2009年6月20日土曜日

環境ビジネス、エコビジネス

昨日の全国産業廃棄物連合会総会での斉藤環境大臣のごあいさつに、「数年前までは環境は経済の足を引っ張ると言われてきたが、昨今は環境こそが経済を牽引すると言われている。業界と協調して日本版グリーンニューディールを実現させて、経済復興に貢献したい。」とあった。

昨日付けで、「エコポイント交換商品第一段271件」の発表があった。また、横浜市議会では、市立小中学校200校の太陽光発電パネル設置を決め、「スクールニューディール」的施策もスタートする。

先日ある方に「藤枝君、エコ関係の仕事は調子いいんだろ?」と質問されました。

「我々産業廃棄物処理の産業は、廃棄物を減らすのもの仕事ですが、逆に安定した企業運営の為に廃棄物を確保しなきゃいけない立場でもありますので、廃棄物を出される企業の減産や消費控えは、マーケット縮小に大きく起因するのですよ。」と答えました。

その方、「環境ニューディール」とか「エコ商品」とかよく聴くからおたくのの業界も良いのかと思っていた。」と言われました。

「産業廃棄物処理業」は環境ビジネス?

答えは?産業廃棄物処理だけでは「環境ビジネス」とは言えないと考えます。廃棄物や環境保全を取り巻く様々なアイデアやサービスに対価や共感を得られて、はじめて「環境ビジネス」と言える気がします。

また、それが理解できて事業を進めるのと、遠目に観て眺めているだけでは大きく違うと思います。

そういうことを感じさせられた会話でした。

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