2009年5月22日金曜日

温室効果ガス削減目標

日本の2020年までの温室効果ガスの中期削減目標では、政府として1990年比で4%増~25%減の範囲で6案を想定いしていますが、日本経団連はこの件について削減幅がもっとも小さい案を支持する意見書をまとめたと報道があった。

落ち込む景気、各企業とも温室効果ガスの削減については、そのコストに頭を悩ましています。

足元の経済立て直しか?未来のための今なのか?大変難しい問題です。

国際的な公平性の確保か?日本の立場を優先か?

ここでも、経済と政治のバランス感覚を問われる場面になりました。

今後も環境分野だけではなく、当分の間、この様な選択が様々な分野で迫られるのでしょうね。

ちなみに、日本付近の大気中のCO2の濃度が昨年も、観測開始以来最高値を更新したそうです。
(19日付け気象庁の発表)