2011年6月21日火曜日

エンパワーメント

「エンパワーメント」・・・“自立性を促し”、“支援する”こと。

組織の中での「エンパワーメント」を進めることは、リーダーとして大きな役割の一つです。

2000年前後に一種のビジネス流行語となった「エンパワーメント」。訳語が「権限譲渡」としたために、目標や方針だけを示し、後は部下に丸投げするといった上司が増えました。

その結果、組織は疲弊し、仕事は回らなくなりました。

「エンパワーメント」という言葉が持つそもそもの意味「組織の人の力を引き出す」という本質が伝わらなかったようです。

さて、現在の「エンパワーメント」に戻りますが、前述の反省をふまえ管理の重要性再認識した組織は管理強化に向かう訳ですが、物事を進める上で、あまりにも部下をコントロール(管理)しすぎると、指示待ち部下が増え、部下の成長や貢献の機会を奪うのも事実です。

失敗が許されない仕事や、経験が不足している社員などには管理が必要だが、ある程度「部下の仕事に対する情熱や才能を解放する」ことも大切であります。

では、現在のビジネスシーンで、「エンパワーメント」を進める上で、妨げとなっていることとは何でしょうか?

上位から...

・上司が放任を恐れている。
・ベクトルが合っていない。
・上司にスキルがない。
・社員にスキルがない。
・社員が責任を負いたくない。
・上司が忙しすぎる。
・経営層、上層部が管理しすぎる。
・会社にビジョンがない。
・社員が上司を信頼していない。
・社員が誠実でない。

それでは、どのようにして「エンパワーメント」を進めれば良いのでしょうか?

今日は、少し長くなりましたので、続きは後日ということで...

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