2009年6月16日火曜日

世界就職氷河期

本日は、3営業日ぶりの株価1万円割れや米株式反落の報道がされています。景気後退を予測した足元利益確保の為の売りが進んだとある。

景気の後退で関係する一つが「就職難」である。この季節、欧米各国では卒業式のシーズンだが、ある大学では就職が決まっていない卒業生が35%もいるという。

景気が悪くなると、企業も「即戦力」を採用し、大学・高校の若年層の雇用は難しくなります。そこは、政治施策で何とかと思いますが...

アジアや欧米各国では、就職支援や求人情報サイト新設、若年層雇用促進の為の公的資金の投入は進んでいるようですが、今年の世界での失業者数は2憶3900万人にのぼり、失業率は7.4%でその内の若年層の割合は15.1%に上昇する恐れがあるそうです。

世界経済は底を脱した感がありますが、まだまだ問題は大きく残っているようです。

「若年層採用渋り」は人材の空洞化は企業にとっても大きな損失を招きます。企業立て直しと先を見越した人材確保。企業にとっては難しい課題であることは間違いないですね。