2011年5月31日火曜日

リーダーとマネージャーの違いとは?

組織における“リーダー”と“マネージャー”の役割の違いとは、どのようなことでしょうか?

端的に違いを述べると...

マネージャーが「計画立案」「予算配分」「人員配置」によって、目標達成に向けて進むのが役割だとすると、リーダーの役割は、「一つの目標に向けて組織メンバーの心を統合すること」であると考えます。

心を統合するということは、組織のメンバーに“夢や希望”を与えて結果を示し、目標達成という“新しい世界”を作り上げるための力をメンバーから引き出すということだと思います。

いくら素晴らしい、戦略や計画といった目標設定をしていても、それを動かすメンバーの心の統合には「夢や希望」が必要です。

そして、心の統合を引き出すリーダーへのメンバーからの「安全感、安心感」が大切となります。

リーダーとマネージャーとの違いとは、メンバーの安全感、安心感をベースとした、「心の統合」という役割が必要である。ということでしょうね。

2011年5月30日月曜日

売れる人、売れない人の差⑤

基本動作に書いてきた「売れ人、売れない人の差」。

今回は、営業人の“格”の話しです。

営業人の「格」は、持ち物に表れると言われます。

身だしなみは、売りたい“商品”と“顧客の期待する姿”を写し出すということです。

営業人の持ち物(小物)で代表的なものは?

1.靴・・・傷んだ靴、汚れた靴はNGです。
2.携帯電話・・・携帯電話はスマートに!(私は結構派手ですが) ストラップと着信音はシンプルに!
3.手帳・・・手帳は大切な記録を残すもの、手帳に気を遣っている人は“出来る人”
4.名刺入れ・・・名刺入れは「宝入れ」です。名刺入れはお客様の名刺を受ける器と考えよ!
5.筆記用具・・・お客様の前でメモを取ったり、契約書の記入などをお願いする筆記用具には投資せよ!

その他、営業人がつかう小物にはたくさんありますが、いずれも“品”のあるものを使用しなさいということでしょうね。

お客様の出会いを大切にする営業人は、すべてにおいてお客様を大切にする心の表れが、「基本動作」基本のき!に繋がるとのですね。

2011年5月29日日曜日

世界記憶遺産

お恥ずかしい話し、「世界記憶遺産」という言葉自体知りませんでした。

「世界遺産」という言葉はよく耳にしますし、テレビやDVDでもよく拝見いたします。

この度、ユネスコ「世界記憶遺産」に福岡県の山本作兵衛氏(1892〜1984)が描いた、当時の炭坑生活記録が登録されました。

「世界遺産」には、3つの種類があり、書物等で残る「記録物・動産遺産」、「世界遺産・不動産」、「人類口伝・無形遺産傑作」

歴史的貴重価値のある、人類の記録遺産は盗掘や破損でその価値を喪失するケースが少なくありません。

東日本大震災後の「平泉地区の世界遺産登録」

今後登録が期待される「鎌倉地区」

我が国の美しい場所、貴重な記録、そして、年々薄れる人と人とが伝える遺産、何か今の社会を考えさせられるニュース。

今回の山本作兵衛氏の「世界記憶遺産」登録で初めて知った「世界遺産」の中身でした。

2011年5月28日土曜日

仕事のゴールデンタイム

仕事が一番はかどるゴールデンタイムはいつですか?

私の場合ですと、午前中です。それも早朝。

「朝活」については以前にも書きましたが、私は早朝にメールのチェック等は終わらせて出勤します。

08:00からの営業グループ朝会後は、なるべくフリーの時間をとります。

業界ロビー活動や地域活動が多い小職ですので、会社にいるときはなるべく社員との対応時間にあてるのです。

カッコつける訳ではありませんが、自分の時間は「部下の時間」と感じており、実行しているつもりです。

一番自分自身にとって、効率的に仕事ができる「ゴールデンタイム」。

是非、意識して有効に活用してみてください。

2011年5月27日金曜日

商談のコツ

本日は、営業グループのプロジェクト進捗会議の後、「ロールプレイング」を開催しました。

二つのシーンをそれぞれの演者となる社員が、シナリオに合わせてお客様との商談を進めてまいります。

そして、演者が演じるシーンを観ている他の社員が、気付いたことを発表していきます。

これが、なかなか面白い。

できる営業人の商談のコツとは、いったい何なのでしょうね?

できる営業人は、明確な目的をもって商談に挑む!・・・「課題の設定」「解決策」を繰り返していくことによって、自分のペースで質の高い商談が出来ます。

できない営業人は、「取りあえず訪問」。目的の無い商談を繰り返す。・・・相手の「情」だけが頼りの人間関係は、相手のペースでしか商談ができない。

質の高い商談とは、訪問目的の確認、前回訪問がある場合は、前回の商談の確認、本日話すことの確認、宿題の確認と、「確認に始まり、確認に終わる」これが、コツなのでしょうね。

2011年5月26日木曜日

情報メタボ

多すぎる、無用な情報に振り回されて、自分の時間を奪っていることはありませんか?

「話題に遅れたくない」「広く浅い情報に価値がある」「情報入手だけで、アウトプットがない」

こんなことを経験したことがありませんか?

情報は、足りないことよりも、多すぎることが問題なのです。

そんな「情報メタボ症候群」を治すためには、情報ダイエットが必要になりますね。

そこで大切なのは、情報のテーマを絞り込むことです。

①情報テーマを思い切って絞り込む
②ニュースソースを絞る
③情報収集ツールの特定(自分に合うツール)

そして、更に大切なのは、その情報を使うことです。

知っていることが大切ではなく、その情報を何に活用するかですね。

少し、不十分な情報でも積極的にアウトプットしていくことで、何らかの反応があり、より価値のある情報が集まるものです。

情報ダイエット。効率のよい生産性の高い仕事のために必須のようですね。

2011年5月25日水曜日

自己紹介のコツ

「自己紹介のコツ」?そんなコツがあったら知っておきたいですね。

初対面の方とのコミュニケーションで大切なのは、印象付ける自己紹介です。

そこで重要なのが、共有できる話題です。

誰とでも共有できる話題の代表的ものが「きにかけていました」だそうです。なにそれ?

“き”・・・季節
“に”・・・ニュース
“か”・・・家族
“け”・・・健康
“て”・・・天気
“ま”・・・街
“し”・・・趣味
“た”・・・食べ物

この「きにかけてました」が、相手と共有しやすい話題だそうです。

なるほど!

そして、切り出しのフレーズが大事です。

「〇〇〇な藤枝慎治です。」と名前の前に、切り出しの一言を際立たせることが、その後に続く言葉の印象も変わってくるものです。

自己紹介、なかなか難しいものですが、数秒で好印象を与える大事なセレモニーでもあります。

得意のフレーズを用意して、いざという時に備えましょう。

2011年5月24日火曜日

仕事の早い人の習慣

「仕事が早い!」と言われる人の習慣とは?

大変興味があります。

「仕事が早い人」は“整理”のコツを知っている。

“整理上手”のコツとは?

☆つねにやる!

☆終わったらすぐやる!

の2つだそうです。

「いつ」やろう!ではなく「つねに」やる!ということです。

仕事の早い人とは、整理ができる習慣のコツを心得ている。ですね。

2011年5月23日月曜日

NPO法人Reライフスタイル通常総会

先週20日金曜日に開催されました「NPO法人Reライフスタイル」通常総会についてご報告致します。

設立5期目の平成22年度事業にについてのポイントは以下のとおりです。

☆回収拠点となる会員加入1社。これにより、神奈川、東京、埼玉、宮崎、岡山、愛媛に石川県が加わり、活躍の幅を広げました。

☆ペットボトルキャップ提供協力者(社)が3,047者(社)となる。前期末2,548者(社)。

☆ペットボトル収集量、約9,450万個(年度目標8,400万個)、約236トン。

☆ワクチン募金額、4,165,576円。(ペットボトルキャップ対価全額寄付)
*これまでの累計11,947,083円。

☆ポリオワクチン換算、208,279人分。

以上の結果となりました。

また、平成22年度功労賞を3団体の方々にお贈りさせて戴きました。

☆日本製紙総合開発 株式会社 様 提供協力量7,096.4kg(平成20年4月~平成23年3月)

☆富士通 株式会社 川崎工場 様 提供協力量9,333.0kg(平成19年7月~平成23年3月)

☆株式会社 大丸松坂屋百貨店 様 提供協力量7,850.0kg(平成21年11月~平成23年3月)

大きな功労に心から感謝しますとともに、活動に対して敬意を表します。

また、NPO法人立ち上げ当初から事務局として頑張ってもらい、先日退職されました「金田律子さん」にも感謝状をお贈りさせて戴きました。本当にお疲れ様でした。

なお、決算書等の情報開示についても、NPO法人ホームページ事業報告のページで近々にアップさせて戴きます。

平成23年度も、皆様の善意を透明性をもって確実に「世界の子供たちにワクチンを日本委員会」にお届けさせて戴きます。

今後とも、ご協力宜しくお願い申し上げます。

最後に、事務局の皆様、会員の皆様、そして、理事・監事の皆様、一年間御苦労さまでした。本年度も宜しくお願い申し上げます。

2011年5月22日日曜日

売れる人、売れない人の差④

「せ・め・て」の“て”=手

“手つき”は、お客様を丁寧に大事にするサインなのです。

丁寧な手つきは、営業人と商品(サービス)の価値を左右します。

商品(サービス)を高価なものにも安いものにも見せることが出来るのが「手」です。

重要なポイントは、「手の内を見せること」です。

ここでの「手のうち」とは?掌(てのひら)のことです。

名刺交換、書類を示す、プレゼンの際のパネルを示す等、すべての「手を使う動作」に大切なのは、「掌」(てのひら、手の内側)を見せることです。

・相手にものを渡すときは、両手で掌を見せて。

・方向を指すときは、指ではなく、掌を見せて。

・手元の書類を指し示すときも、指ではなく、掌を見せて。

・テーブルがある場合は、手をテーブルの上に置いて。

・特に「手癖」には注意!湯のみを触り続ける、ストローを回す、テーブルを指で叩く、ボールペンをカチカチ鳴らす。

・ひじ杖などはもってのほか!

キチンとした「手の動作」が、より良い商談に導きます。落ち着きの無さや集中力の無さは、営業人の品位を損ないます。

「手」の使い方が悪い営業人は、商談を“雑談”に変えてしまうということです。

2011年5月21日土曜日

売れる人、売れない人の差③

「せ」「め」「て」の“め”=目

目力は大切です。目力でお客様を説得できる人と、目でお客様を逃がす人がいます。

それは何故か?

人の信頼度は「目」から判断されるからです。

そこでポイント

・一対一での面談の際の視線の置き場は、相手の顔の上に三角形を置き、その中に常に視線を置く、あまりにも相手の目ばかり見ていると威圧的である。

・視線を当てたり、外したりすること。相手が目を合わせたら、こちらも目を合わせる。相手が書類に目をやったら、自分も相手が目をやったところに向ける。

・相手の視線から感情を読む。相手の目線先に何かがあるものです。時計を見れば時間を気にしている。隣の人に気を使っている場合は、その人が決定権を持っている。提案書やパンフばかりパラパラ見る人は、話しに興味がないか、迷っている人。

こんな風に、「目」は非常に大切なのです。

昔から、「目は口ほどにものを言う」という言葉があります。

すべて、営業人の“情熱”“自信”“説得力”“人間性”につながる訳ですね。

2011年5月20日金曜日

売れる人、売れない人の差②

「背」の姿勢は、仕事に取り組む姿勢を表す。

背筋がきちんとしている人は、その人の心の状態も良いものです。

猫背でうつむいた営業人に、「会いたいなぁ」と思うお客様はいない!

ポイントは、“立っている時の姿勢”“座っている時の姿勢”“お辞儀の姿勢”の3つ。

立っている時の姿勢は「気をつけ」の姿勢が大事。背中はまっすぐ、前かがみにならない!

座っている時の姿勢は、「背もたれはない!」と思うことが大切!説得する姿勢に椅子にもたれかかる様な姿勢はない!

お辞儀の姿勢は、「背中はまっすぐ」「グーは握らない」「脚は閉じる」です。

姿勢一つをとっても、これだけチェックすることがあります。

売れる人は、姿勢が美しい!美しいものには人は惹かれるものです。

2011年5月19日木曜日

売れる人、売れない人の差①

基本動作。

基本の“基”とは?

「第一印象」である。

昔からよく耳にする、「せめて、見た目だけはキチンとしろよ!」と先輩、上司から言われる言葉がありますね。

その「せめて」とは?

“背”“目”“手”

“背”・・・『姿勢』

“目”・・・『視線』

“手”・・・『手の動き』

と解釈が出来るそうです。

営業人の動きの基本とは、「せ・め・て」だということです。

こんな感じて、営業人としての「売れる人、売れない人の差」を、今後もちょこちょこ出していきますね。

当社の営業人、ここが入口ですよ。大丈夫ですか?

*営業を行う“人”にフォーカスしていきますから、「営業マン」ではなく、『営業人』で表現します。

2011年5月18日水曜日

売れる人、売れない人の差

「どうすれば売れるのか?」この答えを求めて、日々営業マンは苦心して仕事に取り組んでいます。

ほとんどの営利企業は、「どうすれば売れるのか?」を追及し、要求しています。

なかでも、営業マンは“売る”ための直接の担当者として「売れたか?売れないか?」が数字として如実に表れますから、厳しい営業最前線で戦っている訳です。

しかし、この「売れる、売れない」の営業マンの差は何なんでしょうか?

「とにかく訪問件数を増やせ!」「運よくお客様に恵まれた!」「良い商品だったら売れる!」

こんな事で、“売れる”のでしょうか?

答えはNOです。

“売れる営業マン”は、先ずは基本が違います。営業の基本をしっかりと押さえ、「自分のスタイル」と言えるまでに、自分の身につけているものが売れる営業マンなのです。

では、その“基本”とは?

自分なりの基本を、明日からのブログで少しづつ書いてみたいと思います。

2011年5月17日火曜日

感謝の気持ち

「この世で一番不幸な人は、感謝の心がない人」いった人がいます。

「ありがとうは大切です。」

ありがとうにもスキルがあります。

☆心をこめて「ありがとう」と言う。
☆感謝の言葉は明確にはっきりと言う。
☆相手の顔をきちんと見る。
☆名前を呼んで感謝する。
☆感謝する訓練をする。

ちょっとした、心遣いでできる簡単な行為。

マスターすれば、一生の財産です。

2011年5月16日月曜日

再生可能エネルギー重視

先日、菅総理が発表した、今後の電力に関わるエネルギー政策については、日本国内のエネルギー戦略は勿論のこと、国際的にも様々な波紋を起こしそうです。

2030年には、電力の50%を原子力でまかなう政策を、太陽光、太陽熱、風力等再生可能エネルギーを基幹とする考えでありますが、海外からの視点は、下手をすると「日本の原子力離れ」と取られます。

ここにきて、地球規模での温暖化対策については、自らが25%削減を掲げ脱温暖化を牽引してきた我が国が、改めて温暖化対策についても再考を迫られる立場となってまいりました。

今月中に開催される「日中韓首脳会議」「G8主要8カ国首脳会議」での、原発事故をはじめ、エネルギー政策など菅首相の発言が注目されます。

2011年5月15日日曜日

大道(おおどう)をまっすぐに進む

何かを成し得るためには、何事にも順序、段階を経なければなりません。

しかし、人間誰しもなるべく早く、簡単に、楽に成し遂げたいという欲望が沸いてくるものです。

しかし、目指すものには必ず大道(おおどう)があります。大道を歩いていても障害や行きづまりに出会います。

大道(おおどう)を行くと言う事は、避けては通れない試練や、その段階を経ないと味わえない経験則を、身体で、心で感じることだと思います。

「近道を行く者は、決して大成しない!」

論語には、『行くに径(こみち)に由(よ)らず』という言葉があります。

“径”とは(こみち=小道)であり、「近道」を意味します。

すなわち、『大道をまっすぐに進め!』という意味です。

言わば、“小道”を行った者は決して大成しないということです。

私の大好きな言葉ででもあります。

2011年5月14日土曜日

皮肉なことに

私は時間を見て、ビジネス誌のバックナンバーを確認します。

あるビジネス誌の広告特集記事に被災前の福島第二原発の記事があった。

「最新技術と絶妙な連携が可能にする、クリーン電力の安全・安定的な供給」という見出し。

電力会社とプラントメーカーとのパートナーシップを中心として記載されている。

小見出しを見ると...

「首都圏の産業と暮らしを支える原子力発電。」
「プラントメーカーと二人三脚で安全を確保」
「気泡を用いてひびを防ぐ世界屈指の技術」「高い技術を支える匠の技能」
「非常時でも確実に電源を供給するディーゼル発電機」
「柏崎、刈羽の教訓を生かした耐震性向上工事」
「地震など非常時対策にも万全を期す」

振り返りの大切さは、別な意味で重要な事があるものです。

福島県産の農畜産物や資材等に対して与える、今回の原発事故が及ぼす“風評被害”は甚大なものへ拡大しています。

これから始まる災害廃棄物撤去作業についても、大きく影響を与えるでしょう。

何が安全?どの情報が正しいのか?そして、今後どのように終結していくのか?国民はこのことを一番知りたいのです。

2011年5月13日金曜日

節電一律15%

東日本大震災を発端として、福島原発事故、浜岡原発運転停止により、東京電力、東北電力管内での夏の電力不足に対応する政府の電力需給対策が示されました。

家庭や個人に対しては「家庭の節電対策メニュー」を策定し、7月~9月の午前9時から午後8時の間に節電を呼び掛ける、計画停電については、あくまでもセーフティーネットの位置づけだが、計画停電の恐れが高まった場合、テレビや携帯電話を通じて「需給逼迫警報」を発令するという。

また、企業については契約電力500キロワット以上の大口需要家は電気事業法27条に基づく使用制限を発動。7月1日に開始し東電管内は9月22日まで、東北電力管内は9月9日まで、午前9時から午後8時の間、前年比で15%削減した値を使用電力の上限とする。

24時間操業を行う当社においても大変な問題となります。被災後、夏の電力不足に対する節電計画について、工場とは対策を詰めてきてはいますが、いよいよ本格的に対応を実施しなくてはなりません。

先日の新聞報道では、この節電が企業与える影響はプラスと試算しており、単純成長率に節電効果が加わり、特に県内においては全国平均を大きく上回ると予測しています。

皮肉な事に、昨年、全国産業廃棄物連合会で行った「CO2マイナスプロジェクト」では、全国へ「CO2の削減はお財布にも優しい!」と啓蒙していたことが実際に強制的に行われることとなりました。

製造業にもサービス業にも大きく影響を与える今回の節電の策定、その影響がプラスなのかマイナスなのかは、企業間で大きく異なりそうです。

大変な状況だからこそ、より良いアイデアが生まれるはずです。

2011年5月12日木曜日

情報の記憶

人はどうしたときに情報を記憶できるか?

読んだ時・・・10%

聞いた時・・・20%

見た時・・・・30%

見て、聞いた時・・・50%

口に出して言った時・・・70%

口に出しながら、行動した時・・・90%

なるほどと感じる数字です。

2011年5月11日水曜日

時間のつくり方

一日の仕事の中で、自分の思いどおりにスケジュールをこなせる事がどれだけ出来ますか?

小学生の夏休みに作った一日の時間割り、皆さんも記憶にあるかと思います。

時間管理の最大の敵は、「他人からの邪魔」です。

この時間、こんなことをやろう!と思っていたのに、上司から呼ばれた。お客様から急に呼び出された。

こんなケースがたくさんあると思います。

この時間管理の最大の敵を未然に防ぐことができれば、自分も思うように時間を管理できるはずです。

「報告すべきことをきちんと報告しておく。」「依頼されたことに期日を守る。」「聞かれる前に話しておく。」「トラブルの予測をきちんとヘッヂしておく。」などなど

自分で出来る事はたくさんあります。その一つでも事前にクリアーしていれば、自分の時間は管理できるものです。

そうすれば、趣味や余暇の時間は勿論のこと、学習(予習、複習)する時間もとれるものです。

「1日3食だけではなく、1日4食のすすめ!」も可能となります。

朝、昼、晩の食事だけではなく、“学ぶ”という、自分の栄養を取り入れる事もできますね。

2011年5月10日火曜日

中国エネルギー対策

中部電力浜岡原発の運転停止というニュース。

今後の日本での電力供給が大きく変わる事は間違いありません。東京電力や九州電力等に融通していた中部電力の余力も打ち切りとなり、ますます夏に向けての状況が心配になります。

我が国の原発に関する意見は、福島原発被災により大きく変貌していますが、お隣の中国では都市整備が次々の進む中、「スマートシティ構想」が実現されており、そのノウハウを提供しているは日本の大手企業である、パナソニックや日立であります。

一から創ることができる中国のお国事情、街づくりのアイデアの段階から各社がインフラ提案を出来る事は、新興国としての一つのメリットなのかもしれません。

言い方は悪いが「二番煎じ」的な利点を最大活用できているという訳です。

言わば、環境配慮都市、スマートシティ、エコシティ、エコタウンを都市計画の段階から取り入れる事が出来るわけで、そもそもある都市を変えていくのとは大分その労力も違うということです。

今後、世界最大の環境市場となる中国の動向からは目が離せません。

中国の第12次5カ年計画にあるように、財政資金を集中投入する項目として、以下を掲げています。
1)省エネ、環境保護
2)次世代情報技術
3)バイオテクノロジー
4)先端レベルの設備製造(新型航空機、高速鉄道)
5)新エネルギー(原子力発電、大型風力、太陽光、太陽熱発電)
6)新素材(炭素繊維、超電導素材)
7)新エネルギー車(ハイブリッド、電気自動車)

今後の戦略的環境新興国産業に注目です。

2011年5月9日月曜日

記憶に残る学び方

人間の学びに関する記憶。

聞くだけ・・・3時間後の記憶70%、3日後の記憶10%

見るだけ・・・3時間後の記憶72%、3日後の記憶20%

見て、聞く・・3時間後の記憶85%、3日後の記憶65%

2011年5月8日日曜日

腹立たずの会

みなさんは、「腹立たずの会」という会を知っていますか?

歴史を遡ること、戦国時代豊臣、徳川の時代です。

豊臣恩顧の外様大名でありながら、明治維新までの二百七十年間、大名として一国を守り続けた「筑前五十二万石黒田藩」。

豊臣秀吉のもとで天才軍師と言われた「黒田官兵衛孝高」(または黒田如水)が息子長政に託した言葉に「偉そうに振る舞うと、皆から嫌われ、やがて国が滅びる」という教訓があります。

黒田長政は、その教訓を忠実に守り、五つの戒めを守ったと記録されている。

●相手を見下げて、権威ぶった態度をとってはならない。
●言葉を荒くしたり、ささいなことで目を怒らせたりしてはならない。
●人から注意されたならば、はねつけてはならない。
●自分に非があるのに、威圧するような言い方で、ごまかしてはならない。
●わがままに振る舞ってはならない。

そして、長政は毎月1回、黒田家の幹部を集めたといいます。そして、その席で議長格の長政がこう宣言したと言います。

●私は、この会合で何を言われても、恨んだり、憎んだりしません。
●この部屋を一歩でも出れば、ここで話されたことは、一切口にしません。
●私は、この会合で何を言われても、腹を立てません。

そして、この誓約を参加者全員で同じ誓約をしてから会合をおこなったそうです。

この会こそが「腹立たずの会」である。

このメンバー全員が上に立つ者としての役割と責任を理解し、「少しでも向上したい!」「信用される人間になりたい!」とい気持ちでいのだと察することができる。

約三百年もの間、一国を守り続け民から慕わられたリーダーとはこういう事かとつくづく感心させられる歴史の記述です。

2011年5月7日土曜日

人間の本性

より良い人間関係を築く為の第一歩は、人間とは何か?人間の本性とは何か?を理解することです。

世界で累計500万部をセールスした、レス・ギブソンの著作『チャンスがやってくる15の習慣』には、人間の本性についてこう記しています。

「人間とは、もともと自分のことしか考えない生き物です。関心があるのは自分自身であって、そもそも他人には興味がありません。これが人間の本性です。」

「別の言い方をすれば、相手はその人自身のことを考える1万分の1も、あなたのことを考えていないものです。この場合、逆も真なりです。あなたも、世の中の誰よりもあなたのことに、はるかに関心を持っているはずです。

人はこの様なか本性を持っている訳ですから、必然的にその行動もその人自身の考え方や利害に左右されるのです。

人間は、もともと利己的です。恐らく人類が絶滅するまで、変わらないと感じます。

より良い人間関係を築く為に、この人間の本性を知りえていれば、自分を抑えるべきところは抑え、相手に気を配ることを忘れずにいることができるのです。

そして、何よりも肝心なのは、“見返りを期待したり”、相手の対応に“怒り”を感じないことです。

そもそも人間は、自分のことしか考えないものだからです。

2011年5月6日金曜日

ミスを納得させるルール

1.そばに誰もいない場所で行う。(声は荒げないで)
2.ミスを指摘する前に、必ずねぎらいの言葉や、褒め言葉をかける。(衝撃を和らげる)
3.その人個人を批判するのではなく、行動を指摘する。(指摘されるべきは行動)
4.解決方法を示す。(やり方の間違いの指摘なので、正しい方法を必ず示す)
5.命令するのではなく、協力を求める。(命令よりも依頼)
6.1回のミスにつき、指摘は1度まで。(指摘が正当化されるのは1度だけ)
7.なごやかな雰囲気で締めくくる。(一緒にやって行こう感が重要)

こんなの生ぬるいと言うご批判もあるかも知れませんが、“効果的”な指摘と部下の成長をかなえる為には、現代社会を背景に考えても正しいやり方と考えます。

この様な考えを、バリバリの体育会系の私が言うのもなんですが…

時代は変化を続けるのです。そして、自身も変化(成長)し続けなくてはならないのです。

2011年5月5日木曜日

効果的な指摘

昨日のブログに、部下に対する正当な評価に関することを書きましたが、単なる成果だけを評価するのではなく、部下の成長の足跡も評価したいものです。

成長には、系統立った成長もあれば、幸運な成長があります。

幸運な成長とは、何かの拍子に弾ける様なことです。

私は、この弾ける成長のきっかけとなるのが、上司の効果的な“指摘”だと感じてます。

効果的な指摘に必要なことは、部下を納得させられるかどうかだと思います。要は指摘する側の心の持ちようにあると言うことです。

一番良くない指摘は、指摘する側の満足感だけしか残らない“文句”です。

叱りつけたり、やりこめたり、身の程を思い知らせたりするなら、部下の憤慨だけが残って、何の進展もありません。

そもそもミスを指摘されて喜ぶ人はいないのです。

しかし、部下のミスを正したい場合、キチンとしたやり方で指摘すれば、必ずより良い結果が指摘する側もされる側も得られるはずです。

キーワードは、『部下のミスを怒りで反応しない!』です。

明日は、その為の守るべきルールを書かさせて戴きます。

2011年5月4日水曜日

ぶれないリーダー

昨日に引き続き“ぶれない”に関する話題。

“ぶれない”リーダーは、総じてどの様な考えずと行動を“習慣的”に行っているのか?

ファーストリテイング最高経営者柳井正氏の著書から紐解いてみます。

1.常に目標を掲げることのできる経営者か?
2.成果を第一に考える経営者か?
3.事実を把握している経営者か?
4.現場の意をくみ取る経営者か?
5.部下の成果を正当に評価する経営者か?
6.失敗を体験を生かせるリーダーか?

この6項目が全てを物語っていますが、私は特に1.3.と5.6.を重要視します。

1.は、ゴールを決めれば、その為には何をすべきかが見えてきます。
3.は、信頼する各グループの長からの報・連・相が事実かどうかを、数字と照らし合わせながら“嗅ぎ分け”ます。
5.は、会社の勢い、社員のモチベーションの向上は、個々への正しい評価です。数字で計れるものと計れないものがあります。先入観や一時的な社員の反応・対応だけで評価してはいけないのです。

そして、失敗の経験こそが、その後のより周到な奥の深い計画を生む『学習体験』に変わると考えます。

2011年5月3日火曜日

ぶれる?ぶれない?

近年、『ぶれる』と言う言葉を、経営や政治などの様々なシーンで、見聞きします。

“ぶれる人”と“ぶれない人”の違いとは?

ぶれない人の特性
・責任感の強さ
・利他性(公益思考)
・困難、葛藤への対峙
・自己決定性(決断力)

ぶれる人の特性
・無責任(甘え)
・利己性(私益思考)、高い自己評価
・困難・葛藤からの逃避
・他からの影響の受けやすさ

ぶれる経営は、社員を迷わせます。
どこに向かえば良いのか?

私なりに分析すると...“ぶれる人”とは?
「飽きっぽく、物事を深く考えず、気分で行動するタイプ」

2011年5月2日月曜日

間違った指示の後...

人に完璧はありません。

ミスはおかすものです。

肝心なのは、その後のフォローです。

上司が、もし間違った指示をした場合、その後どの様にフォロー出来たかが、後々の上司、部下の関係に大きく影響を及ぼします。

ここで重要なポイントが、“互いの尊敬”です。

部下が上司を尊敬することはあっても、上司が部下を尊敬することは?とお考えの方もいるかとおもいますが、そんなことはありません。

互いに人と人として、尊敬しあえれれは人間関係も順調になります。

間違った指示の後のフォローにおいて、一番大切なことは、素直に謝ることです。

互いの尊敬があれば、素直にあやまれます。

謝ることで信頼関係はさらに強くなれます。

2011年5月1日日曜日

友活?

注目のキーワード!

就活、婚活の次は“友活”だそうです。

学生は就活、若者は婚活、そしてシニアに「友活」

友活のニーズの背景には、“核家族化”と“長寿”があるようです。

男性はリタイア後の時間が増え、女性は子育て後の時間が多くなり、生活環境も戸建からマンションへと移り変わり、「ひとり老後」を満喫するためには“友活”は欠かせないキーワードとなるようです。

そう言えば、「近所づきあい」という言葉を最近は聞かなくなった様な気がします。

*月刊プレジデント2011.5.2号参照