2009年5月11日月曜日

投手コーチ

久しぶりに野球の話題。開幕か1か月が過ぎGW位になると、一軍と二軍の入れ替わりが激しくなってきます。

なかなか調子の上がってこない選手は、二軍で活躍中の選手や故障で出遅れた選手の復帰等で二軍に落ちる訳です。

ここで大切なのは、もちろん当の選手が頑張るのは勿論の事、どこがどのように悪くてどのようにして元のいい形に戻すか。手助けを頼めるのがコーチです。

巨人の内海選手が、昨年あれだけ活躍できたのに今年は勝ち星の無いまま二軍落ち。

そこで思い出したのが、巨人の小谷正勝二軍投手コーチ。私自身も小谷コーチとブルペンを担当させていただいた時期が数年ありました。

その指導力は球界でも指折りで、たくさんの若手投手を世に出しました。名前を挙げると、ヤクルト時代は、荒木大輔、川崎憲次郎、内藤尚行、五十嵐亮太など、ベイスターズ時代は、大魔神佐々木をはじめ、野村、盛田...数えきれません。

おそらく、現在の巨人若手投手陣、内海、東野、山口、越智、野間口、西村は小西コーチの教え子でしょう。

どのような指導法かは別として、職人コーチと言えるその着眼点や豊富な引出しは、その他のプロを唸らせるものです。

内海選手の二軍落ちのニュースで、ふと思い出した小谷コーチ。当時「娘が小さいからもうちょっと頑張んなきゃな」と言われていましたが、もう64歳になられたそうで、まさか今も「久保田 百寿」を一升なんてやってないでしょうね?

今後もたくさんの「作品」をファンの前に出して下さい。ご健康とご活躍祈念いたします。