2011年2月28日月曜日

強い組織は規律も厳しい

「強いチームは規律も厳しく、それを皆が守っている!」と選手時代に良く耳にしたものです。

長髪、染髪、髭、ユニホームの着こなしなど、細かく指導されていました。

私が新入団一年目の教育リーグの時、当時の巨人軍の名物寮長武宮さんに試合前に「藤枝ちょっと来い!」といわれて、巨人軍のバスに呼ばれました。

他チームの関係者に何を言われるかと思ったら、「次の巨人戦までに、その頭の毛を短く切ってこい!」と言われたことがありました。

この名物寮長武宮さんは、実は私の郷里熊本の出身で、「何だその頭は、お前は熊本か?」「次の巨人戦までに切ってこい!」となった訳です。

郷里の大先輩ではありますが、話したこともなければ、そもそも他のチームですから言われる筋合いはなと!

当時18歳の私ですから、致し方ないことです。

しかし、今思えば、当時の巨人は、一軍も二軍も強かった。

「巨人軍は常に紳士たれ!」の合言葉どおり、身だしなみも全員がキチンとしていて、規律正しい雰囲気がありありと見えていました。

一般的に考えても、第一印象は大変大事であり、服装などの見た目で決まるのが常の様です。

強い組織=規律正しい

規律に関して考え事をしていて想い出した、懐かしい思い出でした。

2011年2月27日日曜日

もぐら叩きは楽しい?

日常の仕事の中で起こる突発的な出来事に振り回されて、または、部下や周りからの問い掛けに自分の時間の大半を奪われることを経験した管理職はいるはずです。

このように、自分が進もうとしている道に突如として現れる事件を「もぐら叩き」の様だと言った人がいる。

ゲームセンターにあるもぐら叩きは楽しいものです。しかし、ビジネスの上では、目の前の問題・課題ばかりに目が行って、毎日毎日“もぐら叩き”をしている人が少なくないはずです。

得てしてその様な人は、仕事量の豊富に満足し、一歩も前に進んでおらず、自分は疲れ、周辺の人々もその
不幸のスパイラルに巻き込んでいることに気付いていない人か多いものです。

ビジョン(計画・方針)を山登りに例えた話しは以前にもしましたが、山に登ると決めているにも関わらず、目の前に現れた「もぐら」を叩くことばかりに必死になり、“山”には登れていない!

少しぐらいの、“もぐら”が顔を出しても、そんなものは放置し“山頂”に向かえば、ちょっと前に気になっていたもぐらのことなんか忘れてしまうし、“山頂に向かえば向かうほど”その“もぐら”は出て来なくなるはずです。

答えは一つです。もう“もぐら”は気にせず、とにかく“山”に登ることです。

2011年2月26日土曜日

自ら動く時代ですが...

高度成長期では、自ら動かなくてもお客様から注文を運んで来てくれた。

注文が終増える、増産体制をとる、設備を投資する、人を雇う。

仕事は全て「受け身」で出来た。

しかし、現在は待っていても仕事は増えない。だから、自分から動かなければならない。

これは、自然の流れである。

ここで大切なのが“人”である。

自らが動かなくてはならない時代では、「他の人とは違う」という差別化をお客様から計られます。

ですから、経験則でけではなく学習をします。

しかし、学習して新しいことを始めると「テクニック」「システム」に走りがちです。

危険なのは、そのテクニックやシステムを使うのは、そもそも「人」だということを決して忘れてはならないのです。

他人との差別化は、一部分の「狭い領域」でも構わないのです。

“自分は何が上手”“何が得意”“なぜお客様から評価されているか”を冷静に理解することが一番大切です。

テクニックやシステムは、あくまでも“効率的に仕事を行う道具”です。

この道具に振り回されて、自分を見失ってはいけないのです。

自分を失うとは、自分の良さを忘れるということです。

2011年2月25日金曜日

自分の価値

文部科学省所管の教育研究機関が行った調査。

日本、米国、中国、韓国の高校生、7,200人に対して行った意識調査が発表されました。

結果に今の日本が反映されているのか?日本人の文化なのか?

「私は価値ある人間である。」
米国89.1%
中国87.7%
韓国75.1%
日本36.1%

「私は自分に満足している。」
米国78.2%
中国68.5%
韓国63.3%
日本24.7%

「親は私が優秀だと思っている。」
米国91.3%
中国76.6%
韓国64.4%
日本32.6%

皆様はこの結果をどう捉えますか?
*読売新聞参照

2011年2月24日木曜日

花粉対策

そろそろ花粉の季節になって来ました。

私は、お陰様で花粉で悩むことは経験しておりませんが、周りの方々はお悩みの方が多いようです。

今年は、6年振りに大量飛散なんて情報も飛んでおります。

花粉対策は何と言ってもガードが大切です。

そこで、花粉症対策アイテムランキング
1.マスク
2.飲み薬
3.目薬

第一位はマスク!花粉症対策=ディフェンスと言うことです。

マスクを購入する際のポイントは、花粉の遮断、お値段、そして、息苦しく無いだそうです。

花粉対策の肝は、ディフェンスですから、極力顔に密着させて、息苦しく無いとなると超立体マスクになりますね。
後は、値段の問題ですが…

とにかく、花粉症は集中力を奪い、ストレスをためます。

先ずは、しっかりとディフェンスして、辛い季節を乗り越えて下さい。

2011年2月23日水曜日

スプリングカンファレンス2011

全国産業廃棄物連合会青年部協議会「スプリングカンファレンス2011in沖縄が開催されました。

全国47都道府県の部会長が一同が沖縄の地に集い、2011年度の事業計画に向けて各ブロックの意見を集約し、活発な議論が繰り広げられました。

(1)会員増強の成功事例や部会運営についての問題点及び課題について
(2)次回全国大会の運営(記念事業)について
(3)教育研修事業における共通事業テーマを勘案する
(4)その他、今後の青年部活動に関する課題等について

それぞれのテーマで約3時間にも渡る集中討議でした。

業界の次世代を担う我々が、何をやるべきなのか?

大変有意義な、全国の意見のボトムアップが出来ました。

今回の意見をベースに、充実した次年度事業計画の作成に進めそうです。

全国幹事、各都道府県部会長及びオブザーバー会員の皆様、大変お疲れ様でした。

また、設営をご担当戴きました沖縄青年部の皆様にも大変ご苦労をお掛けしました。

心から御礼申し上げます。

2011年2月22日火曜日

資源再生事業

先日の報道によると、下水汚泥、生ごみ、間伐材を燃料や堆肥、素材とした再生可能なバイオマス利用をめぐり、総務省行政評価局が「効果は皆無」と判定とある。

国が2008年までの6年間に実施した214事業について、地球温暖化防止など期待される効果が出ている事業を「皆無」と判定したということです。

その間の関連予算は、6年間で約6兆5,500億円に上がるが、その中で事業の決算額を把握できていないケースが43%もあると言うから驚きである。

行政評価局は、農水省など関係6省に改善勧告をしたというが、国民の税金を使って効果が「皆無」とは...

地球温暖化防止に関する効果は、数値がするのが大変難しいとは思いますが、2008年以降、大きな改善があり、技術進歩とともに、事業の内容も成熟し、次の報告には「効果あり」と聞きたいものです。

しかし、最近はとんと地球温暖化防止とかco2削減の文字が紙面にも登場しなくなりましたね。

2011年2月21日月曜日

営業マンの行動パターン

優秀な営業マンの行動パターン。

おもしろいデータがあったので紹介します。

○相手先へのアポイントについて・・・能動的(積極的に)にアポイントを取る
○商談、社外プレゼン前に靴を磨く・・・勝負前に靴を磨くが過半数
○商談、社外プレゼン前に競合相手のことを想定する・・・プレゼン前に敵を知る
○商談、社外プレゼンで挨拶は短くする・・・すぐに売り込みはしない
○商談、社外プレゼン前にタイムリーな話題をして入れおく・・・7割が話題の仕入れを欠かさない
○商談、社外プレゼンの挨拶で相手のよいところを褒める・・・35%が挨拶で相手を褒める

その他、優秀な営業マンは
☆明るい印象を保つ
☆相手の真意を探る
☆相手が何を考えているかを探りだす
☆ビジネスの三大要件は、“ニーズをつかむ”“ニーズにあったサービスを提供する”“競合他社を想定する”と考えている
そして、自分の(当社の)“優位性(強み)”をアピールしている。

パターンベスト3
①部下との面談をこまめにしている
②目標達成のためには根回しを抜かりなくやる
③間違いははっきり指摘する

営業とは、お客様との接点をいかに取れるか!営業とは、如何に自社の付加価値を相手に届けるか!

営業は、奥が深いですよね!そして、楽しいものです。

2011年2月20日日曜日

本当の安定とは?

「安定志向」

まさに現在の状況だと感じます。

あるコラムに、「あなたはサラリーマンとしての生き方と起業家として生き方のどちらを選びますか?」
という問いかけがありました。

答えはもちろん、どちらの生き方でも良いのです。

この究極の選択は、結果としてどちらの道が幸せか?ということなんだと思います。

人の価値観は十人十色です。幸せか?不幸か?はその人次第なのですから。

では、大企業=安定の神話は今も健在なのか?公務員=安定なのか?

もうその神話は崩壊しているような気がします。終身雇用や年功序列はもう既に過去の産物となっています。

しかし、考え方によっては、今の時代、どちらの道も両立できる時代とも言えるのではないでしょうか?

就職先人気上位を誇っていた企業が経営破たんし、大規模なリストラを行い、公務員についても歳費削減の旗のもと、年々人員の削減、早期退職を募っています。

この様な状況下で、本当の意味での安定を望むのであれば、重要なのは「個人のスキル」をキチンと磨いているかどうかのような気がします。

どんなに企業が破たんしようが、早期退職を迫られようが、その結果として起業しようとしたにせよ、自分のスキルを伸ばす努力をし、そのスキルを身に付けていれば、どこでも生きていけるものだと思います。

本当の安定=自分のスキルを伸ばすこと!これが現在の「安定志向」のような気がします。

昨日、当社でのインターンシップのスケジュールを終えた「インターンシップ4号の松浦航君」が、成果発表会を当社幹部社員に向けて行いました。

当社のインターンシップ生に共通して言えるのですが、とにかく“心がいい”。

何度も言いますが、「心・技・体」の“心”の部分がそもそもいいのです。もちろん、親御さんの教育・しつけの賜なのでしょうが。

短い期間ではありましたが、当社のインターンシップ制度の中で「個人のスキル」を伸ばすことが出来たでしょうか?

来週早々には、留学先のニュージーランドに帰って行きますが、今後が本当に楽しみな“キアレスキッズな”好青年でした。

松浦君の今後の更なる成長を心から祈っています。

2011年2月19日土曜日

伝統を守る

“伝統”とてもいい響きで、憧れでもあります。

しかし、ある程度国や制度で保護されている“伝統”であれば、景気の変動で影響を受ける事はありませんが、数百年の歴史を持つ、“伝統”をもつ仕事の中には、大きく影響をうける事もあるようです。

文明開化や開国、戦後の動乱の激変も乗り越えてきたが、バブル経済の破たん以降、景気の冷え込みや人口の減少で市場が著しく減退した“伝統”もあるのです。

考えさせられたのは、「ものの売り方」は、現代に合わせて変化しなくてはならないのに、“もの”は同じものを作り続け提供しなくてはならないということです。

職人の技、匠の技、プロの技、良いものであっても、その価値を認める人が少なくなり、ましてやその技を継承する人も少なくなってきている我が国の“伝統”。

最近のトレンド商品の方程式は、「ベーシック」+「サプライズ」+「ネットワーク」=トレンドとなるようです。

伝統的な商品に驚きと口コミやネット情報が加わると「トレンド商品」が生まれると言うことです。

“伝統”を守ると言う事は、「変わらない」ということと、「変化しなくてはならない」とのバランスを如何に取っていくか。

そして、良いものを知ってもらうと言うことなんでしょうね。

2011年2月18日金曜日

キャンプもいよいよ中盤

2月1日にキャンプインしたプロ野球の各球団も、中盤に入り紅白戦やテストマッチが始まりました。

今年の話題は何と言っても“ハンカチ王子”こと日本ハム斉藤佑樹投手。

先日の韓国サムスンとのテストマッチでは、1回を無難に投げました。20日のヤクルト戦でいよいよ国内チームとあたるのですが、どの様な投球をしてくれるのか楽しみです。

私が期待しているもう一人の新人投手「巨人軍沢村投手」。実力的には間違いなく新入団選手でもトップクラスです。

先日の紅白戦でも、その片鱗を見せています。何と言ってもストライクがきちんと取れるのがいい。

得てして、「球は速いが、コントロールは分からん!」という選手が多い中、コンスタントに140km後半を出し、ストレート、スラダーともにストライクが取れるのは、ひっとしたら、ひっとするかもですよ。

あとは、シーズンがスタートし、対戦チームのスパイが狙う“投球傾向”“球種別のクセ”や、少し調子を落とした時の“メディア攻撃”に耐えれるかですね。

中央大の高橋良昌監督(私が大洋時代に投手コーチで、ブルペンで一年間ご一緒しました。)は、技術よりも精神力を強く指導される方ですから、小々のプレッシャーにはへこたれないでしょう。

西武の大石投手もそうですが、今年の新人投手は楽しみですね。

ここで、野球に関する格言を思い出しましたので披露します。

「野球は、ベースは4つ、ストライクは3つ、チームは2つ、そして、勝利チームは1つ」

さて、今シーズン最後に笑うのはどこのチームでしょうか?

2011年2月17日木曜日

USP(Unique selling proposition)

強烈な個性や強みを作り出すことができれば、同じ市場の中で戦うものを圧倒することができます。

その為には、お客様に利益と恩恵を感じてもらえる、商品・サービスを提供出来なくてはならない。

・他社が提供していないサービス
・他社よりも広い選択肢
・他社が提供していないプロのアドバイス
・お客様の不安を取り除くことができる
・どこよりもスピーディーである

ほんの一例ですが、世の中の市場が経済状況の変化や人口減少、高齢化社会への変化などなどで縮小傾向に向かう中、本当に「偽物は淘汰され、本物は生き残る」となるのならば、しっかりとしたUSPを作り上げていかなければならないということだと思います。

「成長→成熟」への道筋には、すべてにおいて“コア”なものが強みを活かせるのでしょうね。

2011年2月16日水曜日

タフ・ラブの考え

「タフ・ラブ」とは?

米国で1950年ぐらいから使いはじめられた言葉で、アルコール依存症の夫を更生させるために、妻たちが勇気を持って厳しく突き放すという苦しい決断を迫られた時の心情を表現した言葉です。

将来のために、今現在の苦しみを受け入れることができるか。

ビジネスの世界でも同じだと考えます。

自分自身の考えに、一本の筋が通ってなければ、自信をもって部下に対して『タフ・ラブ』の姿勢を見せることは出来ない。

その結果、成長へと導くことも出来ません。

『タフ・ラブ』の考えは、今、私にとっても大切な考え方と行動だと思います。

2011年2月15日火曜日

ゴールを決める!

計画を実現する為には、先ずは『ゴール』を決めなくてはならない!

ただ単に出航して、行き先が分からず荒波に漂うなんて、こんなリスキーなことはないのです。

また、そんな事を行う船長について行かなくてはならない乗組員は大変不幸であります。

最低でも、行き先(ゴール)は見せなくてはならないのが、リーダーの仕事です。

一つ一つの積み重ねが結果となる!と言う考えもありますが、私は、ゴールから“遡る”手法が好きです。

そこにいく為にはどうしたら行けるのか?

先ずはそこからです。

2011年2月14日月曜日

NPO法人Reライフスタイル理事会

本日は、NPO法人Reライフスタイル「平成22年度第5回理事会」が開催されました。

先月、1月23日(日)に開催されました「湘南国際マラソン」でのキャップ回収協力等、活動・実績報告がりました。

また、ペットボトルキャップで世界の子どもたちにワクチンをの活動とは別に、毎年開催されています“明日の日本を担う元気な子供を応援する”プロジェクト「キッズダンスコンテスト」の決算報告と次年度の開催計画も同時に担当理事から報告がありました。

ちなみに、平成23年度は、10月16日(日)または11月6日(日)のいずれかで開催する予定です。日程調整出来次第報告致します。

なお、4月1日には専用ホーページの開設を予定しておりますのでこうご期待!

皆さまからの貴重な善意を正直にお届けし続ける事で、我々は課せられた責任を果たします。

本年度1月17日までの実績報告です。

本年度収集実績   194,057.8kg
本年度募金実績額  3,665,665円
本年度ポリオ(小児まひ)ワクチン数  183,283人分

現在までの累積実績
募金総額  11,447,172円
ポリオワクチン数 572,359人分

心から御礼申し上げます。

*最近、お集め戴いたキャップの中に、金属キャップなどの異物の混入が多く、分別人員や販売価格に大きく影響が出ております。今一度、お集め戴く際には、異物が混入していないかのご確認をお願い申し上げます。

2011年2月13日日曜日

とんだ失態!

国連の安全保障理事会で、インドの外相がとんだ失態を犯しました。

インド代表なのに、会場に事前に配布されていた他国「ポルトガル」のスピーチ内容を読んでしまったのです。

このインドの外相、日常的に官僚に用意された、原稿を棒読みをしているのか「同じポルトガル語を使う国が参加している...」という冒頭の下りから、「こりゃ変だ?」と気付くものだと思いますが...

他国ポルトガルのスピーチを淡々と棒読みしている中、インドの官僚に指摘されやっと間違いに気付いたようで、自国のスピーチ原稿を読みだしましたが、「我が国の国父ガンジーはこう語りました。」というフレーズから始まった“インドのスピーチ”。

「国父ガンジーはどう語ったのでしょう?」

恐らく、「私は、こんな馬鹿ものに国を託したくはなかった」と言ったのでしょうね。

この外相、普段どのような方かは分かりませんが、相当緊張していたのか?、いつも人任せなのか?なのでしょうね。

事前の準備と確認は大切ですね。

国連常任理事国入りを狙う新興国インドの先行きは、経済の発展のスピードとは違うようですね。

経済一流、政治は三流!

昔、どこかの国もそう言われていましたね。今は、政治三流、経済も三流と言われている国ですが。

2011年2月12日土曜日

Ocean Green

私も名前だけですが、評議委員を仰せつかっております。「一般社団法人 海洋緑化協会」が主催する
「横浜港、海の水質改善シンポジウム」が、本日、日本丸訓練センターで開催されました。

基調講演では、「二価鉄イオンによる世界の水質改善」という演題で、“鉄炭団子”で有名な「百姓 杉本幹生」氏の30余年にも渡る、研究と実際の成果をお話し戴きました。

その後、海洋の関する専門家の方々らよる、パネルディスカッションを行われました。

“鉄炭団子”とは、森から海へ届かなくなった鉄分を、森の代わりに補給する役割をする、文字通り「鉄」と「炭」が一緒になった団子状のものです。

この鉄炭団子を海へ補給すると、鉄分のおかげで栄養のバランスがよくなり、“磯焼け”といわれる“海の砂漠化”やヘドロで汚れてしまった海を、以前のような生命が豊かな海に戻してくれるのです。

しかし、この鉄炭団子による研究とその成果を、多くの方々がご存じかというと、残念ながら...

今回の様な地道に活動をしながら、多くの方々に知って戴ければと感じております。

本日も、会場満員の方々にお越しいただき、海洋緑化や地球温暖化防止についての、認識が益々広まってきていることを感じました。

皆さまも是非、HP等でご確認下さい。

2011年2月11日金曜日

お稽古事の本当の意味

「ヴァンサンカン」3月号に掲載されていた連載コラム「90歳からのメッセージ」。

大変楽しみにしているコラムです。

1920年生まれで「和をめぐる美しいライフスタイル」の提唱者として今も活躍中の“木村孝”(きむら・たか)さん

今月号の話題は「お稽古事の本当の意味」です。

“女というものは、磨く気になったら、見違えるほど磨かれていくもの。お化粧からきものの着方から、リファインされてきれいになっていくものです。”

と語っています。

そして、“お稽古”の場で、自分と違うタイプの人と会うことは、いいお勉強になります。

「川の中で石が水の流れのなかで、互いにぶつかり合って丸くなるように、人間の角が取れていきます。」

お稽古に集中していると、頭の中は白紙、透明な状態。これほど夢中になれる「良い時間」はそうありません。

夢中になってものを教わるその時間の大切さを、若いときに是非体験しなさい。

と、お稽古事の大切さを説いています。

お月謝を払うということは、ハウツーを習うためだけではなく、人間の修行も含めて教わって何かを得ることが大切なのです。

「夢中になって何かを得る」。90歳からのメッセージは奥が深いものですね。今も何かを求めて行動しているということですね。

2011年2月10日木曜日

時間の価値

自分の使える時間を“お金”に換算すると、一時間でいったいいくらになるのだろう?

考えたことはありますか?

行きつくところまで考えると、寝ている間や単に食事している時間も考えられますが、お金に換算するととなると、自分が何かを“生産している時間”しかお金に換算することはできません。

では、一日の中で本当の意味で「生産している時間」はどれぐらいあるのでしょうか?

なんだか、予想するだけでも恐ろしいような気がします。

いかに生産時間を有効に使い、人生の豊かさに結び付けるか?

その道を大きく分けると

「一生懸命働く」という道

「賢く働く」という道

さて、みなさんはどちらの道を進みますか?そして、どちらの道が豊かさを開いて行く道でしょうか?

2011年2月9日水曜日

空気の国

「空気の国」?

なんの話し?と感じると思います。

我が国日本は、物事が“空気”で決まる「空気の国」だ!

まだ分からない?

日本は、組織のリーダーを選ぶときに、『気配りができ』『嫌われていない』『調整ができる』人を選ぶ。得てして『チャレンジ精神が旺盛』『個性的』な人は、選ばれ難いものです。

そうです。“空気”とは「空気を読む」の“空気”です。

しかし、『気配り社長』の色が強いと、「調整力」を強く発揮するので、チャレンジする社風が出てこないし、責任の所在もうやむやになることが多いともいえる。

「調整重視」ですから、悪戯に会議は多く、特に幹部の会議は「いかに責任を分散するか!」に集中しており、何度も同じ議論を繰り返すことになる。

そして、何も変わらない。

政治や官僚に対する不満ばかりをぶつけ、自らが何ら変化しない経営者であってはなりません。

「責任は誰にあるか!」「経営のプロとはどのような人か!」を追及しなくてはならない。

「空気の国」の大勢の組織リーダーは、変化を見せる時が来たということだと思います。

2011年2月8日火曜日

自分を変化させる“習慣”

習慣とは、毎日毎日、何年も自然と繰り返される行動である。

しかし、その習慣とは生まれながらに持ち得ている行動ではありません。

「自分を変化させることができる。」「自分を成長させることができる。」

このことを可能にするには、“習慣”を変化させなくてはなりません。

「あなたは“運命”というものがあると思いますか?」

運命とは?

もともと生まれながらに決められた道ですか?

それとも、日々の習慣から生まれるものなのでしょうか?

何もしないでも起こること=運命ではなく、何か行動したことによって起こるものが運命だとすると、その運命を握っているのは、『自分自信の習慣』のような気がします。

『考え方が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣か変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる、運命が変われば人生が変わる!』

2011年2月7日月曜日

大事な瞬間

メジャーリーグ、シアトルマリナーズの“イチロー選手”は、チームにとって大切な瞬間について、こう語っている。

「勝利でゲームセットを迎え、ベンチにもどる際のチームメイトとの“ハイタッチ”は、とても大切な瞬間である。」

なぜなら、ロッカーにもどれば、明日の試合のことを考えなくてはならないからである。

勝利の瞬間に酔いしれることができるのは、この“ハイタッチ”の瞬間だけだということです。

大好きな野球。そして、大好きな野球を職業に出来る幸福に対して、野球そのものに対して“敬意”を表したい。

だから、常に勝利のための準備を怠らないのだ。

2011年2月6日日曜日

幸せとお金の関係

お金持ち=富裕層

「ユダヤ人大富豪の教え」の著者として有名な“本田健”氏は、富裕層になれる人の定義を次のように記している。

①夢が明確である
②絶対にあきらめない情熱をもっている
③周りに夢の実現を助けてくれる仲間をもっている
④明確なプラン(計画)をもって行動ができる
⑤失敗をチャンスに変えることができる

逆に、富裕層になれない人とは?

①夢をあきらめている
②毎日、目の前のことで忙しい
③自信がない
④変化を怖がっている
⑤自分には、才能、チャンス、お金がないと思い込んでいる

そして、夢を実現するために必要なものは『質問力』だと記しています。

「どのようにしたら、実現するのだろうか?」

自分を客観的に見つめ、何が足りていて、何が足りないのか?

そのためにはどうすればよいか?ということである。

ここ数日、自分自身を“客観的に見る”ことの大切さを連続で書いていますが、ことを起こす前の準備には、この客観性が非常に大切だと思います。

何でも少し離れて見ることによって視野は広がるものです。

現状を知り、正確に、冷静に自分を見ること。そして、目標達成すめためには何が必要なのか?

ここからが、スタートです。

2011年2月5日土曜日

本当に仕事がつらくなったら

仕事がつらいと感じるのには理由があります。

主な理由
「組織内での仕事が自分に集中している」
「社内での人間関係」
「思ったように成績が上がらない」

ここ数年に入社した社員には、入社後のオリエンテーションで必ず「会社の辞め方」の話しをします。

なぜか?

私は、野球の世界から一般の社会に飛び込んだ時に、「セカンドキャリア」についての考え方の重要性を痛いほど味わいました。

野球で生きることだけが“全て”であり、その後の「セカンドキャリア」については、何も考えていませんでした。

勿論、今置かれた立場で精一杯の仕事をすることは当然ですが、「自分が何に向かうために今を生きているのか?」を明確にしていれば、または、ぼんやりでも考えていたら、まったく違った形になっていたはずです。

「会社の辞め方」を語る時には、この様な考えで「何かを求める辞め方、転職をして欲しい。決して、現実逃避型の辞め方だけはしないで欲しい。せっかくの“縁”で入社したのだから。」

さて、仕事がつらくなったらという話題に戻りますが、「つらい!」と悩む前にやるべきことがあると思います。

「自分に仕事が集中している」のであれば、上司に相談すべきです。
「人間関係」に悩むことは、相手との適度の距離感がないからです。
「成績が上がらないのは」、間違った努力をしているからです。

しかし、相談しても何も帰ってこない上司、解決出来ないほどの人間関係の悪化、正しい努力とその成果を評価してくれない会社であれば、思い切って辞めるのも方法です。

重要なのは、自分の精神状態や現状を“気付くこと”です。そのためには、“客観的に”自分をみることです。

私の場合は、どの様な場所に立たされても「その場でとにかく、“がむしゃら”に働いてみる」が解決方法でした。

悩む前に、そこまでやったか!藤枝慎治!でした。

あくまでも、私の場合はですよ。

2011年2月4日金曜日

セルフイメージ

本当の意味での「生きがい」を得る。合理的で満足のいく人生を満喫するには、自分自身と共に生きて行く「もう一人の自分」=セルフイメージをもたなくてはならない。

セルフイメージとは、自分自身が「受け入れることが出来るもう一人の自分」を見つけなくてはならないということです。

そして、自分自身が信頼でき、確信のもてるものでなくてはならないのです。

ですから、自分自身が恥じないような「もう一人の自分」=セルフイメージにならなければなりません。

楽な方向に向かったり、問題に対してフタをしたり、ごまかしたりしてはいけないのです。

社会的にも、家庭でも、仕事の上でも、現在与えられている役割を果たせるように、自分自身を現実に沿って見守らなくてはなりません。

自分自身の“強み”“弱み”を知り、今の自分自身を認め、正直でなくてはいけません。

「もう一人の自分」=セルフイメージとの付き合い方は、「自己肯定的」であり「自己客観的」でなくてはならないのです。

先ずは、自分自身との戦いに勝ち、一番頼りなる「もう一人の自分」をつくり、常に自分の立ち位置を認め(自己肯定的)冷静に自分自身を知らなくてはならない(自己客観的)ということだ思います。

2011年2月3日木曜日

強さの秘密

戦国武将「武田信玄」の強さの秘密

「自分のしたいことより、嫌なことを先にせよ!」

「この心構えさえあれば、道の途中で挫折したり、身を滅ぼしたりするようなことはないはずだ」

“自分のしたいことより、嫌なことを先にする”ことによって、目に見えぬ信用や徳となって。実践した人の身に備わっていく。

さらに、豊臣時代の知将、小早川隆景は

「自分の心に合うことは、皆、体の毒になると思え。自分の心に逆らうことは、皆、薬になると思え!」と戒めている。

また、武士道の精神を説いた“葉隠”にも

「自分の気にいらぬことが、自分のためにになるものだ。」と記されている。

これらの言葉すべてが“人間形成”にとって大切なことであるり、共通しているようだ。

*木村耕一著「まっすぐな生き方」から

2011年2月2日水曜日

監督の資質

2月1日から一斉にスプリングキャンプがスタートした日本プロ野球。

12球団のそれぞれ監督が、メディアのインタビュー「今年の抱負」について語っています。

そんな中、「監督の資質」として、元楽天監督の野村克也氏は次のように語っている。

監督に必要な資質とは?

☆信頼
☆人望
☆度量
☆貫禄
☆威厳
☆表現力
☆判断力
☆決断力

そして、説明がつかない“勝負運”である。

監督とは、企業であれば組織のリーダーである。

個々に挙げた“資質”を、私はいくつ兼ね備えているのだろうか?

必要な資質であるならば、欠けているものがあってならないということです。

“努力で補えない何か”は、本人がもともともっているものです。

しかし、“努力で補えるもの”は、組織のリーダーによって導かれるのであれば、そのリーダーは苦労するのは当たり前であり、もっともっと学習しなくてはならないのだと解釈しています。

若いかどうか分かりませんが、「苦労は若いうちに買うてでもしろ」ということです。

2011年2月1日火曜日

いよいよ、キャンプイン

日本プロ野球12球団が一斉にキャンプイン!

いよいよ、球春の幕開けです。

ロッテの連覇は?巨人優勝、復権なるか?ソフトバンク、クライマックスシリーズの呪縛から逃れられるのか?

新加入選手、ハンカチ王子の活躍は?巨人・沢村投手は本物か?

う~ん、気になる話題が並びます。

永年キャンプ地として、選手を迎えている九州・宮崎県。口蹄疫から始まり、鳥インフルエンザ、更には火山灰被害。

ここまで、辛いことが続く地域が他にあるのでしょうか?

宮崎県でキャンプを張る各球団も口を揃えて「宮崎県に元気を」と叫んでいます。

選手達の元気なプレーで県民の皆様を勇気づけて欲しいものです。これもプロ野球としての存在意義だと思います。

選手も大変でしょうが、時間の許す限り地域貢献に頑張ってもらいたいものです。

さて、今年のプロ野球は一部の球団を除いて(どこの球団でしょう?)混戦が期待できると私は考えています。

新人は、シーズン終了まで息切れすることなく頑張って下さい。ベテランはよりチームの勝利を意識したいぶし銀のプレーを、そして、メジャーから戻ってきた選手は“流石!”言わせるプレーで、多くのファンを魅了してもらいたいものです。

とにかく、怪我のないように祈ります。