本日、もっとも大きな国民の関心となる“政治”の動き。
退陣か解散か?はたまた否決か?
報道ではよく「リーダーシップ」とか「リーダーの資質」とか、総理大臣を表現する言葉として使われます。
リーダーの資質を議論する前に、リーダーとはどのような「立場」か?を理解する必要があります。
リーダーが必要とされる場面はとは? 簡単にいうと集団が分岐点に立たされた時です。
「どっちにいくの?」という場面だと思います。
分岐点、岐路とは?「将来が決まるような重大な場面」ですが、リーダーは進むべき道を最終的に決めなくてはなりません。
リーダーの仕事で最も大変なのがここにあると思います。
「正しいかどうか、不確実な将来」について“判断”“決定”することは大きな責任を伴う大変な仕事です。
そこで、この大変な仕事を行うリーダーとしての資質です。
先ずは「判断力」組織や集団の中で与えられた材料を手がかりとして、時間内に不確実な将来について判断しなくてはなりません。
第二に、「説明力」判断の根拠をリーダーとは立場が異なるメンバーが納得いくように説明しなくてはなりません。
第三に、「誠実さ」組織のリーダーの私利私欲のために我々は動かされていないか?というメンバーの疑念を晴らすのは誠実さなのだとおもいます。
ここにあげた資質は極々一部であり、現在のように様々な考えが交差する時代には、さらに多くの資質が必要とされます。
ただ、言えることは、現在の集団が求めるリーダーとは、「イノベーション」を可能とするリーダーだということてす。
「変わらなくてはいけない」と誰でも思っているはずです。ですから、「変わることを可能にするリーダーの出現」を期待しているのだと思います。
このことについては、国の政ごとだけではなく企業の中でも同様です。
イノベーションするための“ビジョン構想力”“人材登用力”“意思決定力”、それを実現するための“判断力”“説明力”“意思貫徹力”。
今回の内閣不信任案提出に関して、リーダーの立場と今後必要なリーダーとは?を少し考えてみました。
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