昨年秋からの世界的な経済破綻。
金融機関はもとより、様々な産業でその影響は広がりました。
自動車産業においても世界的に有名な企業、よく言う“ビッグスリー”「GM」「フォード」「クライスラー」。
自動車産業を支え続けた街が「アメリカ デトロイト」です。
何の話かと言うと「デトロイトタイガース」の活躍です。現在MLBアメリカンリーグ中地区で堂々の1位を走っています。近年は低迷が続いていた同チームですが、大変歴史の古いチームで、エグゼクティブからよりも労働者たちに愛され続けているチームとも言えます。そう言えば私も大好きな野茂投手も所属していましたね。
自動車産業を支え続けたまちデトロイトが、ビッグスリーの経済破綻を機に、雇用がなくなり、生活に不安持つ人々が大勢溢れています。
そんな人々の楽しみが「俺の街のチーム」デトロイトタイガースです。米国のチームは全米の各地に散らばった形で30チームあり、それぞれが“地域のコミュニティーとして確立されています。
今回の経済破綻で、タイガースの使用する球場の広告看板からビッグスリーが消えかけましたが、タイガースのオーナーが自費で、その企業の広告看板を維持しているそうです。
当社も地域貢献については、強く意識している企業ですが、自分の街そしてお隣を愛する気持ちを忘れないで、地域のコミュニティーになれるよう頑張りたいと再認識した話題でした。