2009年9月18日金曜日

新閣僚のコメント

新しく日本の舵取りを任された「鳩山内閣」。

初登省からそれぞれの大臣が、政策マニフェストの厳守を宣言するコメントを発信している。

我々業界にとってもっとも関係の深い環境省の小沢鋭仁大臣。当初は社民党代表福島氏が有力視されおり、民主党の温暖化対策関連案に大きく反対意見を唱える経団連側との距離を置くのではとの見方もありましたが、最終的には鳩山首相の側近であり、環境に強い人選でありました。

民主党内での環境のプロを起用したということは、これは正に内閣が正面から向き合ってこの問題に取り組むということだと感じました。失敗は許されないということでしょう。

就任された小沢大臣のコメントもやはり温暖化対策が柱になっています。

今後の課題として、まず一点が「地球温暖化対策税の導入」(CO2などの温室効果ガスの排出量に応じて課税すること=4年以内)

もう一点が「キャップ&トレード」(排出量の上限を定める排出量取引制度=2011年目途)

この強い姿勢、今後の経済の動向、雇用、国際交渉や外交手法にどの様な影響を与えて行くのか気になるところです。