2009年9月12日土曜日

炭素税の導入

フランスのサルコジ大統領は10日、地球温暖化対策との一環としてCO2などの温室効果ガスの排出に課税する「炭素税」を2010年から導入する意向を示しました。

その内容は、CO2排出量1トンあたり17ユーロ(約2,300円)とある。

ガソリン1リットルの消費につき「0.04円ユーロ」(約5.3円)の課税という計算ですが、同国の9月の世論調査では、国民の3分の2が課税に反発していることもあり、見返りに所得税減の提言も盛り込んでいるようです。

欧州圏、特に北欧エリアでは既に導入済みの「炭素税」。我が国でもおそらくこの議論については、鳩山代表の温室効果ガス削減数値の批准発言に連動し、加速的に進がむと考えられます。

この話題、日本を含む主要国の今後の動向にも影響を与えそうです。

「炭素税」「キャップ&トレード」...今後の展開に目が離せません。