組織を動かすときに重要なことの一つにコミュニケーションがあげられます。
「報告・連絡・相談」はまさにその一つです。
しかし、「報告・連絡・相談」は、部下から上司へ上げるものだけではありません。
場合によっては、上司から部下に「報告・連絡・相談」も必要になります。
この点は、日本の企業では非常に軽んじられていると感じます。当社も同様です。
部下の成長を即すのは、上司から部下への質問が重要です。
「なぜそうしたのか?」「なぜこのような結果になったのか?」
相談しても、アドバイスができず。「評論と批判」ばかり繰り返す上司は、“問題解決力”が無いと言っていいのです。
部下の話を聞かない上司は、先入観や自身の経験則だけで突っ走りますから周りが迷惑します。
部下に「聞けない上司」は、聞けないままで時を過ごしますから、何も状況は変わらず、何ら解決先を見出せませんから部下も本人も困りますから、当然組織のモチベーションは下がり“死に体”となります。
上下間での「報告・連絡・相談」の必要性は、市場の変化が激しい昨今では、とても重要なポイントとなり、生き生きとした組織活動の源となるのです。