やはり、“品質管理”にはコストが掛ります。
今まで、我々の様な廃棄物由来の原料で商品を製造する企業としては、「もの作り」産業に近づかなくてはという掛声はあったものの、実際に力強く前に進んでいたかと言うと疑問が残ります。
生産現場を中心として、実際に廃棄物の処理をご委託いただいているお客様とご一緒にその品質を向上させていかなくてはなりません。
その為にも、“品質管理”に掛る項目とコストをより明確にしていく必要があります。
1.品質問題発生防止コスト(予防コスト)
・システム化
・教育・訓練
・工程管理など
2.検査コスト(評価コスト)
・品質検査
・受入れ品検査など
3.NG品リターンコスト(失敗コスト)
・NG品返却、ラインリターン
・追加加工
・追加物流など
4.リスクヘッヂコスト(外部失敗コスト)
・保険
・訴訟など
この他にも、正確に項目とコストを整理して、それぞれに予算化と対応が必要となり、勿論、目標の管理も必要になります。
当社のこれからの“品質管理システム”。
見た目だけのものではなく、中身の伴った制度に仕上げてまいります。
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