2011年3月20日日曜日

報告②

グローバルテクノス梅沢社長が、被災地石巻から戻ってきました。
現地の状況を詳しく報告してくれましたのでご報告致します。
以下、梅沢社長が全国産業廃棄物連合会青年部協議会の会員向けに出した報告です。

神奈川県青年部報告です。

昨日、宮城県石巻市女川町へ、緊急物資をお届けいたしました。常備医薬品、水、燃料、おむつ、食品、マスク等、カーボンフリーコンサルティング中西社長にご協力頂き、日本財団、ピースボートと連携をとり、物資をかき集めトラック満載になりました。その他、子供達分として、飴玉をお渡ししました所、大変喜ばれました。
夜9時に出発し、朝4時に到着しました。(7時間)
走行キロは、450km、緊急車両登録をすませ、高速道路を利用しました。(高速は全て無料、給油は優先でした)高速道路は、至る所で段差が生じておりますので、行かれる方は充分ご注意ください。被災地周辺では、給油は不可能なので、エンジンをかけたまま車中で待機は出来ないので、防寒対策が必要です。
もちろん街はゴーストタウンですので、食べ物、飲み物等一切ありません。重ねてご注意願います。
被災地は報道の通り、甚大な被害による惨状が四方八方に広がっていて、言葉を失いました。
女川町の災害対策本部長のお話をお聞きしました所、やっと道路のがれきが自衛隊によってかたずけられ、燃料や物資も到着するようになってきた。今日から、電力も使えるようになりテレビによる情報が入手できるようになった事などを喜んでおられました。
しかし、少人数の避難所は、今でも孤立しており、自衛隊をはじめボランテイアの方々に徒歩で物資の供給をしていただいているとの事でした。心より、敬意を表します。
物資保管所の自衛隊員にヒアリングしたところ、水をはじめ、おむつ、生理用品、トイレットペーパーなどが早々に無くなってしまうとの事でした。自衛隊は、大連隊を組み様々な活動を展開しており、とても頼もしく感じました。
避難所の方々は互いに協力し、炊き出しを行ない、おやつのイベントなど、やさしさ、思いやりをもって団結しています。被災者の方々の避難所生活は、長期化が予想されます。
今回は、全産連青年部会としても、物資提供の署名がされています。今後もみんなで力を合わせて頑張りましょう。
以上