2011年4月10日日曜日

30代と40代

当社は、30代、40代の年齢の社員が中心をしめています。

それぞれの年代で、会社から求められるている仕事の内容があり、また、自身の仕事のやり方も変化してきます。

私の場合、29歳で野球の世界から、“社会”ヘデビューしましたから。30代は、「とにかく仕事を早く覚えて、それを人よりも上手くやりたい!」と思っていました。

そして、そのことだけを考えがむしゃらに仕事をすることに没頭し、そうすることになんら疑問を抱きませんでした。

仕事において、30代に求められることは、前例に沿った「仕事=処理」のような気がします。

しかし、40代から求められるものは“前例”にないアイデアやモデルの発見し、それを用いて結果を出すことなのです。

今まで、人がやっていない新しい発想をベースとし、自分自身で世の中に溢れている様々な情報を精査しなくてはなりません。

そこで大切なのが今までの経験なのです。

自ら学習したことに、重要な経験をプラスして新しい結果を生み出すのが40代です。

がむしゃらではあるが、上昇思考の中で得た経験もなく、小手先の仕事で今をうまく乗り越えても必ず40代でそのツケが回ってきます。

ましてや、自身の評価が高い人は始末が悪い。「俺は出来る奴」「他の者を見下す」この様な社員は絶対に私は評価しません。

それぞれの年代で、自分求められる仕事、課せられる責任、そして、自身の人間としての成長がやってきます。

今の自分をしっかりと覚えといて下さい。そして、5年後、10年後どのような人に変化しているか?