神奈川新聞のスポーツ欄に連載がスタートした「被災地から来たチームメイト」。
東電福島第一原発事故の影響で、発電所から約3.5kmの至近距離にある、過去に夏の甲子園3度の出場を誇る名門「双葉高校」。
1日付けの記事では、原発事故の影響で、部員約30名は半分の約15名を残し、他の街へと移らざるを得ない状況となっており、その中で神奈川県大和南高校へ双葉高校から転校した、双葉高校のエース久保田君の事故後の経緯や現状を紹介しています。
今回紹介されている「久保田君」、事故発生日までは、名門高校のエースで今大会プロ注目の投手でもあったようです。
実力的にも甲子園出場を期待されていただけに、本当に気の毒に感じざるを得ません。
しかしそこはスポーツマン、記事によると現在はチームメイトとも打ち解け、新チームでの甲子園出場と元チームメイトとの甲子園での戦いを新しい目標とし頑張っているようです。
今大会、このような“被害”を受けた学校や球児がたくさんいることを忘れてはいけませんね。
私も、元高校球児ですが、自分がこのような状況に陥っていたらどうなっただろうな?と考えてみると。
当時は、野球が生き甲斐であり、野球が青春のすべてであり、大げさに言いますと「野球は私の宗教」と言ってもいいぐらいでした。
おそらく、究極の失望感、絶望感に喘ぎ、他人を憎み、それこそこの世の終わりの様になっていたでしょうね。
今頃の若者とはいえ、久保田君も元チームメイトもその心境は想像を超えるものだったと思います。
しかし、誰を怨んでも仕方がありません。
とにかく全力を出し切って頑張って、好成績を残してください。
私も、陰ながら応援したいと思います。
頑張れ! 双葉高校
頑張れ! 大和南高校
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