2011年2月9日水曜日

空気の国

「空気の国」?

なんの話し?と感じると思います。

我が国日本は、物事が“空気”で決まる「空気の国」だ!

まだ分からない?

日本は、組織のリーダーを選ぶときに、『気配りができ』『嫌われていない』『調整ができる』人を選ぶ。得てして『チャレンジ精神が旺盛』『個性的』な人は、選ばれ難いものです。

そうです。“空気”とは「空気を読む」の“空気”です。

しかし、『気配り社長』の色が強いと、「調整力」を強く発揮するので、チャレンジする社風が出てこないし、責任の所在もうやむやになることが多いともいえる。

「調整重視」ですから、悪戯に会議は多く、特に幹部の会議は「いかに責任を分散するか!」に集中しており、何度も同じ議論を繰り返すことになる。

そして、何も変わらない。

政治や官僚に対する不満ばかりをぶつけ、自らが何ら変化しない経営者であってはなりません。

「責任は誰にあるか!」「経営のプロとはどのような人か!」を追及しなくてはならない。

「空気の国」の大勢の組織リーダーは、変化を見せる時が来たということだと思います。