2011年6月6日月曜日

部下はリーダーのことを見ている

組織のメンバーを本当にモチベートしたければ、メンバー個々のニーズを把握し、満たしていかなくてはなりません。

今までのマネージメントは、「言われたから行動する」「不本意だが従う」「反抗または拒否」。といったメンバーが抱く不満をコントロールすることで成果を上げてきました。

しかし、現代のように情報が簡単に誰でも集めることができ、多くの労働市場を知識労働者が占める時代には、不満のコントロールだけでは十分なマネジメント、リーダーシップとは言えなくなりました。

人間のもっとコアな部分、心の核とでも言いましょうか、あらゆる人間の基本的なニーズとモチベーションに結びつく部分を満たしてあげる必要性があります。

肉体、知性、情緒、精神といった人間の核の部分を満たすということです。

メンバーが抱く、反抗や拒否、怒りといった感情は、リーダー側に原因があることが多いのです。

組織の中では、常に部下はリーダーを見ています。

そして部下は、リーダーを見て自身の態度を決めるものだと、リーダーは知っていなくてはならないのです。