2009年6月24日水曜日

プロ野球育成新時代 その2

先日お話ししました。「プロ野球育成新時代」読売新聞が3回に渡り掲載したこの話題。

最終回の今回は、「外国人選手」や「ウエスタンリーグ」の現状について述べてある。

「外国人選手」といえば即戦力で「助っ人」と呼ばれる。しかし、最近では、米国、キューバ、ドミニカ、更には中国と育成制度導入から4年目で約20名におよび、粗削りな外国人選手を育成制度で安く獲得し、環境の整った日本で鍛えて新戦力とする方法が、新たな補強策になりつつあると言う。

しかし、育成制度をうまく活用できるチームとそうでないチームもあるようで、ウエスタンリーグは、近鉄の消滅により発足した楽天の本拠地移転に伴い、イースタンが7チーム、ウエスタンは5チームと歪な構図となり「試合数の減」による若手選手の実践経験や練習時間の不足に影響を与えている。

また、その対策に試合数を増やそうにも、イースタンと違い名古屋、大阪、兵庫、広島、福岡と広範囲に移動する為、経費にも関係するので難しいらしい。

この問題については、急には影響なさそうですが、中長期的な見方次第では大きく差が出そうな気がしますね。

「中長期的に戦略に基づく教育計画」。やはり、プロ野球もビジネス、一般の企業と何ら変わりはありませんね。

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