出張先の地方紙で見つけた、気になるコラム。
「高度資本主義社会においては、無駄は必要悪である。」とあった。
「無駄」を作り出しているのは人間か?大量消費と資本主義は緊密に結びついていて、過剰なサービースを提供することで、需要が喚起され、その結果「無駄」が発生する。
マネーが資本主義の血液ならば、「無駄」は脂肪ということである。
なるほど!しかし、無駄と感じるかどうかは、人それぞれの主観の問題である。
「無駄」にもいろいろとあり、環境配慮的「無駄」、経営資源的「無駄」、人的「無駄」...
十人十色の考え方がある「無駄」、何が無駄なのかは神のみぞ知る。
文末にこうあった「神のみぞ知る“無駄”だが、幸い我々人間は、その神から“もったいない”と判断できる、“直観”という素晴らしい能力を与えられている。」と結んでいる。
出張先での印象に残るコラムでした。