2009年6月30日火曜日

MRSニュース

6月26日付けで、弊社は東京都と「廃プラスチック類の埋立ゼロに関する協定」を締結しました。

現在、東京都は、廃プラスチック類の処分の多くを埋立に依存しており、貴重な資源である廃プラスチツク類を有効に利用されていない現状に対して、平成22年度末までに「廃プラスチック類埋立ゼロ」を目指すプロジェクトをスタートしております。

このような東京都の取組に応え、弊社も産業廃棄物処理業者として、その施策に協力し「廃プラスチック埋立ゼロ」を実現する為の協力の約束をすることとなりました。
*詳細につきましては、当社HPをご参照下さい。

残り少ない貴重な埋立施設、海洋埋立に頼る自治体の新しい仕組みづくり、生体多様性の問題など様々な要素を取り込んだこの取組み、大きな成果が出せるよう頑張りたいと思います。

昼間の人口と夜の人口が極端に違う東京都、「都内に住んでないけど都内にゴミを捨てている方」はたくさんいらっしゃいます。このプロジェクトの最大の貢献は「分別」です。

我々企業も頑張りますので、「昼間だけ都民」の皆様も家庭だけではなく、勤務先での協力お願いします。

2009年6月29日月曜日

お気に入りのお店

今日はいつもと違う話題。

横浜馬車道から少し入った場所(通称:裏馬車)に「paradise cafe(パラダイスカフェ)」というライブレストランがあります。

オーナー滝ともはるさんを中心に、毎夜、ハウスメンバーやゲストミュージシャンがクオリティーの高い音楽を聞かせてくれています。

なぜこのお店が好きなんだろう?

すご~く暇な時代(失礼!)から予約しないと入れない現在に至るまで...何が違うのだろう?

場所と営業時間帯は一緒、オーナーをはじめ従業員の接客も相変わらずしっかりしている。

確かに、暇な時より(度々失礼!)出演ミュージシャンの品揃えは豊富になった。

私見ですが、おそらく一番変わったのは「お客様」だと思うなぁ。

「なんか好き」「たまには行かないと」「滝さん元気かな?」「あの店知ってる?」「自慢したい」「なにか気になる」。

私の地元では、行きつけの店に行く時に「次は俺の店に行こう!」と言う人が多い。決してその方が経営している訳でもないのにそう言う。「その店が好きなのです。」「皆に勧めたいのです。」

「パラカフェ」はそんなお店なのでしょうね。良いサービスをする。→お客様は入る。→更にサービスを深める。→更にお客様が入る。の流れは当たり前です。

肝心なのは、受け入れるお店側の「正直なサービス心」がいつまでも変わらないかなんですね。

今となっては、満員で入れない時が多い「パラカフェ」ですが、何か嬉しい気がします。

ハウスメンバー、菊池威の横浜を舞台としたラブソングは心が洗われます。米重優哉のパワフルで感情のこもった歌唱力は、将来期待させます。また、結婚の為に一時卒業したkaoru、お幸せに。

ついでに、店長の相馬こうた。いつもイジッテごめんなさい。

これからも、お客様が「次は俺の店に行こう!」言える店のままでいて下さいね。

オーナー滝さんの唄う「海よ空よ大地よ」が来年11月に開催されます「第7回全国産業廃棄物連合会 青年部協議会全国大会~海よ!空よ!大地よ!」の大会イメージソングに決定しました。

地球温暖化、CO2削減、環境難民支援等を啓蒙するこのイベント、歌の題名どおりスケールの大きな大会になりそうですのでご期待下さい。

http://www.paradisecafa2001.com

2009年6月27日土曜日

何か変?

最近の終末は、高速道路料金の値下げにより、他県ナンバーがたくさん走ってます。

先週の日曜日、法事で都内に出かけましたが、高速道路で行きと帰り合計で6件の事故を見ました。

どうなってんの?馴れない道、それもカープの多い首都高速、ほとんどが他県ナンバー。

郊外向かう高速道路、いつもは決まったコースを走り、決まった時間に同じパーキングエリアで休憩仮眠をするトラックドライバー、高速料金値下げ効果で?一杯のパーキングエリア、マナー知らずで大型車専用スペースにも駐車する。結局休憩出来ずに次へ、その結果事故に繋がるケースも出ているそうです。

何か変な経済対策?温暖化防止と言いながら1000円でバンバン化石燃料を使う。消費電力が大きい大型テレビにエコポイントがついて、そのポイントでガソリンが買える。

不況対策を怠ることは出来ないが、環境保護か経済発展かなんて二者選択の議論ばかりしていると、国際社会での交渉で置いてけぼりを喰うのは必然です。

実際に京都議定書の次の中期目標では、世界中の期待を大きく裏切り、日本の国内だけを意識した議論に、「期待できない国」になり下がりつつあります。

政治、経済、教育などなど何か変な感じがするのは私だけでしょうか?

2009年6月26日金曜日

関東ブロック青年部協議会

本日は、全国青年部関東ブロック協議会の通常総会と交流会が山梨県甲府市で開催されています。

イベントの間をぬってブログ更新しています。

無事総会も終了し、1期2年の関東ブロック長の重責を全うできました。今後は栃木県青年部の会長にブロック長をバトンタッチいたしました。関東ブロックの皆様大変お世話になりました。

話題になるのは、やはり仕事の事で「物がないよね。」「安値攻勢で」「今後どうなるのかね?」等など

暗い話が続きます。

この様な状況でも着実に業績を伸ばしている会社もいる訳で、この様な青年部の交流の中で、打開策のヒントを得ようと、地域や得意業種の壁を越えて会話が進んでいるようです。

時間やお金を掛けて参加している皆さん、何かのヒントや人脈が出来ると幸甚です。

それでは、交流会に戻ります。

*当社企画の「人物紹介」。日本製紙木材㈱の近藤部長様、快く取材を受けていただき有難うございました。今後も今まで同様、よい関係で末永いお付き合いよろしくお願いいたします。

2009年6月25日木曜日

気になるネットワーク

REFARM(これからの農業水準をつくる)。「こせがれネットワーク」。

ちょっと気になるネットワークです。少し調べてみました。

「潜在的な就農希望者を育成し、農業へ戻すこと=RE turn FARM」
「耕作放棄地をよみがえらせること=RE use FARM」

「こせがれ」とは...実家が農家だけど、実家から離れて農業とは関係ない仕事をするビジネスパーソンのこと。実際にこせがれでなくても、一次産業を応援する気持ちがあれば参加出来ると言う。
「リアル農家」...現在、実際に農業に携わっている方のこと。

とある。

09.03.07の設立発起人の数は1290名にも及ぶとそうで、今後地域ごとの設立決起大会が開催されるようです。

目指す農業のスタイルは「かっこいい」「感動がある」「稼げる」の新しい3Kだそうです。

農業後継者が夢をもてるような仕組みを構築していく同ネットワーク、斬新なアイデアは勿論のこと、様々な取り組みが興味を呼ぶ団体さんだと感じ、小職も業界の次世代を担うものとして大きく刺激を受けました。

こせがれネットワーク様の今後の動向が楽しみです。

2009年6月24日水曜日

プロ野球育成新時代 その2

先日お話ししました。「プロ野球育成新時代」読売新聞が3回に渡り掲載したこの話題。

最終回の今回は、「外国人選手」や「ウエスタンリーグ」の現状について述べてある。

「外国人選手」といえば即戦力で「助っ人」と呼ばれる。しかし、最近では、米国、キューバ、ドミニカ、更には中国と育成制度導入から4年目で約20名におよび、粗削りな外国人選手を育成制度で安く獲得し、環境の整った日本で鍛えて新戦力とする方法が、新たな補強策になりつつあると言う。

しかし、育成制度をうまく活用できるチームとそうでないチームもあるようで、ウエスタンリーグは、近鉄の消滅により発足した楽天の本拠地移転に伴い、イースタンが7チーム、ウエスタンは5チームと歪な構図となり「試合数の減」による若手選手の実践経験や練習時間の不足に影響を与えている。

また、その対策に試合数を増やそうにも、イースタンと違い名古屋、大阪、兵庫、広島、福岡と広範囲に移動する為、経費にも関係するので難しいらしい。

この問題については、急には影響なさそうですが、中長期的な見方次第では大きく差が出そうな気がしますね。

「中長期的に戦略に基づく教育計画」。やはり、プロ野球もビジネス、一般の企業と何ら変わりはありませんね。

2009年6月23日火曜日

弁当値引き制限不当

22日付けで公正取引委員会が、コンビニ最大手「セブンーイレブンジャパン」に独禁法違反の排除措置命令を出した。

セブン社が加盟店に対して販売期限(*)の近づいた弁当などを値引きする「見切り販売」を制限した行為に対して出た措置命令である。

それぞれの意見は...
セブン社・・・あくまでも価格決定権は加盟店。見切り販売については、ブランドイメージの棄損。スーパーなどの価格競争に巻き込まれ加盟店の利益にならない。

加盟店・・・見切り販売しないと年間の廃棄料(年間平均530万円)の負担が大きい。食べられる物を捨てる行為への疑問。

消費者・・・家計が助かる。

スーパー、弁当店・・・一定の店舗だけなら大丈夫だが、すべての店舗が価格競争を始めると、どこにでもあるコンビニだけに非常に困る。

独占禁止法上の「優越的地位の乱用」について、大手フランチャイズ本部の値下げ規制「縦の系列」に初めて委員会のメスが入った形です。

それぞれの立場での意見、それぞれに理解出来るこの問題、難しい問題であることは間違いないです。

しかし、捨てられる食品は「食品リサイクル法で」規制されているとはいえ、大量に食品を輸入する我が国ですが、大量に捨てる国でもある訳です。

食糧自給率や食の安全の問題も含めて、今後もこの問題深まりそうですね。

*セブン社は、賞味期限より2時間程前に「販売期限」を設けており、その期限が迫ると廃棄処分にしている。

2009年6月22日月曜日

夏至

夏至の21日夜に、「地球温暖化問題の関心を高める」プロジェクトとして、照明を一時的に消すイベントが全国7万4千か所で行われました。

東京タワー等の各地のシンボル的な場所で時間を限定して照明を消して、キャンドルナイトや様々な市民交流が行われたみたいです。

この様なイベントは03年ごろから広がりを見せてます。今年09年3月28日には、世界同時消灯「アース・アワー2009」が開催し、約90カ国、約3000の都市が参加し、最大で10億人規模の参加者が試算されています。

こういった動きは日本でも顕著に表れ、7月7日の「クールアースデー」では、エコ消灯とノー残業で省エネや温暖化問題解決の啓蒙を行っていて、「ブラックイルネーション」「100万人キャンドルナイト」なども同様の事例です。

この様なイベント、確かに個々の意思表示としては大変重要です。

しかし、必ずその効果を電力量で換算すると?照明を着けたり消したりする方が負荷が掛る!とかキャンドルの発生するCO2は?とか言いだす偉い方々がいらっしゃいますが、世界中で一番多い病気は「心の病」と言われる今日、その効果が「ゼロ」もしくは「少しでもプラス」ならやるべきだと思いますよ。

2009年6月20日土曜日

環境ビジネス、エコビジネス

昨日の全国産業廃棄物連合会総会での斉藤環境大臣のごあいさつに、「数年前までは環境は経済の足を引っ張ると言われてきたが、昨今は環境こそが経済を牽引すると言われている。業界と協調して日本版グリーンニューディールを実現させて、経済復興に貢献したい。」とあった。

昨日付けで、「エコポイント交換商品第一段271件」の発表があった。また、横浜市議会では、市立小中学校200校の太陽光発電パネル設置を決め、「スクールニューディール」的施策もスタートする。

先日ある方に「藤枝君、エコ関係の仕事は調子いいんだろ?」と質問されました。

「我々産業廃棄物処理の産業は、廃棄物を減らすのもの仕事ですが、逆に安定した企業運営の為に廃棄物を確保しなきゃいけない立場でもありますので、廃棄物を出される企業の減産や消費控えは、マーケット縮小に大きく起因するのですよ。」と答えました。

その方、「環境ニューディール」とか「エコ商品」とかよく聴くからおたくのの業界も良いのかと思っていた。」と言われました。

「産業廃棄物処理業」は環境ビジネス?

答えは?産業廃棄物処理だけでは「環境ビジネス」とは言えないと考えます。廃棄物や環境保全を取り巻く様々なアイデアやサービスに対価や共感を得られて、はじめて「環境ビジネス」と言える気がします。

また、それが理解できて事業を進めるのと、遠目に観て眺めているだけでは大きく違うと思います。

そういうことを感じさせられた会話でした。

2009年6月19日金曜日

嬉しいなって感じる事

一昨日の神奈川県産業廃棄物協会の通常総会に引き続き、本日は全国産業廃棄物協会の通常総会でした。

ちょくちょく会う全国青年部のメンバー、公式の場で会える業界の重鎮や他府県の協会会員の方々、国会議員の先生、行政や環境関連団体の方などなど、たくさんの方々にお会いします。

「最近どうよ?」「暇?」「忙しい?」が合言葉の様に交わされます。

その中で、最近よく言っていただくのが「ブログ見てるよ!」

何かすごく嬉しいものです。私が勝手に書いている事を楽しみにしていただいている方がいらっしゃる。

「あの方も見ていてくれてるんだぁ。」めっちゃ嬉しい!中には「へぇ~あの人がねぇ」て方も(敬礼!)

ある先輩(K氏)の奥方は、旦那さまが電子機器嫌いなので、自分の携帯にbookmarkしていてくれて定期的に見せてくれているみたいです。感謝感激!

最近、移動→打合せ→会社報告→移動→会社指示→移動→打合せ、なんてばかりで「うあ゛ぁ~っ!疲れたぁ~~~!」的な感じの中で...

本当に癒される「ブログ見てるよ!」でした。皆さん有難うございます。頑張りますよ!

明日も都内で打合せです。お休みなさい。

2009年6月18日木曜日

神奈川県産業廃棄物協会 第21回通常総会

昨日開催されました「神奈川県産業廃棄物協会 第21回通常総会」において、理事として就任させていただき、また第1回理事会の互選により常任理事を拝命することとなり、同時に福利厚生委員会を担当することになりました。

青年部部会長として理事を2期4年、今回で3期目の大任を仰せつかることになります。

景気の低迷による廃棄物の減少、地球環境保全問題、公益法人改革等々、問題山積みな業界ではありますが、当社先代の鴫原会長はじめ、先人の御苦労に報いる為にも、与えられた使命役割を果たして行きたいと思います。

特に担当させていただく福利厚生委員会では、公益法人移行に伴う公益性配慮について頭を悩ますところではありますが、今後委員各位と突っ込んだ議論を交わしながら進めて行きたいと思います。

2009年6月17日水曜日

育成

「育成」。私が現役時代には無かった枠組み、今年で4年目を迎えた「育成選手制度」。

支配下登録70名とは別に「育成枠」で選手を獲得できる制度。

その目的は、「原石の発掘」「実践(試合数増)に主眼」「独立リーグや社会人チームとの連携」など...

6月10日、17日、24日と3回に渡り読売新聞で「プロ野球育成新時代」として連載されています。

最近、この育成枠出身の選手の活躍が目立ちます。昨年新人王の巨人山口投手などはその例です。

12球団中6球団がこの制度を利用しており、巨人とロッテでは「シリウス」という混成チームまである。

「一試合でも多く試合に出たい」と思う選手には、支配下選手登録への大きなチャンスにもなる。

逆に、少数精鋭方式の球団もあり、日ハム、西武はその例で強化選手や有望株の選手を中心に実践で鍛えている。

球団経営の方針や経営状況にも影響を受ける「育成手法」、各球団がどのような目的と方針で「育成」しているのかを選手自身に理解させることも大切だと思います。

どの世界でも、P-D-C-Aのサイクルは必要な仕組みで、それを理解出来ていると現役選手の引退後の「セカンドキャリア」にも十分役に立つと思います。

「技術」や「折れない強い心」を鍛えるのも大事ですが、引退後の人生の方が長い「プロ選手」です。「社会の仕組み」も教える必要が大切だと、経験則から言わせていただきます。

言わば「雑草」の育成選手。支配下選手登録そして一軍での活躍を祈ってます。

2009年6月16日火曜日

世界就職氷河期

本日は、3営業日ぶりの株価1万円割れや米株式反落の報道がされています。景気後退を予測した足元利益確保の為の売りが進んだとある。

景気の後退で関係する一つが「就職難」である。この季節、欧米各国では卒業式のシーズンだが、ある大学では就職が決まっていない卒業生が35%もいるという。

景気が悪くなると、企業も「即戦力」を採用し、大学・高校の若年層の雇用は難しくなります。そこは、政治施策で何とかと思いますが...

アジアや欧米各国では、就職支援や求人情報サイト新設、若年層雇用促進の為の公的資金の投入は進んでいるようですが、今年の世界での失業者数は2憶3900万人にのぼり、失業率は7.4%でその内の若年層の割合は15.1%に上昇する恐れがあるそうです。

世界経済は底を脱した感がありますが、まだまだ問題は大きく残っているようです。

「若年層採用渋り」は人材の空洞化は企業にとっても大きな損失を招きます。企業立て直しと先を見越した人材確保。企業にとっては難しい課題であることは間違いないですね。

2009年6月15日月曜日

なぜ?どうして?

当社が所属する「横浜市金沢団地協同組合」では、明るい、元気な美しい工業団地を目指して、団地入口からメインの道路沿いの歩道に植栽枡を設けて、季節の花を植えて景観美化に努めています。

また、その管理は組合事務局と協働で道路に面している各組合員の企業がボランティアで参加しています。

先週もニチニチ草が植えられ、白、ピンク、赤と道行く方々の心を癒しています。

しかし、今朝出勤してくると、その「植栽枡」前の側溝にコンビニのレジ袋に詰められた弁当ゴミがいくつも捨てられています。

本当に残念です。これは初めてではなく何度も繰り返されている行為です。犯人は道路に駐車して休憩しているトラックのドライバーです。

どんな感覚で捨ててるのか理解が出来ません。毎日全面道路と歩道を清掃し、植栽枡には色とりどりの季節の花まで咲いているのに...

その様な行為をするドライバーを雇っている企業がキチンとした仕事を出来るはずがないと思います。

だからと言って「ゴミ捨てないで」みたいな看板を置くと折角の景観が台無し!アメリカでは「ブロークン ウィンドー ストーリー」という言葉があるそうです。

ある場所に車が放置されると、次の日にタイヤやカーオーディオなどが外され、次にガラスが割られ、その場所は治安が悪くなり、街は死んで行くというストーリーです。

ある街では、街中の落書きを消して取締を強化したら犯罪が急激に減った事例もあるそうです。

しかし、このポイ捨て事件、いつもいつも綺麗にしているのに行われる事件!

もう、なぜ?としか言いようがありません。こんな事をするドライバーや雇っている企業が、私のブログを見ているはずも有りませんが、とにかく書かなくては気が済まないので書かせていただきました。

2009年6月13日土曜日

大義と共感

本日の各紙を賑わかせている「鳩山総務相更迭!」

日本郵政の西川社長の続投・退任の問題について、麻生総理大臣が出した結果である。

政治の事ですから表も裏も何があったか分かりませんが...

今回のケース、鳩山総務相の過激な面もあったが、「かんぽの宿」一括売却問題では国民も説明責任や透明性を求めた意見が多数であり、民営化したばかりだからこそその要求も高いものであった。

しかし、結果として「更迭」となった。

ある記事では、元防衛相小池百合子氏の著作やメールマガジンコメントを挙げて「大義と共感」についてのポイントは、「大義」を振りかざすだけではなく「共感」を得ることが大切だと伝えている。

「共感」得るためには、国民の身近な一つの種に絞り訴えることが大事、毛沢東も活用した手法「一点突破、全面展開」。

地球温暖化対策という「大義」に対して、「クールビズ」という分かりやすい「共感」と「行動」などがその例として挙げられている。

文末には、「大義」もなく「共感」も得られなぬ政治に国民は慣れすぎたのか?とある。

鳩山氏、中川氏、鴻池氏様々な問題はありましたが、盟友ばかりが居なくなる麻生内閣、一般企業であれば取り返しがつかない事態でしょうね。

2009年6月12日金曜日

神奈川県産業廃棄物協会青年部会

昨日の「神奈川県産業廃棄物協会青年部会」通常総会において、2期4年の部会長としての重責を無事終えることが出来ました。

神奈川県55名の会員の皆様のご支援と後押しで、任期中には、全国協議会への参加や関東ブロック長、全国青年部幹事としての仕事も仰せつかり、大きな経験と事業にも直接繋がる人脈が出来ました。

心から感謝申し上げます。

今後は、全国青年部幹事会のメンバーとして引き続き汗を掻く訳ですが、神奈川県の部会長としては度々BLOGにも登場する梅沢新部会長にバトンタッチ致します。

公益法人改革にともない、協会運営の中での青年部の必要性やその意義が議論されておりますが、「企業は人なり」と言います。協会も「人なり」です。各世代において人材の空洞化が進むと必ず歪みが生じます。その大切なカギを持っているのが青年部だと思います。

今後も神奈川県青年部の活躍を期待し、私は次の使命役割を果たすために頑張りたいと思います。

2009年6月11日木曜日

CO2中期目標

以前にもお話した「温室効果ガスの排出削減の中期目標」が発表されました。

発表された目標数値は、2020年までに日本全体の排出量を05年に比べて「15%削減」する。
更に、この数値は省エネ活動など削減努力を積み上げた数値で、海外からの排出権の購入や森林の吸収固定分は含まないという。

今回の数値を設定する上で重視した点は「実現可能である。」「経済と両立できるもの」と麻生総理はコメントしていますが、一方、達成を実現した場合の国民に与える影響として20年には一世帯あたり「年間7万6千円」の負担増となり、経済面では、GDPが0.6%押し上げられ、失業率が0.2%悪化するとある。

諸外国に目を向けると、アメリカ14%、EU連合1990年ベース年比20%とある。

未来の為の今なのか、経済との両立なのか大変難しい問題であるのは変わりないのだが、発展途上国との国際交渉の結果如何が大切であるとも言われます。極めて難しいこの交渉で、途上国を同じ先進国の枠組みに引っぱり込めないと、国際経済の中でも追いつめられるのは必然です。

既に国民や企業が削減については、環境認識の高まりや、ISO14001取組み等で進んでいる我が国と、これから削減を始める国とでは元々削減率のバランスを合わせるのはいかがなものか?と感じてはいますが...

頭が混乱しそうなこの問題、国民一人、企業、技術開発、政治などなど、それぞれが役割を整理し、実行して行くしか方法はないのでしょうね。

国際交渉?昨日も書きましたが日本人には難しい課題ですよね。

2009年6月10日水曜日

世界で勝つ!

先日観たコラムで、「なぜ世界では日本の携帯電話が売れないのか?」

日本の経済成長を支えたのは、人的資源を大切にすることと機械技術に強いことと答える方々が多い訳ですが、携帯電話もその一つで、現在では、通話のみならず電子マネー、テレビ電話、テレビ視聴、などなどの機能を搭載し、カメラには手ぶれ防止機能が付き、インターネットへのフルブラウザも可能にしています。

さかのぼれば、携帯電話をi-modeのようにインターネットに接続させたのも、画面をカラーにしたのも、折りたたみや、カメラを搭載したのも、GPSで位置確認出来るようにしたのも日本の携帯電話が最初です。

しかし、世界での販売シェアはわずかである。世界シェアでは1位ノキア、2位サムスン、3位ソニーエリクソン、4位モトローラー、5位LG電子です。

なぜ?様々な要因はありますが、一番の原因は「世界で孤立した日本の規格」にあるようです。
日本が第2世代2Gに採用したPDC(Personal Digital Cellular)方式はNTTが開発したもの、一方、世界210以上の国と地域は、第2世代2GにGSM(Global System for Mobaile Communications)を採用した。これは欧米で開発されたものです。

PDCとGSMという規格の違いが世界進出を阻んだといえるようです。

その他、総務省のNTT規制法の問題、相手国任せの各日本メーカーのグローバル戦略などなど様々なあるようですが。

「世界規格」と言えばふと思い出したのが、西田敏行さん主演の映画「陽はまた昇る」。

当時の日本ビクターが家庭用ビデオVHSを世界規格にした経緯を報道した、NHKの人気番組「プロジェクトX 窓際族が世界企画を作った~VHS、執念の逆転劇」は今でも覚えています。

世界で勝てない理由として
・「規格」は欧米が作るものという先入観
・語学力不足
・世界的な交渉力の無さ
・好調な国内シェアに満足している
などがよく言われます。

この映画、西田敏行さんの名演技も最高ですが、私が担当していた日本ビクター子安工場様が舞台となっているところも思いが深い理由でもあります。

是非、当社の社員にも観てもらいたい傑作です。

2009年6月9日火曜日

レッドデータブック

昨日に引き続き、生物多様性に関する話題です。

「レッドデータブック」「レッドリスト」ってご存知ですか?

絶滅危機に瀕している野生の動植物を掲載し、その危機的状況を訴え、生息地などの保護・保全活動に結びつけるための報告書で、「国際自然保護連盟」(IUCN)が絶滅危惧種を「レッドリスト」として1966年に発表したのが始まりです。

日本では、1989年に「日本自然保護協会」に同団体と研究者の共同作業で日本全国の高等植物を対象に危機状況を訴えたことに端を発します。

その後、環境省が1991年レッドデータブックの編集を進めており、5年毎の見直しで3回目の改定作業が終了しています。

地方でも同様の動きは加速し、1995年の神奈川県と三重県をスタートに2005年には全国すべての都道府県で発表されています。

因みに、世界の絶滅危惧種*は「1万6928種」(IUCN 08年発表)にもあがり、その内、日本は「309種」であるとのこと。

生物多様性の宝庫である海岸、高原、熱帯雨林等、紛争や開発による森林破壊などが起因の一つと報じられている。

*危惧種の例:ウミイグアナ(エクアドル)、アメリカアカオオカミ(アメリカ)、ボルネオオラウータン(マレーシア)、ウーパールーパー(メキシコ)、ジャイアントパンダ(中国)

2009年6月8日月曜日

生物多様性

低炭素社会、地球温暖化など自然環境保全に対する世界的な議論は進む一方てす。

その中で、最近耳にするようになったのが「生物多様性」。

「動植物の絶滅を防ぎ、生態系を維持する。」

政府もこの度、生体多様性白書をまとめた。

人間の都合による開発や、その行為に伴う自然破壊によって、多種多様な動植物の絶滅の危惧が叫ばれている中、自然界の生態系や食物連鎖をいかに維持していくか?

近年は、開発に伴う環境アセスメントの実施や自然に配慮した開発が一般化しているが、今後は保全行為だけではなく、再生事業が必要となってくると思われます。

環境省もその対策の一つとして、保全・再生が必要な里山のリストアップと効果のあった事例調査を進めているそうです。

山間部の過疎化や外来種の増繁殖、手入れが行き届かなくなった動植物の生息の場。

「2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」日本も批准している生物多様性条約。

来年の10月には名古屋で締結国会議が開かれるそうです。

急速に進むこの動き、国民は認識しているのでしょうか?今後の動向に注目ていないと、国民が置いてけぼりになりそうです。

2009年6月6日土曜日

(社)海洋緑化協会設立フォーラム

6/5日、(社)海洋緑化協会の設立フォーラムに評議委員として参加させていただきました。

会場には、内田キャプテン(理事長)をはじめ、各役員が勢揃いし、一般会員の方々も多数来場されました。

元外資系投資会社勤務、海洋研究の専門家や学生、雑誌社や番組制作会社、広告代理店、漁師、俳優さん、海洋緑化に積極的な某製鉄会社そして我々廃棄物処理業・再生事業者など多彩な顔ぶれでした。これだけでも何かのストーリーが出来そうです。

皆様それぞれの形で、海を愛している方々ばかりでして、私というと横浜に住んでいますから港や海が近くにある喜びは知っていますが、ヨットやカヤック、サーフィンの話題は恥ずかしながら全く分かりません。こんな事だったらもう少し先輩のF木社長に聞いときゃよかった...

海洋大国である我が国、海の砂漠化が進む近年、それを止める術を実践して効果をあげている方々が全国に何人かいる。しかし、学術的な裏付けはまだ研究中です。

今後、当社が持つノウハウでこの大きな使命達成に寄与出来ればと思います。

しかし、海好きの皆さん!昨日の水辺基盤協会さんも海洋緑化協会も熱く語るねぇ~!

2009年6月5日金曜日

NPO法人水辺基盤協会

NPO法人 水辺基盤協会様 先日の横浜開港祭にも参加されていました。

私達は昨年に引き続き二回目のお付き合いです。

イベント開催中は勿論のこと、来場者もが帰られた後も深夜遅くまで、会場内にそのまま放置された“ゴミ”を回収し、分別されています。

「53 Pick Up」と命名されている「ゴミの無い美しい日本の水辺」を「美しい水辺で楽しい釣りを」を構築する活動。

2006年には全国59ヵ所、延べ4,000人の参加があったそうです。

横浜のリーダーの方は「私達はもともと船頭ですから、釣り人のマナーとして水辺を綺麗にしたいのです。」と言われてました。

また、当社の支援する「(社)海洋緑化協会」との協働事業も今後考えたいとのお話もいただきました。

とにかく、この水辺基盤協会の方々、意気込みとその実行力は素晴らしい限りです。

我々も様々な貢献活動の中で、見習うものがたくさんある事を再認識いたしました。

今後の水辺基盤協会様のますますのご活躍をご祈念申し上げます。御苦労さまです。

またご一緒出来たらと思います。

NPO法人 水辺基盤協会 www.npo-mizube.org

2009年6月4日木曜日

有難いです。

先日、打合せ先に向けて車を運転していた時、私の運転する車の前に廃棄物を収集運搬する車両がいました。

仕事柄、収集運搬車を見ると「どこの車両かな?」「何を積んでいるのかな?」「どこに向かっているのかな?」と日常的に見てしまう癖があります。

同業の方々でしたら必ずその様な経験があると思います。

そんな具合で、前方を走る収集運搬車両をよく見ると「都内のナンバー」で、車両後部に何やらステッカーが張ってあります。

更によく見ると、そこには「萬世リサイクルシステムズさん向けです。決められたもの以外のものは入れないで下さい。」とありました。

会社名を見ると当社のお取引先です。その収集運搬会社様、当社に廃プラスチック類のリサイクルを委託されている会社様で、都内の中央防波堤埋立て対策でリサイクルを推進されている会社様です。

リサイクルを進めるには、役割の分担とその責任を誰が果たすかが大事です。排出事業者、収集運搬、処理施設そして素材利用施設。

それぞれの役割を果たしておられる当社のお取引企業様。

ステッカーを見た瞬間、お客様とお仕事を共有しているんだ、「有難いなぁ」と思った瞬間でした。

2009年6月3日水曜日

横浜開港祭ご参加の御礼

5/31の前夜祭から昨日2日の開港記念日まで、臨港パーク地区での第28回横浜開港祭無事終了いたしました。

我々は、エコ推進活動として「廃棄物管理ブース エコステーション」を管理運営させていただきました。

今回、当ブースにご協力いただいた延べ人数は約400名。

神奈川県産業廃棄物協会青年部を中心に、東京都、千葉県、埼玉県、山梨県の関東ブロックの面々、また近畿ブロックからは大阪府、兵庫県からも応援いただきました。

本当に厚く厚く御礼申し上げます。今回の開港祭、横浜開港150周年と言うこともあり最終日の大花火では、例年を大きく超える来場者でした。

私達は、エコステーションを通じて市民や来場者の方々とコミュニケーションを計り、環境保全に対する啓蒙や環境市民としての再確認を行っております。

今後もこの様な参加型ボランティア進めて行きたいと思います。

重ね重ね、今回ご登録いただいたエコステーションボランティアの方々の行為に敬意を表します。有難うございました。

また、我々以外のボランティアの方々もお疲れ様でした。またお会いしましょう。

*しかし、花火も良かったですが、1,500人のコーラスも凄かったですね。