2011年5月4日水曜日

ぶれないリーダー

昨日に引き続き“ぶれない”に関する話題。

“ぶれない”リーダーは、総じてどの様な考えずと行動を“習慣的”に行っているのか?

ファーストリテイング最高経営者柳井正氏の著書から紐解いてみます。

1.常に目標を掲げることのできる経営者か?
2.成果を第一に考える経営者か?
3.事実を把握している経営者か?
4.現場の意をくみ取る経営者か?
5.部下の成果を正当に評価する経営者か?
6.失敗を体験を生かせるリーダーか?

この6項目が全てを物語っていますが、私は特に1.3.と5.6.を重要視します。

1.は、ゴールを決めれば、その為には何をすべきかが見えてきます。
3.は、信頼する各グループの長からの報・連・相が事実かどうかを、数字と照らし合わせながら“嗅ぎ分け”ます。
5.は、会社の勢い、社員のモチベーションの向上は、個々への正しい評価です。数字で計れるものと計れないものがあります。先入観や一時的な社員の反応・対応だけで評価してはいけないのです。

そして、失敗の経験こそが、その後のより周到な奥の深い計画を生む『学習体験』に変わると考えます。