2011年2月27日日曜日

もぐら叩きは楽しい?

日常の仕事の中で起こる突発的な出来事に振り回されて、または、部下や周りからの問い掛けに自分の時間の大半を奪われることを経験した管理職はいるはずです。

このように、自分が進もうとしている道に突如として現れる事件を「もぐら叩き」の様だと言った人がいる。

ゲームセンターにあるもぐら叩きは楽しいものです。しかし、ビジネスの上では、目の前の問題・課題ばかりに目が行って、毎日毎日“もぐら叩き”をしている人が少なくないはずです。

得てしてその様な人は、仕事量の豊富に満足し、一歩も前に進んでおらず、自分は疲れ、周辺の人々もその
不幸のスパイラルに巻き込んでいることに気付いていない人か多いものです。

ビジョン(計画・方針)を山登りに例えた話しは以前にもしましたが、山に登ると決めているにも関わらず、目の前に現れた「もぐら」を叩くことばかりに必死になり、“山”には登れていない!

少しぐらいの、“もぐら”が顔を出しても、そんなものは放置し“山頂”に向かえば、ちょっと前に気になっていたもぐらのことなんか忘れてしまうし、“山頂に向かえば向かうほど”その“もぐら”は出て来なくなるはずです。

答えは一つです。もう“もぐら”は気にせず、とにかく“山”に登ることです。