1955年創業の「桂花」。私が生まれる前から故郷熊本の味なのです。
高校卒業後、東京に出てきてからもラーメンを食べたくなったら足を運んだのが「桂花」でした。
当時は、新宿に3店舗あり合宿所から電車に乗って少ない休日でしたが通ったものです。
九州のラーメンですから、もちろんとんこつスープで、仕上げに焦がしたにんにく“マー油”がかかっているのが特徴で、ちょっと硬いかなと思わせる腰のあるストレート麺が絶妙に絡む、私的には絶品の味です。
横浜でも2店舗ありましたが、今は横浜西口ビブレBFのみとなり、ここのところご無沙汰していたところです。
報道によると、製麺工場などへの設備投資が膨らみ、ラーメンブームの影響で他店との競合も厳しくなったようです。
今後は、国内外でチェーン展開する、同じ熊本の「味千ラーメン」を展開する重光産業が支援するようですが、幼いころからの故郷の味「桂花」何とか、その味の存続を願いたいものです。