企業のトップには、重要な“決断”しなくてはならない場面があります。
何日も、何日も答えが出るまで考えます。
しかし、どこかで決断しなくてはなりません。その決断が選択肢によっては辛いこともあります。
では、決断しなくてはならない場面では、どのような考え方をすべきなのでしょうか?
一番重要なことは「一番大切なものは何か?」です。
決断するときに「一番大切なものは何か?」を自問することで、その糸口が見つかります。
勿論、「一番大切なものは何か?」の考えが間違っていなければが前提ですが...
2番目は、「覚悟」です。
あらゆるリスクを受け止める「覚悟」をもって決断しなくてはなりません。
3番目は、「後悔」しないことです。
決断の場面で、最善を尽くすことです。
4番目は、「いい経験」と思うことです。
いい経験のつもりでやってみること、何も決断しないより経験する方が大事です。
5番目は、「割り切り」です。
乱暴な言い方ですが、「なるようになれ」も必要な場面もあります。
最後は、「このままでいい」です。
決断=選択というイメージがありますが、「このままでいい」も立派に選択肢の一つです。
誤解のない様に、これは、あくまでも私の学習の中で知り得た“知識”です。
決断するときの考え方は?と尋ねられたら、こうですということで、人に伝えるとしたらこの様に“書けます”ということです。
決断する企業トップは、自分なりの『決断の方程式』を持っているものです。
私にもあります。
決断に対する考え方は千差万別であり、なにが正解はありません。
言えることは、人生にも企業にも「一番大切のものの為に決断すべき時が、必ずくる」ということです。