何かを成し得るためには、何事にも順序、段階を経なければなりません。
しかし、人間誰しもなるべく早く、簡単に、楽に成し遂げたいという欲望が沸いてくるものです。
しかし、目指すものには必ず大道(おおどう)があります。大道を歩いていても障害や行きづまりに出会います。
大道(おおどう)を行くと言う事は、避けては通れない試練や、その段階を経ないと味わえない経験則を、身体で、心で感じることだと思います。
「近道を行く者は、決して大成しない!」
論語には、『行くに径(こみち)に由(よ)らず』という言葉があります。
“径”とは(こみち=小道)であり、「近道」を意味します。
すなわち、『大道をまっすぐに進め!』という意味です。
言わば、“小道”を行った者は決して大成しないということです。
私の大好きな言葉ででもあります。
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