ある経営コンサルのコラム、目に留まったのでかいつまんで話します。
コスト削減の依頼に来るクライアントのほとんどが、「コストを下げる魔法」があると信じていて、その魔法をかけたら何でも安くなるというイメージをお持ちの方が少なくない。
実際は、地味で愚直なやり方しかない。
そのアプローチは...
「安いものを買う」
「安いところから買う」
「安くする」
「買わない」
の四つに分けられる。
製造業であれば・・・
「安いものを買う」は、仕様の変更や部品の共通化。
「安いところから買う」は、サプライヤーの変更や集約。
「安くする」は、見積もりや適正価格の確認。サプライヤーの工程改善、支払い条件や物流の変更。
「買わない」は、買い替えをせず、代替えしたり、数量を押さえたりする。
私が感じたのは、この四つの手法、人件費には触れていないことです。
コスト削減は、「人件費削減頼み」というのがほとんどの企業が多いと言われます。
しかし、ここでは「人件費以外」でもやれることはたくさんあるという内容です。
前述の四つの方法ですが、効果的に行うコツがあるようです。
①社員の得になるようにする
②ルール化する
③強制する
の三つを上手く組み合わせることのようです。
“道徳観”や“倫理観”に訴えてもコスト削減は上手くいかない。
当社は違うと言いたいですが...
「会社全体の利益を考えているのは結局、役員を始めとする幹部だけだから」
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