2011年2月12日土曜日

Ocean Green

私も名前だけですが、評議委員を仰せつかっております。「一般社団法人 海洋緑化協会」が主催する
「横浜港、海の水質改善シンポジウム」が、本日、日本丸訓練センターで開催されました。

基調講演では、「二価鉄イオンによる世界の水質改善」という演題で、“鉄炭団子”で有名な「百姓 杉本幹生」氏の30余年にも渡る、研究と実際の成果をお話し戴きました。

その後、海洋の関する専門家の方々らよる、パネルディスカッションを行われました。

“鉄炭団子”とは、森から海へ届かなくなった鉄分を、森の代わりに補給する役割をする、文字通り「鉄」と「炭」が一緒になった団子状のものです。

この鉄炭団子を海へ補給すると、鉄分のおかげで栄養のバランスがよくなり、“磯焼け”といわれる“海の砂漠化”やヘドロで汚れてしまった海を、以前のような生命が豊かな海に戻してくれるのです。

しかし、この鉄炭団子による研究とその成果を、多くの方々がご存じかというと、残念ながら...

今回の様な地道に活動をしながら、多くの方々に知って戴ければと感じております。

本日も、会場満員の方々にお越しいただき、海洋緑化や地球温暖化防止についての、認識が益々広まってきていることを感じました。

皆さまも是非、HP等でご確認下さい。

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