「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。
万有引力を発見した、ニュートンはここ言いました。
「もし私が他の人よりも遠くを見ているとしたら、それは巨人の肩の上に立っているからだ」
先人の業績の上にそれ(万有引力の発見)を成し遂げたことを語ったメッセージです。
「経験」に学び、遠回りしながら、苦労しながら、何かを見出すのも大切なことです。
しかし、回り道をするには、あまりにも人生は短いとも言えます。
ここでも相反することを考えなくてはなりません。
先人たちの業績や本質に学び、自身の行動で得た経験をプラスすることで、「自分が望んだ結果を実現し」、「自分が望んだ人生を実現できる」のだと思います。
道を歩く例えでいうと
「すでに通った人がいる道は、その人(先人)から近道(知恵)を聞き出し(学び)、障害や猛獣(リスクや危険予知)の潜むところを聞き出して(学び)早々に切りぬけ、まだ他の誰も歩いたことのない、道なき道をじっくりと歩き、道を作っていく。」
まさにこれが「歴史に学ぶ」ということででしょう。