2011年6月13日月曜日

決断するための考え方

企業のトップには、重要な“決断”しなくてはならない場面があります。

何日も、何日も答えが出るまで考えます。

しかし、どこかで決断しなくてはなりません。その決断が選択肢によっては辛いこともあります。

では、決断しなくてはならない場面では、どのような考え方をすべきなのでしょうか?

一番重要なことは「一番大切なものは何か?」です。

決断するときに「一番大切なものは何か?」を自問することで、その糸口が見つかります。

勿論、「一番大切なものは何か?」の考えが間違っていなければが前提ですが...

2番目は、「覚悟」です。

あらゆるリスクを受け止める「覚悟」をもって決断しなくてはなりません。

3番目は、「後悔」しないことです。

決断の場面で、最善を尽くすことです。

4番目は、「いい経験」と思うことです。

いい経験のつもりでやってみること、何も決断しないより経験する方が大事です。

5番目は、「割り切り」です。

乱暴な言い方ですが、「なるようになれ」も必要な場面もあります。

最後は、「このままでいい」です。

決断=選択というイメージがありますが、「このままでいい」も立派に選択肢の一つです。

誤解のない様に、これは、あくまでも私の学習の中で知り得た“知識”です。

決断するときの考え方は?と尋ねられたら、こうですということで、人に伝えるとしたらこの様に“書けます”ということです。

決断する企業トップは、自分なりの『決断の方程式』を持っているものです。

私にもあります。

決断に対する考え方は千差万別であり、なにが正解はありません。

言えることは、人生にも企業にも「一番大切のものの為に決断すべき時が、必ずくる」ということです。