2009年3月31日火曜日

プロ野球選手の社会貢献

いよいよプロ野球も開幕します。もちろん、素晴らしいプレーや勝敗、個人の成績も興味がありますが、今日は、プロ野球選手が行っている社会貢献についてご紹介します。

先ずは、昨シーズンの沢村賞投手「楽天の岩隈投手」、1勝につき10万円を地元ボランティア団体に寄付し、その積立金で2004年のスマトラ沖地震で被災したタイの学校に図書館作りました。

また、「阪神の赤星選手」は、自身の成功した盗塁数にあわせて、病院や老人ホームに車いすを昨年も42台を寄贈している。

その他、「日本ハムのダルビッシュ投手」は、勝利数や奪三振数に応じて水不足で悩む地域に井戸建設のための寄付をし、「ソフトバンクの和田投手」は、我々も応援している「世界の子供たちにワクチンを」の活動に、1球投げることにワクチン1本、1勝毎に20本を送りこれまでにポリオワクチン15万本を超える寄付をしている。

まだまだ紹介しきれない社会貢献を、積極的にプロ野球選手が行っています。

そういう中、一部のスポーツ新聞による主催で、その活動を評価し表彰する「ゴールデンスピリット賞」という表彰制度がありますがご存じでしょうか?

アメリカMLBでは、30年も前から「*ロベルト・クレメンテ賞」という、社会貢献や人道支援での功績を讃える賞があります。

シーズンMVPよりも価値があると言われる同賞、日本プロ野球でも、もっと社会貢献活動が評価される賞があっても良いと思います。

子供たちや地域に夢を与える「ヒーロー」でもあるプロ野球選手の今季の球場外での活躍も願ってます。

*ロベルト・クレメンテ・・・1972年末のニカラグア地震で救援物資を祖国に運ぶ際に、航空機事故により事故死したメジャーリーガー、この功績を讃えて設立されたのが「ロベルト・クレメンテ賞」です。