「時は金なり」といいます。
ここ数年、自己管理に関する書籍が爆発的に売れました。
その中で、もっとも注目されるのが「時間管理」です。
本当に多忙を極める現代の企業人。
貴重な時間をより効果的に使う為の考え方は時代とともに変化してまいりました。
第一世代は「メモ」や「チェックリスト」を活用し、実行の予定や内容を忘れない様に整理し管理しました。
第二世代は「カレンダー」や「スケジュール帳」によって、計画的に管理しました。
第三世代は、第一、第二世代のように身近でより足下を意識した管理から、少し遠い視点、ビジョンとなり、そのビジョンに向けて今がどうあるべきかを考える様になってきました。
要は、第三世代は第一、第二世代に目標という概念をプラスしたものといえます。
しかし目標を立てて、その将来の目標の為に今こうあるべきと言う考えは、非常に効率的な反面やる人に大きなプレッシャーを掛けるとも言われます。
その結果、「目標を達成するため」の第三世代的時間管理手法が「やらなければならないリスト」となり、逆に第一、第二世代に戻ってしまう傾向があると分析している専門家もいます。
人と人の関係、企業と顧客の関係、自分と自分との関係が、今、「第四世代」へと移行している言われています。
そこには、「目標」「目的」「関係のバランス」が結びついているかどうかに関係しているようです。
このことについては、さらに深堀して学習してみたいと思います。
「自分にとって最も大切な事柄は何か?」