャップを集めて世界の子供たちにワクチンを」の活動啓蒙はもちろんのこと、イベント会場で発生する廃棄物の分別・リサイクル・市民啓蒙のための「エコステーション」の運用も行います。

当NPO理事の甲斐氏(株式会社信和 代表取締役)の出身地であることもあり、担当理事として数か月前から汗を搔いていただいてます。

また、本イベントの「準備委員会のメンバー」の方々、「エコステーション」の運用を全面的にバックアップしていただく、「宮崎県産業廃棄物協会青年部」の皆様、更に地元団体・企業の方々、本当にお世話になります。

皆様の期待に応えるすばらしいイベントにしたいと思います。

当日は、たくさんのミュージシャンも応援に駆けつけていただきます。

滝ともはるさん、上田正樹さん、はじめ私どもNPOを支援していただいています「サポートミュージシャン」の皆様です。

様々なシーンで「熱い心の」のメッセージを届けていただいてます。今後ともよろしくお願いします。

宮崎県の皆様、延岡市の皆様、「心のこもったメッセージ」を受け止めてください。

2008年9月5日金曜日

人物紹介


本日、弊社HPで「人物紹介」第一段がアップします。

弊社とゆかりののある方に登場していただき、インタビュー形式で毎月2名、5日と20日にHP上でご紹介させていただく企画です。

記念すべき第一番目の登場者は・・・

株式会社グローバルテクノス 代表取締役 梅沢隆之 様です。

もちろん、弊社とは深い関係ですが、私自身「家族・兄弟以上」の関係だと思っている人物です。

先輩・後輩も含めて大切な仲間の中でも「特に大切な人物」です。

とにかく、人柄がいい!

どちらかというと「腹黒そうに見える」私と、対局にある人物です。

付き合って10数年、何にも変わらない・・・

変わったのは、「体系」と「砂漠化した頭皮」ぐらいです。(ゴメンナサイ)

お互い今は、会社の経営者になりましたが、「私が思っている以上の思いやり」で接してくれてます。

ともに難題を解決して、従業員とその家族のために頑張りましょう。

会社の事、プライベート、これからの思いはHPにてご紹介いたしますが、この様な関係になれる仲間はそうたくさん出会えるものではありませんし、私の文才では、この方の素晴らしさは到底書き表せませんのでこれぐらいにします。

今後とも末永いお付き合いよろしくお願いしますよ!梅ちゃん!

*うちの母は、私と話すより梅ちゃんとの電話の方が楽しいみたい(涙)

2008年9月4日木曜日

MBL メジャーリーグ流「人間力」に学べ

今日は、神奈川県中小企業団体中央会の青年中央会という、神奈川県内の様々な業種の協同組合、協会の青年部会で構成されている組織の「経営者セミナー」に社員数名で参加させていただきました。

本日の講師は「タック川本氏」

現在、MBLロサンゼルス エンゼルスのチームスタッフであり、国際スポーツビジネスアナリストでもあります。

昨年、私が部会長を仰せつかっております「神奈川県産業廃棄物協会青年部」で開催した教育セミナーで同講師をお呼びした経緯もあり、また、本セミナーの担当委員を当職がつとめているため登壇していただきました。

今回の講演は「メジャーリーグに学ぶ経営戦略」~勝つための組織と人の活かし方~と題して、約2時間もの熱のこもった講演でした。タックさん有難うございました。今後のご活躍祈念いたします。

内容を少しご紹介しますと・・・

MBLビジネスとは・・・
1.エンターテイメントビジネス(ショービジネス)
2.リピートビジネス
3.グッズ販売も含むあらゆる消耗品販売ビジネス
4.教育ビジネス

MBLビジネス成功の秘訣・・・4つのP
1.プロダクト(品質)
2.PR活動(宣伝)
3.プライス(価格)
4.プレイス(場所、スペース)

MBLが求める人間力とは・・・
1.積極性
2.努力
3.誠実
4.礼儀
5.決断力
6.表情
7.笑顔
8.声のトーン
9.寛容性
10.如才、柔軟性

MBLでプレーヤーとして成功するには・・・
1.ひるまない
2.理想・理念を持つ
3.他人が思っている以上の思いやりをもてる
4.決して自分に満足しない
5.社会に貢献できる

私自身、初めてアメリカ(サンディエイゴ パドレス)でのスプリングキャンプに参加したとき、ルーキーリーグからメジャーリーガーまでの選手を目の当たりにして、様々な思いをしたことを思い浮かべました。

粗末な道具で、決して手を抜かないで「いつかはメジャーへ」の思いで、ハングリーに練習するマイナーの選手。

数100万ドルの年俸のスター選手・・・・・

選手の乗り物も、スクールバスみたいなオンボロバスからベンツ、フェラーリに、キャンプを追うごとに変わっていく・・・

家族同伴キャンプでは、終盤はすごくセレブリティーで華やかな感じも・・・

昨日までいたのに、今日は解雇になって、ロッカーを片づけている選手・・・初日で辞任した監督もいたなぁ…日本では信じられない!

当時20才の私には厳しい現実を見たときの衝撃と、スター選手への憧れ・・・

その後、結構「アメリカかぶれ」したなぁ~。ヘアースタイル、ユニフォームの着方、プレースタイル・・・

MBLといえば「弱肉強食」的なイメージが強いですが、プレーの質だけでなく「人間的な魅力=人間力」を持ち合わせ「メジャーリーガー」なんですね。

マイナーの選手を「オーガニゼーション(組織)プレーヤー」と言います。要は「組織の中の一人」
メジャーリーグに昇格して初めて「一人の独立したプレーヤー」と認めてもらえるのです。

私も経営の中で「野球で学んだ」様々な経験を活用してます。

今後も変わらないと思います。

このブログを読んでいただいた方々も、新しい視点で更にMBLを、日本のプロ野球を応援していただければなと思います。

2008年9月3日水曜日

リユース ペットボトル

先日の新聞報道で、「リユース ペットボトル」の販売開始の記事を見ました。

どうやら今回の取り組みは、普段私達が直接口につけて飲んでいる500mlではなく、大きいサイズのペットボトルみたいですが、非常に興味深い記事でした。

すでに各国で進んでいる「リユース ペットボトル」

日本ではビール瓶、牛乳瓶でのリユースはあるのに、「ペットボトル」は?

やはりイメージ? 衛生面? 安全性?

海外の分厚いペットボトルは傷だらけで、一見すると見慣れてないせいか「これ大丈夫?」みたいに見ちゃう。

でも、その傷は「リサイクル優等生」としての「勲章」でもあります。

現在、日常出回っている「ペットボトル」にも、リサイクルPET樹脂が入っているB to B(ボドル トウ ボトル)
があります。

原料が「廃棄物由来」であるが為に敬遠される。

「ゴミから出来てんの?」
「ガラス瓶は良いけどペットボトルはね。」

まだまだ、この文化が払拭されるのには時間かかるかな?

でも、10年前より大分変わりましたよね。

「リユース」環境負荷低減、自然環境の保全、資源の枯渇を考えると、一番上位に立つ手法です。

必要でないものは「買わない」、必要なものを買ったら「もう一度、何回でも使う」、そして、どうしても使えなくなったものを「リサイクル」する。

「リユース ペットボトル」の拡大に期待します。私も自らの行為で支援したいと思います。

 

2008年9月2日火曜日

優良企業とは?

私達、廃棄物処理業界における優良企業とは?

「優良性の判断に係る評価制度」
一定の基準を満たしている廃棄物処理業者に対する審査登録制度、また、その登録業者は、許可の申請時に一部のインセンティブを認める。

簡単にいうとこんな制度

審査においての基準の柱
1.法の遵守(過去5年間に処分の対象になっていない。)
2.リサイクルの仕組みを維持管理している。(ISO14001,エコアクション21の認証登録)
3.情報の開示(会社概要、施設の内容、処理料金、財務諸表等の開示)

国や行政が進めるこの制度に対して、担当行政部署からの指導、自社内のスキルアップ、顧客からの要望、自社の付加価値の向上等のため、たくさんの同業企業が参加活動しています。

しかしながら、制度の施行後の広がりはというと・・・

なぜなのか?
・業界反応のスピード感
・インセンティブ、メリットは?
・制度を維持管理するコスト負担
・顧客ニーズなのか?
・平等・公平の立場での、行政の「優良企業」支援の限界は?

そして、業界側のリスクは?
・格付け反対論
・情報開示による競争の激化⇒収益悪化⇒不適正処理
・反社会的勢力から標的にされる危険性
等々

制度自体の見直しは必要であるが、そこまで要求されるマーケットになってきた、社会からの目が更に厳しくなってきた、ということである。→許可書があるから優良な企業とは言えない!

これを「企業努力」と位置付けるのであれば、前向きの考えになるのかとも考えます。

弊社は、審査基準の3つの柱

地域への貢献、地域からの支援

プラスして制度の維持管理を行っています。

せっかくの制度を広く様々な方々にご理解いただくためには、「情報の発信」も重要です。

その具体的に活動については、別の回に報告したいと思います。

まだまだ、すべてにおいてパーフェクトに事業運営をしているわけではありませんが、一つ一つを実際の形にしていきたいと思います。

2008年9月1日月曜日

今日から9月

9月、私の誕生日が8月だからか分かりませんが、何故だか何か新しい事が始まる月がこの月です。

新規PJ(プロジェクト)、周辺の環境の変化の始まり、欲しかったものが手に入る、出会い、問題の清算・・・

いろんな意味で節目になります。

近年はこの月に合わせて新規PJ(プロジェクト)もキックオフする様にもなりました。

PJも投資のかかるものと、比較的にかからないものとありますが、人的、ノウハウも投資と考えると、まったく投資がないPJはあり得ませんね。

私の考える、私たち廃棄物処理業の設備投資。

本来の「装置産業」の設備投資は、「設備投資を通じて社内の合理化や稼働率が向上し、その結果として、マーケットの中で優位性に立てること」と考えますが、我々業界の設備投資は、「法的な対応」「作業環境の向上」以外は、身勝手な投資が多いような気がします。

よく聴く周辺の声として、「儲かったから何か(投資)に使おう。」「設備投資したから値上げしなきゃ!」とか「設備投資したから収支が合わなくなったよ。」ということをよく耳にします。

「身勝手な投資」がサービスにつながる?ニーズにマッチする?

私は必要不可欠な項目としてこう考えてます。
・企業ビジョン、戦略との整合性
・現実に実現できる合理化の計画(コストミニマム、稼働開始までの現実スケジュール、立上トラブルの最小化)
高稼働率を実現できるマーケットサイズ
・社内・社外(専門家、金融機関)の意見の調整

廃棄物を取り巻くマーケットに「大手趣向」の大きな波が押し寄せている今、どのような手法で、組織的に、戦略的に事業運営を進めて行くべきなのか?経営者の手腕を問われる時だと感じます。

あくまでも、弊社の考えですが・・・