本日の新聞報道。「産業廃棄物不法投棄 人工衛星で監視強化」
中央環境審議会の専門委員会は26日、産業廃棄物の不法投棄に関し、“不況で”業者が処理費を工面できず、不法投棄が広がる恐れがあるとして、人工衛星を活用した監視体制の整備や行政処分の強化を求める報告書案をまとめた。
という内容の報道。
規制を厳しくするのは大いに結構。検査や捜査の対象が広がり疑わしいものが徹底的に調査されるのも大いに結構。「捨て得」にならないように厳しく責任を追及すべきという指摘も大いに結構。
しかし、どこから不法投棄している廃棄物が実際に出ているか、国も行政も知っているはずです。
どのようなタイプの中間処理施設なのか、保管積み替え施設なのか、収集運搬か分かっているはずですよ!
そこを断たなくて「不適正処理」は無くなりませんよ。
実際に許可書を出している行政のご担当者は「不適正処理の根源」を知っているはずですよ。