2008年9月2日火曜日

優良企業とは?

私達、廃棄物処理業界における優良企業とは?

「優良性の判断に係る評価制度」
一定の基準を満たしている廃棄物処理業者に対する審査登録制度、また、その登録業者は、許可の申請時に一部のインセンティブを認める。

簡単にいうとこんな制度

審査においての基準の柱
1.法の遵守(過去5年間に処分の対象になっていない。)
2.リサイクルの仕組みを維持管理している。(ISO14001,エコアクション21の認証登録)
3.情報の開示(会社概要、施設の内容、処理料金、財務諸表等の開示)

国や行政が進めるこの制度に対して、担当行政部署からの指導、自社内のスキルアップ、顧客からの要望、自社の付加価値の向上等のため、たくさんの同業企業が参加活動しています。

しかしながら、制度の施行後の広がりはというと・・・

なぜなのか?
・業界反応のスピード感
・インセンティブ、メリットは?
・制度を維持管理するコスト負担
・顧客ニーズなのか?
・平等・公平の立場での、行政の「優良企業」支援の限界は?

そして、業界側のリスクは?
・格付け反対論
・情報開示による競争の激化⇒収益悪化⇒不適正処理
・反社会的勢力から標的にされる危険性
等々

制度自体の見直しは必要であるが、そこまで要求されるマーケットになってきた、社会からの目が更に厳しくなってきた、ということである。→許可書があるから優良な企業とは言えない!

これを「企業努力」と位置付けるのであれば、前向きの考えになるのかとも考えます。

弊社は、審査基準の3つの柱

地域への貢献、地域からの支援

プラスして制度の維持管理を行っています。

せっかくの制度を広く様々な方々にご理解いただくためには、「情報の発信」も重要です。

その具体的に活動については、別の回に報告したいと思います。

まだまだ、すべてにおいてパーフェクトに事業運営をしているわけではありませんが、一つ一つを実際の形にしていきたいと思います。

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