2011年5月14日土曜日

皮肉なことに

私は時間を見て、ビジネス誌のバックナンバーを確認します。

あるビジネス誌の広告特集記事に被災前の福島第二原発の記事があった。

「最新技術と絶妙な連携が可能にする、クリーン電力の安全・安定的な供給」という見出し。

電力会社とプラントメーカーとのパートナーシップを中心として記載されている。

小見出しを見ると...

「首都圏の産業と暮らしを支える原子力発電。」
「プラントメーカーと二人三脚で安全を確保」
「気泡を用いてひびを防ぐ世界屈指の技術」「高い技術を支える匠の技能」
「非常時でも確実に電源を供給するディーゼル発電機」
「柏崎、刈羽の教訓を生かした耐震性向上工事」
「地震など非常時対策にも万全を期す」

振り返りの大切さは、別な意味で重要な事があるものです。

福島県産の農畜産物や資材等に対して与える、今回の原発事故が及ぼす“風評被害”は甚大なものへ拡大しています。

これから始まる災害廃棄物撤去作業についても、大きく影響を与えるでしょう。

何が安全?どの情報が正しいのか?そして、今後どのように終結していくのか?国民はこのことを一番知りたいのです。

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