2011年5月15日日曜日

大道(おおどう)をまっすぐに進む

何かを成し得るためには、何事にも順序、段階を経なければなりません。

しかし、人間誰しもなるべく早く、簡単に、楽に成し遂げたいという欲望が沸いてくるものです。

しかし、目指すものには必ず大道(おおどう)があります。大道を歩いていても障害や行きづまりに出会います。

大道(おおどう)を行くと言う事は、避けては通れない試練や、その段階を経ないと味わえない経験則を、身体で、心で感じることだと思います。

「近道を行く者は、決して大成しない!」

論語には、『行くに径(こみち)に由(よ)らず』という言葉があります。

“径”とは(こみち=小道)であり、「近道」を意味します。

すなわち、『大道をまっすぐに進め!』という意味です。

言わば、“小道”を行った者は決して大成しないということです。

私の大好きな言葉ででもあります。

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